※この作品はR-18です。

遊戯王ARC−V 幻影の魔術師   作:しょごりゅう

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不定期とは書きましたが、1ヶ月も更新出来なくてすみません!
夏風邪+スランプになってました…
その上、長い上に出来もあまりよくないです(>_<)


第4話 弟子入り志願

「という訳で、遊勝塾に加入を希望してきた、紫雲院素良君。素良君、遊勝塾へようこそ!これからよろしくね」

 

「紫雲院素良です!よろしくね!」

 

沢渡に制裁を加えた後、約束通りお礼に甘いものをご馳走しながら素良に話を聞いてみると、原作同様にLDSに加入するつもりだったが、私と沢渡のデュエルを見て私の弟子になりたいと遊勝塾への加入と私の弟子になる事を希望して来たので連れてきたのだった。

 

塾休むんじゃなかったのかって?

柚子がおじさんに遅れるって伝えていたらしいよ

 

《でも、素良ってアカデミアじゃなかった?》

 

《信用して大丈夫なんですかね?》

 

まあ、アニメでも仲間フラグ立っていたから大丈夫じゃないかな?

まあ、万が一の時に対処出来る様にはしておくよ。

 

「そうかそうか!歓迎するよ素良君!」

 

「ありがとう!師匠!早速だけど僕とデュエルしようよ!ペンデュラム召喚見てみたい!」

 

「分かった」

 

───────────────────────

 

『最後に立っているのは貴様か…、俺か…。フィールド魔法ON!フィールド魔法『荒野の決闘タウン』!』

 

『荒野の決闘タウン』は、西部劇でよくあるような街並みが特徴のフィールドだよ。

でも…

 

「えー!!なんか地味ー!僕、こんなのきらーい!」

 

「そうだよ、おじさん。相手は子ども(素良君)なんだから、もう少し夢のあるフィールドにしてよ」

 

《相変わらず、センスないね》

 

「うっ…すまない…。なら…これでどうだ!『スウィーツ・アイランド』!」

 

フィールドが、荒れ果てた荒野から、夢のあるお菓子の島に変わった。

 

「へぇ〜!」

 

おとぎ話に出るお菓子で出来た家や池などを見て感嘆の声をもらす。

 

「うわー!!お菓子の国だ!僕、こういうの大好き!おじさんありがとう!」

 

「それじゃあ行くよ!素良君!」

 

「うん!師匠!」

 

「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!」

 

「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い!」

 

「フィールド内を駆け巡る!」

 

「見よ、これぞデュエルの最強進化系、アクショーン!」

 

「「デュエル!」」

 

先攻 Sora LP 4000 VS 後攻 Yuna LP 4000

 

「僕のターン!手札から永続魔法『トイポット』発動!『トイポット』は1ターンに一度、手札を1枚捨てることで、カードをドロー出来る。それがレベル4以下のモンスターだったら手札からモンスター1体を特殊召喚出来る。それ以外なら墓地にポイッ!」

 

Sora手札4→3

 

【トイポット】

永続魔法 (オリジナル効果)

①:1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。 自分はデッキから1枚ドローし、お互い確認する。 確認したカードがレベル4以下のモンスターだった場合、手札からモンスター1体を特殊召喚できる。 違った場合、そのカードを捨てる。

②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「エッジインプ」モンスター1体または「ファーニマル」モンスター1体を手札に加える。

 

 

《なんか強くない?》

 

破壊された後のサーチ能力が強化されてる上にレベル4以下とはいえモンスター引いたら、手札からモンスターを特殊召喚出来るのは強いね。それにウィングの存在もあるし…

 

ギャンブル要素があるから安定性がないけど、ここはARC-Vの世界だからなあ…

 

 

「ドロー!僕が引いたのは『エッジインプ・チェーン』!手札から『ファーニマル・ドック』を特殊召喚するよ!」

 

ファーニマル・ドック ATK1700

 

Sora手札3→4→3

 

『『かわいい!』』

 

確かにファーニマルはかわいい。

だけど…

 

《ああ、なっちゃうとは誰も思わないよね…》

 

ファントムは、はしゃぐ柚子達を見て、手を合わせる。

 

