※この作品はR-18です。

遊戯王ARC−V 幻影の魔術師   作:しょごりゅう

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前回に引き続き、アンケートを募集してますのでよろしくお願いします。それではどうぞ


第27話 不動の心と妖仙の風

 

「うわあああ!」

 

次の日になって先にスタジアム入りをしていた私にいきなり坊主の人がぶつかって来た。

 

「いっててて…!」

 

《いきなりなんなのさ!》

 

「それは坊ちゃんのっ…!権現坂昇さんの勝負襷!」

 

「ん?これ…」

 

坊主の人が手を伸ばそうとした方を見ると横に白い襷が落ちていた

 

権現坂の…?

 

そう考えてるうちに後ろから走ってきたガラが悪い男が襷を奪って走り去っていく。

 

「あっ待て!」

 

それにハッとした私は、慌ててそいつの後を追うと先程ぶつかって来た坊主の人も一緒に走ってくる。

 

「…あいつなんで権現坂の襷を?」

 

「恐らくあいつは暗黒寺の仲間」

 

「!」

 

「奴らは勝つためならどんな卑怯な事も…!」

 

「暗黒寺…」

 

「君は昇坊ちゃんのお友達の榊さんだね?確か君もこれから試合が…」

 

「困ってる親友をほっとける程、腐った性格はしてないよ。襷は私が取り返す」

 

どんどんスタジアムから離れていって何処か森のような場所の中まで来る。

開けた場所に来て辺りを見渡すと、木々の間から権現坂の襷を奪った奴と他にも2人ガラが悪い男が現れる

 

「待ち伏せか…」

 

「くっくっく…」

 

すると隣にいた坊主は笑いながら男たちの方へ歩いていき、振り返る。

 

「バーカ!引っかかってやんのー!」

 

「俺達に付き合ってもらうぜ」

 

「お前、男なら誰でも股開くんだろ?俺達の相手もしてくれよ?」

 

「「「ギャハハハハ!!」」」

 

「おい…?なんか、反応しろよ?」

 

ひとしきり下品なことを吐きながら笑う男たちだったがなんの反応もしない遊奈に痺れを切らしたのか聞いてくる。

 

「はぁ…言っとくけど、お前達が暗黒寺の仲間って言うことは分かってたよ。1つ、お前達の情報を私は知っていた。2つ、私にぶつかって来た時。なかなかの猿芝居で途中で笑いそうになるのを堪えてたくらいだよ。3つ、そもそもな話、権現坂を坊ちゃんなんて呼ぶ塾生はいない」

 

まあ、後は私が人の感情に敏感って言うのもあるんだけどね。

 

ん?こいつらの情報?ハッキングって素晴らしいね!良い子は真似しちゃダメだよ

 

「まあでも、襷に関しては本物みたいだし…力づくでも返してもらうよ」

 

pipi…

 

柚子から電話が来る。時間を見ると権現坂の試合はもう始まってるようだ

 

「柚子か?」

 

『遊奈!』

 

「権現坂に伝えてくれ、私なら大丈夫だから心配するなって。襷は必ず取り返すからって」

 

『え!?ちょっと遊っ…』

 

柚子の言葉を最後まで聞かずに電話を切ると襲ってきた男の手を掴みその力を利用して逆に投げ飛ばす。

 

「グワッ!?」

 

「チッ!あんにゃろーやっちまえ!」

 

「「おら!」」

 

襲ってくる男達を次々と返り討ちにする。

こんなの遊星兄達より全然弱い。

 

「ぐう…」

 

「女の癖に…」

 

「強い…」

 

「ほら、君達も決闘者なら決闘者らしくデュエルで相手しなよ?」

 

「生意気な…良いだろ!4対1でデュエルを挑んだこと後悔させてやる!」

 

「「「「デュエル!」」」」

 

─────────────────────

 

ーSide/柚子

 

さっき暗黒寺が言っていた友達って遊奈の事…?

