※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

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生まれて初めて公務員試験を受けたので初投稿

前回の初投稿から時間が空いてしまい申し訳ございません

楽しみにしていたファンの皆様にお詫びを申し上げます

勢いで書いたのでキャラ崩壊とかあるかもしれませんが気にしないという方だけスクロールしてください




97話 R-18

 

 

 

目を覚ますと隣で束が心地良さそうに寝息を立てている。俺は起こさないようにベッドから抜け出してベッドの脇のテーブルに湯気を立てながら俺に食べられるのを待っていたステーキに齧り付く。

 

「あぁ……ねむ…」

 

「お早うございます。食事と湯浴みの準備は整っております。どちらに致しますか?」

 

「うぅ…歯磨き……」

 

寝起きで機嫌が悪いのか、意地悪にも第三の選択肢を答える。しかしそんな回答にもクロエは快く応えてくれた。

 

「畏まりました」

 

クロエの膝に頭をのせて歯磨きをしてもらう。口の中という不可侵領域を心の許せる人間に侵されるというのはとても気持ち良い。しかし柔らかいブラシで歯茎や口内をくすぐられると口を閉じてしまいそうになる。

 

「口を閉じられては磨くことができません。さぁ、開けてください」

 

「あぁ~~」

 

「虫歯は無し、とても健康的な歯です。お水を」

 

起き上がるのも億劫なのでそのまま口を開けて催促するとクロエは何かを察したのか自分の口に水を含んで口移しをしてくれた。

 

「ガラガラ……ペッ」

 

空中に吐き出した水を炎で蒸発させる。それを繰り返して歯磨きを終えた。

 

「では次はお食事ですか?」

 

「おう、食べさせろ」

 

「畏まりました。……ところで炎を吐けるのなら口内は消毒できるのでは?」

 

「何かと理由をつけて色んなことをしたいんだよ。恥ずかしい事言わせんな」

 

「失礼をいたしました」

 

「謝らないで」

 

腰を抱いて抱き寄せると甘い良い香りが鼻孔をくすぐる。朝の短い時間では本番まではいかないが少しでも楽しみたい。

 

「早く食べさせて」

 

「はい…///では、どうぞ///」

 

なぜか服を脱いで裸になり俺の腰に跨り対面座位で料理を口に運んでくれた。

 

「美味い、やっぱ朝は学食じゃなくてクロエの作ったのがテンション上がる」

 

「材料が良いからです」

 

「学食だって国産の最高級食材を使っているぞ。謙遜するな」

 

「俊葵様のお口に合うようにと研究しただけにございます」

 

「………なぁ、ちょっと相談なんだがな。欲しいものがあるんだ…」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「実はダマスカス鋼で作られた銃やナイフが欲しい。今まで使っていたM500が傷だらけになったから新調したいんだ。でも折角ならカッコいい奴が欲しい。用意できるか?」

 

「は、それが俊葵様の望みとあらば」

 

「それとM500はカッコ良くて威力もあるが装弾数が少ない。今度はブローバックを使いたい」

 

「そのように…」

 

「って事でこのM500はもう使わないからあげる。大事に使ってな」

 

恭しく受け取るクロエを横目に食事を終えて湯浴みに入る。寝汗を流してスッキリとした気持ちで一日を始めるためには欠かせない。

 

シャワー室から出ると制服や下着を用意していてくれた。

 

「ありがとう」

 

身体を拭いてもらってから服まで着せてもらう。身長差があるので背伸びしながらいそいそと着せてくれる。

 

俺の制服は長ランに改造してあるので着せるのに手間取っているが皴にならないように丁寧にやってくれている。

 

「今日も素晴らしくカッコ良いです」

 

姿見で最後の身だしなみを整えていると横から誉め言葉がかけられた。いつもの事だけど褒められて悪い気はしない。

 

「当たり前だ。俺はいつだってカッコいいんだから。クロエは着替えないのか?」

 

「はい、今日はお休みを頂くことにします」

 

「なんか用事?」

 

「ダマスカス鋼は入手が難しいので少しでも早く手に入れるために行動を起こそうかと」

 

「そっか、それじゃあ頑張って。楽しみにしてるからな」

 

