※この作品はR-18です。

遊戯王ARC−V 幻影の魔術師   作:しょごりゅう

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今回は申し訳程度の占い要素があります。
ネットで適当に調べて書いたモノなので頭空っぽにして深く考えずにお読み下さい笑



第19話 VS方中ミエル

-ワン!ワン!

 

「…朝からどうしたの?アン…」

 

いつ部屋に入ってきたのかアンの鳴き声で目を覚ます

時計を見ると目覚ましの鳴る5分前だった

 

「(仕方ない起きますか…)ふぁ…おはようアン…」

 

「ワン!」

 

挨拶すると元気よく返事を返したアンはなんとアンが乗れるくらいの大きさの玉に乗っかるとそのまま勢いよく転がりだし、ディスクが置いてある机に衝突する

 

「アン!大丈夫!?ってあああ!デッキが!」

 

私が大声を出したのにビックリしたのだろう、アンは慌てて部屋を出ていってしまった。

後に残ったのは机の上から落ちて、部屋中に散らばったデッキだけである

 

「いつの間にあんな芸当が…はあ…片付けますか…ってもうこんな時間!」

 

時計を見ると結構いい時間になっていた為、慌ててカードを集めてデッキフォルダーに入れ、着替えて部屋を出ていった。

 

───────────────────────

 

「えっと…確かニコさんの言っていた住所はここら辺…って…」

 

「もしかして、あれか?」

 

周りは普通の住宅街なのに1箇所だけ、ホラー映画とかに出てきそうな洋館が現れた

 

「あーうん。住所も合ってますね…」

 

「海野占い塾?」

 

「確か、海野占い塾って当たると評判の占い師の殆どがここの塾出身だったような…?」

 

「ゆう〜や君?」

 

「おわ!?」

 

「…ニコさん何やってるんですか…?」

 

黒いフードとカンテラを持ったニコさんが現れる

気配でいたのは分かっていたので冷静に対処すると、ニコさんは遊奈君にはドッキリ失敗でしたけどヨハンさんはいいリアクションですね…とちょっと残念そうにしていた。

 

「まあ、気を取り直して、お待ちしておりましたよ。遊矢君…、ヨハンさんも…フッフッフッフッ…」

 

あ、そのキャラは継続なんですね…

 

門をくぐり抜け、建物の中に入るとヨハンと別れデュエル会場と案内されてる薄暗い階段をニコさんを先頭に下っていく

 

「足元に気をつけてくださいね」

 

「分かってますよ」

 

なんで、ここの階段はこんなに暗いんだろうか?

 

まあ、ファントムのおかげで暗闇でも、ハッキリと見えるから問題ないんだけど

 

扉を開けるとスタジアムに続く下り階段があり、階段の直ぐ横には観客席があった。

 

「ファントム様だー!!」

「キャー!ファントム様!こっち向いてー!!」

 

そんなファンの人達に笑いかけて手を振りながら階段を下っていき、今回の相手、方中(ほうちゅん)ミエルの傍まで来るとBow(ボウ) and(アンド) scrape(スクレープ)という名のお辞儀をする

 

「大変お待たせしてしまって大変申し訳ありませんでした。私(わたくし)、ファントムこと、榊遊矢と申します。今宵は楽しいデュエルをいたしましょう」

 

「あらー!いいのよ!私の名前は方中ミエル。ファントム様、こちらこそよろしくお願いしますわ!(キャー!これがミエルの運命の人!?めちゃくちゃかっこいいじゃない!!)」

 

《(なんか悪寒が…)遊奈、気をつけるんだよ?》

 

う、うん?

 

なんか滅茶苦茶熱い視線をミエルから感じるのをファントムも感じたのか警戒するように言ってくる。

うーん。ミエルちゃんってどんなキャラだったかな?

 

うろ覚えの記憶を辿るもいまいち思い出せなかった為、とりあえず、頭を切りかえる事にした。

 

───────────────────────

 

『皆様お待たせ致しましたー!これより、驚きのエンタメデュエルを観せるファントムこと榊遊矢と、占いデュエルで百発百中の方中ミエルの公式戦を行いまーす!!』

 

パチパチパチと会場が拍手に包まれる

 

『それでは海野塾長お願いします!』

 

『運命は既に定められている。しかし、時間を彷徨う人々はそれを見通す事は出来ない。占いは灯火となって人を導くモノ。それは人生の縮図においてもまた同じ…。アクションフィールドオン!フィールド魔法!フォーチュン・テラー発動!』

 

海野塾長の言葉で、スタジアムがフォーチュン・テラーへと変わる。

柱にアルカナ…タロットカードの絵柄が描かれていて、床にも魔法陣が描かれている

ここは確か、おみくじみたいなアクションカードがあったりするフィールドだったはずだ。

 

「百発百中の占いデュエルで、あなたがミエルの運命の人かどうか見定めてあげるわ」

 