 

焦りのあまり、追い詰められる権現坂を見て観客席から前へ出ると権現坂に向かって叫ぶ

 

「権現坂!遊奈を信じて!」

 

「!」

 

「遊奈は大丈夫だから心配しないでって私に言った!必ず襷を取り返して駆けつけるからって!」

 

「遊奈が…!」

 

「遊奈はもう自分の過去を乗越えて前に進もうとしてる!もう、昔の遊奈とは違う!一人でも戦えるから!」

 

「昇よ!今こそ不動を信じよ!友を!そして自分を信じよ!」

 

「親父殿…!」

 

「ハハハハ!あいつと連絡が取れたか。意気地無しがムキになって哀れなもんだぜ!」

 

「あいつは意気地無しなんかでは無い!ただ優しいだけだ!だが、そんなあいつがそう言うなら遊奈は必ず戻ってくる!」

 

「何?」

 

「柚子の言う通りだ。もはや遊奈は3年前とは違う!」

 

「権現坂…」

 

「チッ」

 

「遊奈の決意が分かった今!俺の心はもう揺らぎはせん!俺は俺のデュエルを貫くのみ!」

 

何とか権現坂は持ち直しデュエルを進めていく。

しかし、奪われたビックベン・Kのダイレクトアタックをくらい権現坂のLPは残り僅かになる。しかし墓地のカードの効果で『バーバリアン・マッド・シャーマン」の攻撃力を0にして何とか相手ターンを耐える。

 

その衝撃で権現坂が付けていた黒帯が切れてしまった。

 

「親父殿より授かった勝負襷…だが、今の俺に必要なのはこれでは無い!(俺に必要な物…それは…)」

 

「権現坂ー!!」

 

「はっ!?」

 

遊奈の声が届いたのか権現坂が観客席の方を振り向いた。

 

─────────────────────

 

ーSide/遊奈

 

暗黒寺の取り巻き達をエンタメデュエルで和解した後、襷を持ってスタジアムを駆け抜けた私はフィールドにいる権現坂を思いっきり呼ぶ

 

「権現坂ー!!」

 

私の声に気づいた権現坂はこちらを見る

 

「「「遊奈!」」」

 

「「「遊奈姉ちゃん!」」」

 

「来たか…!」

 

「待たせてごめん!受け取って!!」

 

思いっきり持っていた襷を権現坂に届くように投げる。襷は風に乗りながら無事、権現坂の手に渡る

 

「遊奈!お前からの襷、確かに受け取った!俺は信じていた。そしてお前は来た。これが俺の今の勝負襷だ!」

 

私が渡した襷をいつもの様に付けた権現坂がそう告げる。

 

そしてデュエルを再開した権現坂はタマ・Cを召喚し、効果で相手の場のビックベン・Kを素材にしてスサノ・Oをシンクロ召喚し、更にバスター・ガントレットを装備して守備力を上げたスサノ・Oで攻撃力0のマット・シャーマンを攻撃して権現坂がデュエルに勝った。

 

『ジュニアユース選手権、本日の第1試合は権現坂昇選手の勝利となりました!』

 

「必ず来ると信じていたぞ遊奈」

 

「私も権現坂が絶対勝つと信じていたよ」

 

観客席に近づいてきた権現坂に手を差し伸ばされて私も手を握り返しながら笑って答える

 

「「「遊奈姉ちゃーん!」」」

 

みんなに呼ばれて手を離して振り返るとみんなが来てくれる

 

「心配したぜぇ!どこ行ってたんだよ」

 

「ごめんごめん。次は私の番だね。権現坂に負けないように私も頑張るよ」

 

─────────────────────

 

 

『続きましては本日の第2試合!遊勝塾所属、榊遊奈 対ネオ・デュエル・スクール所属沢渡シンゴの1戦でございまーす!』

 

「「「頑張ってー!!」」」

「「「遊奈!!」」」

「しっかりなー!」

「燃えろー!熱血だー!」

「遊奈…頑張れよ」

「(さあ遊奈、この試合は夢への第1歩だ。力いっぱいやれ)」

 

「あれが噂のペンデュラム使いか…!」

「でも、ペンデュラムなんて本当は無いって言ってる人もいるわよ?」

「まあ、ストロング石島とのデュエルもインチキだったって噂もあるからな」

 

「俺達はお前が女だろうとお前のファンだー!!」

 

「「「「「ファントム様!!!ファイトー!!!」」」」」

 

フィールドへ歩いていくと様々な応援と会話がスタジアム中から聞こえてくる。それを受けながらもいつも通り堂々と遊奈は歩いて位置に着く。すると向かいから草笛を拭きながら沢渡がやってきた。