「それはもう…お任せください。それでは行ってらっしゃいませ。今日も俊葵様の一日が良いものでありますよう」

 

……

 

…

 

教室の扉を開けるといつも以上の喧騒に包まれていた。千冬さんと摩耶さんがいないのでうるさいだけかと思ったけれど言葉の端々に「文化祭」、「模擬店」と聞こえるので文化祭の話題で盛り上がっているのだとわかる。

 

「おはよ。今日はいつもより早いね?もしかして今朝はエッチ抜きの朝食だった?」

 

「まぁ、そんなとこ」

 

「エッチ抜きなのとクロエがいないのって関係してる?」

 

「半分正解で半分不正解」

 

「そっか、もししたくなったら声を掛けてね。いつでも大歓迎だから」

 

席に着くなりシャルに目の前を陣取られてゆっくりする前に会話が開始された。別に嫌というわけではない。むしろ大歓迎だ。

 

「そりゃあ助かる。クロエに頼みごとをしたからな。だから今日は学校を休むって」

 

「じゃあしばらくの間、俊葵の身の回りの世話をしちゃおうかな…なんて…。あのね、今度一緒に出掛けないかな?暇な時で良いんだけどね。ほら、最近は俊葵と話す機会も少なかったしどうかなって…」

 

デートの誘いを断るほど俺は甲斐性なしでも唐変木でもない。二つ返事でOKする。

 

「もちろんOKだよ」

 

「なら私も同行しよう。シャルロット一人じゃあ俊葵を持て余すだろう」

 

何時からそこにいたのかラウラが口をはさんできた。珍しく寝癖がついているので寝坊したようだ。

 

「おはようラウラ。今朝は遅かったけど何かあった?」

 

「実は昨日の夜ラウラってば…」

 

「バカ、言うな」

 

「え~~面白いのに」

 

「もし言う事があるなら私は自分の口で言う」

 

「それじゃあ今言ってもらおうか。何か気になる」

 

昨日の夜は夜更かししたらしい。目の下にクマもあるのであまり睡眠をとれなかったのだろう。言いたくないとか秘密にしたいとか誰にだってあるものだ。しかし俺はあえて聞く。めっちゃ気になるから。

 

「そ、それは…実はその…俊葵とセシリアの……その…それより私もデートに連れていけ。ここ最近、私たちを疎かにし過ぎだぞ」

 

「そうかな?」

 

「そうだよ。二言目にはクロエさんが出てくるし…寂しいんだからね」

 

「山田先生といるところもよく見かけるな」

 

二人ともよく俺の事を見ていらっしゃる。ぐうの音も出ない。

 

「シャルが良いってんならいいけどさ…」

 

「もぅ、僕を出しに使って。本当のことを言ったら?可愛い僕たちを侍らせたいって」

 

「俺絶対にお前らと結婚したら尻に敷かれるな……」

 

図星を突かれてしまった。人間正直でなきゃいけない。ちゃんと口にしないと誰にも伝わらないのだ。

 

「二人とデートしたいんだけど良いかな?」

 

「もちろん良いよ。その代わりに食事は俊葵持ちだからね」

 

「了解いたしました、お嬢様」

 

「あ~~~!!ラウラさんとシャルルさんが俊葵様を二人占めしてる~~~!!」

「代表候補だけずるいぞ~~~!!」

「一般生徒にも愛の手を~~~!!」

「一般教諭にも愛の手を~~~!!来年はチャンスが無いのよ~~~!!」

 

ガヤのなかに他クラスの生徒や榊原先生の悲痛な叫びが含まれているのは知らないふりをしている方が良いだろう。

 

榊原先生、本名は……えっと…菜月!そう、菜月だ。榊原菜月、29歳独身で未だに恋が成就した試しがなく実家の両親からお見合いの話が毎週の様に来ているという。しかしどれも返事はNO、『良い人そうなんだけどいまいち燃えない』と個性的な人を好んでは失敗していた。

 

そこへ俊葵という格好の獲物が舞い降りた。そこそこ魅力的で女性に優しくミステリアス、そんな俊葵に一目ぼれするのは何も生徒だけではないということだ。

 