「運命の人って…さっきからいった「始めるわよ!」…えぇ…」

 

「闘いの殿堂に集いしデュエリスト達が!」

 

「モ、モンスターと共に地を蹴り宙を舞い、フィールド内を駆け巡る!」

 

「見よ!これぞデュエルの最強進化系!」

 

『『『アクショーン!』』』

 

「「デュエル!!」」

 

「先行後攻はコイン占いで決めましょう?」

 

「コイントス?かまわないよ」

 

「表にはドラゴン、裏には悪魔。どちらが出るかをあなたが当てられたら先行か後攻か選ばせてあげる」

 

そう言って、ミエルはコイントスを行う

 

「さあ?どっち?」

 

「じゃあ、ドラゴンで」

 

「残念悪魔よ」

 

「あらら残念」

 

「…本当に残念ね。あなたは先を見通せない残念男のようね…」

 

「残念残念ってちょっと言い過ぎじゃない?それに先を見通せたところでろくなことないよ」

 

「知ったような口振りね。まあ、いいわ、先行は先を見通せる、ミエルが頂くわ!」

 

 

先行 Mieru LP 4000 VS 後攻 Yuna LP 4000

 

 

「ミエルは裏側守備表示でモンスターを1体セット」

 

裏守備って事はリバースモンスターか。有名なのはマショマロンとかゴーストリックとか、後はポット系か…

 

「ミエルはこれでターンエンド。このカードが開く時、あなたとミエルの運命が見えてくるはずよ」

 

「いや…さっきから運命とか言われてもって感じなんだけど…」

 

「いずれ分かる時が来るわ。さあ!次は先を見通せないあなたの番よ!」

 

「…俺のターン!」

 

「あなた、なにか悩みがあるのね?」

 

「そりゃ、生きてれば悩みのひとつくらいはあるさ」

 

「さっきのコイン占いで、あなたはドラゴンを選んだ。それは強い力で現状を打ち破りたいという気持ちの現れ。今のあなたは行き詰まって、次の一手が見えてない」

 

「いや…悪魔かドラゴンしか選べない状態で、誰にも当てはまる曖昧な表現で言われても、バーナム効果としか思えないよ」

 

「そう思いたければ別に構わないけど、いずれわかるわ」

 

「ドロー!…レフトペンデュラムゾーンに『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』をセットして、ターンエンド。エンドフェイズ時にオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンのペンデュラム効果発動!このカードを破壊してデッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。『EMペンデュラム・マジシャン』を手札に加えるよ」

 

 

Mieru

LP 4000

手札 4枚

裏側守備モンスター1体

魔法・罠カード

 

RPゾーン:

LPゾーン:

 

Yuna

LP 4000

手札 5枚(1枚はペンマジ)

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:

LPゾーン:

 

念の為、フィールドを走り出す

 

「…やっぱりね」

 

『えー!いくらペンデュラム・ドラゴンの効果でモンスターを手札に加えたって、モンスターの召喚どころか伏せカードも無しかよ!』

 

『遊矢兄ちゃんどうしちゃったの?』

 

『まさか、手札事故?』

 

「ミエルのターン!ドロー!ミエルはさっき裏守備でセットしたモンスターを反転召喚するわ!現れなさい!『占術姫(せんじゅつき)コインノーマ』」

 

占術姫コインノーマ ATK800

 

占術姫か…厄介だな。

 

「ここで、コインノーマのリバース効果発動!」

 

『リバース効果?』

 

『裏側守備モンスターが表側になった時に発動する効果さ』

 

『あ!ヨハンさん!』

 

『みんな、今日も遊矢の応援に来てくれてサンキューな。で、リバース効果を持つモンスターをリバースモンスターって言うんだ。有名なのはマショマロンとかだな』

 

『あ!マショマロンなら聞いたことある!確か遊戯兄ちゃんが使ってたよ!』

 

 

「コインノーマがリバースした時、デッキ、手札、墓地からレベル4以下のリバースモンスターを1体セット出来る!ミエルはデッキから同じくこのカードを裏守備でセット!行く宛てもなく走り回っているあなたの事をコインノーマが占ってあげるわ」

 

いや…。別に行くあてが無いわけじゃないんだけどなぁ…

 

コインノーマが持っていたコインを投げるとコインが3枚になり止まる。

 

「表、裏、裏…あなたは運命の選択を迫まれると出たわ」

 

「運命の選択…」

 

『遊矢兄ちゃんのフィールドは今空っぽ!』

 

『このままだと、ダイレクトアタックを食らっちゃう!』

 

『せめてアクションカードがあれば…』

 

「バトルよ!コインノーマで、ダイレクトアタック!」

 

-リンゴーン!リンゴーン!

