※この作品はR-18です。

刀剣乱舞SS集(BL・NL・友情主従ごった煮)   作:駒由李

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一応恋愛ゲーらしいので(誰と誰が恋愛するのかはわかりませんが……プレイヤー? プレイヤーと刀でいいの?)、ちょっとうっすらそういう要素があるかも知れない。この時点ではまだないかも。ところでこの設定の女審神者ってひょっとして既出ですかね既出でしたらすいません あと作中の刀や大名などについても架空です
▼作中で彼女がいっている「才能溢れすぎた子孫」に関してはまた別の話で。山姥切くんが出たら……


あるじ切り【女審神者+同田貫】

 あるじ切りの妖刀。そんないわれだから、ずっとこのままだと思っていた。

 

 

 本丸の、どこにもいなかった。だから、最後にここに来た。

「主、いるか。入るぞ」

 断りの声も待たず、障子を開く。果たして、そこには誰もいなかった。同田貫は溜息を吐く。片手には巻物。慣れぬ部隊長としての仕事の為に主を捜し求めた。しかしその姿は、最後の砦だった「審神者の私室」にもなかった。溜息を吐いて、同田貫は辺りを見渡した。

 人気はない。空は青く、綿を千切ったような雲が薄く棚引いている。暦の上では冬の筈だ。しかし、この敷地に季節は関係ない。「本丸」と呼ばれる、自分達の本拠地は時空間の特異点にあるという。詳しい事は、ただ戦いに明け暮れていた彼にはわからない。ただ、常に、金属で出来た刀に相応しい環境が敷かれていると、いつか審神者がいっていた気がする。適度な気温、適度な湿度だ。

(外出でもしているのか)

 そういえば、加州を見なかった気がする。彼は、ここの審神者が最初に鍛えた刀だ。普段の軽々しい態度に反し忠誠心の篤い加州は、何かと彼女の傍に侍っている。2200年代から離れたこの時代。外出する時も、審神者の護衛は大抵彼の役割だ。ひとまずここで待たせて貰おうか――そんな事を思いながら、壁に寄りかかる。縁側に足を投げ出しかけた、その目が捉えたのは開いたままの障子の向こうだった。

 ここの審神者は、時代を遡航して日が浅いという。太刀に分類される自身が来た時は、「戦力が増えた」と短刀ばかりの部隊に囲まれ、大層喜ばれたものだ。その為か、女の部屋にしてはまだ質素だった。畳敷きの部屋。布のかかった鏡台と、タンス。それに書架ぐらいしかものが見当たらない。こことは別に執務室として宛がわれている部屋も似たようなものだ。そちらと異なるのは、まだ開けていないらしい段ボール箱だ。20世紀以降から荷物の運搬に使われるようになったというそれらは、2200年代に至っても引っ越しの主役だという。しかし、その数も妙に少ないように思えた。物欲が乏しいのか。

 否、それよりも目を惹かれた。押し入れだ。半開きになった押し入れの襖が、同田貫の目を惹きつけてやまない。正確には、その中におさまっている何か。下は布団だろう。だが、その上の方が、奇妙に空間が空いているように見えた。

 それが、妙に気に掛かった。だから、腰を上げる。

 異性の部屋だ。それは頭に残っていた。しかし、それ以上の好奇心が、同田貫に審神者の私室への無断侵入を駆り立てる。

 あるいはそれは、引力だったのかも知れない。

 同田貫の無骨な手が、押し入れの襖を引っ掛けた。

 

 

 そういえば、ここは美濃だった。つまり、現在の岐阜県にあたる。そして今は冬だ。

「……すっごい、雪降ってたね」

「めっちゃ寒かったね……」

 門を開いて、息を吐く。外とは文字通りの別世界。適した温度、適した湿度が、本丸の敷地内を占めていた。門の外までは先も見えない程の吹雪だったが、中に入れば、途端に穏やかな天候が彼らを包む。2人で抱えてきた土産を携えながら、審神者と加州は内門へと足を向けた。2人の顔はどちらも赤い。まだ、先程までの外気温が彼らの肌を冷やしたままだった。しかし本拠地に戻ってきた事で人心地がついたらしい。人懐こく笑った加州は、主から荷物を取り上げながらいう。

「本丸から外に出るのって、戦の時以外は滅多にないから気候の事を忘れてたよな。俺が自分の部屋に帰るついでに寮の皆に土産を渡してくるからさ、主も着替えてきなよ」

「あー、悪いねきよみっちゃん」

「その呼び方やめてよねー、もう」

 いいながら、審神者の分の荷物も抱えた彼は、足早に寮の方へと向かう。彼なりの気遣いだろう。それに感謝しながら、彼女は自身の手に息を吐きかけた。気管支まで冷えて、吐息もまだ冷たかった。