俺も榊原先生は好きだ。胸は小さいが全体的に細いシルエットで華奢だがスラッと伸びた綺麗な手足、邪魔にならないようにお団子になっている髪の毛…のおかげで見えるうなじ。それに何より整った顔立ち。彼女が物好きな女性でなければ今頃は結婚できているくらい美人だ。IS学園の中では平均的な顔面偏差値だが雑誌モデルも夢じゃない。そもそもIS学園のみんなが美人過ぎるのだ。

 

「キャーーー!!俊葵様がこちらをご覧になっているわぁーーー♡」

「俊葵様ーーー!!愛してますわーーー!!」

 

「早く自分の教室に戻れ!!」

 

怒号と共に千冬さんの登場。蜘蛛の子散らすように一斉に各々の教室へ逃げ込んだ。

 

「まったく…教員までとは。呆れたものだ、これでは学園の風紀なんてあったもんじゃあない。なぁ、俊葵」

 

「俺の所為じゃないでしょ。彼女たちが勝手に俺に惚れて勝手にわーきゃー言ってるだけですよ。何割が本気か分かったもんじゃあない」

 

「それでもお前に惚れていることに違いはない。責任はある。あとでどうにかしろ」

 

「え~~」

 

「どうにかしろ」

 

ジロリと睨まれてしまっては何も言えない。おとなしく『はいはい』と従う他ない。ノートを取り出し、ペンを取り出し、教科書を取り出し、そして最後に早弁用の弁当を取り出して授業が開始された。

 

……

 

…

 

授業終了のチャイムが口内に鳴り響くと同時に俺の意識は覚醒した。寝ぼけ眼をこすりながら黒板に書かれた板書を写真に残して教科書を机の中に直して財布を取り出し、食堂へ行く準備をする。

 

「俊葵くん、居眠りばかりでは勉強について来られなくなりますよ?」

 

立ち上がろうとしたとことに真耶さんがやって来た。俺の授業を受ける態度が気になっていたらしい。

 

「高校卒業するくらいの学力はあるからダイジョーブ」

 

「もう、いつもそう言ってIS以外の授業はさぼるんですから。留年しても知りませんからね」

 

「国が俺を留年させるとでも?あり得ませんよ。だって世界に二人しかいない男性パイロットが留年したなんて報道は国がしたくないでしょうよ」

 

「それでもです。ちゃんと授業を受けてください。……もしちゃんと受けてくれたらサービスしますから(小声)」

 

俺にしか聞こえないように耳打ちしてくれた。吐息がかかりすごくくすぐったくて気持ち良い。

 

「お弁当をもって私の部屋まで来てください。今の授業の復習と御説教です。ちゃんと来るように」

 

俺が拒もうと口を開くと人差し指で口をふさぎ『来ないと、めっですよ』と釘を刺されてしまった。笑顔は崩していないけれど珍しくマジな真耶さんなので行くことにした。弁当はさっき食べてしまったので財布を手に立ち上がる。

 

しかし丁度のタイミングでシャルルがお昼のお誘いに来た。

 

「俊葵、一緒にお昼ご飯食べよ?」

 

「わりぃ、俺これから山田先生のとこ行かなきゃいけねぇの。また今度な」

 

「まっちーは居眠りしてたからお説教なんだ~~♪」

 

間延びした声と共に俺の背中に乗っかかってくるのはのほほんさんその人。柔らかい(確信

 

「本音だっていつも眠ってるじゃん」

 

「だから私もまややんからお説教なのだぁ~~」

 

「なんだ、お前もかよ。じゃあいっしょに行こうか」

 

「弁当持参でれっつらご~~~♪」

 

何処に弁当を持っているのか分からないがだぼだぼの制服に隠してあるのだろう。本音の収納術を一見してみたいものだ。

 

「というわけでまたな」

 

「うん、また。今度は断らないでよぉ?」

 

上目遣いでおねだりされると断れないのを知っているくせに…と舌の根まで出かかって飲み込んだ。

 

「分かってる。じゃあ行って来る」

 

……

 

…

 

購買部で日替わりパンとペパロニのピッツァ、のり弁、唐揚げ弁当を買った。今日の日替わりパンはカツサンドだから3個も買ってしまった。勿論、本音の分まで購入した。

 

