今回は遊奈がある人物の心を変えようと奮闘する話です。
考察めちゃくちゃある感じになってしまったが大丈夫かな…
アニメがまだちゃんと見きれてないため矛盾点があったら修正しますm(*_ _)m
ピンポーン
ん?こんな朝早くから誰だろう?
朝食作りのために何時もより早く起きてると、チャイムが鳴り響く。
「はーい。どちら様…って素良?」
「おはよう、遊奈!わくわくしちゃって、早くに目が覚めちゃったから来ちゃった!」
「あー、遠足前のテンションってヤツかな?「ぐるるる…」…ん?」
「あ…//」
音の発生源はどうやら素良のお腹からだった
「もしかして、朝ご飯まだだったりする?」
「う、うん。…一人暮らしだし、あまり食べるの好きじゃないっていうか…甘いのは別なんだけどね」
やっぱりね…
最後の一言に確信を持てたので素良を誘ってみる。
「…素良、朝ご飯まだならうちで食べてきなよ」
「え?…でも…」
「朝ご飯はしっかり食べないとずっと調子悪いままになるよ!ほら!」
「うわあ!えっと、お邪魔します」
半場無理やり素良を家に上げると洗面台で手洗いうがいをさせた後、リビングに通す
「適当に座ってて。ちょっと時間かかるけど、時間は大丈夫だよね?」
「うん、大丈夫。わあ!猫と犬がいるんだ!」
「ああ、犬の方がアンで、猫がコールだよ。二匹とも人懐っこい性格だから料理出来るまで相手しててもいいよ」
「分かった。そういえば、遊斗達は?」
「遊斗達?まだ寝てるよ。今日は私が当番だから早起きしただけだよ。そのうち降りてくると思うよ」
そうなんだっと言うと素良はアンとコールと遊び始めた
それを見届けると途中だった朝食作りを再開する
ガチャっと20分くらい経ってからだろうか
リビングの扉が開いて遊斗が入ってくる
「…おはよう…って、何故素良がここにいる?」
「おはよう遊斗。素良ったらワクワクし過ぎて早く起きちゃったんだってさ。朝ご飯まだだって言ってたから上がってもらったんだよ」
「おはよう遊斗。なんかごめんね」
「いや…別に構わないが…おい、大丈夫なのか?(ボソッ)」
「大丈夫だと思うよ?それに気になることもあるし…ね」
最後のセリフだけ私にしか聞こえないように小声で話しかけてきたので小声で返すとため息をつかれた
「そうか、零の説得はお前がしろよ」
「えっ…ちょ…!」
引き留めようとするが、私の事を無視して箸とかをテーブルへ、並べ始めてしまった
《仕方ないね。腹括りなよ》
了解です…。
私、死なないかな?
少し気が遠くなったが、頭を切りかえて仕上げに取り掛かった。
遊斗が起きてから10分後くらいに零に引きずられながら遊馬も来て、素良を見た途端、零が私に詰め寄ってきたので説明+説得をして、どうにか納得をしてもらうと出来上がった朝食をテーブルに並べた。
「いっただきまーす!」
「「「いただきます」」」
「……いただきます」
遊馬の元気な挨拶で食事が始まるが、素良は箸を持つこともなくただ、料理を眺めている
「…素良、食べれそう?」
「え?あっ…えっと…」
「無理にとは言わないけど、スープだけでも食べてみてよ?」
「…いただきます!…ん!?これ、トマトなのにすごく甘くて美味しい!」
恐る恐る食べる素良だったが、びっくりした表情で私を見てくる
「そのミネストローネ、 スーパーフルーツトマトっていう甘いトマト使ってるから酸味とかあまりないでしょ?素良ってさ、甘味以外、あまり感じることが出来ないんじゃない?」
「「「!?」」」
「!どうしてそれを…」
「んー。経験…かな?私も昔、味覚障害起こしてたことあってね…」
まあ、私の場合、素良と違ってなんの味も感じられなくて、食べ物食べてもゴムとかスポンジ食べてる感じだったけどね。
でも、あの時は生きる為に、いつ提供されるかも分からない食べ物をなんでも食べるしかなかった
「三大欲求の一つである食事が美味しく食べれないのは結構来るものがあるのも知ってる…。だからちょっと素良の事が心配になってさ。知り合いに料理研究家がいて、前から相談していたんだ。お菓子やジャムなんかだと砂糖の摂りすぎで身体に悪いから、自然な甘さで料理が食べれないかなって。口に合ったなら良かった」