 ちょっとした思いつきだった。まだ、この時代に来て浅い。この環境に慣れない刀達への無聊の慰めにでもなれば――と、審神者として政府に買い取られた際、貰ったこの時代の金で街に買い出しに出た。当初はひとりで行くつもりだったが、「男の俺が一緒にいた方が好みもわかるでしょ」という彼の意見を採用しての2人での遠出だった。

 だが、忘れていた。ここは本丸。殲滅対象である歴史修正主義者に見つからぬよう、そして万が一に守りを固められるよう、隠れて奥まった場所にある。だから、豪雪地帯の美濃では雪がよく降るのだ。一口に現在の岐阜、といっても地方によって気候差が激しい事を、彼女も彼も失念していた。

 慌てて引き返して防寒具を身に纏ったものの、寒いものは寒い。その本質は刀といえど、ヒトの形をとっている以上、その五感はヒトのそれだ。何とか無事に行って戻ってこられたものの、予定よりも時間をとられてしまった。そろそろ、遠征に出した第2部隊が帰ってきている筈だ。その対応もしに加州は行ったのだろう。よく出来た、あるいはそう振る舞おうとしている姿がいっそ痛々しい程に健気だ。

(一緒にいられるうちに、そういうところは少しでも何とかしてやりたいもんだが)

 異性として、というよりは親心だ。最初に呼び起こした刀剣の付喪神には、特別愛着はある。多少は運に恵まれたらしく、短い期間で戦力の充実をはかれたと思う。それでもやはり、共に時代を遡航してきた刀は特別だ。

 それに、向こうにとっても同じだろう。それは、自身とは決して違う意味で。

「――」

 本丸の奥の奥。そこで、立ち止まる。傘や蓑を片手に歩いていった先、そこはここの責任者である自身の私室だ。そこの縁側に、巻物が置いてあった。随分と無造作だったが、それは遠征の報告書だろうというのは直ぐに見て取れた。

 問題は、顔を上げた先。開かれた障子の向こう。そこに見える人物の背中だ。どうしたらいいのか、困っているらしい。思わず苦笑をこぼす。気配を消すそぶりもしなかった自身に気付かないのだから、余程に衝撃だったに違いない。冬下駄を脱いで、揃える。そして、巻物を拾い上げると、障子から自室に顔を突っ込んだ。

「ただいま、たぬきちゃん。私の『正体』知って、そんなに驚いちゃったの」

「………………主」

 慌てて振り返る。そして取られた長い間は、勝手にヒトの部屋へ入った事への罪悪感。そして、自身の正体を知ってしまった事への動揺だろう。それに、彼女は最早、申し訳なさすらしか浮かばない。そんな話は、加州と既に散々やりあったのだ。最初から、政府に彼女の正体を知らされ、更に密命を帯びさせられた彼と。蓑と笠を降ろした審神者は、開き放しの押し入れの前。「それ」を握る同田貫に笑いかける。苦笑しか浮かばなかった。

「御免ね。貴男は直情的で熱いけど、冷静なところもあると思ってたからそこまで吃驚すると思わなかったよ」

「主、あんたは」

「きよみっちゃん……加州も知ってる事だよ。今で貴男が二振り目だね」

 そういって、指で示した。まだ僅かにかじかんだ指。それはヒトの形をしていた。ただ、その指の先――同田貫が握りしめる、一振りの太刀。貫禄と歴史を感じさせながらも、奇妙に真新しく見えるそれの刀身が、銘が見えるまで抜かれていた。

 そこに記されている銘を、彼女は知っている。もう、1000年近くの付き合いになるのだ。

「私の『本体』を知ったのは」

「あんたも、付喪神だったのか。それも相当古い刀……いや、ただの刀じゃない。妖刀だろ」

 そう、示す刀。その刀身には、見るからに禍々しい紋様のような銘が刻まれている。彼女には慣れ親しんだものだが、それは1000年近くもその銘と付き合ってきたからだ。短刀達には、とてもではないが見せられない程のそれを見て、同田貫が睨む。すごみのある顔だ。しかし、彼女は動揺しなかった。

 伊達に、1000年近くも妖刀をやっていなかった。

「なんで、同じ付喪神が、俺達付喪神を呼び出せるんだ。しかも、女の付喪神だなんて」

「そう。だから私は『刀剣』としてはこの時代に送られてこなかったの」

 壁に凭れ、畳に座る。先程までの悪天候がウソのような、穏やかな空だった。巻物を片手に、立ちつくしたままの同田貫に彼女はいう。巻物を握る、自らの手を見詰めた。

 こうして、四肢を。血の通ったヒトの身体で歩き回るのは、1000年ぶりの事だ。そも、妖刀となる前はヒトであった事を思い出させたのは、皮肉にも、彼女が生きていた頃に産み落とした子の子孫だった。1000年後の末裔は、あまりに強すぎる審神者の才覚を持っていた。