 

《なあにこれぇ》

 

うーん。キャラ作りかな?にしてはズレてるような滑ってるような…

 

《…あっ!なんか、既視感あると思ったら不満足さんとカイトだ!》

 

やめて差し上げろ

 

「カードが俺を呼んでいる…ドローしてよと呼んでいる…!天に瞬く星1つご覧デュエルの一番星!」

 

「……」

 

会場がなんとも言えない雰囲気に包まれる。

 

おい、この雰囲気どうしてくれる

 

《盛大に滑ってますな》

 

「フフフ…俺が誰か分かるか?」

 

「沢渡かな」

 

「違う!ネオ・ニュー・沢渡だ!」

 

「ああ、そう…(日本語不自由かな?)」

 

《いや、どっちかと言うと英語じゃない?》

 

衣装を脱いでドヤ顔で決めポーズをしている沢渡にちょっとみんな呆れ気味になっている。

 

「榊遊奈!お前には数々の恨みがある!」

 

「ん?」

 

「その1!ふざけた低レベルモンスターを使い、俺に敗北を味合わせた!屈辱だ!」

 

「元々、私のカードを奪おうとしてたんでしょ!それに低レベルモンスターを馬鹿にしたのが悪い!」

 

「う…その2!お前そっくりのエクシーズ使いに怪我を負わされた!屈辱だ!」

 

「遊斗兄は柚子を守ろうとしただけだ!それに怪我なんてしてないって調べはついてるんだけど?」

 

「う…って兄?」

 

「私の4つ子の兄さんだよ」

 

「聞いてないぞ!」

 

「言ってないからね」

 

「ぐう…その3!俺の尊敬するパパを襲って怪我をさせた!屈辱この上ない!」

 

「それに関しては私も被害者なんだけど。同じ犯人に攫われたし…」

 

「え…!?」

 

「寧ろ、君のパパのせいで奴に私の事バレて誘拐されたんだけど…」

 

「ぐう…!お前に受けた屈辱の数々、今こそ何百倍にもして返してやるぜ!ここに宣言する。榊遊奈、お前はこのデュエル最高の屈辱を受けて負ける」

 

『おーと!?早くも沢渡選手の勝利宣言です!』

 

「お前をこれまで勝利に導いたペンデュラム召喚、それが今日はお前を敗北へ導くだろう」

 

「言ってくれるね…。君がどんなデッキを使っても、私はいつも通りデュエルをするだけさ!」

 

『いったいこの勝負どうなるのか!では!アクションフィールドをセットしましょう!カモーン!…決定しました!アクションフィールド・オン!フィールド魔法『夕日の荒城』発動!』

 

夕焼けに染まる日本の城のフィールドに変わる

 

「行くぞ!戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!」

 

「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い!」

 

「「フィールド内を駆け巡る!」」

 

『見よ、これぞデュエルの最強進化系!アクショーン!』

 

「「デュエル!」」

 

 

先攻 Yuna LP 4000 VS 後攻 Shingo LP 4000

 

 

「先行は譲ってやるぜ」

 

「私のターン、手札からフィールド魔法『天空の虹彩』を発動!フィールド魔法はアクションデュエルの場合、永続魔法扱いになる。そしてライトPゾーンに『EMシルバー・クロウ』をセット!そして天空の虹彩の効果!このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキからオッドアイズカード1枚を手札に加える!私はPゾーンのシルバー・クロウを破壊してデッキから『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』を手札に加える!更に大事なアシスタントに来てもらいましょう!現れろ!『EMユニ』!」

 

EMユニ ATK 800

 

「ユニの効果発動!ユニはレベル4以下の仲間のEMを手札、またはデッキから特殊召喚出来るよ!デッキから『EMコン』!」

 

ユニが投げキスをするとハートが現れ、それが割れるとコンが出てきた。

 

EMコンATK 600

 

「二人揃って可愛さ2倍‼︎Unicorn(ユニコーン)‼︎」

 

「くっ…(可愛いじゃないか…)」

 

『おおっと!ここで遊奈選手のアシスタントとしてUnicornが来てくれたぞ!』

 

