※この作品はR-18です。

俺のファミリー   作:ぺろぺーろ

202 / 295
事後の世界 1

 

 

てくてく

 

八幡「マジっすか?」

 

てくてく

 

雪乃「本気だけれど?」

 

てくてく

 

八幡「いやーまあ。あのさ。」

 

てくてく

 

雪乃「だってあなた言わなかった?」

 

てくてく

 

八幡「いやー。確かに彼女さん達の好きなようにさせてあげたいとは言ったけども・・・。」

 

雪乃「だったらいいじゃない。」

 

てくてく

 

八幡「・・・はぁ。」

 

 

死闘を繰り広げた次の日の朝。

 

本当なら3人だったはずの登校道。

 

八幡と雪乃は学校に向かう。

 

 

ブボっ!

 

「えっ?えっ?えぇっ!?」

 

誰かと思えばお馴染みの我らが生徒会長。

 

八幡「よっ。よう。いろは。おはよう。」

 

雪乃「あら。いろはちゃんごきげんよう。」クスクス

 

八幡と雪乃2人の姿に驚くあまり、飲んでいたコーヒーを吹き出したようだ。

 

いろは「あっ。おはようございます。」拭き拭き

 

ハンカチで口元を拭くいろはは信じられないといった様子だ。

 

いろは「あっあのー。雪ノ下先輩?」

 

雪乃「はい?」

 

いろは「もしかしてー・・・。」

 

雪乃「そうね。ご想像通りかしら。」クスクス

 

いろは「まさかですね。雪ノ下先輩が・・・。」

 

八幡「まあ。そうだよなぁ。」

 

いろはは2人の姿をまじまじと見つめる。

 

それもそのはず。

 

雪乃が八幡に寄り添い、腕を組みながら登校していたのだ。

 

いろは「・・・ということは・・・。昨日ですか?」

 

雪乃「ええ。」クスクス

 

いろは「ふふふ。遂に雪ノ下先輩までも!さすがは私の未来の旦那様です!」

 

雪乃「ふふふ。できたら「私達の」でお願いできるかしら。」クスクス

 

いろは「ふふふ。そうですね。あー雪乃先輩が女の子の顔してますー。あの氷の女王雪ノ下雪乃がー。」クスクス

 

雪乃「氷なんて簡単に溶けちゃうものね。」クスクス

 

いろは「ですよねー。先輩の手にかかれば。」あはは

 

すると雪乃は八幡から少し離れ

 

雪乃「いろはちゃん。正式にこれからもよろしくお願いします。」

 

そう言い深く頭を下げる。

 

いろは「あはは。改まって頂かなくても雪乃先輩はとっくにファミリーの一員じゃないですか!こちらこそよろしくお願いします!」

 

いろはも深々と頭を下げる。

 

いろは「あー。でもぶっちゃけますと、雪乃先輩はフェイクなんだろうなって思ってました。」あはは

 

八幡「ほう?」

 

いろは「んー。女の勘ですよ?ただなんとなく。」

 

雪乃「ふふふ。鋭いわね。いろはちゃんの考えてる事が正解よ。」

 

雪乃は事の経緯を話す。

 

 

いろは「あーなるほど。だいたい正解でしたね。でも雪乃先輩がこんなにデレちゃうとは思っていませんでした。」あはは

 

雪乃「所詮私もただのメスだったって事ね。」クスクス

 

いろは「それは私もですね。」あはは

 

いろはは八幡の空いている方の腕に手を回す。

 

いろは「さあ遅刻しちゃいますよ!」

 

八幡「まさかこのまま行くの?」

 

雪乃「当然よ。」クスクス

 

いろは「当然です!」あはは

 

八幡「はあ。また目立ってしまうぅ。ステルス性能を本当に磨かないと。」

 

3人は仲良く歩き出す。

 

 

当然学校が近づくにつれ周りは生徒が多くなる。

 

 

モブ子「会長おはよう!」

 

いろは「おはよー。」

 

モブ子「朝からラブラブだね!羨ましいよ!」

 

いろは「あはは。」

 

 

モブ美「雪ノ下さん。おはよう。」

 

雪乃「おはようモブ美さん。」

 

モブ美「仲良さそうでなによりね。私も早く彼氏が欲しいわ。」

 

雪乃「あなたなら大丈夫よ。良い人がすぐに見つかるわ。」クスクス

 

 

次々と声をかけられる2人。

 

八幡「なあ?おい。」

 

いろは「はい?」

 

雪乃「なあに?」

 

八幡「なぜ誰も疑問に感じない?俺たち3人で腕を組んでるんだぞ?」

 

いろは「んー。そうですね。おそらくー」

 

雪乃「私達が思っている以上に私達の関係が認知されているって事かしら?」

 

いろは「ですねー。認知だけでなく、理解されてるのでしょうか。」

 

雪乃「かもしれないわね。」クスクス

 

八幡「じゃあ時折鋭く冷たい視線が突き刺さるのはなぜだ!?」

 

いろは「先輩は男子には良く思われてないでしょうし。」クスクス

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。