※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

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メシキ復活ッ!!メシキ復活ッ!!メシキ(ry

やっと帰って来れた…って事で前書きです

先日、友人からとても気持ち良くなれる不思議な粉を貰いました

たった30グラムですが凄い粉です

まず大量の水に混ぜます。お湯に混ぜた方が溶けやすいので私はお湯で作りました

ペットボトルなどの容器に粉を入れると零れないので良いでしょう

お湯を入れて最初は玉になって溶け残っているような感じがしますが時間が立てば消えます

玉がすべて解けたら完成

………皆さん何か勘違いしていませんか?

ローションの原料の粉の話ですよ?

30グラムで1.5リットルペット2本と○ぺ×2本分を作れました…まさか私もこんなに作れるとは…

密林で売られているので是非買ってみてはどうでしょうか?




24話 海の見える丘公園にて

 

 

俺は簪と手を繋いで海沿いを歩いていた。日も傾きかけてとても綺麗な夕焼けが海の上に浮かんでいる。簪との散歩はとても楽しいが何か変な気配を感じた。それは簪も同じで不安がっている

 

「誰かは分からないけど俺たちを尾行しているな…簪は気付いたか?」

 

「うん…あのトイレの裏にいるけど…逃げる?」

 

「いや、迎え撃とう。いざとなればISを使えばいいさ。そういやパスィはどうした?こんな風に二人っきりだと必ず茶化すのに今日は大人しいな」

 

俺と簪の身元を知っていて尾行しているなら敵の可能性が高い。もし敵なら撃退するに限る…しかしパスィがいないとなると打鉄弐式も持ってないって事になる。

 

「パスィは束さんにメンテナンスしてもらってる。新しいミサイルを作ったからそれ用にアップデートするって…」

 

「もしかしてあの無人ISが使っていたヤツか…簪が強力なライバルになりそうだ」

 

「照れる…それよりあの人はどうするの?」

 

「むこうが出てきたら追い返せばいい。それまではあそこのクレープ食べないか?」

 

小高い丘の上にクレープ屋さんとベンチがあって俺たちはそこへ移動した。簪はストロベリーの、俺はジャンボサイズのチョコキャラメルバナナとブルーベリーの二つを頼んでベンチに座って食べている。

 

「ここのクレープなかなか美味いな。いいセンスだ」

 

「うん…凄く美味しい(確かここのクレープ屋さんのミックスベリーを好きな人と食べると恋が成就するらしいけどミックスベリー味は無かった…売り切れだったのかな…)」

 

「やっぱ甘い物は良いなぁ…ホッコリするぜ。一口食うか?」

 

俺は簪に『ブルーベリー味』を差し出す。

 

「じゃあ…いただきます。ん…甘酸っぱくて美味しい。俊葵も食べる?」

 

簪も差し出してきたので一口だけ頂く

 

「これも美味いな…うむ、ここの店は俺のお気に入りの一つにしよう。…どうした?」

 

美味しい物を食べているのに妙に俯いている簪。どうかしたのかな?

 

「ううん、何でもない…ただミックスベリー味を食べたかったなぁって」

 

ミックスベリー?あぁ、確かに店のメニューには無かったな。もしかしてこの店はあのラウラとシャルが来る店!?おぅ…こんな偶然もあるもんだな。

 

「いや、ミックスベリーは食べられただろう?」

 

「なんで…ハッ!!ストロベリーとブルーベリー!!」

 

「その通り。また食べたくなったら一緒に来ようぜ」

 

「うん!!(やったミックスベリー味を俊葵と一緒に食べられた。あ、でも俊葵はあんな噂知らないよね…はぁ)」

 

あちゃー、ここのミックスベリーってそう言うことかぁ…ん?じゃあ簪は俺の事を…いやいやいやいやそんな事ない…多分。でもパスィも簪は俺の事を好きだって言ってたし…。もし簪が本気なら俺もその気持ちに応えてやりたい。

 

 

トイレの陰

 

 

水色の髪の少女「ムキッーーー!!簪ちゃんと関節キッス!?もう許せない!!正面突破よ!!」

 

謎の少女は丘の頂上へ続く階段を上り始めた。簪を俊葵から引き離すために…。

 

 

 

「美味しかったね…クレープ」

 

「特にミックスベリーが美味かったな。簪…俺さミックスベリーの意味知ってるんだよ…簪…良いか?///」

 