話を戻すよ。

ここでファーニマル・エアーマンとも言われてるドックの登場。更にさっきのトイポットでチェーンも来てるとなるとここで加えるのは…

 

「ドックの効果発動!このカードが手札から召喚、特殊召喚されたとき、デッキから『エッジインプ』又は同名カード以外の『ファーニマル』モンスターを手札に加えるよ!僕は『ファーニマル・シープ』を加えるよ!」

 

Sora手札3→4

 

ですよね。てかドックも地味に強化されてるし…

これは絶対あのカードも握ってるな

 

「更に手札から『融合』発動!手札の『エッジインプ・チェーン』と『ファーニマル・シープ』を融合!!」

 

『融合だって?LDSにいた訳じゃないのになぜ使えるんだ?』

 

驚く修造おじさん達。

いやもっとヤバいことが…

 

「融合召喚!!現れ出ちゃえ!すべてを封じる鎖のケダモノ!『デストーイ・チェーン・シープ』!」。

 

デストーイ・チェーン・シープ ATK2000

 

『『きゃああああ!!!?』』』

 

『あ、あんなに可愛かった羊さんが…!?』

 

『こ、怖いよぉ!』

 

ちょっと、いや、かなりグロイ演出で出てきたのは鎖で身体を繋がれたような羊のモンスター__『デストーイ・チェーン・シープ』。

それを見た柚子達の方から悲鳴が上がる。

 

「墓地にいった『エッジインプ・チェーン』の効果発動!このカードが墓地にいった時、デッキから『デストーイ』カードを手札に加える。僕が加えるのは『デストーイ・マーチ』!更に墓地の『ファーニマル・ウィング』の効果発動」

 

「…『トイポット』の時か」

 

「正解!流石師匠!このカードとシープを除外してカードを1枚ドローし、『トイポット』を墓地に送り、更に1枚ドローするよ!そして『トイポット』の効果で『エッジインプ・トマホーク』を手札に加えるよ!」

 

Sora手札1→2→5

 

《融合したのに手札減るどころか戻ってるよ!?》

 

素良も少し本気って事かな?

にしてもトマホークか…厄介だね。

 

「手札から『融合回収(フュージョン・リカバリー)』発動!墓地の『融合』と『エッジインプ・チェーン』を手札に加える。更にトマホークを召喚!」

 

エッジインプ・トマホーク ATK1800

 

Sora手札5→4→6→5

 

「『トマホーク』の効果。デッキから同名カード以外の『エッジインプ』モンスターを墓地に送り、このカードを墓地に送ったカードと同名カードにするよ!僕は『エッジインプ・シザー』をデッキから墓地に送るよ。そして『融合』発動。シザー扱いのトマホークとドックを融合!!悪魔の爪よ、獰猛なる野獣の本能を束ね、新たな力と姿を見せよ!融合召喚!現れ出ちゃえ!すべてを食い潰す殺戮のケダモノ!!『デストーイ・シザー・ウルフ』!!」

 

デストーイ・シザー・ウルフ ATK2000

 

《ええ!?なんで素良がウルフ持ってんの!?》

 

まあ、可能性はあったから仕方ないよ。にしても二回目の融合の時は静かだったね。

そう思い、柚子達がいる方へ目を向けるとおじさん以外は目を閉じて身を寄せてる。

おじさん?顔が真っ青だけど柚子達をなだめてるよ。

 

《よほど怖かったんでしょうね》

 

哀れみを込めた瞳で柚子達を見るローザ。

私も内心合掌しながら素良に視線を戻す。

 

「そこまで怖がらなくてもいいのに…。僕はカードを2枚伏せターンエンド」

 

少ししょんぼりしながらターンを終了させると素良はウルフに乗り走り出した。

 

Sora

LP 4000

手札 2

デストーイ・チェーン・シープ(攻撃表示)

デストーイ・シザー・ウルフ(攻撃表示)

魔法・罠カード 2枚

 

 

「ずいぶんとやってくれたね」

 

さて、シープにウルフか…。

おそらく伏せの1枚はさっきチェーンで、サーチしたマーチかな?