 

「なに!?」

 

「手札から『バトル・フェーダー』の効果発動!このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了する!」

 

バトル・フェーダー ATK 0

 

『バトル・フェーダーを握ってたか。流石だな』

 

『よかったー!』

 

『ヒヤヒヤしたぜぇ…流石遊矢兄ちゃん!』

 

『驚いたぜ!流石ファントム様!!』

 

 

「あら?どうやらいい選択を出来たみたいね。メインフェイズ2に入って私はコインノーマをリリースして手札から1枚裏守備でアドバイス召喚!」

 

「アドバイス召喚も裏守備か…」

 

占術姫でアドバイス召喚…クリスタルウンディーネかな?

 

「そうよ、このカードはあなたには分からない未来を示すカードよ!ミエルはカードを1枚伏せてターンエンドよ」

 

「俺のターン!ドロー!俺はペンデュラムスケールをセッティングするよ!レフトペンデュラムゾーンに『EMバラード』をセット!そしてライトペンデュラムゾーンに『EMバラクーダ』をセッティング!!」

 

RPゾーン:EMバラード PS[2]

LPゾーン:EMバラクーダ PS[5]

 

青い光の柱が2つ出現し、其処に黒薔薇と白薔薇の騎士が昇るとそれぞれの柱に2と5の数字が刻まれた。

 

「これで、3から4までのモンスターを同時に召喚可能!揺れろ、運命の振り子!過去と未来を行き交え!ペンデュラム召喚!『EMペンデュラム・マジシャン』!」

 

EMペンデュラム・マジシャンATK1500

 

「ペンデュラム・マジシャンの効果発動!このカードが特殊召喚された時、自分フィールド上のカードを2枚まで破壊し、破壊した数だけデッキから同名カード以外の『EM』モンスターを手札に加えるよ!俺はペンデュラムゾーンのバラードとバラクーダを破壊して、『EMドクロバット・ジョーカー』と『EMモンキーボード』を手札に加える!そして、ドクロバット・ジョーカーを召喚!」

 

EMドクロバット・ジョーカーATK1800

 

「ドクロバット・ジョーカーの効果発動!このカードが召喚に成功した時、このカード以外のEM、オッドアイズ、魔術師、Pカードを1枚手札に加える。『EMリザードロー』を手札に加えて、もう1度ペンデュラムスケールをセッティングするよ!スケール1の『EMモンキーボード』をレフトペンデュラムゾーンにセット!そしてスケール6の『EMリザードロー』をライトペンデュラムゾーンにセッティング!!」

 

RPゾーン:EMモンキーボード PS[1]

LPゾーン:EMリザードロー PS[6]

 

「そして、リザードローのペンデュラム効果発動!デッキからカードを1枚ドローし、その後、このカードをデッキに戻してシャッフルするよ!」

 

Yuna 手札2→3

 

手札が1枚増えたことと引き換えにフィールドからリザードローは消え去る。

 

「更にモンキーボードのペンデュラム効果発動!1ターンに1度、デッキからレベル4以下のEMモンスター1体を手札に加える!リザードローを手札に加えて、もう1度ライトペンデュラムゾーンにセッティング!そして、リザードローのペンデュラム効果発動!もう一度カードをドローして、リザードローをデッキに戻す!」

 

Yuna 手札3→4

 

「いくら手札補充をしたところで、止めた方がいいわよ。運の無い者が不用意に動くと必ず不吉な事が起こるわ」

 

「大きなお世話だよ!バトル・フェーダーを守備表示にして、バトル!俺はドクロバット・ジョーカーで、先にセットされた方の裏守備モンスターを攻撃!」

 

「罠カードオープン!『黒猫の睨み』」

 

罠カードから黒猫が13匹出てくると一斉に睨み出すとドクロバット・ジョーカーは足元を滑らせて転んでしまった。

 

『黒猫に睨まれたー!不吉!』

 

『しかも、13匹!』

 

「『黒猫の睨み』は自分フィールドに裏側守備表示のモンスターが2体以上いる時、相手のバトルを終了させるのよ!まあ、さっきのお返しね」

 

「くっ…なら、おっと…!」

 

立っていた足場がぐらつくと崩れ始めたので、冷静にワイヤーを使って違う足場へ移る

 

「ふぅ…」

 

「ほら言ったでしょ?不吉な事が起きるって」

 

「いや、たまたま足場が悪かっただけじゃん…」

 

「『黒猫の睨み』であんなに沢山の黒猫が出るんですもの。さぞ運が無いんでしょうね」

 

「…俺はペンデュラム・マジシャンとドクロバット・ジョーカーでオーバレイ!2体のEMでオーバレイネットワークを構築!誘うは死の楽園!愚者を糧とし、その美しくも妖しい花弁よ開け!エクシーズ召喚!ランク4、『フレシアの蟲惑魔』!」

 

フレシアの蠱惑魔 DEF2500

 

「俺はこれで、ターンエンド」

 

 

Mieru

LP 4000

手札 3

裏側守備モンスター2体

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:

LPゾーン:

 

Yuna

LP 4000

手札 4枚

バトル・フェーダー(守備表示)

フレシアの蟲惑魔(守備表示)

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:モンキーボード

LPゾーン:

 

 

「折角の忠告を無視して、無駄な事をするなんて…よいしょっと!」

 

そういうとミエルは場所を移動し始める。

 

罠を発動させたんだから、別に無駄なんかじゃないんだけどね

にしても、この子、運命は変わらないと思ってるのかな?

