pixivより転載
置行灯が、薄明るく部屋を照らす。障子に、蒲団の上に座った自分たちの影が差した。俺はいつもの和装。国広は布や装備や上着を脱いだ、ミニスカートに水色のベスト、白いシャツ、ネクタイだ。その姿は無防備だった。喉を鳴らして、俺は国広の肩を掴んだ。国広も、どこか緊張した面持ちで俺を見つめる。橙色の灯りの中でも、翡翠の双眸は美しかった。
「国広、いいか」
俺が尋ねると、国広は数瞬ののちに首肯した。それを見てから、俺は国広の唇を唇で塞いだ。甘い感触だった。肩から手を外し、抱き締めて、背骨をゆっくりとなぞり上げる。
「んぅ」
国広の口から吐息が漏れた。俺はそれを唇で感じながら、彼の――否、彼女の唇を貪った。
この本丸に顕現した山姥切国広は女体だった。当初は問題ないと思われていたが、ある日突然意識を失って倒れた。本丸だったからよかったが、戦場でまた同じことが起きたら堪らない。政府の検査結果は直ぐに出た。
『本来男体として顕現するはずの刀剣男士が女体として顕現したことによる、霊力伝達障害』
そう長ったらしい病名を言われ、治療法はあるのかと尋ねた。そうしたら、ひと言。
『審神者と性交渉すれば治ります』
そういうわけで、今、こうして自分は国広の体に触れている。勿論他の解決策も提示されたが、1番身体的ダメージが少ない方法がこれだった。血液を与える手段もあったが、長期的に血を与え続けるのは審神者の体が保たない。そういうわけで、この手段が採られることになった。
深刻な顔で告げる検査官。呆けていた国広。それを耳にしながら、ああ、そうだ、白状しよう。
(よっっっっっっっしゃ!!!!!!!!)
この日を待っていた。
この男所帯の中の唯一の目の保養だった刀剣女士・山姥切国広。仮にも最前線のためデリヘルも呼べないし刀剣男士のように花街遠征があるわけでもない。女審神者は見目良い刀剣男士に夢中だし、さりとて自分は衆道には端から興味がなかった。ゆえに、着任してほんの数ヶ月だが、既に限界が来ていた。その矢先の神のお告げだった。どの神様かはわからないが、まさか大国主命ではあるまい。畏れ多すぎる。閑話休題、俺は検査官に尋ねた。俺にとっては1番大事なことだ。
「霊力供給ということは、つまり、ゴムはなしのナマってことですよね」
「そうなりますね」
「ごむ?」
首を傾げる国広。何も知らなそうな彼女に良心は痛んだが、それ以上に自身はよからぬ期待で胸が膨らんでいた……。
そして今、深い口付けから口を離すと、国広はほう……と蕩けた様子で、無意識にか唇に手を添えている。再び唇を貪りたい気持ちに駆られたが、それよりも目についたのは、こうして上着や装備を外してみるとよくわかる、乳房の大きさだ。左手で、右の乳房をそっと握る。国広の体が揺れた。同時に気付いた。恐る恐る尋ねる。
「国広……お前、ブラジャーはどうした」
「ぶらじゃーとはなんだ」
「……両手を挙げろ」
「えっ。わっ」
そのひと言で、事態を察した自身は国広に両手を万歳させるとベストを脱がせた。それを適当に放って視線を戻すと、ごくりと喉を鳴らした。
男の手にも余りそうな、豊かな乳房。それに、ふっくらとした恐らく陥没乳首が白いシャツを押し上げていた。
これには堪らない。手を伸ばした。
「なに――ひゃっ、あ」
シャツの上から両手で乳房を鷲掴みにする。やや乱暴だという自覚はあったが、この乳房を前にして冷静さは保てない。何度ももみしだき、上下左右に形を変える。そして、乳首の先端をかりっ……と引っ掻いた。
「ひゃんっv」
声が上がった。顔を上げるとさっと国広は口を押さえていた。しかし自身はそれでも気をよくした。よくして、乳首をかりかりとこすり続ける。「あ、あ」と国広は口を押さえたまま小さく喘ぎ続けた。
辛抱堪らなくなったのはこちらだった。ネクタイを避け、ボタンを外していく。「あ、待て」と国広から制止がかかったが待っていられるものか。全てのボタンを外すと、バッとシャツを開いた。
そこには大きく形の良い乳房と、桜色の乳輪と乳首が待ち構えていた。
その乳首は、自身にとってあまりに好みすぎた。ふっくらとした乳輪に乗っかる乳首――まだ陥没気味のそれらは、自身にとって情欲をそそるものでしかなくて。
「あっやだ、やめろぉっv」
国広の声がうわずるのが聞こえる。それに構わず、自身は左乳房に吸い付いた。
柔らかく、少し唇を窄めると沈み込む乳。赤ん坊に還った気分で柔らかい乳輪に吸い付いては舐り続ける。その間に右乳房を左手で引っ掻いたり強く摘んだり撫でたり、時には指先で弾いたりした。その度に「あっあっ、あんっv」と声が上がる。堪らない。
