皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私の家は大雨のせいか水漏れが発生しまして色々と大変でしたよ…
しかしご安心ください。私の方の水漏れh(ガンッ
俊葵「さっさと始めろ!!」
はい、始めます…ではどうぞ
IS操作の授業にて
「ISにおける簡単な飛行を見てもらう。織斑、オルコット、松崎、ISを展開しろ」
騒がしかった日常はどこかへ過ぎ去り平穏な日常が戻ってきた。今はISの授業でグラウンドへ出てきている。勿論、俺も含めてみんながISスーツなので興奮しないように俺は何も考えないようにしていた…というか考えたらアウトだった、色んな意味で…。
千冬さんが専用機持ちに手本となるように促す…ちぇっISスーツじゃなくて白のジャージかよ…ISスーツの方が絶対に似合うのに…。
「松崎、今失礼なことを考えただろう?」
「女性が美しくあるように考えることは失礼ではないと思いま゛っ!!」
スパァン!!
「そんなことを考えている暇があったら一秒でも早く展開しろ///!!」
いってぇ…どこから取り出したんだよその出席簿。てか一夏もセシリアも展開してるな…俺も早く展開するか。
右手を左側に突き出して左手は腰に構える。ゆっくりと右手を右に持って行き、左手を思い切り右に突き出すのと同時に右手を腰に構える。そして一言
「アイエス………装着!!」
両手首と両足首にブレスレットが装着され、そこからヒーローよろしくピッチリスーツが広がってゆく。スーツの装着が終わると飛び上がり手足を広げる、まず胴体に大きな鉄の塊のような物体が装着され少しずつ分かれていって手足と顔を覆う。最後に鉄のようなくすんだ灰色が真っ黒な漆色に変わる。着地してキメポーズをとってまた一言
「銀の剣(つるぎ)で敵を切り!!黒の翼で宇宙(ソラ)駆ける!!IS勇者マツサキ!!参上!!」
ふっ…キマッたぜ。あの千冬さんですら唖然としている。簪と三日間掛けて考えたかいはあったな。束にも無理言ってこんな変身システムを作らせたし、無駄にならなくてよかったよ。
「お前はISを装着するのにそんな面倒臭いことをする必要があるのか?」
「いえ、必要ありません。どちらかと言うとこれは俺の趣味です!!(キリッ」
「はぁ~、ではもう一度、普通に展開しろ。」
あ、これ呆れて怒れないってやつですね、分かるわ。
俺は一度、解除して最初から展開しなおす。
「次からはさっきのような展開は控えろ…いいな?」
「善処します」
「…まぁいい。では三人とも飛行しろ。」
「「「はい!!」」」
そう言われてセシリア、俺、一夏の順番に飛び立つ。
「スペックでは白式の方がブルー・ティアーズよりも上だぞ」
早速、千冬さんのありがたいお言葉が下から飛んでくる。それに対して一夏は不満そうにぶつくさ文句を言う
「そうは言っても急上昇と急降下を昨日習ったばかりなのに簡単に飛べるかよ…。どんな原理で飛んでいるのかもまだよく分かっていないのに」
「なら俺が説明しようか?反重力力翼と流動波干渉の話になるが」
「いや、丁重にお断りするよ。俺には理解できないし、感覚で飛んでるからこれ以上頭をこんがらがせたくない。俺は翼をイメージながら飛んでいるんだが二人はどうだ?」
「わたくしは前方に円錐を思い浮かべながら飛んでますわ」
「俺は手のひらや足の裏からジェット噴射をしている感じかな」
三人で雑談をしながら飛行をしていると下にいる千冬さんに降りて来いと言われた。
「急降下と完全停止の実演をしろ。目標は地表10センチ、やれ」
「ではお先に」
まずセシリアが急降下をして代表候補生の腕前をみんなに見せる
「じゃあ次は俺だな…俊葵、下で待ってるぜ」
一夏は意気込んで急降下をするが地面に激突する。原作通りだな…うわぁ痛そぉ。俺はあんな風にはなりたくねぇな。よし、気を付けながらやろう。
地面が近づく…少し怖いが大丈夫。………今だ!!
