▼昔から兄弟CPを拗らせてて、ついでに青年×少年も拗らせているので、くりかしゃに沼らないわけがなかったんですよね
▼小判で殴って火車切くん入手しました 火車切くんかわいすぎません……? 懐かない猫みたいでかわいい 極になってもこのままでいて欲しい 懐かないで欲しい 猫のツンからしか取れない栄養があります
▼【悲報】父、コロナ陽性 一晩で熱は引いたんだけどあと4日は引き籠ってろと言われたそうで……仕事の都合で毎回ワクチン打ってた父ですらこうだから同じく毎回打ってる私も危ないな……飯は普通に食えるらしい 職場でめっちゃコロナ流行ってるとは言っていたが……皆さんも十分にお気を付けて
pixivより転載
「そう言う関係」になった切欠は、よく憶えていない。
ただ、本丸に来てから近くに来るようになった、弟子とも弟分とも兄弟とも取れる相手に触れるようになった。それは頭であったり、頬であったり、肩であったり。
腰を抱くようになった辺りでこれはまずいな……と自分でも思った。思ったし、嫌がられるだろうと思い、腰から手を離そうとした。
相手が――火車切が満更でもない顔をしていたから、離せなくなってしまった。
それで現在、火車切を押し倒してしまっている。卓袱台の横でだ。本丸の刀剣男士のほとんどが遠征などで出払っている日の昼間のことだ。
畳の上に組み敷いた彼は、目を瞠っている。……それはそうだ。こういったことの意味がわからないほど幼くはないだろう。猫のように固まっている火車切に罪悪感が湧いたが、俺の衝動は簡単に収まりそうになかった。
本当ははじめて逢ったときから、ずっと。
少年の身体特有の細い手首を強く握り、俺は言う。
「……嫌なら、言葉で拒んでくれ」
元太刀の打刀の膂力に脇差、ましてや初では力では対抗できないだろう。それがわかっていたから、瞳を見つめてそう言ったのだ。拒まれるだろう。そう覚悟してのことだ。
けれど、火車切はとろりと目を細める。
「いいよ。大倶利伽羅なら」
――そう言われて、留められる理性は残っていなかった。
「んっ……」
脱がした肌は俺とほとんど同じ色をしていた。胸の突起に舌を這わせながら、細い腰をなぞる。声を漏らす火車切は、両腕を交差させて口元を覆っていた。できれば顔は見せて欲しいが今は互いに余裕がない。線の薄い腹筋に唇を落としながら、腰紐を解く。蝶結びのそれは丁寧なラッピングを思わせた。力任せに剥いていきたい衝動だけは必死で抑えて、ベルトを外す。びくりと身体が跳ねた。
「大丈夫だ」
常なら絶対に言わない台詞を言ったのは、やはり火車切への熱に浮されていたからだろう。大事にしたい、無体を働きたい、そういう相反する感情が心で荒ぶる。その2つの感情が拮抗していたからこそ、ボトムをそっと脱がせられたが、下着も一気に脱がせてしまった。
僅かに形を成している火車切自身がそこにあった。
「……あんまり見ないで……」
交差させた腕から、火車切の声が聞こえる。しかし聞かなかったことにした。俺はそれに手で触れると、口に含んだ。
「ひ、ぁっ!」
恐らく未経験ゆえの新鮮な反応。それに抑えても抑えても気を良くしてしまう。火車切自身に舌を這わすと、その度に頭上から声が漏れる。精嚢を唇で甘く食み、根元から先端まで舐め上げる。亀頭に舌先を埋めると、一際高い声がした。
舐めて、しゃぶって、手で扱く。先走りが溢れ――やがて、果てた。
火車切が息を切らす音がする。俺はと言えば、一旦火車切から体を離して起き上がった。
「おおくりから……?」
やや舌足らずに俺を呼んでくる火車切を今すぐもっと暴きたい欲望を堪えて、目的のものを見つける。軟膏だ。
火車切の元へ戻ってくると、俺は軟膏の蓋を開けた。蓋を卓袱台に置くと、火車切の足を開く。
そして、軟膏をたっぷり取った指で、火車切の後孔に触れた。
「あっ……? ――あ、おおくりから……!」
声が上がったが、今は無視した。軟膏は体温で柔らかくなり、火車切のナカでとろりと溶ける。指を1本、2本。ナカで指を拡げ、奥へ奥へと押し入れる。
――押していると、火車切が悲鳴に近い声を上げた。
「あっ、そこ、駄目……!」
「ここか」
「ひぅっ、!」
ここが火車切のイイトコロなのだろう。指で押す度にびくびくと身体が跳ねた。3本目の指を入れて押し広げ、引き抜く。
俺は前を寛げると、火車切の媚態ですっかり屹立した自身を取り出した。それを見た火車切が小さく声を上げる。
「おおくりから……」
「……入れるぞ」
「ん……」
不意に、火車切が両手を広げて来た。それの意図するところを察した俺は、火車切の腰を掴んで――挿入したのち、火車切に覆い被さった。
「んっ、あ……!」
てっきり抱き着いてくるかと思った火車切は、口元を手で覆って喘ぐ。俺は緩急をつけてピストンを繰り返す。火車切のナカは狭く、温かい。それに蕩けそうになったとき、不意に左腕に触れる感触に気付いた。
火車切の顔の真横に置いた左腕に、彼がうっとりとした顔ですり寄っていた。
――それに、俺の胸に去来したのは。
「おい」
顎を引き寄せる。細い顎だ。きょとんと眼を瞬く火車切に、俺は自分でもあからさまに不機嫌だろう顔を晒しながら言った。
「今は、俺を見ていろ」
そして、唇を重ねた。
同時に、最奥を突く。
「んっ……!!」
火車切の後孔が強く締まり、彼が果てる。俺はその締め付けでほぼ同時に果てた。
「……体は大丈夫か」
シャワーを浴びて来た火車切を見て、最初に口をついて出た言葉がそれだった。縁側で座り込んでいた俺に、火車切は微笑む。俺の前では表情の柔らかいことの意味を深読みしたい。そんなことを考えていると、火車切は俺の隣に座った。――俺の左腕を好む彼が、俺の右側に。
そして肩に寄り添って来た。
「大丈夫だよ。……もっと手酷く抱いてくれてもよかったのに」
「……そういうことは言うな。本当に酷くするぞ」
俺は一旦は発散されたはずの熱がまた集まるのを感じて、そんな自分を誤魔化すために、火車切の頭を乱暴に撫でた。
結局互いの気持ちも確かめず、けれどこのとき体の関係ははじまってしまったのだった。
了