みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。作者のメシキです。なんと第一話のお気に入りが20を突破しました!!初投稿で不安がいっぱいあった中、感想も一つですがいただくことができ感激を隠すことができません。あまりの嬉しさに小躍りしてテーブルの角にスネをぶつけて悶絶してしまいました(*´ω`*)
お気に入りに追加していただいた方、感想を下さった方、本当にありがとうございます。
加筆しました(2018 03 09)
俺が束博士の研究所に居候してからすでに3週間が経過していた。研究所の所在は太平洋上に浮かぶ自然豊かな無人島。近くに人のいる島もないので洋服を買いに行ったときなんて大変の一言に尽きた。なんせ熱光学迷彩を利用して不法入国して買ってきたのだから…束博士曰くバレなきゃいいそうだ。
ここでの生活はとても快適で楽しい。俺の意見で野菜を水稲栽培し始めてからというもの俺がこの島での食事係となった。元々、料理は俺の趣味だったし珍しい野菜も栽培してくれるので料理のやり甲斐がある。肉も山の中に入れば鹿やイノシシがいるので困らない。卵も海鳥からたまに手に入る。そんな島をたった二人で独占できるのだからとても贅沢だ。
しかしそれらの食材は束博士の手によって凶器へと生まれ変わった。ゆで卵をつくれば鍋が爆発し、野菜と肉を焼いたらスライムもどきになる…まさか博士がここまで料理が超弩級でド下手だったとは…曰く俺が来るまでは冷凍食品やお料理ロボットに作らせていたのだが俺に手料理をふるまおうとして失敗したらしい。失敗ってレベルじゃねぇぞコレ。だから研究所の家事はほとんど俺とお手伝いロボがやっている。前世では一人暮らしだったので料理はうまい方だと自負している。現に束博士も俺の料理をうまいと言って食べてくれる。
「俊く~ん。ついに完成したよぉ~」
ラボの方から束博士の声が聞こえてくる。随分と心を開いてくれているようで、今では新しい開発について話し合うくらいに仲良くなった。おっと、早く行かないとな。
あけっぴろげられたラボへと入った
「お待たせしました。ついにできたんですね!?俺専用のISが!!」
「うんうん、できたんだよぉ~。俊くんにしか操ることのできないオーバースペックの塊!!まさにロマン!!なによりこのISの魅力は無制限に武装が積めるってところにあるんだよぉ。俊くんがくれた設計図にあった4次元ポケットをなんとか完成させたんだぁ」
信じられなかった…まさかあのポケットまで再現するなんて。まぁポケットがついているのではなくて無限に積んでおいて呼び出すといった形になると思うのだが…まじでぱねぇっす束博士、頭上がらないっす。
「でも問題があってGNドライブの再現だけは無理だったんだよ。ごめんね(´・ω・`)」
申し訳ないといった顔で謝ってくる。謝らなくてもいいのに…むしろ俺が感謝の言葉を言わなければいけないといった場面だろう。
「謝らないで下さいよ。むしろ俺がお礼を言うべきでしょう。ありがとうございます」
「えへへ、お礼を言われて悪い気はしないなァ。ホントはGNドライブも再現しようと思ったんだけどさ、どうもGN粒子が再現できなかったんだよ。代わりと言ったらなんだけど縮退炉を積んでるから出力はとんでもないよ」
え!?しゅ、縮退炉!?そんなもん積んでるのかよこのISは…。まさに敵なしだな。武装もまだまだ完成していないのもあるしこれからどう進化するのか楽しみだよ。
「あの…いちおう訊きますが縮退炉はいくつ搭載したんですか?」
「設計図にあったように二つ搭載したよ。まぁ、二つ同時に使う事なんてそうそうないと思うけどあるに越したことは無いでしょ」
「ソウデスネ」
「武装もいくつか作ったんだ。見て見て~、俊くんの資料から使いやすそうなのを優先して5種類作ったよ。」
目の前にディスプレイが表れて5つの武器のスペックとビジュアルが表示される。
IS用タクティカルナイフ
全長 80センチ
刃渡り 55センチ
二本装備しているので連続しての攻撃が可能。自衛用だが威力は折り紙付き、連続で切り付けられるとそれなりのダメージになる。
対物アサルトライフル
射程 2000メートル
装填弾数 56発
連射性に重きを置いたアサルトライフル、反動はIS用の武器と言うこともあって少々強めだがあくまで人が使ったときに強いというものでIS戦闘においては問題なし。焼夷榴弾や徹甲弾など特殊な弾も発射できるので汎用性は高い。
フルオートショットガン
射程 200メートル
装填弾数 30発
フルオートというのもあって装填弾数を多くすることが第一であった。それ故かドラムマガジンを使用している。射程はライフルと比べると短いがそれは当たり前で面で制圧するためによく拡散するような弾になっている。
みんな大好きパイファー・ツェリスカ
射程 150メートル
装填弾数 6発