 

《占いの通りに行動してれば、そりゃあ変わるもんも変わらないさ。そうだろ?》

 

そうだね…。変わらない運命を乗り越えて私達はここにいるのだから

 

「もういい、分かったわ。やっぱりあなたは私の運命の人じゃない。跡形もなく消し去ってあげるから覚悟なさい!」

 

《また言ってるよ…》

 

「ミエルのターン!ドロー!ミエルはセットした裏側守備モンスターを反転召喚するわ!現れなさい!『占術姫アローシルフ』!」

 

占術姫アローシルフATK1000

 

『アローシルフがリバースした時、デッキ、墓地から儀式魔法を1枚手札に加える事が出来る。ミエルが手札に加えるのは儀式魔法『聖占術の儀式』。続いてアドバイス召喚した裏側守備モンスターを反転召喚!出番よ『占術姫クリスタルウンディーネ』!」

 

占術姫クリスタルウンディーネ ATK1400

 

「クリスタルウンディーネがリバースした時、デッキ、墓地から儀式モンスター1体を手札に加える事が出来る。ミエルが手札に加えるのは『聖占術姫タロットレイ』!」

 

『儀式魔法と儀式モンスターを手札に加えたって事は…!』

 

『て事は?』

 

『儀式召喚だな。儀式魔法を使ってレベルの高い儀式モンスターを召喚する気だ』

 

「クリスタルウンディーネで、あなたを占ってあげるわ。…見えたわ。大きな力があなたを暗雲に包んでいくのが…。ミエルは手札より、『聖占術の儀式』を発動!」

 

カードから複数のクリスタルが出てくると弧を描きながら地面に突き刺さるとおおきな儀式台が降ってきた

 

「来るか…!」

 

「この効果でレベル4のアローシルフとレベル5のクリスタルウンディーネをリリースし、リバースした2体のレベルの合計は9!これにより、レベル9の『聖占術姫タロットレイ』の儀式召喚を執り行う事が可能になる!」

 

リリースされたモンスターが9つの炎になって、祭壇に灯ると儀式台が光り出す

 

「全てを見通す太古の巫女よ!古の秘術にて、今!甦れ!儀式召喚!レベル9『聖占術姫タロットレイ』!」

 

聖占術姫タロットレイ ATK2700

 

「儀式モンスターか…」

 

タロットレイもなかなか厄介な効果を持っていたはずだ。

 

「ならフレシアの効果を発動!1ターンに1度、 ORUを1つ使い、発動条件を満たしている「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚をデッキから墓地へ送って発動する、この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになるよ!俺は『奈落の落とし穴』を墓地に送り、同じ効果になったフレシアの効果発動!攻撃力1500以上のモンスターが召喚された時、そのモンスターを破壊して除外する!やれ!フレシアさん!」

 

フレシアの蟲惑魔 ORU2→1

 

「させないわ。Aカード発動!『運命の糸』!コイントスを行い、表なら自分のモンスターは魔法・罠・モンスター効果の対象にならず、戦闘で破壊されない。裏なら1000ポイントのダメージを受けるわ。さあ!行きましょう!」

 

コインノーマが現れるとコインを上に投げる。

 

「…表ね。これで、『フレシアの蟲惑魔』の効果は無効になるわ!本当に運が無いわね」

 

「やるな…」

 

「バトルよ!タロットレイでフレシアの蟲惑魔を攻撃!」

 

タロットレイの攻撃で、フレシアさんは破壊される

 

「ミエルは手札から裏側守備表示でモンスター1体をセットしてターンエンド。エンドフェイズ時にタロットレイのモンスター効果発動!手札、墓地のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚出来る。私は手札からモンスターを裏守備でセットするわ」

 

 

Mieru

LP 4000

手札 2

タロットレイ(攻撃表示)

裏側守備モンスター2体

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:

LPゾーン:

 

Yuna

LP 4000

手札 4枚

バトル・フェーダー(守備表示)

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:モンキーボード

LPゾーン:

 

フレシアさんがこんなにも簡単に破壊されるとは思わなかった…

でも、諦めない!まだまだこれからだ!

