私…気付いてしまいました
俊葵のプロフィールは公開したのに顔のイケメン度については触れていない事に…(;´Д`)
なのでここで言います
俊葵の顔は……まぁ、ジャニーズやEXILEクラスのイケメンでは決してないです
言うなればそこそこカッコいいお笑い芸人くらいカッコいいです
分かりにくいので例を挙げると博多大吉さんやますだおかだの岡田さん、トレンディエンジェルの斉藤さんくらいのイケメンだと思っていてください(イケメンの度合いであって、似ているとかではありません)
ふぅ~む…そう考えるとなかなかイケメンな気がしてきたぞ…ま、いっか
では26話…どうぞ
松崎ハーレムが4人になってから初めてハーレム会議が執り行われた。束が用意した円卓を囲んでみんな座っている。束は珍しく真面目に座っている、真面目に。(←ここ重要)クロエは淹れてきた紅茶をみんなに配り終えてクッキーを齧りながら話し合いの始まりを待っている。簪は何やら音楽を聞いているようだ。アニソンかな?楯無さんは束と同じように静かに待っている。俺はと言うと手足をベッドに縛り付けられて拘束されている。あれ?俺は皆の恋人だよね?なんでこんな仕打ちを受けているんだ?
「みんな揃ったことだし話し合いを始めようか…今日の議題は今までになく重要なものだから心して聞くように…」
(((ゴクリ…)))
今までってコレ第一回目じゃん…てか俺が拘束されている件については触れないのかよ…別にいいけど理由が知りたいぜ
「晴れて松崎ハーレムも4人になった…そこでこんな問題が浮上しました。それは…誰が俊くんの抱き枕を担当するか。みんなも知っての通り俊くんは抱き枕がないと寝れない…だから今までは主にクーちゃんが俊くんと寝ていたんだけどハーレムの人数も増えたことだしこれからどうしていくかを話し合いたいと思います。俊くん本人にはみんなの意見が纏まらなかった時にどうするかを決めて貰う為に来てもらっています」
「おい…じゃあなんで俺は縛られてんだよ」
「それでは意見のある人から挙手をして意見を述べてください」
無視かよ…泣けるぜ。
「はい」
最初に挙手したのは簪だった。最初はクロエか楯無さんだとばかり思っていたから意外だな。
「月曜日から金曜日までの5日間は俊葵が決めて土日は私たちから順番に選ぶのはどうかな?」
「それはとても良い案だと思うけれど簪ちゃん、5日間はとても大きすぎるわ。俊葵くんに選ばれなかったら土日のどちらかしか一緒に寝れないのよ?やっぱりここは土日月でみんな一緒に寝て、月曜日にくじを引いて残りの4日間の順番を決めればいいと思うわ」
「ちょっと待ってください。一緒に寝るだけでしたら一週間もいりますか?もしも寝るだけでしたら俊葵様はいつ私たちとエッチをすれば良いのですか?」
「「ハッ!?」」
何かに気付く簪と楯無さん
「つまり俊葵様と普通に寝る日は無くても良いのです。俊葵様は我々とエッチをすればそれだけで安眠できるのです!!」
いや、まぁ床で運動したら程よく疲れて安眠できるけどさ…え、ってことは1週間ずっと俺は皆の相手をするの!?え!?休みは!?
「「「ナ、ナンダッテー!?」」」
「ちょっと待て!!毎日ヤリまくってたらさすがの俺も疲れるぞ!!お前らは俺を殺す気か!?」
「じゃあ早速予定表を作ろう。クーちゃん手伝って」
「簪ちゃん私たちは二人で頑張りましょう?」
「うん…お姉ちゃんと一緒…嬉しい」
俺の話を聞けぇ~~♪
5分だけでも良い~~♪
しかしスルーされてしまった▼
あぁ~神よ…私は如何したらよいのですか!?