「うん…俊葵なら…良いよ///」

 

俺はゆっくりと簪の唇に俺の唇を近づける。簪は目を閉じて俺を受け入れる準備をしている…あと少し…。

 

「ちょぉおっと待ったぁぁあああ!!私の簪ちゃんに手を出すなぁぁあああ!!」

 

水色の髪をした女性がいきなり植木の陰から飛び出して俺と簪の熱いキッスの邪魔をした。簪も大きな声に驚いて目を見開いて飛び出してきた女性の方を見ている。その女性は扇子を開いており、そこには『見敵必殺』と書かれてあった。てかこの人楯無さんじゃね?いや、絶対そうだよ…だって『私の簪ちゃん』って言ってたもん。

 

「簪ちゃんその獣から離れなさい。それは害獣よ」

 

が、害獣って…獣は否定しないけど害獣あつかいは酷いなぁ…

 

「嫌…私は俊葵の傍に居る。あなたには関係ない…」

 

「か、簪ちゃん…私よ?お姉ちゃんよ?昔みたいにお姉ちゃんって…」

 

ぷいっ

 

あ、そっぽ向いた簪も可愛いな。それにしても楯無さん嫌われてるなぁ…名前どころかお姉ちゃんとすら呼ばれていないなんて…南無

 

「ぐぬぬ…どれもこれもそれもあなたが簪ちゃんをたぶらかしたせいよ!!」

 

「違う!!俊葵は私を助けてくれた!!一人っきりだった私の傍で一緒に笑ってくれた!!それに比べてあなたは何なの!?私を一人にしておいて今更お姉ちゃん面!?ふざけないでよ!!俊葵、帰ろう…この人と関わりたくない」

 

簪は俺の手を引いて駅に向かって歩き出す

 

「ちょっとくらい話を聞いてもいいじゃないか。話してみないと何も分からないぞ?」

 

「うぅ…でも…」

 

「な?少しだけでいいからさ」

 

「俊葵がそこまで言うなら…何か用事?」

 

ふぅ…このままじゃ姉妹仲は悪化する一方だったし仲裁くらいはしてもいいだろう。しかし簪は俺の服の裾を掴みながら背中に隠れて楯無さんの方を睨んでいる。

 

「とりあえずその害獣から離れない。いつ襲われるか分かったもんじゃないわよ?」

 

「俊葵になら襲われても良い…寧ろ嬉しい。離れるつもりはないからそのまま話して」

 

楯無さんキレてるやん…持ってる扇子が握力だけで二つに折れたぞ。あの扇子の骨組みって鉄じゃなかったか?

 

「簪ちゃんがそこまで言うなら一歩も譲らないけど置いておくわ。私は簪ちゃんと一緒に居たいだけなの。また一緒に暮らしましょ「やだ」う…え?」

 

「だからやだ…あなたと一緒に暮らすくらいなら更織の名前を捨てて俊葵と暮らした方がマシ…ううん、名前を捨てて俊葵と暮らしたい」

 

「そ、そんなぁ…どうして…どうしてなの?」

 

「私が必要ならどうしてあの時に私を捨てたの?あなたにとって私って何なの?私はお姉ちゃんの道具なんかじゃない!!捨てたものは二度と手の中には戻らないんだよ…お姉ちゃんのせいで私がどんな世界で!!どんな生活をしてたか分かる!?凄く苦しかったんだよ?一族からも世間からもお姉ちゃんと比べられてさ…もうお姉ちゃんなんていらないよ。それなのに今更帰って来い!?更織の名前で私をこれ以上縛らないでよ!!」

 

眼から大粒の涙を流しながら楯無さんに向かって吠える。俺は簪を抱き寄せて涙をふく。

 

「この男また…まぁいいわ。簪ちゃん…聞いてほしいことがあるの。私は簪ちゃんを一度たりとも捨てた事なんてないわ。あの時に言った言葉はね…簪ちゃんには黒い世界を見せたくなかったからなの。簪ちゃんには何もして欲しくなかった、普通の生活を送ってほしかった…嫌な事は全部私がするからって意味なの…信じてくれた?」

 

「そんなの…都合の良い言い訳にしか聞こえないよ」

 

ですよね。あれだけ恨んでいたんだ…信じなくて当然。でも…

 

「楯無さんは嘘をついているようには見えないし信じてやってもいいんじゃないか?」

 

