今日は久しぶりの部活だ。
雪ノ下が風邪で学校を休み始めて二週間が経っていた。雪ノ下は一週間丸々学校を休んでいたのだ。
その一週間分の勉強の遅れをカバーするために、回復してからの一週間放課後に補習を受けていたらしい。
それも自分から先生に頼み込んで補習をしてもらっていたそうだ。
全く頭が下がる。俺だったらなんとかなるだろうと補習を受けるなんて想像もつかない。
彼女自身、人より勉強が遅れている事が許せないのだろう。先生達も優等生の申し出を無下にはできず、毎日補習をしてやったと言うのだから感心する。
これもまた俺が先生の立場だったら「めんどくさいからダメ」と思ってしまいそうだ。
さすが進学校の教師といったところだ。
まあ前置きはこれくらいにして
結衣「久々の部活だねー!ヒッキー一緒に行こうよ!」えへへ
八幡「はいよー。久々すぎて部活に所属していた事を忘れかけてたよ!」
結衣「ダメだよ!!奉仕部は私達の青春なんだから!」プンスカ
八幡「ちょっ。青春とか口に出して言うのやめてもらってもいいですか?恥ずかしすぎて鳥肌立ちそうだから!」ゾクゾク
結衣「そっ!そんなこと言うなし!すごく恥ずかしくなってきたじゃんか///」赤面
八幡「・・・。」
結衣「ちょっと!なんで無言なの!?」
八幡結衣の頭をなでる
結衣「ちょっと!いきなりどうしたの!?」テレ
八幡「いやー。なんとなく?」
結衣「ヒッキーがおかしい!人前ではいちゃいちゃするのを嫌がるはずなのに!!」はわわわ
八幡「別に嫌じゃねーよ!恥ずかしいけど、もうクラスの連中には付き合ってる事バレてるんだし別にいいだろ?なんとなくだよ、なんとなく!」アセ
八幡(本当になんとなくだった。なんとなく結衣の事を愛おしく感じてしまい自然と頭をなでてしまっていた。本当になんだろーな)
八幡「さあ行くぞ!」テレ
結衣「ちょっと待ってよ!せっかくだから手でも繋ぐ?」テレ
八幡「それはやだ!」
結衣「なんでなの!?なんでそれは違うの!?」プンスカ
八幡「さあ行くぞ!結衣も雪ノ下に会うの久々だろ?」テクテク
結衣「そーだね!メールとか電話はしたりしてたけど教室が遠いから会うのは久々だよー!お見舞い行った日以来かな!」テクテク
八幡「だろ?さすがにもう元気になってるだろ!久々の奉仕部で気合い入ってるんじゃないか?」テクテク
結衣「どーだろーね?私は気合い入ってるけどね!あー早くゆきのんに会いたいよー///」ワクワク
八幡(まさか百合ヶ浜さん暴走するんじゃないでしょうね?俺は止めないよ?一緒に混ぜてね?)
結衣「ヒッキーなんか失礼な事考えてない?」イラっ
八幡「なっ?何にも考えてないよ!?無だよ!無!」アセアセ
結衣「ふーん。まあいいや!やっはろー!」ガララ
八幡「うぃーっす。」
雪乃「あらお二人さんこんにちは」ぺこり
結衣「ゆきのん久しぶりだねー!元気だったぁ?」わーい
雪乃「げっ。元気よ。もう風邪もすっかり良くなったから。というよりも毎日のように電話やメールをしていたじゃない!」
八幡「お前ら毎日してたのかよ!?どれだけ仲いいんだ本当に!」
結衣「ガールズトークだよ!女の子は話が尽きないの!!」
八幡「お前が言うとすごく馬鹿っぽく聞こえるのはなぜだろう」
結衣「怒るよ」ギロリ
八幡「まあ落ち着けって!はいはい着席!」ガタっ
結衣「もお!」プンスカ ガタっ
雪乃「奉仕部が休みの間に変わった事はなかったのかしら?」
そう聞きながら紅茶を淹れてくれる雪ノ下
気がきくなー
誰かさんとは大違い