いやぁ~夏休みも終わって新学期もが始まっていますね。
皆さんは夏休みの宿題はちゃんと終わらせましたか?
私は夏休みの宿題を夏休み最終日に必死になって終わらせてたなぁ…
r‐、
|○| r‐、 良い子の諸君!
_,;ト-イ、 ∧l☆│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 夏休みは教員も休みで羨ましいと
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 思われるが実際のところは補修や
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 部活などで実際の休みは数日しか
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 無いんだ。
│ /───| | | / | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
中国、ドイツでのごたごたも無事に解決してやっとこさIS学園へ戻ってこれた。中国での事件で織斑千冬現役復帰を囁かれたが千冬さんは会見を開いてそれを否定した。
しかしいくら否定したって他国で戦闘を行った事には変わりないし、問題にならないわけではない。まったく…アンチや批判する人がいるのは分かるがむかっ腹が立つぜ。なんで人を救って文句を言われなきゃいけないんだよ。束はネットでバッシングしている奴らの身元の特定をして、俺はそいつらに天罰を加えようとしているところを千冬さんに物理的に止められた。千冬さんでなければ止められないくらい暴走していたのは確かだ…はぁ、俺も大人にならないとなぁ…いや、前世も含めると大人どころかおじいちゃんか。神様の奴…俺の精神年齢まで若返らせたのか?別に構わねぇが時々自分が情けなくなるぜ畜生…。
クラス代表戦まで時間はなかったが学園に帰ってくる前にドイツで右手の手術をしてくっ付けてもらった。既に癒着していてある程度の運動は可能で少し皮膚が突っ張る感じがするがとりあえずは完治と言ったところだ。左目は束がカッコいい義眼を作ってくれたので、それを装着している。俺の細胞から作った義眼なのですぐに癒着してくれた。しかもハイパーセンサーなどのギミックが加えられていて視界が360度まで広がり、左目がとても使い勝手の良いものになったのは良い事なのだが少し目が疲れる…。なので視野角を狭めるために特注の眼帯を付けている。ラウラが使っている黒ウサギ部隊の物ではなく、これも束が俺の為にと作ったものだ。全体的にメカニカルなデザインで某老兵が付けていた物にそっくりな代物に仕上がっている。切り替えでサーモスコープや望遠まで可能…眼帯って付けていたら普通は見えないんじゃ…と言う突込みは束の科学力の前には不要なようだ(;´Д`)
顔の左半分は皮膚が爛れているが学校生活に支障はないのでそのままにしている。どうせ1~2週間もすれば元に戻るので問題はないだろう。
身体の方は無事に完治したのだが、ドイツから帰って来てからすぐにクラス代表戦だったし、束も忙しくて宇宙の修理に手を付けられていなかったので修理はまだ終わっていない。なので侵入者からみんなを守るのは嵐でって事になる。一夏も強いので問題はないと思うが念のために箒と一夏の二人をすぐに守りに行けるような場所、つまり一夏サイドのハンガーで試合が始まるのを一夏と待っている。
「勝てそうか?」
「う~ん…正直なところ分からねぇな。鈴の装備についてはハンデにならないように鈴が教えてくれたんだけど避けるのは難しそうだぜ。射角無限の見えない砲弾なんてどうやって避けるんだよ…」
「土煙でも立てて弾丸の軌道を目視できるようにしたらどうだ?地面を滑るように走ればそのくらいはできるだろう。あと、なんだか嫌な予感がするシールドエネルギーは試合後半までしっかり残しておけ。最後に修行の成果がよく出る一戦になると思う…油断せずに全力で落ち着いて戦え。己を知り、相手を知れば百戦危うからず…俺からお前に贈る言葉だ」
「おう、じゃあ行ってくる」
白式を身に纏い、一夏は鈴の待っている空へ舞った。
「恐れずによく来たじゃない。やられる準備はできた?」
俺よりも高い位置に座する鈴が上から目線(物理)で話しかけてきた。
「残念ながらそんな準備はしてないよ。その代わりに鈴、お前を倒す準備をしてきた」
「その返事が聞けて良かったわ。やる気は十分そうね…約束覚えてる?」
「お前が勝ったら買い物に付き合え…だろ?ちゃんと覚えているよ。そろそろ始まるから無駄話はこれくらいにしようぜ」
「そうね」
短く返事をしてお互いにスタート位置へ移動する。試合開始まであと少しか…意識していると長いもんだな。
しばらくするとアリーナ中央にあるスクリーンに一夏と鈴の両名が大きく映り、実況が二人を紹介する。
『第一ピットより、織斑ぁ…一夏選手!!世界に二人しかいな男性パイロットの一人で、かの織斑千冬御大の弟であります!!公式戦の記録はありませんがその実力は代表候補レベルと聞いています。さて今回はどのような戦闘を繰り広げるか楽しみです!!』
『対する第二ピットより、凰!!鈴音選手!!近接戦闘を好む好戦的な性格で活発な元気いっぱい少女!!戦闘も恋も体系も一直線!!この試合をどう運ぶのか見ものです!!』
「誰の体型が一直線ですってぇ!?」
『おっと、試合開始の時間がやってまいりました!!「ちょっと!!無視しないでよ!!」皆さん!!この時を待ちわびていたことでしょう…では行きましょう…ISファイトォ~~レディ~ゴォォォオオオオ!!』
大きなブザーと共に試合が始まった。
俺の零落白夜は一撃必殺の剣…だけどそいつを当てるにはまだ俺に技術が足りない。だから俺は奇策に頼ることにするぜ!!