 

「俺のターン!ドロー!」

 

!

 

ピン差ししたこのカードが来たなら行けるね!

 

「手札から『アンノウン・シンクロ』の効果発動!相手の場にモンスターがいて俺の場にモンスターがいない時、このカードを特殊召喚するよ!そして『EMドクロバット・ジョーカー』召喚!」

 

アンノウン・シンクロ ATK 0

EMドクロバット・ジョーカーATK1800

 

「『ドクロバット・ジョーカー』の効果!このカードの召喚に成功した時、デッキから同名カード以外の『EM』モンスター、『魔術師』Pモンスター、『オッドアイズ』モンスターの内、いずれか1体を手札に加える!俺が手札に加えるのは『オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン』!!」

 

『新しい『オッドアイズ』カード!?』

 

Yuna 手札4→5

 

今まで登場しなかった漫画版遊矢のオッドアイズを手札に加える。柚子達は知らなかったみたいだけど最初からあったよ?ミラージュさん

さて…

 

「Here(ヒア) we(ウィー) go(ゴー)!! It's(イッツ) a(ア) show(ショウ) time(タイム)!!俺はペンデュラムスケールをセッティング!俺はレフトペンデュラム・ゾーンに『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』をセット!そしてライトペンデュラム・ゾーンに『オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン』をセッティング!」

 

RPゾーン:オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン PS[1]

LPゾーン:オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン PS[8]

 

青い光の柱が2つ出現し、其処に二体の竜が昇るとそれぞれの柱に1と8の数字が刻まれた。

 

「これでレベル2から7までのモンスターを同時に召喚可能!揺れろ、運命の振り子!!永久に続く時を刻み未来と過去を行き交え!!ペンデュラム召喚!現れよ!レベル4、振り子の魔術師『EMペンデュラム・マジシャン』!レベル7、無限の可能性を秘めし竜『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

 

EMペンデュラム・マジシャン DEF 800

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

 

「わあ!これがペンデュラム召喚!!凄いや師匠!!」

 

素良が2体のモンスターを見て目をキラキラさせて言う。

そしてペンデュラム・マジシャンの効果が発動する。

この世界では無制限だが、私が前にいた世界では制限カードにまでされる強力無比な効果が…

 

「ペンデュラム・マジシャンの効果発動!このカードが特殊召喚に成功した時、自分フィールド上のカードを2枚まで破壊し、破壊した数だけデッキから同名カード以外の『EM』モンスターを手札に加えるよ!俺は『オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン』と『オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン』を破壊し、『EMモンキーボード』と『EMリザードロー』を手札に加える!」

 

Yuna 手札1→3

 

《うわー鬼畜猿にヒト◯ゲ来たー》

 

ファントムうるさい。

前にいた世界ではクソ猿や鬼畜猿と名高いモンキーボードさんと、これも又、制限カードになっている携帯獣のヒト◯ゲにそっくりなリザードローを手札に加える。

しかし、このカード達を持っているのは私だけである以上禁止カードな訳がなく、それどころか無制限カードだったりするんだよね…

 

《本当に馬鹿げた効果だよね。こいつら…しかも、アニメ効果だし》

 

ファントムが若干引きながらそう言う。

ファントム、引く気持ちは分かる。私も最初見た時引いたし…。

でも禁止じゃない以上入れない手はないからね。

 

「続けて行くよ!スケール1のモンキーボードをレフトペンデュラムゾーンに、スケール6のリザードローをライトペンデュラムゾーンにセッティング!」

 

RPゾーン:EMモンキーボード PS[1]

LPゾーン:EMリザードロー PS[6]

 

「スケール1と6ってことはレベル2から5のモンスターをまたペンデュラム召喚するの!?」

 

「残念だけど、ペンデュラム召喚は1ターンに1度だけしか出来ないんだ」

 

「そうなの?じゃあなんでペンデュラムスケールをセットしたの?」

 

「この為さ。リザードローのペンデュラム効果発動!デッキからカードを1枚ドローし、その後、このカードをデッキに戻してシャッフルするよ!」

 

Yuna 手札1→2

 