 

「俺のターン!ドロー!モンキーボードのペンデュラム効果発動!リザードローを手札に加えて、ライトペンデュラムゾーンにセッティング!そして、リザードローのペンデュラム効果発動!カードを1枚ドローして、リザードローをデッキに戻す!」

 

Yuna て5→6

 

「手札から『ペンデュラム・コール』発動!手札を1枚捨て、『時読みの魔術師』と『星読みの魔術師』を手札に加えるよ!」

 

『『『遊矢お兄ちゃん!』』』

 

『来るぞー!ファントム様のペンデュラム召喚!!』

 

「Here(ヒア) we(ウィー) go(ゴー)!! It's(イッツ) a(ア) show(ショウ) time(タイム)!!ペンデュラムスケールをセッティング!私(わたくし)のレフトペンデュラムゾーンには既にスケール1のモンキーボードがセットされています!そしてライトペンデュラムゾーンに『時読みの魔術師』をセッティング!」

 

RPゾーン:モンキーボード PS[1]

LPゾーン:時読みの魔術師 PS[8]

 

「ペンデュラム召喚!「EMシールイール』、『EMパートナーガ』、『EMオッドアイズ・ライトフェニックス』、そして、エクストラから甦れ!『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

 

EMシールイール DEF100

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

EMオッドアイズ・ライトフェニックス ATK2000

EMパートナーガ DEF2100

 

『大量召喚痺れるー!』

 

『これで一気に逆転よ!』

 

「不吉ね…」

 

「今度はなんですか…」

 

「分からないなら、ミエルがあなたのカードの配置から未来を読み解いてあげるわ」

 

「カードの配置から…?」

 

[フィールド】

バトル・フェーダー

EMシールイール

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

EMオッドアイズ・ライトフェニックス

EMパートナーガ

 

 

「先ず、中央に配置されたドラゴンはとても不安な状態に置かれているのを示している。時計は運命の象徴。鳥はあなたの気持ちが高みへと向かっているのを示している。けど魚はあなたの他人との境界線が曖昧なのを示し、そして、狡猾さを蛇が示してる。つまり、ここから導き出される未来は… 相手の痛み、見えない世界の痛みを共感して、全てを自分のせいだと思いつめて破滅する。そして、あなたの未来は暗黒に包まれるわ」

 

「破滅…ね…」

 

『遊矢兄ちゃん!そんな占い信じちゃダメだ!』

 

『けど、今までの占い全部当たってたよ』

 

『ううん…それは…』

 

『痺れるくらいオカルトだぜ』

 

『三人とも遊矢なら大丈夫。あの子はまだ諦めてない』

 

「…そんな未来変えてみせる!」

 

「運命は決まっているのよ」

 

「パートナーガは召喚、特殊召喚した時、自分フィールドのモンスター1体を選択し、その攻撃力を自分フィールドのEM1体につき、300ポイントアップする!俺はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを選択!」

 

【EMパートナーガ】

ペンデュラム/効果モンスター (オリジナル効果)

星5 地属性 爬虫類族 攻500 守2100

【Pスケール:青3/赤3】

①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分フィールドの「EM」カードの数×300アップする。

【モンスター効果】

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は自分フィールドの「EM」モンスターの数×300アップする。

②:このカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、 このカードのレベル以下の相手フィールドのモンスターは攻撃できない。

 

 

『遊矢兄ちゃんのフィールドにはEMが3体!』

 

「攻撃力900ポイントアップだ!」

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンATK2500→3400

 

「バトルだ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで、タロットレイを攻撃!」

 

「タロットレイの効果発動!このカードは1ターンに1度、自分、または相手のフィールドの裏守備表示のモンスターを攻撃表示に出来る」

 

「やっぱり来ちゃうかぁ」

 

「目覚めなさい『占術姫ペタルエルフ』、『占術姫ウィジャモリガン』!」

 

占術姫ペタルエルフ ATK800

占術姫ウィジャモリガン ATK1300

 

「ペタルエルフがリバースした時、相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする!」

 

「くっ!」

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンATK3400→DEF2000

EMオッドアイズ・ライトフェニックスATK2000→DEF1000

 

「そして、相手のモンスターは表示形式を変更出来ない!」

 

「やってくれるね…」

 

「そして、ウィジャモリガンのリバース効果、このターンのエンドフェイズに相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与えるわ」

 

『遊矢兄ちゃんの守備表示モンスターは5体だから…』

 

『って事は500×5=2500のダメージって事!?』

 

 

「ここで、タロットレイがあなたの運命を占ってあげるわ…。タロットレイの掲げるのは正位置の塔…このカードが意味するのは…」

 

「…崩壊、転落、悲劇」

 

「あら?よく知ってるじゃない。その通りよ。もうやめなさい。これ以上続けたらあなたの命に関わるわ」

 

「!」

 

『命に関わるって…』

 

『バカバカしい!デタラメ言って動揺させようとしてるだけだ!』

 

『けど、遊矢兄ちゃん今痺れるくらいピンチなんじゃあ…』

 

『ペンデュラム召喚で、呼び出したモンスターは全て守備表示にされている。しかも、ペタルエルフの効果で永続的に表示形式を変更出来ない状態だ』

 

『絶対絶命じゃない!』

 

『(遊奈…)』

 