 傾いた店を立て直せる程の高額で、政府に買い取られる自身。それを惜しんだ幼子は、追従してきたベテランの審神者の技を模倣した。

 「妖刀」と呼ばれた自身から産み落とされたのは、政府が使役する形として指定した「人間の男性」ではなく、生前そのままの女性の姿。歴史修正主義者のような怨念の姿でもない。処遇に困った政府は、しかし、顕現したその付喪神自身が「妖刀」であるがゆえに、異類を呼び寄せる事が出来る事を発見した。結果として、政府は2つの利益を獲得したのだ。危険は大きい、しかし利益も大きいそれらを。

「……顕現して、審神者に相当する力も持っているとわかったなら、今の政府は放っておかない。ついでに、何の修行もせずに私を呼び起こす程の力を持った審神者も手に入れた。政府が教えてくれたよ。店はまた繁盛してるってさ。私と子供を売った金でね」

「……」

「まぁそれは割とどうでもいいんだけど」

「おい、よくねぇよ」

「私はいいの。うっかり私を呼び出しちゃった子孫も、相性良さそうな刀を顕現させてたから心配してないし。あの刀なら、あの子を守ってくれるだろうし。ただ、刀の『想念』を、あるがまま、そのまま呼び出してしまう力は問題だったけど」

 同田貫は怪訝そうだ。刀身を抜いたまま、こちらを見ている。日光に、妖しい程に鈍く光る姿は、自分自身といえどぞっとしない。

 それこそ、今に「化けて」きそうだ。審神者は肩を竦めた。

「私を見ればわかるでしょ。本来、政府が派遣する審神者は、決まった形……本来、刀剣を主に扱っていた『人間の男性』として付喪神を顕現させる事が出来る者。その決まった形以外は、どこまでが自分達の味方で、どこまでが憎しみやかなしみに囚われた『歴史修正主義者』になるか、線引きがわからない。……人間だったところまではよかったけど、女だったからね。女っていえば、怪談の化けものの定番じゃない。だから、政府はいつでも私を『破壊』出来るようにしてるよ。審神者が最初に顕現させる刀に密命してね」

「――じゃあ、加州が知っている、というのは」

「あの子には、私からも言い含めてるよ」

 目を閉じる。瞼の奥、今でも焼き付いている光景がある。

 元より、妖刀として作られた。ただ、それは名ばかりの、ただ「自我を保つ刀」だった。歴代の当主は、それらと会話する術を保つ、今でいう審神者に近い力を持った子孫達だった。

 あれは、大坂での事だ。刀身がやけに熱を帯びていたから、夏だったのは覚えている。当時の自身の持ち主は、小さいながら豊かな鉱山を持つ領地を周囲から舌先三寸で丸め込んで守っていた。ともすれば、その頭のきれは、その戦が終われば間違いなく日ノ本に君臨するだろう徳川に睨まれる危険があった。

 それを危険視したのは、家臣だった。戦のどさくさ。「自分」が、当主の手から奪われた。打たれた時期に主流だった太刀は、長く、重い。振り上げられた自身は、声なき声で悲鳴を上げた。

 主は、目を瞑って微笑んでいた。彼は暗殺計画を知っていた。知った上で、「それが正しい」と受け入れていた。

 そして、妖刀「あるじ切り」は生まれた。刀や審神者にしか聞こえぬ泣き声を上げて。

「私が、戦国時代に行った時に、自分の当時の持ち主を助けようとしたら『破壊』するように、とね」

「……あんたが『歴史修正主義者』になる可能性がある事も、政府は折込済みなのか」

 ほとんど唸るような低い声。それに、彼女は苦笑しか返せない。それが事実だったからだ。

「今の現状じゃ、利用できるもんは出来るだけ利用しなくちゃ。そもそも彼らに『歴史修正主義者』なんて200年も前に出来た名称を与えてる時点で情報操作の悪意も見えるし。今もいわば戦国時代だ。敵には隠密を送り込み、ウソの情報を流して敵を分断させる。敵が隠密を送り込んできたら、そいつにウソの情報を流して敵を惑乱させる。これぐらいのスタンスじゃないとね」

「それは毛利元就公のやり口だろう……」

 すっかり疲れた様子で、刀身を鞘におさめる。そんな彼に、彼女は笑って締め括ろうとした。まだ「あるじ切り」が生まれた時代までは攻略できていないが、いずれはそこまで行くだろう。ヒトとして生きていた頃よりも、刀として、武器として生きていた時間の方が遙かに長い。そんな身としては、最も印象の強い持ち主を殺めさせられた時代に赴いた時、果たして自分がどうなるかわからないのだ。今でさえ、刀剣達の中には歴史修正主義者の気持ちもわかるといったような旨の発言をする者もいるというのに。彼らより化けものに近い審神者は、その時、果たして冷静でいられるか自信がなかった。だから、戯けて諸手を挙げた。巻物を持ったまま。