「でも……そうだ。お姉ちゃん、私と一騎打ちしてくれる?もしもお姉ちゃんが勝ったら私はお姉ちゃんと仲良くする。私が勝ったらお姉ちゃんの権限で私を更織家から追い出して…良い?」

 

「……お安い御用だわ。でもいいの?お姉ちゃん強いわよ?」

 

「覚悟の上…月曜日の放課後に第三アリーナで俊葵と訓練する予定だったから貸し切ってる。そこで決着をつけよう」

 

「話は付いたな。じゃあ今日はこの辺で解散だ。帰るぞ、簪」

 

簪の手を引いて駅へ向かう…これから忙しいぞ

 

俺たちが帰った後も楯無さんは丘の上にたたずんでいた

 

「あの男…どうにかして消さないといけない…どんな手段を使っても!!」

 

この時点で俊葵と束の関係性を知らない楯無はとんでもないことを考えていた。

 

 

 

学園

 

「あぁ~面倒な事になった…」

 

「今回は手伝わないからね」

 

「トシキ様の自業自得です」

 

自室に戻った俺は束とクロエにマッサージをしてもらって癒されている。

 

「そうは言うけどよぉ簪をほっとけないだろ」

 

「でも決闘のきっかけを作ったのは俊くんでしょ?」

 

「うっ…」

 

そこを突かれると痛いぜ。確かに俺は簪に、お姉ちゃんに勝て的な事を仄めかせたけどさぁ…責任とるかぁ。言い出したことを投げ出すなんて中途半端な事はしたくないし。明日は簪と対楯無さん用の戦術を練るから早く寝るか

 

「マッサージありがとう。明日は簪と作戦会議をするからもう寝るよ。千冬さんが見回りに来る前に帰った方が良いぜ」

 

「うん、そうする。じゃあ頑張ってね」

 

「おやすみなさい、トシキ様」

 

さて…明日は忙しいぞ。楯無さん戦用に装備を組み替えて作戦を立てて最終調整をする…ハードスケジュールだなぁ。でも簪の為だしがんばるか!!

 

 

 

翌日

 

「簪、楯無さん戦の作戦を考えてきたぜ。勿論その作戦を成功させるための装備も持ってきた」

 

『流石は俊葵様ですね。相変わらず惚れ惚れするような手際の良さです』

 

「凄い…」

 

「じゃあ作戦と装備の説明をするからモニターに注目してくれ」

 

 

まずはこの作戦の趣旨を説明しよう。簡単に行ってしまえば一撃必殺の高火力をゼロ距離でブっ放すだけの作戦だ。しかしそこに至るまでは簪とパスィの腕にかかっている。まずはおとり用に用意した装甲ミサイルポッドと新兵器で勝負を決めるつもりで戦ってくれ。弾薬を使い果たしたらしばらくはIS用薙刀の夢現で戦って弾薬がキレたと思わせる。そこで楯無さんが一気に攻めてきたら好機だ。拡張領域から追加装甲をすべて展開して同時にミサイルの飽和攻撃を行う。この時にチャフとスモークを混ぜて撃って相手の目を奪い、その隙に楯無さんに抱き着いて最終兵器ハイ・メガ・キャノンで倒す。

 

作戦自体は簡単だけど実行するとなったら難しい。今更だけど作戦を変更するか俺の嵐を使うか…どうする?

 

「この作戦で上手くいく。お姉ちゃんに勝って私は自由になる…パスィも問題ないよね?」

 

『全く問題はありません。私が本気を出したら数百のミサイルでさえも一度に操作して見せましょう』

 

「そりゃすげぇや。じゃあ試合も大丈夫そうだな。応援してるぜ」

 

きっと今の簪なら一方的に負けることは無いだろう。でも相手はあの楯無さん…最初の武装でどれだけ演技ができるかが問題だな。この作戦が楯無さんにバレてしまったら一気に勝負を着けに来るはずだ。そうなってしまったら装甲を追加する隙も無く負けるだろう。頑張れよ…簪!!

 

今の俺にはこんな事しかできないが心からお前の勝利を願ってる!!

 

 

 





今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます

やっと簪と楯無さんの決闘が始まりますね(他人事

はぁ…ISのメインイベントの一つである臨海学校まであと何話かかる事やら…早く書きたいなぁ…

次回もお楽しみに

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