「…シールイールとバトル・フェーダーをオーバレイ。2体のモンスターでオーバレイネットワークを構築!風評?嫌な事?ぜーんぶ聞き流しちゃえ!エクシーズ召喚!ランク1、『キキナガシ風鳥(ふうちょう)』!」

 

キキナガシ風鳥 DEF0

 

フキナガシフウチョウに似た、頭に触角のような長い飾り羽を2本もつ黒い鳥がブラックホールから出てくる

 

『えぇー!なんで、守備表示で出しちゃったの!?』

 

「まだやる気のようね。けど、大怪我したくなければ早くサレンダーしなさい!」

 

「俺はこれでターンエンドだ!」

 

「このエンドフェイズ時にウィジャモリガンのリバース効果で守備表示モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500ポイントダメージを受けてもらうわ!」

 

Yuna LP4000→2500

 

「くっ!キキナガシ風鳥の効果、このカードはモンスターゾーンに存在する限り、他のカードの効果を受けない」

 

『なるほど。数を減らして、更にモンスター効果で、少しでもダメージを受けないようにしたのか!』

 

 

Mieru

LP 4000

手札 2

タロットレイ(攻撃表示)

ペタルエルフ(攻撃表示)

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:

LPゾーン:

 

Yuna

LP 2500

手札 2枚(1枚は星読み)

キキナガシ風鳥(守備表示)

 

魔法・罠カード

 

RPゾーン:モンキーボード

LPゾーン:時読みの魔術師

 

 

「止める気は無いのね。ミエルのターン!ドロー!ここで、タロットレイのもう1つの効果発動!このカードは1ターンに1度、自分または相手フィールドの表側表示のモンスターを裏側守備表示に変更出来る!私は自分のモンスターを選択!フルスリープ!…悪あがきはやめなさいって言ってるでしょ?」

 

「!」

 

「それがあなたの未来に何をもたらすか…Aカードで占ってあげるわ!…これは!Aマジック『ドロー・ロック』を発動!相手プレイヤーはアクションカードを1枚墓地に送るまでドロー出来ない!」

 

「ここで、ドロー封じ!?」

 

「これ以上、運命に抗うのを止めろとカードが告げてるのよ。悪い事言わないからサレンダーしなさい!」

 

「お生憎様、諦めは悪い方なんでね。それに、運命っていうのは自分で切り開いて行くモノなんだよ!見えた運命通りに行動してれば変えれるモノも変わらない!だから俺は運命よりも、自分とデッキを信じて進むんだ!」

 

ミエルに何を言われようと自分の運命は自分で切り開く。

そう改めて決心すると先程、走り回った時に見つけていた、ここから近いアクションカードを目指して走り出す。

 

「ここまで来てまだ…。こうなったら早くデュエルを終わらせなきゃ…。ミエルはカードを1枚伏せてターンエンド(このカードが発動すれば直ぐにデュエルを終わらせることが出来る。あの占い通りにならずに済むわ)」

 

「俺のターン!」

 

「ドロー・ロックの効果でドローは出来ないわよ」

 

「そんな事分かってる!キキナガシさん!」

 

守備表示にはなっているけどモンスターの力を借りるのに表示形式は関係ない。

 

このフィールドでは足場が不安定過ぎる為、ワイヤーでは無くキキナガシ風鳥の力を借りてショートカットを繰り返す

 

ちなみにこの子は、他の人だと話も聞いてくれないんだけど、私の言うことには素直に聞いて助けてくれるとてもいい子だ。

 

「もうやめなさい!これ以上デュエルを続けても何1つあなたに得なんてないのよ!諦めなさい!危険だって言ってるでしょ!」

 

バッキン!!

 

《遊奈!》

 

分かってる!でも諦めることなんて出来ない!

 

シャンデリアを支えていた鎖が外れ、上から瓦礫が降ってくるが構わず走り抜けジャンプする。

 

「キャー!!」

 

シャンデリアと瓦礫と共に煙の中へ消えた遊奈

 

『『『『!?』』』』

 

「…だから言ったのに…」

 

『よく見てみろよ?みんな!』

 

『あっ!』

 

「え!?」

 

土煙が晴れると壊れたシャンデリアの上にAカード『奇跡』を持った遊奈がポーズを決めて立っていた。

 

「Ladies(レディース) and(アンド) Gentleman(ジェントルメン)!? Boys(ボーイズ) and(アンド) Girls(ガールズ)!この俺、ファントムの奇跡の脱出ショーはお楽しみいただけたでしょうか!?」

 

『やったー!遊矢兄ちゃん!』

 

「痺れるー!』

 

『さっすがーファントム様!!』

 

「…そんな…運命が変わった…?命の危機を乗り越え奇跡を掴み取ったていうの…!?」

 

『閉ざされていた未来への道を彼は今開いた』

 

「俺はAカードを1枚墓地に送って、ドロー・ロックを解除!よし!ドロー!」

 

ドローしたカードは『融合』

 

って『融合』!?

