比企谷家
足早に帰ってきた八幡の頭の中はもういっぱいいっぱいだった。
八幡(早く!早く抜きたいっ!)
ガチャ
小町「あー。おかえりーお兄ちゃん。」
八幡「おう。ただいま。」
リビングでくつろぐ小町。
それを尻目に冷蔵庫から飲み物を取り出す。
小町「それにしても早いね。部活休みだったの?」
小町はソファに座りテレビを見ている。
八幡「ああ。ちょっとな。あー部屋で大事な用があるから部屋にいるわ。」
八幡はそそくさと部屋に行こうとしていた。
小町「えっ?ちょっと待ってよー。早く帰って来た時くらいかまってよー。」
八幡「くっ!可愛い小町にそう言われると・・・。だがダメだ!今日はダメなんだ!」
小町「そんなこと言わずにさー。お兄ちゃんがかまってくれないと小町寂しくて死んじゃうよー。」上目遣い
八幡「ぐはっ!破壊力が高い!わかった!わかったから!少しだけだぞ?」
小町の制止を振り切れない八幡は仕方なくソファに座る。
小町「そうこなくっちゃ!」
小町は嬉しそうに笑う。
その笑顔は汚れた八幡にはあまりにも眩しかった。
八幡「天使って現実に存在したんですね。」ボソッ
小町「えー?小町のことー?えへへ♡」
八幡「ああそう・・・あのー。小町さんや。」
小町「なあにー?」ニコニコ
褒められた小町は上機嫌だった。
八幡「これからどこかへお出かけですか?」
小町「え?出かける予定はないよ。」
八幡「・・・そうですか。ならどうして部屋着じゃないのですか?」
小町「あーたまたまだよ。たまたま。あはは」
小町は私服だった。
それもかなり気合いの入ったおしゃれをしていた。
八幡「たまたまでオシャレ?女心はよくわからんな。」
小町「ってゆーか、この服かわいいでしょ?お兄ちゃんに見せたかったってゆーのはあるかも。」
小町はヒラヒラのミニスカートにニーソックスという童貞殺しの服装をしていた。
八幡「うん。かわいい。・・・じゃこれで。」
すぐに立ち去ろうとする八幡を再び引き止める小町。
小町「えっ?なんですぐに行こうとするの?お兄ちゃんの好きなミニスカートだよ?・・・もしかしてもう小町に興味無くなっちゃったの?」
小町は寂しげに言った。
八幡「ぐっ。そんなわけないだろう?ただ今日の俺には刺激が強いんだよ!」アセアセ
小町「えー?いつもならスカートめくってパンツの色を確認してくるくせに?」
八幡「ちょっと待ちなさい小町さん。お兄ちゃんはそこまでしませんよ。」
小町「でもいつだってパンツ覗いてくるじゃん。だから小町はいつもかわいいパンツを履くように気をつかっているんだよ?」
八幡「え?そうなの?なんか申し訳ないな。」
小町「それが妹の務めですから!」エッヘン
八幡「とんだ妹がいたもんだ。」
小町「最近さーファミリーのメンバーと仲良くしてもらってるんだよね。それこそ先週は優美子お姉ちゃんと姫菜さん、結衣さんと一緒にお買い物に行ったんだ。この服もその時に買ったんだよ!」
八幡「ほう。まあ仲良きことは美しきかな。」
小町「その時にさ、みんなで下着屋さんにも行ったんだ。楽しかったよー。お兄ちゃんならどんな下着が喜ぶだろうってみんなで相談してさ。今日もその時に買ったやつなんだー。」
八幡「ほっ。ほお。そうなのか。」
小町「見たい?」
八幡「見たいに決まってる!だがな!今の俺にパンツを見せてみろ!2秒でぶち込んでやるっ!!」はあはあ
小町「え?お兄ちゃんどうしちゃったの?息が荒いし。それにエッチするのなんていつものことじゃん。いいよ?」
八幡「違うっ!そうじゃないんだよっ!今日は本当に色々あって・・・。今日は1人でする気分なんだ!!」
小町「あれ?そうなの?小町せっかく気合い入れてお兄ちゃんの帰りを待ってたのにぃ。なら仕方ないかぁ。ちなみにさー。」
八幡「なんだ?」
小町「今日は良いネタ入ったのかい親父?」
八幡「そんな寿司屋みたいに。」
小町「あはは。でもさー気になるんだよねー。お兄ちゃんが誰を思い浮かべながら1人でしちゃうのかが。」
八幡「いやー。まあ。あの。」