「そしてコンの効果発動!フィールドのユニとコンを守備表示にして、デッキからペンデュラムモンスター1体を手札に加えるよ!」

 

ユニATK 800→DEF 1500

コンATK 600→DEF 1000

 

「私が手札に加えるのは『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』。そしてこのカードをライトPゾーンにセットし、カードを1枚伏せターンエンド!このエンド時、Pゾーンのペンデュラム・ドラゴンの効果発動。このカードを破壊してデッキから攻撃力1500以下のペンデュラムモンスター1枚を手札に加える。『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』を手札に加える」

 

 

Yuna

LP4000

手札 4(1枚はファントム、ペルソナ)

 

ユニ(守備表示)

コーン(守備表示)

 

 

魔法・罠カード 

天空の虹彩

 

「さーて、沢渡シンゴ…伝説のリベンジデュエル開幕だ。俺のターン、ドロー!俺は永続魔法『修験の妖社』を発動!このカードは妖仙獣が召喚 、特殊召喚された時、1回につき、妖仙カウンターが1つ点灯する」

 

「妖仙獣…」

 

そっか、ここから沢渡がペンデュラムを使い始めるのね

 

「そして手札から『妖仙獣 鎌壱太刀(カマイタチ)』を召喚!」

 

妖仙獣 鎌壱太刀 ATK1600

 

「鎌壱太刀の召喚に成功した時、手札から鎌壱太刀以外の妖仙獣1体を召喚出来る!こい『妖仙獣 鎌弐太刀(カマニタチ)』!」

 

妖仙獣 鎌弐太刀 ATK1800

 

「更に鎌弐太刀の召喚に成功した時、手札から鎌弐太刀以外の妖仙獣1体を召喚出来る!『妖仙獣 鎌参太刀(カマミタチ)』!」

 

妖仙獣 鎌参太刀 ATK1500

 

『な、なんと沢渡選手!3回の召喚を決めたー!』

 

「フフフ…モンスターを一気に召喚出来るのは、何もペンデュラム召喚の専売特許じゃねえぜ?」

 

「そうだね」

 

「…俺はここまで3体の妖仙獣を召喚した!修験の妖社の効果により妖仙カウンターは3つ点灯!」

 

修験の妖社 妖仙カウンター 0→3

 

妖社のロウソクに火が3つ灯る

 

─────────────────────

 

Side/観客席

 

 

「な、なんか、気味悪い…?」

 

「あのデッキ、強いかも…!」

 

「すげー!沢渡さん、いや、ネオ・ニュー・沢渡さんだ!」

 

「まさに最強だぜー!」

 

─────────────────────

 

Side/遊奈

 

「鎌壱太刀の効果発動。このカード以外の妖仙獣がフィールドにいる時、1度だけ相手フィールドのカード1枚を手札に戻す!」

 

「!」

 

「ユニに戻られてまた同じ効果使われるのも厄介だ。戻れ!コン!」

 

「あぁ!コンがぁ!」

 

「行くぞバトルだ!鎌壱太刀でユニを攻撃!」

 

「ユニ…!」

 

「これでお前を守るモンスターはいない!鎌参太刀でダイレクトアタック!」

 

「手札の『EMクリボーダー』の効果発動!相手のダイレクトアタックを受ける時、このカードを特殊召喚して攻撃対象をこのカードに移し替える。その戦闘で自分が戦闘ダメージを受ける場合、代わりにその数値分だけ自分のLPを回復するよ!頼んだクーちゃん!」

 

《クリクリー!》

 

EMクリボーダー ATK300

 

鎌参太刀の攻撃がクリボーダーを破壊するが、ダメージは光の粉に変わって遊奈に降り注ぐ

 

「クーちゃんの攻撃力と鎌参太刀の攻撃力の差は、1200!よって私のLPは1200回復するよ!ありがとうクーちゃん!」

 

Yuna LP4000→5200

 

「チッ!なら鎌弐太刀でダイレクトアタック!」

 

Aカードを取るために跳ね橋を渡ろうとするが鎌弐太刀の攻撃で橋の下に通ってる、まるで川が流れていたような溝に着地する。

 

Yuna LP5200→3400

 

