八幡「変わったことかー。特にないよな?」
結衣「ちょっと待ったーっ!!あるじゃん!すごく変わった事が!!あるじゃーんっ!!」プンスカ
八幡「どーどー。落ち着け!お前が暴れやすくなった事が変わった事か?今のもアピールか?」
結衣「アレ噛み切ろうか?」ギロリ
八幡「ひっ!!」ゾクっ
八幡(今のはマジで怖かった!一瞬で縮こまった!)
雪ノ下「そうね!由比ヶ浜さんから聞いたわ。比企谷君おめでとう!」
八幡「ああ。ありがとうな!なんか照れくさいな。」テレ
雪ノ下「しかも由比ヶ浜さんだけじゃないんでしょ?笑」
八幡「ああ。今のところ結衣を含め3人いる。」ドヤ顔
結衣「いろはちゃんと姫菜ね!でもこれも「今のところ」だからね!候補がまだまだいますから!」
雪ノ下「比企谷君の良さにやっと周りが気づき始めたわけね。」
結衣「そんな感じかなー。私は入学してすぐに好きになったからね!1番早くヒッキーの良さに気づいたんだよ!」えへへ
雪ノ下「そう言われるとそうね!でもそれを私達は知らなかった。打ち明けられるほど仲良くなれていなかったから。」
結衣「そうだね。でもゆきのんには何度も言おうとしたんだよ?でも言い出しにくかった。だってゆきのんもヒッキーの事が好きなんだと思っていたから。」
雪ノ下「・・・。そう。由比ヶ浜さん、比企谷君、私達に隠し事は無用よね?」
八幡「ん?そうだな。俺達には俺達のやり方がある。あの日・・・。あの日を境に俺達は本物になれたと思っている。愛情、友情、形は違えど俺達3人は深い絆で結ばれていると。だからなんでも打ち明けて欲しい。」
結衣「そうだよ!ゆきのんは私達に嘘をついてない?」
雪乃「・・・。」
結衣「ゆきのんにヒッキーと付き合ってるって報告をした時、ゆきのんの表情がすごく悲しげだった。ゆきのんは普通にしていたつもりでも、私にはわかったんだよ。その時の切なさそうな顔が頭から離れないんだ。」
雪乃「・・・。」
結衣「ゆきのん。あの頃とは違うんだよ?私がヒッキーを好きだからって自分の気持ちに嘘はつかなくていいんだよ?好きなら好きって言って欲しい。私にはゆきのんが隼人君の事が好きだって思えないよ!」
八幡「結衣・・・。それは葉山からも感じていた。葉山はある日を境に雪ノ下の事が好きなんだと言っていた。だけどな、うまく言えないんだか・・・。」
ガララ
扉が開く
隼人「潮時かな?」
結衣「隼人君!?」
八幡「葉山!?お前いつからそこに?」
雪乃「・・・。」
隼人「最初からだよ。ずっとスタンバイしていた。雪乃ちゃんに頼まれてね」
八幡「そうだったのか?んっ?雪乃ちゃん?」
結衣「いつも隼人君は雪ノ下さんって呼んでたよね?あれ?やっぱり隼人君はゆきのんの事を?」
雪乃「違うの・・・。今日葉山君に来てもらったのは・・・。」
隼人「おっけー。俺から説明しよう。比企谷、結衣、悪かった。比企谷が気づいていた通りだよ。俺も雪乃ちゃんもお互い惹かれ合ってはいない。」
結衣「やっぱり・・・。」
八幡「そうだったのか。」
隼人「やはり2人は騙しきれなかったか。比企谷とは以前より一緒になる機会が増えただろ?勘の鋭い比企谷の事だから、やはり騙すのは無理があったようだ。結衣に至っては誰よりも雪乃ちゃんの近くにいた。雪乃ちゃんの事ならなんでもお見通しだったんだろう。こちらもやはり無理だったんだな。」
八幡「だいたい何故そんな嘘を?」
結衣「そうだよ!?私達に隠し事はして欲しくなかったよ!」
隼人「雪乃ちゃんは結衣の為を思って俺に芝居を持ちかけてきたんだ。」
結衣「やっぱり!やっぱりヒッキーの事が好きなんでしょ?それならそうと言ってくれたらよかったのに!今の私達はあの頃とは違うんだよ?どちらかが身を引く事もないんだから!一緒に幸せになれるんだから!!」
雪乃「・・・。」
八幡「お前も知っている通り俺は今、結衣以外にも付き合っている子がいる。だからお前とだって付き合えるんだよ!本物がひとつだけとは限らないだろ?」
雪乃「・・・。」