八幡「ゆっ雪ノ下さん!?説明してくれませんか!?」
陽乃は八幡の拘束を解きながら
陽乃「えっ?説明って若頭さんとのこと?それとも私の未来の旦那様って言った事?///」あはは
冗談じゃなく本気で照れている
この今の状況で
八幡は狂気すら感じた
陽乃「まーそれはまた今度ね!とりあえずこの場をどうしましょ?」ニコニコ
隼人「まぁとにかく最悪の事態は避けられたと言っていいんじゃない?女の子はケガもしてないようだし。ただ心の傷は簡単には癒えない。わかりますよね?」
若頭「・・・はい。」アセアセ
隼人「彼に至っては大怪我を負わされている。治療に関してはこちらで責任を持ちます。その為にかかった治療費は当然請求させて頂いきます。」
若頭「もっもちろんです!!」
陽乃「それだけ?」ニコニコ
陽乃の笑顔がこれ程に恐ろしいとは
隼人「被害者それぞれにそれ相応の慰謝料を。宜しいですね?」
若頭「はい!もちろんです!!」
陽乃「だってさ!でもそれだけじゃ許せないよね。このゴミ共の処理どうしよっか?」ニコニコ
誰もが立ち尽くすしかなかった
だが1人反旗を翻した
裕也「いったいなんなんだよ!おめーは!!調子に乗ってんじゃねーぞ!!」激昂
痺れを切らしたの裕也だった
陽乃「いやー。怖ーい。」棒読み
若頭「なっなんて事を!?おいリーダー!!てめぇ下のもんにどんな教育してんだっ!?馬鹿野郎がっ!!」激昂
リーダー「すっ!すいません!!裕也お前は黙ってろ!!」
裕也「黙ってられませんよ!!リーダーこそなんなんですか!?小娘に土下座するような、こんな見た目だけのおっさんに好きなように言わせておいて悔しくないんすか!?」
裕也が言い終わるのとほぼ同時に腹部に激しい痛みが走り崩れ落ちる
リーダーが裕也にボディブローを食らわせたのだった
裕也「なっ。なんで・・・。」
若頭が裕也に近寄り話かける
若頭「おい兄ちゃん。威勢がいいのはいい事だ。この状況で啖呵を切れる奴はそうはいねえ。だがな相手を見て物を言え。」
裕也「ぐっ!ぐはっ!!」
若頭「大人の事情もわからないようなら命がいくつあっても足んねえぞ!!」
若頭は裕也の髪を持ち顔を上げさせる
若頭「お前が楯突いたこのお方のお父上はな、この県のお偉いさんなんだよ。表はもちろん裏でも知らない人はいないくらいのな。当然お嬢さんである陽乃さんとも懇意にさせてもらっている。」
裕也「はあ。はあ。」
若頭「お前のせいで機嫌が損なわれたとしたらどうするつもりだ?ああ?」
陽乃「若頭さん。この人全く反省してないみたいですね?やっぱり組長さんに・・・。」ニコニコ
若頭「かっ!勘弁してください!!それだけは!!組長の耳に今回の事が知れたら私は破門ではすみません!!」
陽乃「そうですか?私の旦那様に暴力を振るうような人ですよ?そして旦那様の妹。私にとったら義理の妹をレイプしようとしたんです。やっぱり許せません!だよね?ヒキガヤくん?」ニコニコ
八幡「うっ。えっと・・・。」
隼人「うーん。そうですね。では警察に引き渡します。それでいいですか?」
若頭「うっ。やむをえません。それで皆さんの気が晴れるのであれば・・・。」
正直何が正解かなんてわからなかった
今ここでこいつら全員を血祭りにしたって気は晴れない
小町や南、他の子達だってそうだろう
この世は理不尽だ
だけどこいつらの為にいつまでもトラウマを抱えて欲しくない
大人に任せるしかなかった
若頭「ではこいつらは今日責任を持って全員自首させます。」
若頭はどこかに電話をする
するとすぐに黒服の男が10人ほどなだれ込んできた
それぞれ陽乃に頭を下げ男達を拘束をした
金髪「ちょっ!?」
坊主「痛いって!!」
オールバック「離せよ!!」
鼻ピ「待ってくださいよ!」
康介「ひえっ!」
健人「うっ!」
リーダー「・・・。」
陽乃「今回の事をビジネスにしようとお考えになられたのは、若頭さん。あなたですよね?」
若頭「・・・はい。リーダーから女に睡眠薬を使いレイプしていると聞き、それを販売すればいいシノギになると考えました。」
陽乃「では今回初めてこの件に関わられたわけですね?それに嘘偽りはありませんか?」
若頭「はい。本当に申し訳ありませんでした!」土下座
陽乃「あなたの処遇は今後考えさせて頂きます。とりあえず女の子達とこの人のケアをお願いします。」
レイプ犯達は黒服の男達に連行された
若頭と呼ばれる男に連れられ八幡と女の子達は車に乗せられた
若頭は残った陽乃と隼人、メガネに対し深々とお辞儀をした
黒塗りの高級車に続き八幡達が乗せられたバンが発進する
陽乃と隼人が手を振る
それに合図を送る
八幡「・・・ふう。終わったのか・・・。なんだかスッキリしないな。」
小町「・・・うん。」
南「これでよかったのかな・・・。」
他の子達はそれぞれに泣いていた
八幡「わからん。けどみんな無事だったんだ。良かったよ!」
小町「お兄ちゃん・・・。」ぐすっ
南「八幡・・・。」ぐすっ
2人は八幡に寄り添いながら泣いた
緊張の糸が解れたのか次第に号泣しだす
それを見た他の子達も号泣しだした
みんな怖かったんだろうな
でも、本当に・・・本当に良かった