瑞樹「あっお兄さんお久しぶりですぅ。」
八幡「ああ。いきなり電話して悪かったな。今大丈夫か?」
放課後、奉仕部で瑞樹に電話する八幡。
雪乃、結衣、いろはは3人で談笑中。
瑞樹「大丈夫ですよぉ。今事務所なんですぅ。」
八幡「そうか。あのさ、週末の事なんだけど・・・。」
瑞樹「はぁい。やっとですぅ。やっとお兄さんと会えますぅ///」
八幡「あっいやっ。あの。」
瑞樹「はぁい?」
八幡「いやー。あのさ大丈夫なのかなーって思ったんだよ。事務所的な問題とかさ。」
3人 ピクっ
ヒソヒソ
いろは「あれって瑞樹ちゃんとですか?」ヒソヒソ
結衣「おそらくそうだと思うよ。」ヒソヒソ
雪乃「週末のデート断るのかしら?」ヒソヒソ
瑞樹「あー普通は事務所的にはNGだと思いますよぉ。」
八幡「だっだよな?瑞樹ちゃんあっという間に有名人になっちゃったもんな。残念だけど・・・。」
瑞樹「大丈夫ですよぉ。もう許可は頂いてますからぁ。」
八幡「へっ?」
瑞樹「だから大丈夫ですぅ。事務所の社長さんに許可もらえたんですぅ。」
八幡「ぬぁっ!?いっ!いったいどうやって!?」
瑞樹「あはは。マネージャーさんにデートの話をしたんですぅ。取材の時にお兄さんの話はしてますので、言ってしまった方が話が早いかと思いましてぇ。」
八幡「うっ。そっそしたらマネージャーはなんて!?」
瑞樹「怒ってましたぁ。あはは。」
八幡「あははじゃねーよっ!!そりゃ怒るに決まってるでしょーが!!」
瑞樹「どうしてですかぁ?私アイドルじゃないんですよぉ?事務所に入る時にも恋愛禁止なんて言われてませんしぃ。」
八幡「いやあのね。確かに君はモデルなんだろうけども、今やそのへんのアイドルより人気者だよね?事務所的にも君のスキャンダルは本当に怖いんじゃないかな?」
瑞樹「あーマネージャーさんにも同じような事を言われましたぁ。あはは。」
八幡「だろ?そうでしょうよ!?」
瑞樹「なので事務所辞めようと思ったんですぅ。」
八幡「ファッ!!?」
思わず立ち上がる八幡。
瑞樹「マネージャーさんでは話にならないので偉い人に辞めますって言いに行きましたぁ。」
八幡「ファッファッ!!?」
瑞樹「そうしたら好きにして良いから辞めないでくれって言われましたぁ。あはは。」
八幡「なっ!なんつー事言いやがるんだこいつわっ!!どう考えてもマネージャーの意見が正しいだろうが!!」
瑞樹「そうですねぇ。そうかもしれませんが、私にも譲れないものがありますのでぇ。えへへ///」
八幡「こっわ!この子怖いっ!しかし開きかけた芸能界への道だぞ!?そんなに簡単に辞めるとか言っちゃだめだよ!」
瑞樹「あのーお兄さん何か勘違いされていますねぇ。」
八幡「えっ?」
瑞樹「私は芸能界に興味なんてありませんよぉ?」
八幡「あれ?あー。モデル業一本ってことか。それなのに周りが勝手に騒いでしまってってヤツかな?」
瑞樹「いえ。モデルもただのバイトです。」
八幡「ファッ!!?」
瑞樹「私の夢は服を着る事ではなくて服を作る事ですぅ。」
八幡「えっ?えっ!?」
瑞樹「将来服飾デザイナーになりたいんですぅ。そのためのお勉強プラス、アルバイトとしてモデルのお仕事をしているんですぅ。」
八幡「なっ!?そうだったの?」
瑞樹「はぁい。なのでお兄さんはお気になさらず。あはは。」
八幡「いやっ。でもっ。あのっ。」
いろは「へぇーそーだったんですかー。」
八幡「ファッ!!?」ガタッ
結衣「それならいいんじゃないかな?」
雪乃「でもそうは言っても事務所に迷惑がかからないかしら?」
八幡「なっ?お前ら聞き耳立ててたのか!?」
結衣「静かな奉仕部の部室だよ?それにヒッキーのケータイの受話音量大きすぎるんだよ。」
いろは「嫌でも聞こえてきます。」
雪乃「本当に隠し事なんてできないわね。」クスクス
瑞樹(!!)
瑞樹「・・・お兄さん。ケータイをスピーカーにして頂けますかぁ?」
八幡(やばいっ!)