鈴の非固定浮遊部位≪アンロック・ユニット≫が稼働したのを確認してから俺は雪片弐型を鈴に向かって思いっきり投げつける。
「んなっ!?」
鈴は動揺しているがアンロック・ユニットを使って雪片を撃ち落とす。雪片はそのまま地面に落ちてゆく途中で粒子に返る。俺はその一瞬で瞬時加速を使って急接近する
「こいつは師匠の俊葵から盗んだ技だ!!」
訓練中に俺がされたように鈴の獲物を掴んで顔面に一撃を加える。俺はこの技を食らったときに武器を離してしまったが鈴は離さない。流石は鈴だな…だけどまだまだ攻撃は止めないぜ!!
今度は鈴の腕の関節を抑え込み、瞬時加速でアリーナの壁に叩き付ける。アリーナの壁にはISの攻撃を防ぐためにシールドが張られていて、そのシールドはISの物と同じなので普通の攻撃はまず効かない。
「ぐっ…調子に…乗ってんじゃあないわよぉ!!」
青龍刀を力任せに振り回して俺を引きはがす。そのまま急上昇で俺との距離を取る。俺は落ち着いて地面に降り立ち鈴を見上げていつ攻撃が来てもいいように構えをとった。
俊葵サイド
「ひゅ~、一夏の奴なかなかやるじゃないか。俺がいなくてもしっかり修行していたようだな」
俺は箒とセシリアの二人とピットで一夏の試合を観戦していた。本当は二人とも観戦席にいたのだが俺がこっちにいることに気付いてこっちに来て観戦している。
「一夏はお前がいなくても私たちとしっかり訓練をしていたぞ。自分の弱点を無くすんだって気合を入れていたな」
「遠距離戦は私が指導して、近接戦は箒さんが担当しましたの」
「それなら俺がいなくても特訓はできそうだな。これからは二人に頼んで俺は楽しようかな」
正直、努力とか頑張るとか嫌いでめんどっちーしぃ。
「「そ、それは困る(りますわ)。俊葵(さん)がいないと…そのぉ…何と言うか(言いますか)」」
綺麗に重なったなぁ。ふむふむ…俺がいないと寂しいかぁ~しょうがねぇなぁ~///俺がいないと寂しいかぁ~///それなら仕方ないなぁ~///
「そこまで言うのなら特訓くらいやってやろう、うん。俺がやらないと誰もやらないからなぁ、うん!!」
俊葵という男は煽てるとすぐにのぼせあがるのであった。一夏が奮闘している時も俊葵はいつも通りの平常運転だった。
一夏サイド
一夏と鈴は何度か剣を交えながらいい勝負をしていた。しかしそんな拮抗状態が続いているので鈴はしびれを切らして遂に龍咆を使用することにした。
「悪いけどあんたにはあたしの龍咆の餌食になってもらうわ!!」
来る!!