「残念でした!更に鎌参太刀の効果発動!このカード以外の妖仙獣が相手にバトルダメージを与えた時、デッキから鎌参太刀以外の妖仙獣1枚を手札に加える。俺が加えるのは『妖仙獣 大幽谷響(オオヤマビコ)』。更に修験の妖社の効果発動!1ターンに1度、妖仙カウンターを3つ使い、デッキから妖仙獣1枚を手札に加える。俺が加えるのは『魔妖仙獣大刃禍是(ダイバカゼ)』。あんまりあっさり勝負が着いちゃあ面白くない。俺はカードを1枚伏せターンエンド。カマイタチ三兄弟は召喚されたターン終了と同時に手札に戻る」

 

修験の妖社 妖仙カウンター 3→1

 

Shingo

LP 4000

手札 6枚(鎌鼬三兄弟、大幽谷響、大刃禍是)

 

魔法・罠カード

修験の妖社、伏せ1枚

 

Yuna

LP 3400

手札 4枚(コン、ファントム、ペルソナ)

モンスター 

魔法・罠カード

天空の虹彩

 

妖仙獣ガン回りじゃないか。

てか、鎌参太刀の効果忘れてた!クーちゃん使うなら鎌参太刀じゃなくて鎌弐太刀だったなぁ

 

「さあ!ショーを続けようぜ!エンタメデュエリスト榊遊奈!」

 

『沢渡選手!まさに余裕を見せて榊選手を挑発!』

 

「私のターン、ドロー!Here(ヒア) we(ウィー) go(ゴー)!! It's(イッツ) a(ア) show(ショウ) time(タイム)!!ペンデュラムスケールをセッティング!俺はレフトペンデュラムゾーンに『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』をセット。そしてライトペンデュラムゾーンに『EMオッドアイズ・ユニコーン』をセッティング!」

 

RPゾーン:オッドアイズ ・ペルソナ・ドラゴン PS[1]

LPゾーン:EMオッドアイズ・ユニコーン PS[8]

 

「これでレベル2から7までのモンスターを同時に召喚可能!揺れろ、運命の振り子!!永久に続く時を刻み未来と過去を行き交え!!ペンデュラム召喚!エクストラデッキから甦れ!レベル4、雄々しき銀色の爪を持ちし銀狼『EMシルバー・クロウ』!レベル7、輝く二色の眼『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!もう1度来てくれ!レベル4『EMコン』!そして同じくレベル7、時空を司る幻影の竜よ!今時空の狭間より現れよ!!『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』‼︎」

 

シルバー・クロウ ATK1800

コン DEF1000

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンATK2500

オッドアイズ・ファントム・ドラゴン ATK2500

 

『来ましたー!かのストロング石島選手をも破った榊選手のペンデュラム召喚!』

 

『これがペンデュラム召喚!』

 

『本当にあったんだ!』

 

『いいぞー!ファントム様!!』

 

さて…ペンデュラム召喚をしたものの、沢渡の手札には大幽谷響がいる。あいつはバトルした時に手札から出てきて攻撃してきたモンスターの攻撃力と同じになる。しかも破壊されたら妖仙獣をサーチする効果もあったはずだ。

 

ここは…

 

また新たなドラゴンの雄叫びが聞こえてくる

 

「Ladies(レディース) and(アンド) Gentleman(ジェントルメン)!! Boys(ボーイズ) and(アンド) Girls(ガールズ)!皆さまご注目下さい!早速ですが、これからペンデュラム召喚のその先の1つの可能性をお見せ致しましょう!レベル7のペンデュラム・ドラゴンと同じくレベル7のファントム・ドラゴンでオーバーレイ!2体のオッドアイズでオーバーレイネットワークを構築!二色の眼の竜よ、蒼き激流にその身を包み、輝く氷で凍てつかせろ!エクシーズ召喚!ランク7!『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』!」

 

オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ATK2800

 

『おおーと!!榊選手お得意のペンデュラムエクシーズだ!』

 

「な!?ランク7エクシーズモンスターだと!?」

 

「バトル!アブソリュート・ドラゴンでダイレクトアタック!」

 

「手札の『妖仙獣 大幽谷響』の効果!ダイレクトアタックを受ける時、手札の妖仙獣1体を墓地に送り、攻撃表示で特殊召喚出来る!」

 

Shingo 手札6→5

 

妖仙獣 大幽谷響 ATK?