真耶さんは職員室ではなくて私の部屋までと言っていたのでおそらく教員棟の部屋だろうと思い最初からそこへ向かっていた。

 

一応、扉をノックして返事が返って来てから扉を開けた。教員棟の部屋に入るのは初めてなので少しドキドキする。

 

内装はとてもシンプルだけど広くて中央に長机二つ分くらいの大きな机があって書類やパソコンで埋もれている。窓際に机があって応接用のソファまである。しかし肝心の真耶さんが見当たらない。

 

「あれ、いねぇのかな」

 

「まややぁ~~ん、来たよぉ~~」

 

「ここです。ここに居ます」

 

声がする方を見ると書類の束からひょっこりと頭を出した。正直びっくりしている。真耶さんはしっかり者なので部屋が汚いなんて思ってもいなかった。

 

「じゃあそっち来ます」

 

書類を踏まないように机の向こう側まで行くと真耶さんが「そこに座ってください」とソファの上に置いてある書類を足の踏み場へと投げてスペースを作ってくれた。

 

「真耶さんって掃除苦手なんですね」

 

「正確にはちょっと違います。嫌いなだけで苦手ではありません。どちらかというと得意な部類です」

 

「でも嫌いだから部屋は汚くなる一方と」

 

「あまり口外はできません。そうそう、本音さんにはこれを」

 

本音に書類の束を渡す。表紙を確認するとさっきの授業のレポート課題だった。

 

「難しくないのですぐに終わりますよ」

 

「うぇ~~まややん酷ぃ~~」

 

「居眠りの罰です。来週の授業までに仕上げてきてください。話は以上です。俊葵さんと私は二人きりでお話がありますので本音さんは退室してください」

 

「お昼ご飯まっちーと食べたかったのにぃ~」

 

「ほら、本音の分のカツサンド。俺の代わりにシャルと一緒に食べてやってくれ。それにクロエに課題を手伝ってもらえばいいだろ。あいつ頭良いし」

 

「まっちー天才!!それじゃ~~~ねぇ~~~」

 

土煙を蹴立てながらダッシュで教室へと帰還する本音の姿はそこにあった。

 

「これで二人きりですね♡」

 

「もしかして本音は最初からさっさと返すつもりでしたね」

 

「ふふ、バレちゃいました。ほんのちょっぴり寂しくなっちゃって誘ってしまいました。…その…迷惑じゃあ…ないですか?」

 

「全然めいわくじゃないですよ」

 

「では先に俊葵さんの課題を渡しておきますね。簡単な奴なのですぐに終わると思います」

 

そう言って本音に渡したプリントとはまた違う書類の束をくれた。内容を確認すると俺があまり参加していない授業の要点をまとめた問題集になっていた。俺の復習用に作ってくれたようだ。

 

「確かに簡単ですね。これなら週明けには提出できるかも」

 

「ではよろしくお願いします。まぁ本当のところやらなくても良いのですが一応、俊葵さんの体裁を保つために…ね?」

 

「授業はサボって実習しかやってないのはやっぱまずいですか?」

 

「はい、治外法権とはいえ学習機関なので勉強はしないと。大学卒業程度の能力はあっても使わないとすぐに衰えてしまいます」

 

人差し指を俺の唇に当て「ちゃんとお勉強しないと、めっですよ」と言われてしまった。可愛い。俺に対してめちゃ甘でも教師なんだなと思う。

 

「実は他にも俊葵さんに用事があって…その…」

 

もじもじしているのでだいたい内容は理解できる。昼休みという短い時間を使ってあんな事やこんな事をしたいのだろう。勿論オレだってそうしたい。

 

「なんですか?何でもして良いですよ」

 

「それじゃあ一つだけ質問がありまして」

 

「質問?」

 

俺の予想と大きく違ったお願いが出てきてちょっと驚いた。

 

「はい、とても大事な質問です。答えてくれますか?」

 

「まぁ、質問くらい答えますけど」

 

「必ず答えてくれますか?」

 

真剣な顔で言うので俺も真剣な顔で応える。

 

「分かりました。可能な限り答えます」

 

「可能な限りではダメです。簡単な質問なので絶対に答えてください。答えは複数でも構いませんが分からないとは答えないでください」

 