「まぁそういう訳だ。正直良かったよ、きよみっちゃんはあぁ見えて意外に忠誠心が強いから。私を破壊させたら可哀想な事になりそうだもの。隠すつもりもなかったし、たぬきちゃんも知っちゃったなら同じつもりで頼むね」

「あぁ、わかった。でもその前に、ひとつやりたい事がある」

 やけにあっさりと肯いて見せた。それに満足げに肯いた審神者だが――片手に彼女自身、片手に押し入れから出した刀掛けを見て、彼女は慌てる。しかし久しぶりに着た振り袖は、彼女の動きを阻んだ。その間に、同田貫はさっさと床の間に刀掛けを置く。そして、やけに丁寧な仕種で、その太刀――今は「あるじ切り」と呼ばれる、本来の名を失った刀を置いた。

 掛け軸も花瓶も、何も置かれていなかったそこ。障子から差し込んだ日光で、鞘におさまったそれは、やはり今し方誂えたばかりの刀に見えた。そして、博物館に飾られているそれにも見える。立ち上がり損ねた彼女は、呆けた様子で同田貫を見上げた。彼は、その太刀を見下ろしながら、腕を組んでひとり肯いていた。

「やっぱりな」

「何が」

「押し入れにこそこそしまいこんでいるより、こうして堂々と飾っておけ。恥じる事は何もないだろう」

 目を瞠る。彼女に、日頃は厳しい眼差しばかり見せる彼は、僅かに、ほんの僅かに笑んだ。

「刀剣は美術品ではなく、武器だ。俺には美しさなどわからん。その点、少なくとも、あんたの本体は立派な太刀だ。重さといい長さといい、あんたを使っていた大名は、名こそ残さなかったのだろうが、良い太刀を使ってたんだな」

 それは武功を褒め称えるそれだった。

「あんたを『あるじ殺し』にしてしまった主は、あんたに殺された時、苦しんで死んだか」

「……ううん」

 彼女は、言葉のままに首を振った。覚えている。すぐさま取り押さえられた、家臣の手の者の暗殺者。地面にたたき付けられた自分。その中で、聞こえてきたのは当時の当主の名を呼ぶ悲鳴。

 そこで、やけにはっきりと、聞こえた声。

『良い腕前だったし、良い刀を持ったよ、俺は。恨まないよ。有り難う』

 何を、誰を、ともいわなかった。ただ、それがかなしかった。その気配が、直ぐに息絶えるのがわかったから。

 あれから、500年以上。自分は、徳川家に没収される事もなく、大事に大事に手入れされ、受け継がれてきた。本家が没落し、商家として栄えていた分家に借金の形に取られた先でも、やはりちゃんと手入れされた。それは、当時の当主の、生前からの言葉だった。

『道具が悪いんじゃない。誰かが悪いんじゃない。時機を見て、正しく使いこなすのが大事なんだよ』

 そして、今。自分は時を超え、意想外な事に再びヒトの身体を得た。色んな刀達と出会い、思いを共有し合っている。それは傷の舐めあいかも知れないけれど。

 殺風景な床の間。ヒトとして仮初めに蘇った今は、飾り付ける欲求もわかなかった。ただ、そこに飾られた、本来の自分自身。そこに飾られている姿が、やけに嬉しかった。

 救われた。

「……ううん。有り難う」

「何もしてねーよ。ただ、刀は刀掛けに置くもんだろーが。ところでどこに行ってたんだよ」

「あ、うん、外に皆にお菓子を買いに……寮できよみっちゃんが配ってる筈だから」

「そーか。それと報告書、読んでおけよ。あと、部屋に勝手に入って悪かった」

 とってつけたように謝罪を残す。そして彼は、足音荒く部屋を出て行った。寮へと向かったのだろう。やがて、足音が聞こえなくなる。

 静かな本丸。雪をまだ僅かに帯びていたらしい蓑と笠は、畳を少し湿らせていた。慌ててそれを卓袱台の上に避けながら、ふと、再び床の間を見た。

 まるで、自分の写真を自分の部屋に飾っている気分だ。だが、それも悪くないかも知れない。そんな事を、思う。

 結局、今の自身は、最早刀なのだ。「あるじ殺し」の時点で、その運命は定まった。この戦が終われば、再び刀に戻るのだろう。だが、これからは、もっと誇らしく輝ける気がした。

 日光に鞘が照る。相変わらず妖しい光だったが、今はおぞましく思わなかった。

 

 

 

 

「おい俺の分残ってねーぞ?!」

 

End.

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