姉(ダウンロードゲーム派):CCP
私(美濃国審神者パ/ラ/オ泊/地提/督):大倶利伽羅 (他刀剣男士)でお送りします。
▼都合上従兄を御手杵にしたけどあんなイケメンじゃn
▼うろ覚えで適当に変換しているので、仮にこれを読んでも姉ちゃんスルーしてね☆
■姉が新しいゲームをやりたいと言い出した
それまでダウンロードゲーム(やりこみ型)派だった光忠が、ある朝唐突に言い出した。
「今までやってたゲームもいい加減飽きてきてさ」
(俺の記憶だと数年単位でやりこんでたと思ったからそれも当然だと思うが)
台所で冷蔵庫を開きながら、傍らでジュースをグラスに注いでいる光忠に大倶利伽羅はそんな事を思う。光忠がそれまで嵌っていたゲームは所謂牧場ゲームに近いフリーゲームで、終わりというものはない上にカンストらしいカンストもとっくにしていた。ゲーム中の暦は、365日を1年に概算すれば既に10年は経過していた筈だ。それを少し前にリセットして再び一からやり直していたらしいが、それを何回も繰り返していたのだから飽きるのは当然だろう。そんな事をぼんやりした頭で考えていると、光忠は言い出した。
「それで、今話題のとうらぶとか艦これとかやってみようと思ってるんだよね」
「艦これがお勧めだぞ」
審神者仲間はいても、提督仲間は身近に少ない。友人以外では父方の従兄の御手杵ぐらいしかいないのだ。即座に勧めたのはそちらだ。だが光忠は、きょとりと首を傾げる。
「簡単な方はどっち?」
「……とうらぶの方だが。いやでも、登録できる機会の多さは今のところ艦これの方が……とうらぶは1ヶ月に1回のペースだぞ。艦これは今日は丁度サーバーの開放日だったし」
「とうらぶは?」
「この間開放していたから、次はいつかわからんぞ。それに艦これの方はだな、――」
「ふーん」
「……」
艦これプレイヤー仲間を増やすべく、キャンペーンを勧める。だが光忠の関心はどうやら明らかにとうらぶの方に向いていた。聴かれるままにとうらぶの特徴も述べるが、終いには私の眠気の限界も来たので自室に引き取った。
「くりちゃん! 備前国に登録出来たよ!」
「」
起床後、明るい笑顔で光忠は言い放った。とうらぶも丁度サーバーの開放中だったらしい。刀剣乱舞最初のサーバー、「備前国」に光忠は着任した。
大倶利伽羅提督、艦これプレイヤー仲間の増産失敗
「提督仲間増やしたかったのに……」
「艦これも気が向いたらやるよ~」
■姉、チュートリアルをこなす
「で、初期刀は誰にしたんだ」
母の仏壇に線香を上げながら問えば、「まんば君にしたよー。くりちゃんは」と明快な答えと質問が返ってくる。友人にも山姥切を初期刀に選んでいる者が多かった気がする。初見ホイホイなのだろうか。「俺は加州にした。取っつきやすそうだったし」と答えながらも思っていると、新しいゲームをはじめて楽しいらしい。機嫌の良い光忠が鍛刀で薬研と乱を出したいう話をしてくる。学校から帰ってきた子供の話を聞く気分になりながらも、大倶利伽羅はふと、つぶやいた。
「……で、いきなり単騎で出陣させてくるこんのすけは鬼畜だったろう」
「あぁ、うん、あれは驚いたよ。でも、こんちゃんってあれ以降あんまり出て来ないね」
「意外と出ないぞ。検非違使が来る時ぐらいだな。あぁ、検非違使には気を付けろよ。周回してると来るからな」
「まぁ初日だし出ないでしょ~」
そんな話を和気藹々とする。何だかんだと同じゲームをプレイするのはそういえば久しぶりだ。そんな事を思いながら食事の支度をはじめた。
お互いジャンルがかぶるようでかぶらないので、こういうのは珍しいです
「藤四郎兄弟が一期君と平野君と厚君以外揃ったよ~」
「早いな!」
■姉、刀剣男士を鍛える
今夜はオムライスだ。付け合わせは取り合わせを考えるのが面倒だから、野菜室に入っていた菜っ葉を塩ゆでにしよう。そんな事を考えながら夕食の支度をしていた時、自室から降りてきた光忠が深刻そうな顔をしていった。
「太刀や脇差が出ないよ、くりちゃん」
「脇差は三面ぐらいに行けばぼろぼろ落ちてくるから拾え」
米を研ぎながら答える。話を聞けば、今のところ維新の記憶にいるらしい。初日では妥当だろう。だが、光忠は憤懣やるかたないという様子で話を続けた。
「それに歌仙君! 彼、文系ゴリラなんていわれてるのに今のところただの文系なんだけど! 全然ゴリラじゃないよ?!」
「それは風評被害だからな。歌仙も鍛えれば強くなるぞ」
どうやら「文系ゴリラ」という評判に何かを期待していたらしい。大倶利伽羅の本丸の歌仙は練度がそこそこの為、それなりに活躍してくれている。その旨を伝えると、「わかってるよ」と光忠はふくれる。