「はい、分かりました」

 

『では…』と前置きをしてから神妙な面持ちで口を開いた。

 

「俊葵さんが一番愛している人を教えてください」

 

「それは…その質問は卑怯ですよ。それが俺をどれほど傷つける行為か分かってるんですか?」

 

息が荒くなって心臓が握りつぶされそうになる。身体が震え寒気がする。目の前にいる女性に何と答えたら良いかそればかりが頭の中でぐるぐるしている。

 

「分かっています。でもはっきりさせたいんです。私は俊葵さんのために死ねます。俊葵さんが愛している人のためにも死ねます。だから私は誰を最優先にすればいいか知っておきたいのです。クラス対抗、臨海学校、もしかしたらこれからも襲撃があるかもしれない。そんな時に俊葵さんと俊葵さんの大事な人を真っ先に守りたいんです!!」

 

真耶が珍しく大きな声で主張してきた。俺はそんな真耶に対して涙を流すことしかできない。

 

「なんでそんな事を言うんですか…俺は誰にも嫌われたくないのに…」

 

「それじゃあ私にも魔法のタトゥーを入れてください。そうしたら私は永遠に俊葵さんのモノです。それで良いじゃないですか。不安なら拘束して地下牢に閉じ込めて人形の様にしても良いんですよ?私は俊葵さんを愛しています。俊葵さんを愛する事ができるなら何だってできます。もう嫌なんです!私の愛が不確定なせいで俊葵さんが悲しむのは!」

 

「もうどうにでもなれ!!俺ができる限り穏便にみんなを愛したかったのに!!真耶の所為だ!!」

 

真耶の服を引き裂いて胸を露にして右手で爪が食い込んで血が出るほどオッパイを掴む。

 

「きゃっ!」

 

5つの傷から流れた血は太い蛇になり右オッパイに巻き付いてからその首を四肢に広げていった。タトゥーはヒドラの様に首を分けて身体中を蝕むように噛みついて真っ赤な血で薔薇を咲かせた。身体中を蛇が縛り上げ、さらにその蛇を茨が突き刺し、巻き付き、凌辱している妖艶な刺青が出来上がる。

 

「一番強い呪いだからな…俺の事を嫌いになったら蛇の猛毒による破壊と薔薇の蜜による回復が永久に真耶の身体を蝕むからな」

 

「とても美しいです。それに嬉しい…ずっとみんなが羨ましかったんです。これが俊葵さんのモノという証なんですね」

 

「そうだよ。良いか真耶、お前はこれから俺とクロエと束の為に死ね。俺が一番愛しているのはクロエと束だ!みんなと天秤にかけた時に俺は間違いなく二人を選択する。それが俺だ!!どうしようもなく俺なんだよ!!チクショウ!!」

 

怒りなのか悲しみなのかよく分からない感情に支配されて真耶を押し倒す。冷たく固い床に叩きつけて馬乗りになってスカートも破る。しかし真耶が苦しそうにうめく姿を見て冷静になった。

 

「こ、この刺青は俺とハーレムのみんなにしか見えないから…だからプールとか海とか大丈夫…。えっと…勢いでこんなことしちゃったけどスゲェ愛してるから…。」

 

口を突いて出たのは自分を擁護する言葉だった。急に怖くなってどこうとしたら真耶は腕を掴み静かに首を振った。

 

俺も何も言わず大きくなった陰茎を摩耶の火処に挿入した。接合部からは愛液が溢れ出て来たので前戯の必要はなかったようだ。腰を押し付けて摩耶の最深部に侵入する。俺はこの瞬間が大好きで何度味わっても堪らない。チンコだけを温いタオルで包まれているような心地よさが好きだ。

 

「ん…あっ♡」

 

ゆっくりと腰を前後しているので真耶の喘ぎもおとなしくて妖艶さがある。そして感じている火陰から流れ出る愛液が陰茎をヌラヌラといやらしく光らせ滑りを良くした。

 

真耶も離れたくないのか足を俺の腰に回してがっしりホールドしている。それに応えるべく俺も抽挿を繰り返す。ゆっくり、大きい動きで根元まで挿入して亀頭で子宮口を押し上げてやると真耶も腰をそらせて反応してくれた。