手札が1枚増えたことと引き換えにフィールドからリザードローは消え去る。

 

しかし、このカードはOCG効果ではなくアニメ効果だ。つまり制限がないんだよね。

そしてモンキーボードがいる事で…

 

「モンキーボードのペンデュラム効果も発動するよ!1ターンに1度、デッキからレベル4以下の『EM』モンスター1体を手札に加える!リザードローを手札に加えて、もう1度ライトペンデュラムゾーンにセッティング!」

 

「ええ〜!!て事はまたリザードローの効果で1枚ドロー!?」

 

「そういうこと!もう1度リザードローのペンデュラム効果発動!1枚ドローし、その後、このカードをデッキに戻してシャッフルする!」

 

Yuna 手札2→3

 

《まだ、Em(エンタメイジ)が使えなくて良かったよね。…そう考えるしかない》

 

ファントムが遠い目をしながら言う。

そうだね…。『EMEm』は本当に強かったよ…。

まあ、Em使いの彼にとっては不服かもしれないけど…

 

《個人的には融合じゃなくて、エクシーズ特化のデッキで悔しいでしょうねぇ?って思うけど》

 

ファントム…君って本当に、会ったこともない人にまで毒を吐くよね。

相棒に若干引きながらもデュエルを再開させる

 

「更にライトペンデュラムゾーンに『時読みの魔術師』をセッティングする」

 

RPゾーン:EMモンキーボード PS[1]

LPゾーン:時読みの魔術師 PS[8]

 

「長くてごめんね!でもこれが最後!レベル4、『ドクロバット・ジョーカー』とレベル4、『ペンデュラム・マジシャン』にレベル1『アンノウン・シンクロ』をチューニング!」

 

☆4+☆4+☆1=☆9

 

「凍てつく結界が解かれし時、古の龍の裁きが下る!シンクロ召喚!!蘇れ最後の槍!『氷結界の龍 トリシューラ』!」

 

トリシューラ ATK2700

 

「シンクロ召喚!以外だね!?LDSでは教えてるって聞いた事あるけど、ここでも教えてるの?」

 

「まあね。まあ、シンクロもエクシーズも融合も、私しか教えられる人がいないから、おそらく、LDSよりもペースは遅めになっちゃうけど」

 

「…なんで、融合じゃないの?さっき融合召喚に関して特別意識してるような感じだったじゃないか…」

 

ボソッと素良がそう漏らす。

その表情は俯いていて見えないが、どこか拗ねてるように感じた。

 

「見てたの?」

 

「うん」

 

あちゃ〜。

LDSでの出来事を見られてたみたい。

 

《言われてみれば視線感じた気がするよ》

 

マジですか…。

全然気づかなかった

 

「…確かに融合は俺にとっては特別なモノだよ。でも、だからと言って他の召喚法を否定するつもりはないし、それぞれの良さがあるのも知ってる。もちろん、素良君が融合に拘りを持つのを否定するつもりもないよ」

 

「まるで君は振り子のようだね」

 

「そうだね。だけど振り子を操る俺自身は、しっかり立ってるつもりだよ!さあ、この話はおしまい!」

 

そう言ってパンっと手を鳴らして空気を変えると素良も気持ちを切り替えてくれたようだ。

 

「トリシューラの効果発動!シンクロ召喚に成功した時、相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外出来るよ!」

 

「そんなぁ!対象を取らない効果!?」

 

やっぱり、伏せの1枚はマーチだったみたいだね。

 

「俺はチェーン・シープと右の手札、墓地のシザーを除外するよ!デス・トライアングル・スラッシュ!!」

 

「うわぁ!」

 

Sora手札2→1

 

トリシューラが吠えるとウルフで走る素良の後ろについていたチェーン・シープと素良の手札、墓地のシザーが吹き飛ばされる。

 

「バトル!ペンデュラム・ドラゴンでシザー・ウルフに攻撃!螺旋のストライクバースト!」

 

「罠発動!『びっくり箱』!」

 

あれ?

時読みをセットしてるのに罠発動してきた?