ミネストローネは具沢山だからそれだけでもお腹いっぱいになると思うし、他にも色々素良の為に作ってみた。
「…どうして…」
「ん?だって素良は私の友達だから」
友達を助けるのは当然のことでしょ?って素良に笑いかけると、素良は一瞬泣きそうな顔をする
「…よく分からないよ(ボソッ)」
「ん?」
「なんでもない!このパンも甘いの?」
「ああ、スイートコーンを入れたから甘く出来てるよ」
素良が何か言っていた気がするが聞き取れずに話をそらされてしまった。
パンも口に合ったみたいで、心做しか、嬉しそうに食べてる素良を見て、遊斗達も思うところがあったんだろう
特に素良にあたることなく、たわいの無い会話をしながら朝食の時間を楽しんだ
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ーSide/素良
「「じゃあいってきまーす!」」
「お邪魔しました!」
朝食を食べ終わり、ニコさんに指定された場所に向かう為、遊奈と遊馬と一緒に家を出る。
遊馬は方向が逆らしく、家の前で別れた
「どうだった?」
「うん!すごく美味しかった。野菜ってあんなに甘いんだね」
隣を歩いていた遊奈にそう言われ、無難に答える
正直、あんなに辛かった食事が楽しかったのは初めてだった
「それもそうだけど、私が聞きたいのはみんなで食べたご飯は楽しかったでしょ?」
「え?…まあ…」
ドキッとした。遊奈は僕の心を読めるのかな?
「…素良さえ良かったら朝食食べに通わない?みんなで食べた方が美味しいしさ。もっと、素良が食べれるように工夫したいし、友達にも結果教えたいし」
「それって、さっき言ってた料理研究家?」
「そうそう。そういう人にも美味しく健康に食べてもらう料理の研究ってなかなか難しいらしくてさ。参考にしたいんだって。ダメかな?」
「それは、いいけど…遊奈は負担じゃないの?普通の料理作るより手間でしょ?」
「そこは慣れかな?大丈夫だよ。料理するのは昔から好きだったし、それに言ったでしょ?素良の身体が心配だって」
遊奈の心からの言葉にどう返したら良いのか分からない。
今まで、心配なんてされた事もなかったから…
「…遊奈がどうしてもって言うなら行ってもいいよ」
「うん!頑張るね!」
結構、ぶっきらぼうにそう言うが、遊奈は僕の言葉に気を悪くせず嬉しそうに笑った。
よく分からない…。何なんだろ…?この胸がポカポカする感じ…
結構、自分の感情を理解出来ないまま遊奈と別れて、ニコさんが指定した場所に向かうと、なぜか柚子がいた。
「どうしたの?」
「素良にお願いがあって来たの!私に融合を教えて!」
「えぇ!?急にどうしたの?遊奈から教わってなかった?」
「基本中の基本だけで、まだ本格的には教わってないし、遊奈の負担をこれ以上増やしたくないの。それに、この前デュエルして分かったの…。私、今のままじゃ足手まといにしかならない。強くならなきゃって…だから教えてください!お願いします!」
土下座しそうな勢いの柚子を見て、教えてもいいのかな…?って思っていたが、結局折れてしまう。
「……分かった。そこまで言うならいいよ。教えてあげる」
「ありがとう!素良!」
ぱあっと笑顔になる柚子を見て、優しすぎるのが僕の欠点だよなぁと思いながら。柚子に融合について色々レクチャーしながら指定された塾に入った
アニメにあった、遊斗と素良のリアルファイトは、遊奈のおかげで代わりにみんなで朝食という感じになりました。
この後、毎日律儀に来てくれる素良に最初警戒してた遊斗、真月も遊馬と遊奈のおかげで、打ち解けていってくれる予定です笑
遊馬先生は最初っから素良の事は遊奈がそう言うなら友達だと思ってるので遊奈と一緒にカウンセリングしていきますw
因みに、遊奈が味覚障害になっていたのは1番最初の人生、親に虐待を受けていた時です。