神「知るか」
ここにさらに人数が増えるかもしれないって思うと先が思いやられるぜ…トホホ
その後、迫るみんなを縛り付けて大人しく寝る日が増えたとか…そして「あれ?大き目の抱き枕を買えば解決じゃね?」と気付いたのは更に1週間が過ぎた後だった。
「あぁ…だりぃ」
「お前はまだましじゃないか…俺なんてのほほんさんがくっ付いているせいでもっと暑い…そろそろ離れてくれないか?」
休み時間中、俺と一夏はダレていた。しかも俺にはのほほんさんが膝の上に乗っかって抱き着いてくるので一夏以上にダレていた。夏も近付いてきたこともあってかみんな半袖になっている…のだがのほほんさんは着ぐるみのようなダボダボした制服を着ている。本人曰く保冷材や通気性の優れた素材を使うことによって涼しさをキープしているらしい。一夏は男子用のオリジナル制服の半袖に袖を通している。俺はと言うと、普通の制服では物足りなかったので一夏が着ているタイプの物を俺風に改造してある。裏地に好きなロボットの刺繍があったりナイフや銃を隠すポケットがあったりと生地が厚めに仕立てられているので暑い。はぁ…次は千冬さんの授業か…頑張るか…。
「まぁいいじゃないですか」
「暑いなら扇子を買ったらどうだ?」
セシリアも箒も熱くないのかよ…汗一つかいていない
「お前らは暑くないのか?それ夏服じゃないだろ?」
「いえ、夏服ですわよ。生地が冬の制服よりも薄いのですわ。俊葵さんたちの制服はオーダーメイドですからまだ用意できていないのでは?」
マジかよ…
「いや、俺のは既に改造で生地が厚いから冬服を着ている気分だよ…はぁ…新しい制服を買うか…」
「ふむ…な、夏服がないなら私が扇いでやらんこともないぞ///」
「そ、そうですわね。俊葵さんは団扇を持っていないようですし私たちが扇いで差し上げます。ですから本音さんそこを退いていただきますか?」
「いやぁ~マッチーの傍は良い匂いがするから離れない~」
汗臭いと思うのだが…
「それになんだか今日は甘い匂いがするよぉ」
「「むむむ…」」
そりゃあ朝から甘いお菓子ばかり食べたら甘い匂いもするだろう。今日の気分は甘い物だったので朝食は高さ30センチのクロカンブッシュとバームクーヘン一本、ケーキ2ホール、飲み物はヴァンホーテンのココア(砂糖とミルクをアリアリで)
甘い物尽くしの朝食じゃあいまいち力が出ない…やっぱりステーキとか肉が必要だぁ…。お昼はセシリア達と食べるのでみんなのお弁当が楽しみだー(棒)。gkbr
「授業始まるし帰るねぇ~」
そう言うとのほほんさんは帰って行った。
「では私たちも」
「また後で来る」
セシリアも箒も帰った…あぁ~夏服でもっと薄手になった二人が見た…かっ…た(ガク
俺がギリギリまでダレていると千冬さんと山田先生が入ってくる。あ、もう授業か…
「諸君、おはよう」
「おはようございます!!」
「今日からより本格的なISの訓練を行う。その為、多少の危険を伴う…これからは更に気を引き締めて授業に取り組むように!!」
「はい!!」
入学してから数か月…やっと本格的になって来たな。他の生徒は実戦経験なんてないから基礎から入るのは当たり前なんだが長かった…これでクラスのみんなと手合わせができる
「それから転校生が二人いる。入って来い」
「こんな時期に転校生?」
「専用機持ちかしら?」
「しかも二人」
夏休みも間近に転校生は珍しいな…誰が転校生かは知ってるけど
扉が開かれて銀髪の美少女と金髪の美青年が入ってくる。おぉ!!遂に天使が降臨しなさったぞ!!シャルルちゃんマジ天使!!と、舞い上がる心を何とか押さえつけてラウラの方を見るとカチコチに緊張している。
「それでは自己紹介をお願いします」
山田先生が促すとシャルルは一歩前に出て自己紹介を始める。
「フランスから来ましたシャルル・デュノアです。慣れない土地で色々とみなさんに迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします」
ぺこりと一礼をして自己紹介を終える。
「お、男?」
一夏がそう呟くとシャルルはクラス全体を見回して
「えぇそうです。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を」
しかしシャルルの言葉はここで遮られてしまう、クラスの女子たちの叫びにも似た歓喜の声によって
「きゃあああああああ!!男子よ、男子!!」
「お母さん…私を生んでくれてありがとう」
「美少年!!しかもブロンド!!」
「守ってほしい系の一夏くんと俊葵さん!!そして守ってあげたくなる系のシャルルくん!!これで3Pが描けるわ!!」
「夏の祭典まであと少し…間に合うかしら…」
どうして必ずと言っていいほど腐女子がいるのだろうか(諦め)
「まだ自己紹介は終わっていない。静かにしろ…よしボーデヴィッヒ、自己紹介をしろ」
皆が静かになるのを確認してからラウラに自己紹介を促す
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
………シーン
「あのぉ…以上ですか?」
「まだだ………趣味は武器磨きと訓練、好きな食べ物は美味しい物なら何でも食べる。嫌いな食べ物は特にないが不味い物を進んで食べる趣味は無い。私は軍属で普通の女子として生活したことがほとんどない。…ので迷惑をみんなに沢山かけると思うが大目に見てくれ。これから二年に上がるまでよろしく頼む(ぺこり)」
こりゃ驚いた…まさかラウラがこんなまとも自己紹介ができるなんて。千冬さんも驚いている。
「デュノア、お前の席は織斑の隣でボーデヴィッヒは俊葵の隣だ。それからデュノア、お前の面倒は俊葵が見るから挨拶くらいしておけ」
「はい」
「はぁ!?ちょ、ちょっと待ってくれ千冬さん!!まさか部屋も俺と同じだなんて言いませんよね!?」
一夏じゃないの!?俺なの!?そうなの!?