 

《だって、1度も時読みも、星読みもペンデュラム効果使ったことないよね?》

 

あっそうか…アニメだと素良も時読みの効果を知っていて『びっくり箱』2枚貼ってたけど、知らないんじゃあ仕方ないね。

それに効果も変わってるし

 

「時空を見定める『時読みの魔術師』よ!その緻密なる力で我を守護せよ!インバース・ギアヴィス!『時読みの魔術師』のペンデュラム効果!このカードがペンデュラムスケールにセットされていて、俺のペンデュラムモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了まで罠カードを発動出来ない!」

 

「ええ〜!なら…アクションマジック『ポッピング・キャンディ』発動!このターン、相手の魔法、罠を1枚無効にし破壊するよ!スケールにセッティングされたペンデュラムカードは永続魔法扱いなんでしょ?僕は『時読みの魔術師』を選択するよ!」

 

《ぐあああ!》

 

「くっ!」

 

光の柱に浮かぶ『時読みの魔術師』の周りに小さなキャンディが複数出現すると次々に爆発を起こし、時読みを破壊してしまった。

 

《うわぁ…時読みよ…安らかに…》

 

こらこら、勝手に殺さない。

ってやばいね!

 

「これで『びっくり箱』発動出来るよね♪ペンデュラム・ドラゴンの攻撃を無効にして、トリシューラを墓地に送り、トリシューラの攻撃力分、オッドアイズの攻撃力を下げるよ!」

 

びっくり箱からアームが飛び出す。ペンデュラム・ドラゴンはそれに驚いて攻撃を止めてしまった。

そしてアームがトリシューラを捕まえるとペンデュラム・ドラゴンに投げつけるが、ペンデュラム・ドラゴンとトリシューラの間に綿飴で出来たクッションが現れ、トリシューラを受け止める。

 

「え!?」

 

「危ない危ない。アクションマジック『コットン・キャンディー』。このターン、俺のモンスター1体は相手の魔法、罠の効果を受けない!俺が選択したのはトリシューラ。よってペンデュラム・ドラゴンの攻撃は無効になるがトリシューラを墓地へ送れないためここで処理は終わる!」

 

「いつの間に!?」

 

《ポッポ!!》

 

「あ!その鳩は!?」

 

「実はポッポちゃんを飛ばしておいたんだよ!ありがとポッポちゃん!」

 

《クルッポ!》

 

肩に止まっていたポッポちゃんが元気よく返事をすると飛び立っていく。

 

「さあ、続けようか?トリシューラで、シザー・ウルフに攻撃!トライアングル・ブリザード・バースト!!」

 

「うわあああ!?」

 

Sora LP4000→3300

 

ウルフが破壊され吹っ飛ばされるが、そこは素良君。

流石の身体能力で無事着地する。

 

「やはりデュエリストに身体能力は必須か…」

 

「え?」

 

思わずそう漏らすと素良がキョトンとした表情をする。

 

なにあの子可愛い←

じゃなくて!

 

「何でもない!ガードを1枚伏せターンエンド。行くぞペンデュラム・ドラゴン」

 

ペンデュラム・ドラゴンに跨ると走り出した。

 

Yuna

LP 4000

手札 1

ペンデュラム・ドラゴン(攻撃表示)

トリシューラ(攻撃表示)

魔法・罠カード 1枚

 

RPゾーン:EMモンキーボード PS[1]

LPゾーン:

 

Sora

LP 3300

手札 1

 

魔法・罠カード 1枚

 

 

「僕のターン、ドロー!…手札の『ファーニマル・ベアー』の効果発動。このカードを墓地に捨て、デッキから『トイポット』を1枚選び、魔法・罠ゾーンにセットする。そして『トイポット』発動!手札を1枚捨て1枚ドロー。よし!ドローしたのは『ファーニマル・オウル』!そのまま特殊召喚するよ!」

 

ファーニマル・オウル ATK1000

 

「オウルの効果発動!デッキから2枚目の『融合』を1枚手札に加える。そして墓地のウィングの効果発動!」

 

「えっ!?またウィング!?」

 

どんだけドロー運あるの!?