 

《ちょっと遊奈!なんで、融合を入れてるのさ!?持ってなかったよね!?》

 

いや…あっ…もしかして今朝カードをばらまいた時に柚子に返す予定の融合まで入れちゃってた!?

 

その時、1体の竜が脳裏をよぎる

 

! 分かった。

 

「さぁさぁ!皆さんご注目下さい!私の場には既にセッティングされたスケール1のEMモンキーボードとスケール8の時読みの魔術師、これでレベル2から7までのモンスターを同時に召喚可能になります!揺れろ、運命の振り子!!永久に続く時を刻み未来と過去を行き交え!!現れろ!レベル5『星読みの魔術師』!そして、エクストラから甦れ!レベル7『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

 

星読みの魔術師 ATK1200

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンATK2500

 

「無駄よ!タロットレイの効果発動!フルリバース!」

 

占術姫ペタルエルフ ATK800

占術姫ウィジャモリガン ATK1300

 

「ペタルエルフのリバース効果で相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする」

 

星読みの魔術師 ATK1200→DEF2400

ペンデュラム・ドラゴン ATK2500→DEF2000

 

「破滅の運命を逃れられて良かったわね!これで心置き無く、ミエルが勝利出来るわ。ウィジャモリガンのリバース効果、このターンのエンドフェイズに相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与えるわ。更にAカード『リアクション・アップ3』発動!このターンの効果ダメージを3倍にする」

 

『遊矢兄ちゃんの守備表示モンスターは3体だから…』

 

『って事は500×3×3=4500のダメージって事!?』

 

『いや、キキナガシ風鳥がいるから3000のダメージだ』

 

「これで分かったでしょ?このデュエル、あなたの勝利は無いのよ!」

 

「…それはどうかな?Redy(レディ)?」

 

「ふぇ!?レディ!?」

 

『こっちだこっちー!!』

 

『待ってよ遊馬って、良かった!まだ終わってない!』

 

『あれは!』

 

「俺は手札から魔法カード『融合』発動!!」

 

『融合!?』

 

『なんと!遊矢君が融合召喚!?』

 

「俺が融合するのは星読みの魔術師とオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!神秘の力操りし者、眩き光となりて竜の眼(まなこ)に今宿らん!融合召喚!いでよ!秘術ふるいし魔天の竜!『ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

 

ルーンアイズ ・ペンデュラム・ドラゴン ATK3000

 

『…こっこれは…』

 

『攻撃力3000の融合モンスター。…けど残念だったわね!それじゃあミエルのLPは削り切れないわ!あなたの運命は変わらない!

 

「ニッ…ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンはフィールドのP召喚されたモンスターを素材としてこのカードが融合召喚に成功したターン、このカードは相手の効果を受けません。更に融合素材にした魔法使い族のレベルによって効果が変わります!レベル5以上の場合、このカードは3回攻撃が出来るのです!」

 

「何ですって!?」

 

『星読みの魔術師のレベルは5!』

 

『って事は、3回攻撃だ!!』

 

「It's(イッツ) a(ア) show(ショウ) time(タイム)!!」

 

そう言ってルーンアイズに飛び乗ると、空中移動し始める

 

「バトルです!」

 

「はう!?///」

 

「ウィジャモリガン、ペタルエルフ、タロットレイを攻撃!さあ!クライマックスです!連撃のシャイニーバースト!」

 

「ズッキューン!!」

 

Mieru LP4000→2300→100→-200 LOSE

 

WINNER Yuna

 

 

「やったね!遊矢兄ちゃん!」

 

「遊矢、お疲れさん!良いデュエルだったぜ!」

 

「新しい融合モンスター!痺れるー!」

 

「ありがとう!」

 

「やるねー!遊矢!まだこんな手が隠されていたなんて知らなかったよ僕」

 

フトシ君達3人組とヨハンに続いて、素良、柚子、遊馬もこちらへ駆けつけて来てくれた。

 

「素良に柚子に遊馬まで!そっちの試合は終わったの?」

 

「うん!無事に2人とも6連勝達成だよ!」

 

「おお!流石だな!」

 

「遊矢…今の…」

 

「あ、そうだった。これ、勝手に使っちゃってごめんね」

 

柚子の言いたい事は直ぐに分かったため急いで融合カードを柚子に差し出す

 

「これ、返すよ」

 

「え?いいの?」

 

「もちろん。元々返す為に持っていたんだけど事故で、紛れ込んじゃってたみたいでさ。でも、おかげで助かったよ。ありがとう柚子」

 

カードを柚子に渡す

 

「そのカードと一緒に柚子は今までの自分とは違う自分になろうと頑張ってるんでしょ?このカードは柚子の所にあるべきだ」

 

「うん。ありがとう遊矢」

 

《(女の友情って奴だねぇ)》

 

「ミエルの、運命の人ーー!!」

 

「うわぁ!?」

 

「きゃっ!?遊矢!?」

 