 

「はぅ…あっ…あっ♡はぁ…はぁん♡」

 

わざと喘いでいるのか、それとも自然と喉の奥から出てくるのか。これはどう見ても後者だ。いろんな女と何度も合瀬を繰り返してきたから分かる。

 

「もっと強くしても…あ…良いんですよ」

 

「今日はゆっくり楽しみたい…でも…限界…ッ!!」

 

量のおっぱいを握り腰を思い切りそらしてドチュッと子宮を押しつぶして一気に鈴口から精液を吐き出した。数度の鼓動を経て出し切った俺のチンポはいまだに屹立している。

 

「やっぱゆっくりだとマンコの中をじっくり感じるから我慢できない…はぁ…はぁ…まだできる」

 

「ん…それでは抜かずに…あっ…この、まま…お願いします♡」

 

愛液と精液が混ざったドロドロの液体をローション代わりに激しいピストンを繰り返す。白く細かい泡が接合部から流れ出る。本来の子作りなら一度の射精で止めてしかるべきだろう。しかしこれは子作りのための性交ではなくて互いの欲望をぶつけ合う交尾なのだ。

 

「はぁっ~~♡奥…おまんこ……ク、クリトリスも♡あぁん♡」

 

一度出しているので次の射精まで時間はある…と思っていたのは全くの計算違い。射精直後で敏感になっている亀頭に真耶の子宮口が鳥の雛がえさをねだるように何度もちゅっちゅっとキスをしているのでくすぐったくて気持ち良い。

 

「私の子宮が俊葵さんの精液を欲しがって降りて来たのを感じます♡おちんぽがびくびくしてますね…もう出ますか?」

 

「バカ野郎…そう、簡単に……イってたまるか…」

 

我慢しながら真耶を絶頂に導くためにピストンを継続する。

 

「我慢はッ…はぁ…し、しなくても良いんです…よ?俊葵さんが気持ち良くなることが一番なんですからぁ♡」

 

余裕ぶってはいるが真耶も限界が近いのが分かる。おまんこの締め付けがさっきよりもきつくなってきた。そのせいで俺も我慢が…。

 

「好きです♡俊葵さんのおチンポセックスもっ…はぁん♡激しぃ…ですぅ♡もっとじゅぽじゅぽとオマンコを突き崩してっ♡壊してください♡」

 

「もうどうにでもなれ!!」

 

ラストスパートと言わんばかりに腰を振りバチッバチッと肌がぶつかり合う音を部屋に響かせる。胸から手を放して真耶の手を握ってやる。そうすると真耶は自分から手を広げ、俺と密着してキスをしてきた。

 

「んちゅ…ちゅる、ちゅ、ちゅ♡」

 

最初は軽く唇と触れ合わせては離してを繰り返す軽いキス。艶やかでプリっと肉厚な唇が俺の唇に触れて離れる感覚が脳みそをかき回す。腹ペコな時に軽く何かを摘まんでしまって食欲を刺激されたときに似ている。

 

「んぅ…じゅ、じゅる、ちゅ~~~♡ぷはぁ♡俊葵さぁん…はげしぃですぅ♡んっ!?ぇろ、れろ、ちゅる♡れぇろれぇろん♡んっんっ…んぅ、ぴちゃ、ぴちゃ♡」

 

無理やり舌をねじ込んで真耶の舌に絡ませる。もう真耶を気持ち良くしたいなんてどうでも良い。これは俺が気持ち良くなりたいからやっていることだ。否定も弁解もしない。

 

「ぷはぁっ!だ、大丈夫だから!!俺、摩耶の事も絶対愛してるからさ!!」

 

「私も愛しています。誰が何と言おうと愛しています!!」

 

「離さねぇからな。今生も、来世も、魂魄百万回生まれ変わってもずっとずっとずっと一緒だから!!もうみんな一緒だから!!」

 

何故か目から涙が止め処なく溢れる。真耶だけを愛していると言えない自分が悲しくて、悔しくて堪らない。それを察した真耶も俺の背中に手を回して思い切り爪を立てて密着する。

 