 

《え〜……》

 

ファントムもポカーンと口を開けて固まってる。

 

「墓地のウィングとドックを除外し1枚ドロー。そして『トイポット』を墓地に送り1枚ドローし、『トイポット』の効果でシザーを手札に加えるよ」

 

Sora手札1→4

 

「『融合』発動!手札のシザーと場のオウルを融合!悪魔の爪よ!野獣の牙よ!今、神秘の渦で一つとなりて新たな力と姿を見せよ!融合召喚!現れ出ちゃえ、すべてを切り裂く戦慄のケダモノ、『デストーイ・シザー・ベアー』!」

 

デストーイ・シザー・ベアー ATK2200

 

あれ?シザー・ベアー?

オウルで召喚出来たっけ?

 

 

【デストーイ・シザー・ベアー】

融合/効果モンスター(オリジナル効果)

星6 闇属性 悪魔族 攻2200 守1800

「エッジインプ・シザー」+「ファーニマル」モンスター

(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備し、そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力はアップする。また、装備カードを装備したこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードに装備された装備カード1枚を墓地へ送る

 

 

ナンカキョウカサレテル…

 

『パワー・ツール・ドラゴン』みたいに破壊耐性とアニメと同じ装備モンスターの攻撃力分アップ。

何より素材が軽くなってる点がいいね。

 

《この効果ならOCGでもハズレア呼ばわりされなかっただろうに…》

 

確かに。

 

てか、全体的に素良君強化されてる気が…

いや、仲間なら心強いんだけど、敵に回ると厄介だなぁ

 

「罠発動!『強制脱出装置』!シザー・ベアーをエクストラに戻すよ!」

 

「なら僕もアクションマジック『コットン・キャンディー』発動するよ!これで、シザー・ベアーは守られるよ!」

 

防がれたか。

でも攻撃力が低いシザー・ベアーでどうする気だろ?

 

《ポッポ!》

 

上を見るとポッポちゃんがアクションカードを咥えこちらへ飛んでくる

 

「させないよ!シザー・ベアー!」

 

《!?》

 

「ああ…!?ポッポちゃんが…!」

 

シザー・ベアーが後ろから飛んできたポッポちゃんを捕まえるとそのまま丸呑みしてしまった。

 

《うわ〜。ないわ〜》

 

《食べられるのは勘弁して欲しいですね…》

 

《出来れば僕たちを出さないで下さい。マジで》

 

うん。却下(ニッコリ)

てか、ローザはともかくファントムは大丈夫でしょう!

それよりも集中して

 

うるさい2人(?)を置いてデュエルに集中する。

 

「ごめんね師匠!このアクションカードはもらったよ!アクションマジック『パワーライズ』発動!このターン、シザー・ベアーの攻撃力は1000アップするよ!」

 

シザー・ベアー ATK2200→3200

 

くっ!近くにアクションカードが、見当たらない。

 

「ペンデュラム・ドラゴン急いでくれ!」

 

私の言葉にペンデュラム・ドラゴンはチラッと視線を送ると加速する。

 

「行くよ!シザー・ベアーでトリシューラを攻撃!パンメリング・パウ!」

 

Yuna LP4000→3500

 

「くっ!トリシューラ!」

 

シザー・ベアーの右ストレートがトリシューラにヒットし、トリシューラはジュースで出来た池に落下してしまった。

 

「そして、シザー・ベアーの効果発動!トリシューラを装備し、その攻撃力分アップするよ!」

 

ジュースの池に落ちたトリシューラをシザー・ベアーが引き上げ食べてしまった。

 

シザー・ベアー ATK3200→5900

 

うわぁ…。トリシューラは効果発動したらバニラになっちゃうんだからやめてあげてよ!

 

「まだ終わりじゃないよ。手札から『トイ・パレード』発動!」

 

 

【トイ・パレード】

通常魔法 (アニメオリジナル)

①:装備カードを装備した自分フィールドの

「トイ」モンスターまたは「トーイ」モンスターを対象として発動できる。 このターン、対象のモンスターはその装備カードの数だけ攻撃できる。

 

 

アニメと同じ流れですか!?