「今のところ元禄まではクリアしたんだけどさ、歌仙君がまだ練度が低いから鍛えまくってるよ」
「おいもう二面まで行ってるんじゃないか。何でまだ一面にいる」
「だって全部のマスを踏まないと何か気持ち悪いじゃないか! どうせなら全部のマスを踏んでから次の戦域に行きたいんだよ! それに出来るだけ練度を揃えて鍛えたいし!」
研ぎ終えた米を引き揚げながら、光忠の変な方面に発揮された完璧主義に呆れる。しかし、ふと、自らを振り返った。
……そういえば、俺もレベルの低い順から鍛えていっているな。艦これでもとうらぶでも。特に艦これだと、たとえ改二があっても特別育成する事も少ない。
「……とりあえず、周回のしすぎに気を付けろよ。検非違使が出る」
「わかってるよ!」
妙なところで血の繋がりを覚えながら、冷蔵庫から卵を取り出した。先日、うっかり賞味期限を10日程過ぎた卵をチ●ンラーメンに放り込み、艦これの春イベントの数日を空費した苦い想い出があったので、しっかり賞味期限は確認した。
風評被害その1。個人的に歌仙さんが文系ゴリラっていわれちゃうのは「首を差し出せ」とか「攻め口を教えてくれ」とかいっちゃうところだと思ってます。
兄弟姉妹って変なところで似ますね。ウチの鎮守府では時雨は改二ですが夕立はまだ改のままです。あと内科の先生には「味で気付かなかったのか」といわれました。チキ●ラーメンって味が濃いですよね(目を逸らしつつ)
[chapter:■姉、先達の教えを受ける?]
「いいか。錬結は大事だ。だが、いかんせん刀剣男士は数が少ない。錬結は上限がある上に、うっかりするとデイリー任務がこなせなくなる。だから錬結のしすぎには気を付けろ」
「ふんふん」
「それに進軍の仕方には気を付けろ。うっかり重傷のまま進軍してしまった場合は、次のマスの前にブラウザを消せ。艦これでも同じだ」
「ふんふん」
「それに万が一検非違使と対峙する危険性がある時には、練度30未満で揃えろ。刀装がないだけ随分楽だ。30を超えると刀装がくっついてくる」
「よくわかったよ」
「依頼札と手伝い札もマメに集めておけよ。気がつくとなくなっているからな」
「少なくとも手伝い札は使わないようにしてるけど、わかった」
「ちなみに、今のは俺の体験談だ。気を付けろ」
「よくわかったよ!」
1番目は今現在我が本丸と我が鎮守府で発生している事態です(´・ω・`) 近代化改修と錬結の限界がそろそろ…… あと進軍は艦これで1回やらかしそうになりブラウザを消したらなんとかなりましたが、とうらぶの方にも通じるかはわかりませんのでくれぐれもご注意を。KBCレベル30未満の刀装なしは定着したようですね? うちにはもう今のところ30未満が5振りしかいないので残りの未実装刀剣男士が来てくれないと出来ないんですよねー
■姉、はじめての脇差を拾う
自室の扉が叩かれる。自分の部隊の遠征ボタンをクリックしながら返事をすると、興奮気味の光忠が飼い猫を片手にいった。
「あ、青江君が来たよ!」
「よかったな。はじめての脇差だろ」
「吃驚したよ、くりちゃんが三面で脇差が来るっていっていたから」
猫が大倶利伽羅の部屋に入らないように宥めながら語る光忠に、第2艦隊を遠征に向かわせながら相槌を打つ。そんな適当な返事でも構わず、光忠はいった。
「いきなり青江君が来たから、本気で幽霊かと思ったよ!」
「青江は霊刀だぞ」
その後、もう一振り青江が来て「呪いか何かかな」と呟いていた。ひどいいわれようである。
風評被害その2。
青江は物言いはちょっとアレだけど良い子だから……
■姉、フラグを回収する
夜の10時。常は早寝早起きの光忠の部屋の灯りがまだ点っている。刀剣乱舞をはじめたばかりだ。面白くて仕方ないのだろう。そう思いながらまだまだ夜更かしする気の大倶利伽羅が階段を下りた時、それを追うように扉が開く音がした。振り返らずに降り続ければ、光忠は深刻そうな声でつぶやいた。
「どうしよう、くりちゃん。検非違使が出た」
「周回してたからだろ」
「しかも2回連続」
「よくあるぞ」
いわんこっちゃない。周回しているからだ。初日で出すとは器用な奴だ。階段を下りてスリッパを履けば、光忠は真面目な顔で宣った。
「青江君の呪いかな……肩が痛いのも含めて」
「お前は青江を何だと思っている。有難い霊刀だぞ。あと肩が痛いのはゲームのやり過ぎだ、今日は寝ろ」
まぁやらかす気はしてました。
初日でKBCを出しよった(ちなみに1-4)新人審神者・姉のこれからにご期待ください!