 

「攻撃力不明…」

 

「大幽谷響の攻撃力はバトルする相手モンスターの元々の攻撃力と同じとなる!妖仙獣が特殊召喚された事によって妖仙カウンターが1つ点灯!」

 

修験の妖社 妖仙カウンター 0→1

 

「どうだ!相打ち覚悟で攻撃してくるか?」

 

「なら、アブソリュート・ドラゴンで大幽谷響を攻撃!」

 

「来るか!なら大幽谷響の攻撃力はアブソリュート・ドラゴンと同じ2800になる!」

 

大幽谷響 ATK?→2800

 

「アブソリュート・ドラゴンの効果発動!1ターンに1度、自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その攻撃を無効にするよ!」

 

「なっ!?何をしてるんだ?」

 

『えぇー!なんで攻撃したんだ?!』

 

「この為さ!そして自分の手札・墓地からオッドアイズモンスター1体を選んで特殊召喚できる!甦れ!ファントム!」

 

《よっし!ただいまー!》

 

ファントム・ドラゴン ATK2500

 

「な!?ファントムが戻ってきただと!?」

 

「そして、ファントムで大幽谷響を攻撃!」

 

「馬鹿め!もうアブソリュートの効果は使えないが、大幽谷響の効果はもう1度使える!ファントムと同じ攻撃力だ!」

 

大幽谷響ATK2800→2500

 

「ユニコーンのペンデュラム効果発動!このカードは自分の『オッドアイズ』モンスターの攻撃宣言時、そのモンスター以外の自分フィールドの『EM』一体を対象にし、その攻撃モンスターの攻撃力を対象のモンスターの元々の攻撃力分アップすることが出来る!俺が選ぶのは『EMシルバー・クロウ』!よって『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』の攻撃力は1800アップする!」

 

ファントム ATK2500→4300

 

「行け!ファントム!夢幻のスパイラルフレイム!」

 

「ぐぅ…!」

 

Shingo LP4000→2200

 

「更にファントムの効果!1ターンに1度、このカードが戦闘ダメージを与えた時、ペンデュラムゾーンにいるペンデュラムモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

 

Shingo LP2200→900

 

「ぐあぁ!」

 

『これは効いたー!沢渡選手!合計で3100の大ダメージだ!』

 

「…大幽谷響の効果発動!このカードがバトルで破壊された時、妖仙獣1体を手札に加える事が出来る。俺は2枚目の大幽谷響を手札に加える!」

 

『な、なんとー!?せっかく倒した大幽谷響が新たに手札に加わえられたー』

 

シルバー・クロウや、コンで追撃した所で、更にカウンターを増やされるだけか…なら

 

「これでターンエンド!」

 

Shingo

LP 900

手札 5枚(鎌鼬三兄弟、大幽谷響、大刃禍是)

モンスター

 

 

魔法・罠カード

修験の妖社、伏せ1枚

 

Yuna

LP 3400

手札 1枚

モンスター 

コン(守備表示)

シルバー・クロウ(攻撃表示)

アブソリュート・ドラゴン(攻撃表示)

ファントム・ドラゴン(攻撃表示)

魔法・罠カード

天空の虹彩

 

RPゾーン:オッドアイズ ・ペルソナ・ドラゴン PS[1]

LPゾーン:EMオッドアイズ・ユニコーン PS[8]

 

 

「ここからが本番だ。沢渡シンゴ、伝説のリベンジデュエル。榊遊奈!お前はこれからペンデュラム召喚の恐ろしさを知る!」

 

「…シルバー・クロウ行くよ!」

 

沢渡の挑発には乗らず、ファントムやアブソリュートでは無く小回りが利くシルバー・クロウに跨ってAカードの位置を把握するため、走り抜ける。

 

「見るがいい!榊遊奈!俺のターン!俺は妖仙獣鎌壱太刀を召喚!鎌壱太刀の召喚により、鎌弐太刀、鎌参太刀も続けて召喚!」

 

鎌壱太刀 ATK1600

鎌弐太刀 ATK1800

鎌参太刀 ATK1500

 

「そして、修験の妖社の効果発動!3体の妖仙獣が召喚され、妖仙カウンターが3つ点灯!」

 

修験の妖社 妖仙カウンター 1→4

 