そうですか…

 

「このターン、シザー・ベアーはその装備カードの数だけ攻撃できるよ!」

 

『シザー・ベアーは破壊して墓地に送ればそのモンスターを装備出来る…。マズイわ!このままじゃあ、遊矢が負けちゃう!』

 

「柚子お姉ちゃんの言うとおり!シザー・ベアーでペンデュラム・ドラゴンを攻撃!パンメリンク・パウ!」

 

巨大化したシザー・ベアーが私ごとペンデュラム・ドラゴンを殴り飛ばした。

 

「うわあああ!!」

 

Yuna LP3500→100

 

そのままペンデュラム・ドラゴンと共に、池に落ちてしまう。

 

「さあフィニッシュだよ!シザー・ベアー!ペンデュラム・ドラゴンを装備して!」

 

シザー・ベアーが腕を伸ばして池に落ちたペンデュラム・ドラゴンを探す。

 

《???》

 

「どうしたの!?シザー・ベアー!」

 

しかし、しばらく探すが見つからないようだ。

 

バシャーン!!

 

「ッケホ!ッケホ!…無駄だよ」

 

咳き込みながら陸に上がるとそう言う。

 

「破壊されたペンデュラムモンスターは墓地には行かず、エクストラに行く。シザー・ベアーは墓地に行かないと装備出来ないからこれで終わりだよ」

 

「え…。…ふふふ、あははは!面白いね!そうだったんだ!残念、決められると思ったんだけどなぁ。じゃあ、カードを1枚伏せターンエンド。『パワーライズ』の効果も切れるよ(エクストラ…でも、それに何の意味があるんだ?)」

 

シザー・ベアー ATK5900→4900

 

 

Sora

LP 3300

手札 0

シザー・ベアー(攻撃表示)

 

魔法・罠カード 伏せ2枚

トリシューラ(ベアーに装備)

 

Yuna

LP 100

手札 1

 

魔法・罠カード 

 

RPゾーン:EMモンキーボード PS[1]

LPゾーン:

 

 

「…フフ。楽しい。こんな楽しいデュエルは久しぶりだよ!」

 

「師匠、状況分かってる?」

 

フィールドはPゾーンにモンキーボードだけ。LPも100。更に手札も1枚だけというかなり追い詰められてる。

 

「そんなこと分かってるさ。でも、このドローで逆転出来ると考えたらワクワクしないか?」

 

「え?」

 

「LPがある限り、デッキを信じる限り、必ずカードは答えてくれるはずさ!」

 

そう、それがあの人たちから教えてもらった1番大切なことなんだから。

 

「俺のターン!シャイニングドロー!!」

 

まだだ、まだ終わらない!

 

「『逆境の宝札』発動!相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターがいない時。デッキから2枚ドローする!」

 

Yuna 手札1→3

 

【逆境の宝札】

通常魔法 (未OCG)

相手フィールド上に特殊召喚されたモンスターが存在し、 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。 自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 

 

「更に『マジカル・ペンデュラム・ボックス』発動!デッキからカードを2枚ドローし、それがペンデュラムモンスターなら手札に加える。それ以外なら墓地へ送る。ドロー!俺が引いたのは『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』に、2体目の『時読みの魔術師』!よって手札に加えるよ!」

 

「2枚目の『時読みの魔術師』だって!?」

 

Yuna 手札2→4

 

【マジカル・ペンデュラム・ボックス】

通常魔法(アニメオリジナル)

デッキからカードを2枚ドローしてそれがPモンスター以外なら墓地へ送る。

 

 

「ライトペンデュラムゾーンのモンキーボードの効果発動!リザードローを手札に加える。リザードローをレフトペンデュラムゾーンにセッティングし、リザードローの効果発動!1枚ドローし、その後デッキに戻してシャッフルする!」

 

手札4→5→4→5

 

「そして『振り子の宝札』発動!Pゾーンにセッティングされたカードを2枚まで破壊し、破壊した数だけデッキからドローする。モンキーボードを破壊して、ドロー!」

 

手札4→5

 

「手札が一気に回復した!?」

 