足と手のひらを地面に向け急ブレーキをかける。地面すれすれで何とか止まり千冬さんに褒められた。
「なかなかだ松崎。織斑、お前は二人を見習え。次は武器の展開だ。織斑、やってみろ」
一夏は目を閉じて集中する。すると右手に光の粒子が集まり雪片弐型を形作る。
「遅い、0.5秒で展開できるようになれ。次はオルコットだ、ライフルを展開しろ」
右手を突き出しかっこよくライフルを展開するセシリア。一秒もかかってないしセーフティもきちんと外されている。
「セーフティも外してあるし展開速度も申し分ない。しかしそのポーズは何とかしろ。お前は真横に撃つつもりなのか?」
「これは展開の際に必要なイメージでして」
「なおせ」
「はい…」
あぁ無情…セシリアの抵抗もむなしく論破されてしまった
「松崎、お前は好きな武器を選んで展開しろ」
居合の構えを取り一夏と戦ったときに使った刀を呼び出す
「展開速度も構えも問題ない。他の武器でもできるように鍛錬しろ。オルコット、お前も近接用の装備を展開しろ」
そう言われてセシリアはナイフを振る構えを取り意識を右手に集中させるが思うように展開できないようだ
「あぁ!!もう!!インターセプター!!」
結局、音声認識による展開を行った。音声認識は初歩の初歩なので悔しそうだ。
「相手はお前が展開するまで待ってはくれないぞ?」
「わ、わたくしの戦いは遠距離で本領が発揮されます。ですので近接戦闘なんて」
「行わない?だが織斑との戦闘で接近されて負け寸前まで追い込まれた阿呆は誰だ?それに放課後の特訓では刀一本の松崎に全敗中じゃないか。文句は遠距離を極めてから言え」
「はい…」
「ISによる飛行と武装展開の実演はこれで終了だ。残りの時間でそれぞれの班に分かれ歩行訓練をするように。ちんたらしている班はPICを切ったISを装着してグラウンド10周だ。解散!!」
千冬さんの最後の一言で蜘蛛の子を散らすようにみんなはそれぞれの班長のところへ行き歩行訓練を始める。
こんな調子でいつものように授業は終了した。
授業が終わる少し前のIS学園正門
「ふぅ…やっと着いたわ」
肩甲骨辺りまで伸ばした髪をツインテールにしている少女が一人。本当の歳を知らなければ小学6年生くらいに見えてしまうほど慎ましやかな体型をしていた。彼女はボストンバックから一枚の紙を取り出して行き先を確かめ…
「第一校舎一階の総合受付所に行けって言われてるけど何処にあるのよ…」
良く言えば活発で行動的、悪く言えば考える前に行動の彼女には案内の紙は有って無いようなものだった。結局、地図を出したもののバックの中に押し込む。
「ま、適当に歩いてりゃ着くでしょ」
場所も分からない案内所に行く彼女の初めての校内探検が始まったのであった
食堂にて
「あ゛ぁ~疲れだぁ~」
俺はたくさんの料理を専用のカートに乗せてテーブルまでやってきたのは良いのだが疲れ果ててテーブルに突っ伏した。
「一人でISを格納庫まで持っていくからだ…私が手伝ってやると言ったのに。ま、まぁありがとう///」
「自分の班で使ったISくらい班長のわたくしがなおしましたのに…俊葵さん、ありがとうございます」
「俺の班の分まで運んでもらってありがとうな」
箒、セシリア、一夏の順で俺に礼を言う。こんなことになるなら念動力でも使うんだったよ…。クロエはのほほんさんと仲が良いらしく別なテーブルで一緒に食事をしている。
「美人に重いものを持たせるなんて考えられないよ。それに一夏には色々と世話になってるからな」
『い、色々と世話になってるですって!?』
『下の世話かしら?』
『これは…燃える!!』
『あぁ~^ふたりがぴょんぴょん(意味深)するんじゃあ^~』
遠くで腐女子が盛り上がってるな…いつも通り無視しよう…その方が良い。早くご飯を食べよう、食べて忘れよう…それに食べる量が多いから早く食べないと昼休みが終わっちまう。
「一…夏?あんた一夏でしょ!?」
食うのに夢中になっていて気付かなかったがボストンバックを持った女生徒が立っていた。と言うか鈴が立っていた
「鈴かぁ!!久しぶりだな!!いつこっちに帰ってきたんだ?」