IS用なので射程も装填弾数も元ネタとは違う。リボルバーは弾数の管理がしやすいので初心者でも扱いやすい(白目)。リロードもスピードリローダーを使うことで早くできる。とんでもない弾を発射するので一発でもあたると相手は確実に動きを止める。その隙に攻撃ができるようにもう片方の手にはなにか別な武器を持っておこう。
グラインド・ブレード≪対IS規格外六連超振動突撃剣≫
射程 ブースターを使って移動するので射程は半無限
6基のチェーンソーを右腕部の軸に円形に並べ、ドリルのように回転させつつ炎を撒き散らして突撃。ね?簡単でしょう?消費エネルギーは凄いが専用バッテリーがあるので60秒はシールドエネルギーを消費せずに使える使用後は原作と違ってしまうことが可能。当たった相手はバクハツシサン!!サヨナラ!!どんな相手も木っ端みじん。俳句を詠ませることができるだろう。
「あの…束博士…これって」
おかしいな…IS用の武装のはずなのに一つだけおかしなものが混じってるような気がする。あれれ~?おかしいぞ~?(棒)
「この程度の武器なら朝飯前だよ。構造も結構簡単だったし既存の技術で何とかなったよ。威力は使えばわかるよ」
「使えばわかるって…グラインド・ブレードなんて使ったら相手がISでも死ぬでしょ?」
「まぁね、死ぬよ。でもさぁ私たちの敵にしか使わないし問題ないでしょ?」
問題大ありじゃ!!でも束博士を守るためなら人を殺さなきゃいけなくなる場面も出てくるだろう…その時俺は決断しなきゃいけない、そのための手段か。
「ところで、このIS、名前はないのか?」
「ん?今のところないかな。俊くんが名付けると思っていたからまだ付けていないよ。候補とかある?」
う~む、名前はまだなしか。黒いし「黒棺」なんてどうかなぁ…厨二臭い。じゃあ「夕闇」…違う。それにISは元々宇宙開発のための…宇宙…。宇宙って黒いよな…は!!
「宇宙(ソラ)…宇宙(ソラ)なんてどうかな?」
「空?このIS黒いよ?」
「いや、そっちの空じゃなくて宇宙って書いてソラって読むんだよ」
「宇宙か…いいね!!無限に広がる境界線って感じがしていいよ!!やっぱりISはこうでなきゃね。よし!!そのISは宇宙(ソラ)だよ!!むふふ・・・他はどんな名前にしっよっうっかなぁ~。」
嬉々とした笑顔でそう宣言する束博士。束博士が笑顔だと俺も嬉しいよ。それにしてもこんなに喜ぶなんて思ってなかった。きっと自分の数少ない理解者ができて嬉しいんだろう。これで一件落着…ん?今、他はって言わなかったか!?一応聞いてみるか。
「束博士、質問を一ついいですか?」
「一つと言わずいくらでも何でも聞いてよ~( *´艸`)」
「まさかと思いますが俺専用のISって他にも作る気ですか?」
「勿の論だよ。確かにこの宇宙は万能型のISだけど逆に言えば器用貧乏なんだよね。だから宇宙のほかにも近接戦闘型、遠距離狙撃型、高機動戦闘型、高火力殲滅型の4つを造ろうと思うんだ!!束さんのボディガードならそれ相応の装備を揃えないとね!!」
まずい…やる気だ。しかも満面の笑みだ。そんなことされてはこの世界でのパワーバランスが…ま、いっか。使わなければいいだけだし。それにカッコいい機体はいくらあっても邪魔にならないしね。
「あ、それといくつか言っておきたいことがあるんだ。」
思い立ったように束博士が言い出した。なんだろ?いたずらとか注意されるようなことはしてないけどな。
「一つ目はその口調について。敬語なんて使わないでよ、私のことは束でいいからさ。二つ目は毎日家事をこなしてくれてることに対する感謝、ありがとうね。で、最後はちょっと任務をお願いしたいんだ」
なんだ、そんなことか…敬語は年上だからと思って使ってたけど必要ないみたいだな。前世の歳も合わせると俺の方が上なんだけどね(苦笑)。
「任務?悪の秘密基地でも潰してほしいのかな?」
茶化したように言ってみるが束の表情は芳しくない
「うん、悪の組織の秘密基地。私のISを穢したゴミ共の掃き溜め…反吐が出るよ」
これアカンやつや。めちゃキレとる。
「任せろ。束の夢を穢す奴は殺す。相手が誰でもだ。だから教えてくれ、その基地がどこにあるのか」
こうして俺の初めての任務が始まるのだった。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます
加筆修正をほんのちょっぴり行いました
IS名≪宇宙(ソラ)≫
全身装甲の黒いIS
見た目は少し痩せてバックパックにIS用の浮遊スラスターが4つあるパトレイバーに出てくるグリフォンです。
もうこの時点で私の歳がバレてしまいそうですねw。ちなみに一番好きなロボットアニメはトップをねらえ!(1と2)、二番目がガンダムシリーズ、三番目に劇場版パトレイバーです。
好きなアニメのシーンはマクロスプラスのYF-21とX-9の戦闘シーンです。
ロボットとはあまり関係ないですが王立宇宙軍オネアミスの翼のロケット発射シーンは何度見返しても最高だと思います。
ワンオフはまだ考えていません。皆さんからの意見があれば積極的に取り入れていきたいと思います。
次回予告
3話を見ろ(二番煎じ)