いい雰囲気をぶち壊すようにミエルが遊奈に飛びついてきた。

不意をつかれた突撃だった為、そのままバランスを崩して倒れ込んでしまう。

 

咄嗟に女の子が怪我すると危ないと考え、ミエルが怪我をしないように倒れ込んだ

 

絵面的にはミエルに押し倒されてる状態だ

 

あっ…この状態…

 

《この!小娘!遊奈から離れろ!!》

 

「やっぱりあなたが運命の人だったのねー!さっき、ビビっと来ちゃったのー!ミエルの占いは間違ってなかったのだわ!!」

 

「……」

 

「って遊矢!顔が真っ青だよ!?」

 

「離れなさい!このバカ!」

 

「遊矢大丈夫か…?しっかりしろ」

 

慌てて柚子達がミエルを退かしてヨハンが遊奈を助け起こす

 

「はぁ…!はぁ…!」

 

「落ち着け。大丈夫だからな?俺がついてる」

 

遊奈の尋常じゃない様子にまだ残っていた観客がざわめき出すが、塾長が指示をだして誘導したおかげで会場は無事に人払いされていった。

 

「大丈夫ですかな!?」

 

「いったい何があったんですか?」

 

「私にも…えっと…どういう事かしら…?」

 

人払いし終わったのだろう。ニコさんと海野塾長もスタジアムに降りて訪ねてくる。

ミエルもヨハンに抱きついてる遊奈を見て冷静になったのだろう、そう柚子達に尋ねてくる

 

「僕も聞きたい。いったい遊矢に何があったの?」

 

「PTSDよ…」

 

「PTSDですって…!?」

 

「PTSDって…?」

 

「簡単に言えばトラウマって事らしい」

 

「多分あなたが抱きついて遊矢を押し倒したせいね…。最近は落ち着いたと思ったのに…」

 

「そんな…!私そんなつもりじゃあ…!」

 

「分かってるって。遊矢もしばらくすれば落ち着くからさ。それまではそっとしておいてくれないか?」

 

「う、うん」

 

───────────────────────

 

ヨハンの体温と心音によって、しばらくすると何とか呼吸が落ち着いてくれたものの、自然と力が抜けてヨハンに体重を預けるようにぐったりしてしまう

 

《遊奈…》

 

《……》

 

…ごめん。心配かけた。

 

心配そうにこちらの様子を伺うファントムとレインにそう伝える

 

「大丈夫か?」

 

ヨハンがそう訪ねて来るのに力無く頷く

 

「遊矢!ごめんなさい…私そんなつもりなくて…!こんな事、占いにも無かったのに…!ごめんなさい!」

 

泣きながらそうミエルが謝ってくるので、笑いかける

 

「…君のせいじゃない。ビックリ…させちゃったよね?こちらこそごめんね…」

 

「ううぅ…(どうしてあなたが謝るのよ!ミエルが悪いのに!)」

 

「とりあえず、今日はこのまま帰っても大丈夫かな?早く遊矢を休ませたい」

 

「は、はい!大丈夫ですよ!」

 

「タクシーを呼んでおいたんで乗っていってください。こちらからのせめてものの償いです」

 

「分かりました。ありがとうございます。遊矢行けるか?」

 

「うん…」

 

ヨハンと遊馬に支えられながら一足先にタクシーで家に帰った。

 

 

───────────────────────

 

ーSide/柚子

 

「素良とえっとミエルさんで、いいかしら?」

 

「うん?」

 

「何かしら…」

 

「2人とも話があるの一緒に来てくれる?」

 

「「分かった(わ)」」

 

場所を移動して人がいない場所に来ると遊奈のことを話し出す。

 

「…て事なの」

 

「…なるほどね。だから遊奈はいつも男装していたのか…」

 

「ええ。ミエルちゃん。だから、遊奈の事は諦めてちょうだい」

 

「…なるほどね、分かったわ。でも、私を変えてくれる運命の人なのには変わらないわ。私も遊奈を助けたい」

 

「ミエルちゃん…」

 

「私のせいで傷つけてしまったのは変わりないわ。ちゃんと謝って今度は友達として遊奈と関わりたいの!ダメかしら…?」

 

「…それを決めるのは私じゃないわ」

 

ミエルの真っ直ぐな目を見てこの子なら信用出来ると思った私は手を差し伸べる

 

「私も協力するわ。一緒に頑張りましょう?ミエル」

 

「! うん!こちらこそよろしく!柚子!」

 

「(なんか僕だけ置いてけぼり?まあ、いっか)」

 

ポケットに入っていた飴玉を取り出して舐めながら素良は二人を見ていた




という訳で遊奈にPTSDの発作が起こりました。
まあ、遊戯王作品の主人公にPTSDがあるのは公式なんでしかたないですね←(殴
ファントムのおかげで症状は抑えられてますが、今回のようにきっかけがあると発作が起きる時があります。
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