「今朝よ、始発の便でこっちに来たの」
一夏と鈴は久しぶりの再会で嬉しいのか俺たちそっちのけで昔話に花を咲かせている。しびれを切らしたのか箒とセシリアが話しかける
「なぁ一夏、一応紹介してほしいのだが」
「わたくしにも紹介してほしいですわ」
「あぁ、すまない。箒は丁度入れ違いだったから知らなくて当然か。箒が転校してすぐに鈴が転校してきたんだよ。凰鈴音、俺のセカンド幼馴染だ。で、こっちがファースト幼馴染の篠ノ之箒とイギリスの代表候補生のセシリア・オルコット、三人とも仲良くしてくれよ」
俺の紹介は無しかよ…ご飯食べなきゃいけないから別にいいけど
「よろしく頼む」
「よろしくお願いしますわ」
差し出された手を鈴は睨み付けている。あ、そうか二人が一夏のことを好きだと思ってるんだな。それを察したのか箒は鈴の耳元で何かささやいている
「安心しろ凰さん。私もセシリアも一夏ではなくてそっちにいる俊葵の事が好きなんだ。お前は一夏の事が好きなのだろう?」
ん?何か言ってるな…あぁ~疲れていて聞き取れない…。
「んな!?そ、そんなこと///!!」
なにやら鈴は顔を真っ赤にして首を横に振る。元気だなぁ~
「凰さん、あなたの恋を応援させていただきますわ」
セシリアも鈴に耳打ちする
「あ、あんた達、見た目よりも優しいじゃない///」
「ふっ、見た目よりは余計だ」
「まったくですわ」
どうやら原作のように喧嘩腰にならなかったようだ。何を言ったかは分からんが言い雰囲気で、三人は仲良く握手をしている。
「あたしの事は鈴でいいわ。あたしも箒とセシリアの事は下の名前で呼ぶから。そっちの二人目もよろしくね」
「よろしくな鈴」
「よろしくお願いしますわ、鈴さん」
「おう、よろしく。俺の事は俊葵で頼む」
ファーストコンタクトはバッチリだな。
「ねぇ一夏、あんた代表になったんでしょ?だったら今度のクラス代表戦で戦うことになるわね」
「そうだな…ん?いや、それは無理だろう。全クラス代表を決め終わってるじゃないか」
「ふっふっふ、こう見てもあたし、中国の代表候補生なのよ?専用機だって持ってるしクラス代表には代わってもらったの。だから問題ないわ、心置きなく戦いましょ。ま、あたしが勝つけどね」
む、そいつは聞き逃せねぇな。一夏は俺との修行で着実に実力をつけてきている。きっと鈴と互角、いやそれ以上に戦うことができるだろう。
「鈴、悪いがそう簡単には一夏は倒せないぞ?なんてたって俺が鍛えてるからな」
「ふぅ~ん、じゃあ俊葵って強いんだ?」
「俊葵が強いのは当たりまえだ。なんといっても束姉さんお手製のISに乗っているんだからな」
「それに代表候補生であるわたくしと毎日訓練してますもの」
何でお前らが誇らしげなんだよ…それに訓練を受けているのはお前たち二人の方じゃないか。ま、そんな風に言われて悪い気分ではないけどね…。
「え!?束博士お手製のISですって!?」
「鈴になら言っても大丈夫か…束は俺の恋人なんだ。だから甘やかされててね、でもそれに甘んじないように自分を鍛えているよ」
「俊葵…あんた一体何者なの?それに箒もセシリアも俊葵の事が好きだって(ボソ)」
え?なんだって?マジで聞き取れないんだけど
「私たちは俊葵が何人恋人を作ろうが構わない…と言うか諦めている。俊葵はきっと真剣に私たちを愛してくれるだろうからな(ボソ)」
「いちいち嫉妬するのにも疲れましたわ。だから松崎ハーレム(仮)の一員として仲良くしようって決めましたの(ボソ)」
あのさ、こそこそ話されると気になっちゃうんだけど。あれ?なんだか眠いや…満腹になったし疲れすぎて眠くなってきた…ちょっとだけ…ちょっとだけなら…ZZZ
みんなまだまだ話したいことがあったようだが授業に遅れるわけにはいかないのでここでお開きとなった。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
今回は少し短めにしました。
どのくらいの文字数がちょうどいいのか分からないのでまだまだ模索中です。
これからの展開にご期待ください、ぬふふ