 

「そいつの効果は少々厄介だからな。鎌壱太刀の効果で、アブソリュートを手札に戻す!」

 

「アブソリュートは手札では無くエクストラデッキに行く」

 

「Aカード!『攻撃封じ』!相手の攻撃表示モンスター1体を守備表示に変える!俺はシルバー・クロウを選択!」

 

シルバー・クロウATK1800→DEF700

 

「バトルだ!先ずは鎌壱太刀、鎌参太刀でコンとシルバー・クロウを攻撃!」

 

破壊される瞬間、乗っていたクロウをから飛び降り何とか着地すると処理を行いながら動きを止めないように走る。

 

「そして、鎌弐太刀の効果発動!このカードは攻撃力を半分にしてダイレクトアタックが出来る!行け!」

 

鎌弐太刀 ATK1800→900

 

Aカードが目の前にあっても間に合わないと思った瞬間、鎌弐太刀の風が襲い吹き飛ばされる

 

Yuna LP3400→2500

 

「っ!」

 

《遊奈!》

 

間一髪駆けつけたファントムの背に着地を成功させる。

 

《怪我は無い!?》

 

「ありがとう…ファントム。助かったよ」

 

「更に鎌参太刀の効果発動!このカード以外の妖仙獣が相手にダメージを与えた事で、妖仙獣1枚を手札に加える。俺が加えるのはペンデュラムモンスター『妖仙獣 左鎌神柱(サレンシンチュウ)』!」

 

『な、なんと!沢渡選手がペンデュラムカードを!?』

 

「まあ、持ってるよね…」

 

そもそも、妖仙獣ってカテゴリーがオッドアイズEM魔術師、DDDに続くペンデュラム召喚の新テーマだったのだからっていうのは違くて、あのカードの開発に携わっていたからだ。

 

「修験の妖社の効果発動!妖仙カウンターを3つ使いデッキから妖仙獣カードを1枚手札に加える。俺はペンデュラムモンスター『妖仙獣 右鎌神柱(ウレンシンチュウ)』を手札に加える」

 

修験の妖社 妖仙カウンター 4→1

 

「来る…!」

 

確かあの組み合わせのスケールは…

 

「榊遊奈、宣言通りペンデュラム召喚がお前を敗北へ導く!俺はスケール3の妖仙獣 左鎌神柱とスケール5の右鎌神柱でPSをセッティング!」

 

RPゾーン: 妖仙獣 左鎌神柱 PS[3]

LPゾーン: 妖仙獣 右鎌神柱 PS[5]

 

 

「スケール3と5…勿体ぶらずに発動したらどうかな?」

 

「!なんでお前がその事を…!」

 

「ん?零児から聞いてない?ペンデュラムカードの開発者の1人だからだよ」

 

その言葉に沢渡だけじゃなく、会場全体が騒めきだす。

 

「っ知ってるなら隠さなくていいな!右鎌神柱の効果発動!もう片方のPゾーンに妖仙獣がいる時、PSは11に上がる!」

 

LPゾーン: 妖仙獣 右鎌神柱 PS[5]→ [11]

 

「これでレベル4から10のモンスターが同時に召喚可能!ペンデュラム召喚!烈風纏いし妖の長よ、荒ぶるその衣を解き放ち、大河を巻き上げ大地を抉れ!いでよ!『魔妖仙獣 大刃禍是』!」

 

魔妖仙獣 大刃禍是 ATK3000

 

『驚きました!沢渡選手のペンデュラム召喚です!』

 

「……どうやら、召喚は成功したみたいだね」

 

《……でも、どうするんだい?なかなか厄介だよ。特に奴は》

 

そうファントムは大刃禍是を睨みつける。

 

「修験の妖社に妖仙カウンターが1つ点灯」

 

修験の妖社 妖仙カウンター 1→2

 

─────────────────────

 

Side/観客席

 

 

『ペンデュラムって榊遊奈だけが使えるんじゃなかったの!?』

 

『今目の前で沢渡も使ったじゃん!』

 

『遊奈がペンデュラムカードの開発に携わってるってどういう事だ!?』

 

『そのまんまの意味ですよ。遊奈は今後の為に開発に協力したんです』

 

『今後の為?それはどういう…』

 