「私は俊葵さんが大好きです♡でも私だけを好きな俊葵さんは嫌です…みんなを好きだという俊葵さんだからぁ♡はぁ…はぁ…優しい俊葵さんだから好きなんです♡好きな人が幸せなのが一番なんです」

 

「好きっ!!もう訳分かんないよ!!でもめっちゃ好き!!それだけは確かなんだぁぁあああああ!!」

 

「来る♡来る♡来たぁ♡膣内に出ています…あぁん。あんっ、あんっ、ピストン続けてぇ♡射精しながらおかしれくらはい♡しゅごい…これは絶対にさっきのよりも濃ゆぅぃですょ。あちゅくてドロドロとした固形物がしきゅーこーをねじ開けて卵管ごと私の全てを犯していりゅのがぁああああああ♡」

 

絶叫と共に俺は摩耶の中に射精した。真耶を引きはがし抜き取ると喉の奥に無理やり射精中のチンポを突っ込んで精液を飲ませる。真耶がごくりとのどを鳴らすたびに俺のチンポも射精する。

 

「んぶっ!!」

 

あまりの射精に真耶は咽て鼻から黄色がかったくっさいザーメンを噴出してしまった。しかし俺はがっちりと頭を掴んで喉奥に射精を続ける。

 

「んぐ…んぐぅ…んぅ♡じゅるるるる♡ちゅ、ちゅ、ちゅう~~ぇう♡」

 

「最後の射精だ…まだ飲むなよ…」

 

「ちゅぽん♡ふぁい…♡」

 

名残惜しそうにする真耶の口からチンポを引き抜いて床に精液をまき散らす。

 

「もっはいらいれふぅ」

 

「もう飲んで良いぞ」

 

「んく…んく…おいひいれふ♡あぁ…あん……あぁ♡ひもひいぃれふぅ…あへぇ♡」

 

口を開けたまま俺に見せつける様にドロドロの精液を飲み込んだ真耶はそのままアヘ顔で失禁した。俺はそんな真耶の前髪を掴んで精液で汚れている地面に顔を擦り付け足で踏みつける。

 

「掃除しろ。俺の精液がこぼれているだろう?舌と唇を使って綺麗に舐めとるんだ」

 

「ふぁい♡ずぞぞぞぞぞ!!ぇろん、レロレロ♡んく…ぅ~~ん♡の・う・こ・う♡」

 

地面に這いつくばり俺の精液を舐める真耶に興奮したのか俺の陰茎に血液が集まり大きくなる。俺は摩耶の後ろに回り腰を掴む。痛いくらいに屹立しているチンポをほぐしていないアナルに挿入しようとした瞬間、バンと扉が開かれて鬼が入って来た。

 

「昼休みはとっくの昔に終わったぞ!!いつまで獣の様に交尾している!!さっさと服を着て授業に出ろ!!」

 

反論の余地もなく俺も摩耶もフラフラと腰に力が入らないまま身体を拭いて服を着る。破いてしまった服もちゃんと復元したので次の授業を摩耶は裸でやる必要はない。

 

「山田君は先に行って良し。俊葵は説教だッ!」

 

「いや…俺も授業に出ないと……なんて」

 

「黙って私の部屋に行くぞ…」

 

ドスの効いた声に俺は反論の余地もなく千冬さんに連れられるまま隣の部屋に入った。これから説教が始まると身構えながらびくびくしていたら扉が閉まると同時に貪るようなキスと愛撫が飛んできた。

 

「私にも同じことをしろ♡もうこんなに濡れているんだ♡」

 

俺の目の前に四つん這いになりスカートをたくし上げてノーパンの股を広げてぐちょぐちょになっているオマンコを見せつけて来た。これじゃあ午後からの授業は交欠だな。公の字じゃないかって?交欠は交尾で欠席って意味だよ(直球

 

 

 






今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます

画面の前の読者の皆様クロエ・クロニクルです
夏は過ぎ去り秋も深まり、季節の代わりを感じるこの頃
季節の変わり目には病気になる人が多い様ですのでお気を付けください俊葵様
俊葵様?聞いておられますか?
え?読者に何かないか…ですか
特にないですね

さて、次回は

ラウラ、生まれて初めての抹茶ラテ
箒、実は処女
簪、お菓子作りは塩と共に

の三本です

次回もお楽しみに

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