更にその間にも空いた右手で背中や腰、尻、太股を撫でる。指でなぞるようにすると、「あ、あ」とこちらの服を摘んでくるようになった。何かに縋っていないと、芯が崩れ落ちそうらしい――自身は思わずほくそ笑みながら、ちゅぽんと乳房から口を離す。それは唐突だったので、顔を上げたとき、国広が物足りなそうな顔をしているのを、自身は確かに見た。それに笑いながら、スカートの裾から手を入れる。再びびくりと体が揺れた。だが構わずにショーツを降ろす。
乳房を、主に乳首を弄っていただけだ。それなのに国広のショーツは濡れていた。思わず呟く。
「もうこんなに濡れて……いやらしいやつだな」
「い、いやらしくなんかないっ……」
抵抗を試みたらしい国広は、しかし顔を赤くしている。それを眺めながら、自身は脱がしたショーツを放ると、スカートを捲り上げた。
そこには陰毛に覆われた国広の秘部があった。髪と同じ金色だから、覆われていてもすぐわかる。国広に膝を立たせて脚を開かせると、陰部から漏れ出た愛液がシーツに染みを作っていた。それを眺めて、国広を押し倒すと――自身は国広の股ぐらに顔を突っ込んだ。
国広は仰天した。
「なっ何する、あっv」
俺は国広の陰部を舐めた。大陰唇を、それを広げてクリトリスを。クリトリスは包皮を剥がして吸い取った。その瞬間国広は1番甲高い声で悲鳴を上げた。その反応が堪らず、執拗に舐る、吸い取る。そうすると自身の体を挟んでいる国広の両脚がびくびくと跳ねた。
「やっやだぁ、あんっv音立てるなぁっv」
そう言われて、自身は益々水音を鳴らした。愛液に自身の唾液が混ざる。ぴちゃぴちゃ、ぐちゅぐちゅ、淫らな音が鳴る。再びクリトリスを舐め上げた。そして包皮を剥き、先程よりもずっと強い力で吸い取った。国広の体が一層強く跳ねる。
「あっあっあーっvvvvvv……あ、あぁ……」
どうやら気を遣ったらしい。小さく痙攣しながら、国広の呆けたような声が上がる。陰部から口を離した自身は、口を拭うと和服の下を開いた。下履きの窓から、俺自身を取り出す。国広の淫らな様を見せられて既に臨戦態勢だ。静かになった俺に気付いたらしい、国広が顔を上げ――俺が魔羅を取り出しているのを見て、ぎょっとした様子で身動ぎする。
「ちょ、ちょっと待て主、まだ早い」
「これだけ濡れてれば大丈夫だ」
「そ、そういう問題じゃ――駄目、駄目……あっvそこだめっvちくびだめっv」
そそり立った自身は先走りが滴っている。国広の両脚を抱えると、俺は腰を寄せた。そして再び乳首を舐る。びんびんに硬くなった乳首は舐めやすかった。癖になりそうだ。そう思いながら、俺は自身を国広の陰部に――突き立てた。
「あっ!!」
国広の声が今夜1番に高く上がった。俺は笑う。
「はは、国広のナカはきついな」
「あっ、あっ……やら、もっとゆっくりぃっ……v」
「ん? こうか」
「あっあっv」
1度一挙に最奥まで突くと、抜ける1歩手前まで引き抜く。言われた通りに緩やかに突き進め、それを繰り返しピストンすると、国広の膣が僅かに俺自身を締めつけた。国広の声が上がる。
「あっ、あっ、あんっあんっv」
「どうしたんだ国広、そんなに気持ちいいのか?」
「あっ違、あっあっv」
国広はまだぎりぎりの理性が残っているようだ。しかし、そろそろフィニッシュを迎えそうな自身としてはそれが気に掛かる――そしてふと思って、上体を伏せた。ピストンする度に淫らに揺れていた乳房に口を寄せる。硬く尖った乳首を舐り――そして軽く歯を立てた。
「あっvvvvvvvv」
その瞬間、一際力強く最奥を突いた。国広の体が揺れ、声が上がった。
「あっ、あっあ――――――っvvvvvv」
俺は国広の最奥に、精を放った。
萎えた俺自身を引き抜く。俺は精力絶倫という訳ではない。この1回で充分だろう。そう思っていた。
しかし、国広の手が、俺の服を摘んだ。そして上気した顔で言う。
「なぁ、もう1回……シないか?」
甘い声だった。
その瞬間、魔羅が再び立ち上がった。
「えっ、――あっ、主っ」
俺は国広の体に覆い被さった。国広の乳房に吸い付く。
「あっvやっ」
「お前が誘ったんだからな」
「あっvあっvあんっ」
国広の足を再び抱えた。
俺はこの日の夜、自身最高記録の精を放つことになる。
そして、この日から国広とは週6でスることになり、検査官に「そんなにシなくていいんですよ」といわれることになる。
了