執事は大きなロビーに2人と黒服を通し、瑞樹に耳打ちをし何かを渡す。
そしてエレベータ前まで案内する。
執事「ごゆるりとお寛ぎくださいませ。」
瑞樹「ありがとうございまぁす。」
執事と黒服が深くお辞儀をして2人を見送る。
エレベータが閉まり
八幡「えっ!?なっ!?なんなの!?何処だよここはっ!!?」
瑞樹「あははは。大きなビル?かなぁ。」
八幡「えっ!?ちょっと!!」
瑞樹「すぐにわかるからぁ。」
エレベータは36階で停まる。
途中何処にも停まらず直通で36階まで。
その事を不審に感じながらも
エレベータの扉が開く。
眩いばかりの装飾品に目が眩む。
瑞樹「えっとぉ。3602。3603。3604。3605!ここだぁ!」
瑞樹は鍵を取り出し大きな扉を開ける。
するとその中は、
八幡「なっ!」
瑞樹「すごーい!」
八幡「えっ!?ホッ!ホテル!?」
簡単に言ってしまえば高級ホテルのスイートルーム。
八幡「なっ?なんだよ!?なんて広さなんだよ!!」
テレビや雑誌で見たことがあるような高級ホテルのスイートルーム。
その更に上を行くような超VIP専用のスイート。
2人はただただ驚くばかりだった。
八幡「みっ瑞樹ちゃん。そっそろそろ説明が欲しいんだけど。」
瑞樹「そうですね。ではソファにでも座ってお話しましょう。」
八幡と瑞樹はバカでかいソファに座る。
八幡「とりあえず超高級ホテルということだけはわかった。」
瑞樹「んー近からず遠からずってところでしょうか?外からこの建物を見ましたよね?」
八幡「ああ。」
瑞樹「ホテルに見えました?」
八幡「・・・言われてみれば・・・。」
瑞樹「そうなんです。ビル自体は大型複合商業施設です。」
八幡「そうか・・・。」
瑞樹「他の階には普通にショップや企業が入っているようです。簡単に言えば六本木ヒルズのような。」
八幡「なるほど。で、高層階はホテルになっているのか?」
瑞樹「残念!表向きはマンションです。まあ住居スペースと言いますか。お金持ちの住むところですね!」
八幡「あーはいはい。表向き?」
瑞樹「そうなんです。実はこの36階と37階だけは高級ホテルになっています。超VIPがお忍びで使える。」
八幡「!だから直通だったのか!」
瑞樹「そうなんです。おもに芸能人や政界人が使用する為の、簡単に言えば高級なラブホテルですぅ///」
八幡「はっ!?ラブホ!?」
瑞樹「そうですよぉ///私達はラブホテルに来ちゃいましたぁ///」
八幡「ちょっと待て待て待てーい!!」
瑞樹「はぁい?」
八幡「あっ。あれだよね?ここだったら誰の目にも触れないし、遠慮せずカラオケとかゲームとかできるからって目的だよね!?」
瑞樹「それだけじゃないです!」
八幡「そうか!ご飯も食べられる!!」
瑞樹「そうです!!そして!」
八幡「お昼寝もできる!!」
瑞樹「・・・そうです!そしてぇ!!」
八幡「・・・ちょっと待てよ。えっと?この超高級なラブホってもちろん有料ですよねー?」
瑞樹「あー。えっと。一泊100万くらいみたいですぅ。」
八幡「ひゃっ!100万!?ちょっ!?えっ!?」
瑞樹「今回は事務所の社長がプレゼントしてくれましたからぁ。大丈夫ですよぉ?次からは有料ですけどぉ。」
八幡「瑞樹ちゃん。君良い社長と出会えたね。っつーかやっぱ社長めちゃめちゃ儲かってるじゃん!!一泊100万をポーンとプレゼントできるくらい瑞樹ちゃんで儲かってるってことじゃんかっ!!君には一体どれだけの経済効果があるって言うんだよぉぉっっ!!」
瑞樹「良くわからないんですけどぉ。今回事務所を辞めるって話が社長の耳にも届いたみたいなんですぅ。そうしたら社長が彼氏と行っておいでって。秘密にしておいてごめんなさぁい。」
八幡「えっ!?社長に彼氏と行っておいでって言われたの!?社長ゆるすぎないっ!?瑞樹ちゃんに男できても良いって事!?最悪の場合孕まされる事だってあるにぃっ!!?」
瑞樹「えっ?///」