俺は俊葵から見せてもらったアニメに出てきたロボットのように地面を滑走して土煙を立てる。鈴の龍咆の弾丸は空気なので本来は目視できない、しかし土煙に当たりそこだけ透明になるのでどこに打ち込まれたか分かる。完全には避けられないが直撃よりは幾分マシだ。
「どうした?鈴。そんな小細工ばかりでお前らしくもない…龍咆なんて捨ててかかって来いよ。俺の零落白夜が怖いのか?」
龍咆が直撃しなくて苛立っている鈴をワザと挑発して俺に間合いに誘い込む。
「誰がそんな細っこい刀一本にビビるってのよ!!今すぐにあんたを叩き切ってやるわよ!!」
瞬時加速で俺に向かって突貫する鈴、しかし突然の轟音と共に現れた5つの陰に俺たちは動きを止めた。突然の招かざる来訪者に会場は騒然となり警報が鳴り響いた。
『アリーナに侵入者、選手は今すぐに撤退し観戦中の生徒は焦らずに…ザザ…ザザザ…ハァーイ!!IS学園の皆さま。これより私共の新型無人ISの実験を執り行います。しばらく観戦のほどを…では、スタート!!』
警報は途中で止まりとても艶やかな女性の声が流れた。千冬さんや山田先生のいるアリーナの制御室には忙しなく技術者がクラッキングした相手の特定と制御を取り戻すのに必死だった。
「山田君、生徒たちの避難状況はどうだ?」
「隔壁が下りていて誰も避難できていない状況です。それに織斑くんも凰さんもあの5体のISに阻まれて避難できていません。中への侵入も試みていますが並の兵器でアリーナの壁は破壊できませんので…」
千冬さんは自分の立場を呪った…ISを持ちながら家族を守れない自分の立場を…。
≪千冬姉、あのISは俺たちが何とかするから生徒の避難を優先してくれ≫
「ふざけるな!!アリーナの壁を破壊して侵入できるほどの火力を持ったISが5機だぞ!?そんなこと認められない!!」
≪人が動かしているISが5機なら俺も止めるさ。でもアレは俺が倒した無人機の改良型に見える。武装は豊富そうだがAIは馬鹿だし一夏と鈴でも死にはしないさ≫
「しかしあの威力…掠りでもしたら」
≪大丈夫だよ千冬姉。俺だって強くなったんだぜ?≫
ここで千冬姉と呼ばれても怒らなかったのは家族として、姉として一夏に接するべき時だと判断したからだ。一教師としてではなく家族として一夏を信頼しているからだ。
≪どのみち逃げられないんだ。だったら倒してやるさ≫
≪あたしもいるし大丈夫よ。千冬さん、ここはあたし達に任せてください≫
「逃げろと言っても聞かないのだろう?だったら送り出してやるしかあるまい…。死ぬな…これは教師としての命令じゃあない。家族としてのお願いだ…二人とも、すまない」
≪謝らないでくれよ、千冬姉。行くぞ!!鈴!!≫
≪遅れないでよね、一夏!!≫
通信は切れ、アリーナ内では二人が5機のISを相手に奮闘している。しかし奮闘しているとはいっても敵の攻撃を避けるので精いっぱい。遠距離武装のある鈴はともかくとして刀一本の一夏は何もできないでいた。
俊葵サイド
あぁ~あ、1機かと思ったら5機も出てきたか…。しかも武装が追加されている…まいったなぁ…一夏と鈴が戦ってくれてるけど二人で1機を相手にするのでやっとじゃないか。さて…俺も出撃するかな。
嵐を展開して出撃の準備をする。ピットのゲートは隔壁が下りてしまっているので破壊して出撃するか。
「私もいきますわ!!」
セシリアは俺が嵐を展開したのを見て自分も出撃すると言い出した。しかしセシリアがアリーナ内に入っても乱戦状態では役に立つとは思えない。
「悪いがセシリア、アリーナ内は乱戦状態だ。そんな中でブルーティアーズが全力で戦えるとは思えない。セシリアはここで隙を見てバックアップをしてくれ」
「しかし三人で5機を相手にするのは!!」
「そう噛みつくな。バックアップは信頼のおける奴にしかお願いできないことだ。自信をもって狙撃してくれ。じゃあ、行ってくる!!」
俊葵は指パッチンで隔壁を破壊してからアリーナへ飛翔した。
『私にも専用機があったなら俊葵の援護ができたのに…くっ。しかし私の腕前ではISが手に入ったところで邪魔になるだけだろうな。もっと強くなりたい…』
『俊葵さんに信頼されている、俊葵さんに信頼されている、俊葵さんにry』
箒は自身の未熟さを再確認して、セシリアは思い人に信頼されていることを喜んでいた。
アリーナ内
「一夏、鈴、無事か!?」
「ハァ…ハァ…当たり前よ…あたしを誰だと思ってるのよ。あんたが遅いから一機落としたわよ」
「俺だって大丈夫だぜ。ハァ…ハァ…だけどシールドエネルギーが心許ないな」
二人のシールドエネルギーは半分以下になっていたが目立った外傷は見られないので本当に無事の様だ。しかしこのまま戦ったら確実にどちらかがやられるだろう。だから
「外に居ろ、これはお願いじゃなくて命令だ」
「はぁ!?あんた一人で倒すって言うの!?」
「俺一人で十二分だ。シールドエネルギーの無いお前たちがいたんじゃ足手まとい…お前たちには援軍が来ないか外で見張っておいてくれ」
嘘じゃない、二人のエネルギー残量を考えると外に居てもらった方が安全だし、俺が本気で戦うには二人は邪魔になってしまう。二人には悪いがここは俺一人で戦わせてもらおうか。
「分かったよ。鈴、行くぞ。ここに居たら俊葵の邪魔になってしまう。この間の出撃で俊葵の実力は知っているだろ?」
「分かったわよ…あんた、死ぬんじゃないわよ」
そう言って二人はISがぶち破った穴から外へ出た。さて…残った4機をどう料理しようかね。そうだ、新兵器があるからそれで…ぶっ壊してやる!!
最後まで読んでいただいてありがとうございます
新学期になり新しい気持ちで頑張ろうと思います。
って言ってみたけど多分なにも変わらないだろうな(; ・`д・´)