「Here(ヒア) we(ウィー) go(ゴー)!! It's(イッツ) a(ア) show(ショウ) time(タイム)!!お楽しみはこれからだ!俺はペンデュラムスケールをセッティング!俺はレフトペンデュラム・ゾーンに『オッドアイズ・ファントム・ドラゴン』をセット!そしてライトペンデュラム・ゾーンに『時読みの魔術師』をセッティング!」

 

RPゾーン:オッドアイズ・ファントム・ドラゴン [4]

LPゾーン:時読みの魔術師 [8]

 

青い光の柱が2つ出現し、其処にファントムと時読みが昇るとそれぞれの柱に4と8の数字が刻まれた。

 

「これでレベル5から7までのモンスターを同時に召喚可能!揺れろ、運命の振り子!!永久に続く時を刻み未来と過去を行き交え!!エクストラデッキから蘇れ!俺のモンスター達よ!」

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン ATK1200

 

「へぇー!エクストラデッキに行ったのはこのためか!でも、そのオッドアイズたちじゃあ、シザー・ベアーは倒せないよ!」

 

「焦らないでよ!ペルソナ・ドラゴンの効果発動!1ターンに1度、場のカード1枚の効果を無効にしてリセットするよ!これでシザー・ベアーの攻撃力は元通り!」

 

シザー・ベアー ATK4900→2200

 

「シザー・ベアーの攻撃力が!」

 

「行くよ!ペンデュラム・ドラゴンでシザー・ベアーを攻撃!そして、ファントムのペンデュラム効果発動!ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力を1200アップするよ!」

 

ペンデュラム・ドラゴン ATK2500→3700

 

「攻撃力3700!」

 

「その二色の眼でとらえた全てを焼き払え!螺旋のストライクバースト!そしてペンデュラム・ドラゴンの効果!このカードが相手モンスターと戦闘を行なう場合、相手に与える戦闘ダメージは倍になる!リアクション・フォース!」

 

「うわ!」

 

Sora LP3300→300

 

「くっ!」

 

「行かせないよ!ペルソナ・ドラゴン!」

 

「な!?」

 

素良がアクションカードを拾おうと走り出すが、ペルソナ・ドラゴンが素良の前に現れ、妨害する。

 

「オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンでダイレクトアタック!仮面の衝撃(バイト・ノット・インパクト)!!!」

 

「うわあああ!!」

 

Sora LP300→-900 LOSE

 

WINNER Yuna

 

-------------

 

久しぶりに楽しいデュエルが出来たなぁ。

 

「負けちゃったか…。行けると思ったんだけどなぁ」

 

「ガッチャ!楽しいデュエルだったよ!素良君!…今度は君と本気のデュエルが出来るといいんだけど」

 

「!」

 

最後は素良にしか聞こえないようにそう言うと、私はフィールドを出ようとする。

その前に、固まってる素良に声をかける。

 

「素良君?行かないの?」

 

「あ、うん…」

 

ぎこちなく頷く素良に、笑いかけるとフィールドを後にした。

 

その後、塾に入った素良は、師匠ではなく友だちとして接しようという話しになりお互いにタメ口と名前呼びになった。




すみません。
いろいろ弄り過ぎました。
でも後悔はしてない←殴
いや、だって…ベアーとかあのままだとアレな気がして…
それに他のエッジインプもシザーだけがサーチ豊富なのが気になりまして()


オリカ等紹介

【コットン・キャンディー】
アクション魔法
このターン、選択したモンスター1体は相手の魔法、罠の効果を受けなくなる。


【振り子の宝札】
通常魔法
自分のPゾーンにセッティングされたカードを2枚まで選択して発動する。そのカードを破壊し、破壊した枚数だけデッキからカードをドローする。


【時読みの魔術師】
ペンデュラム/効果モンスター
星3 闇属性 魔法使い族 攻1200 守600
【Pスケール:青8/赤8】
①:自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。
【モンスター効果】
①:1ターンに1度、Pゾーンのカードを対象とした魔法・罠カードの効果を無効にできる。 この効果は相手ターンでも発動できる。


時読みはOCG効果のデメリットを無くし、モンスター効果はアニメになっています。
モンキーボードはOCGのデメリットが消えてます。
ペルソナ・ドラゴンは漫画効果になります。
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