『ペンデュラム召喚はアクションデュエルにおいて象徴になる。だからこそ、遊奈は沢山の人にペンデュラム召喚をやって欲しくて協力したんです(まあ、別の目的もあるんだけど、黙っておくべきだな)』

 

 

─────────────────────

 

Side/遊奈

 

「そうだ沸け!もっと沸け!お楽しみはこれからだ!」

 

『《それ!遊奈(姉ちゃん)のセリフ!》』

 

「俺こそ選ばれた男。ネオ・ニュー・沢渡だ…!そして俺はペンデュラム召喚を出来るようになっただけじゃねぇ!その上をゆく!」

 

「その上…!」

 

「大刃禍是の効果発動!このカードが召喚、特殊召喚に成功した時、フィールドのカード2枚を選び、持ち主の手札に戻す!俺はオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンとEMオッドアイズ・ユニコーンを手札に戻す!」

 

「天空の虹彩の効果!このカードがある限り、私の場のPゾーンにあるEM、オッドアイズ、魔術師カードは相手の効果の対象にならない!よって大刃禍是の効果は無効だよ!」

 

「くっ…そんな効果が…!だがフィールドに大刃禍是がいることにより、永続罠『妖仙郷の目眩風』を発動!フィールドから手札に戻る妖仙獣以外のカードは全て持ち主のデッキに戻る!更に俺はLPを800払って、手札から永続魔法『妖仙大旋風』を発動!俺はターンエンド」

 

Shingo LP900→100

 

『おおっと!?沢渡選手!ここで少ないLPを更に削った!』

 

「だが、ただのターンエンドでは無い!見せてやろう、沢渡レジェンドコンボ!妖仙ロスト・トルネード!」

 

「っ!」

 

「妖仙大旋風の効果は、自分フィールドの妖仙獣1体が手札に戻る時、相手フィールドのカード1枚を手札に戻す。そして、妖仙鄉の目眩風の効果は妖仙獣以外のカードが手札に戻る時、手札では無くデッキに戻る!カマイタチ三兄弟はエンドフェイズ時に手札に戻る。これにより、妖仙大旋風の効果でお前のカード3枚を手札に戻す!先ずは厄介なフィールド魔法からだ!」

 

「くっ!」

 

「更にお前の場のPゾーンのカード2枚もデッキに戻って貰うぞ!」

 

「っ!」

 

『遊奈のフィールドのカードが次々消えていく…!』

 

『残るはファントムっ!』

 

「もちろん、そいつもご退場頂くぜ!大刃禍是の効果発動!このカードは特殊召喚したターン終了時、手札に戻る!妖仙ロスト・トルネード!」

 

《くっ…遊奈、後はお願い》

 

「分かった…」

 

沢渡のLPは残り100…

何とかしてみせるさ!

 

「どうだ?この大旋風は文字通り相手のカードを巻き上げ、舞い上がったカードは目眩風に誘われフラフラとデッキへ行っちまう!これぞ沢渡レジェンド・コンボ…妖仙ロスト・トルネードだ!!」

 

『榊遊奈のペンデュラムを封じ込めたか…』

 

『沢渡にしちゃあ上出来じゃねぇか』

 

『コンボのネーミングセンスは最悪だけどね』

 

 

「俺はネオ・ニュー・沢渡。伝説を生む男…!最後に右鎌神柱のPスケールは元に戻る」

 

LPゾーン: 妖仙獣 右鎌神柱 PS[11]→[5]

 

 

Shingo

LP 100

手札 5枚(鎌鼬三兄弟、大幽谷響、大刃禍是)

モンスター

 

魔法・罠カード

修験の妖社、妖仙大旋風、妖仙鄉の目眩風

 

RPゾーン: 妖仙獣 左鎌神柱 PS[3]

LPゾーン: 妖仙獣 右鎌神柱 PS[5]

 

 

Yuna

LP 2500

手札 1枚

モンスター 

魔法・罠カード

 

 

RPゾーン:

LPゾーン:

 

 

 

 

 




久しぶりのデュエルのせいで長くなってしまったので分けさせて貰います。すみません

第24話の話

  • そのまま、前みたいにR15一般公開
  • 冒頭部分をカット編集してR15一般公開
  • このままR18作品として続ける
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