「兄様の部屋は私と同じではないのですか!?教官!!」
「学校では先生だ!!(スパパーン!!)」
景気のいい音が響いて俺とラウラは叩かれる
「文句は言っても良いが聞き入れない。以上だ、仲良くしろよ」
そう言って教室を出て行ってしまう千冬さんと山田先生。解せぬ…
「こうなっちゃ仕方ねぇ…よろしくなシャルル」
「うん、こちらこそよろしくね俊葵」
あぁ~シャルルの笑顔は癒されるぜ
「むぅ~~~兄様は私の物なんだぞ」
俺の陰に隠れているラウラがシャルルに対して威嚇をする。俺はホモじゃないぞラウラ
「ラウラ、早く着替えていきましょう。遅れたら千冬さんに怒られますよ」
「それもそうだな姉さん…ではまた会おう兄様」
クロエに連れられて着替えを取りに教室の後ろへ行くラウラ。クラス内ではラウラの兄様発言に対しての憶測が飛び回っていた。まぁ、クロエとラウラが何とかするだろ。
「それじゃあ俺たちも行こうぜ」
「おう。あ、シャルルに一つ言っとくことがあった。絶対に立ち止まらずに全速力で走れ。女子に捕まったら終わりだ…マジで」
「(´・ω・`)?」
きょとんとしているが廊下に出たら分かるだろう…何故なら
「転校生じゃああああ!!者共ぉ!!出合え!!出合えぇい!!」
「まずは写真!!いや、握手!!」
「男子が三人揃っておるぞぉ!!」
「いやぁ~乱世乱世!」
「新聞部です!!一言ください!!」
流石は女子高だ…情報の伝達速度が並じゃない。俺はシャルルと一夏の手を取って窓を開ける
「諸君!!今日と言う日を忘れるな!!今日は俺が君たちから逃げ切れた日だ!!シャルル、一夏しっかり捕まっとけよ(ボソ)」
「え?え!?まさk」
「おい、まt」
ぴょん
「きゃあああああああ!!」
「ぎゃあああああああ!!」
「がっはっはっは!!風が気持ちいいだろう!!」
俺は二人を抱えて窓から飛び降りて中庭に生えている木の枝をクッションにしながら何回か木から木へ飛び回って地面に降り立つ。
「し、死ぬかと思ったぜ…ハァハァ…」
「日本の男性ってエキセントリックだね…」
多分こんなことするのは俺だけだぞ。さぁ、急ごうか。抱えていた二人を下ろして更衣室へ急いだ。
「男子が増えてくれて俺は嬉しいぜ」
「はぁ…一人部屋だったのに」
更衣室に着いた俺たちはすぐに着替え始めた。一夏とシャルルはへそが見えるタイプのISスーツを着用しているが俺は全身を覆うようなタイプを利用している。今までは一夏たちと同じのを使用していたのだがこの間の実戦で体中に受けた弾痕や切り傷が多数あるのでそれを隠すための全身スーツ。その気になれば傷跡は消せるのだが歴戦の戦士っぽくて良い感じだと思うので消していない。ちなみにこの世界に入った時に着ていたパイロットスーツは束の部屋のオブジェとなっていた。なぜならISスーツの方がISとの親和性が高いからである。折角のパイロットスーツもISの反応速度が遅くなるのなら既存のスーツを使った方が良いとなっては形無しだ
「俊葵もシャルルも着替えるの早いなぁ。何かコツでもあるのか?」
「僕は最初からISスーツを下に着ているんだ。着替えるときに少しでも時間短縮できるようにね」
「俺はもう慣れた」
「俺も最初から着て来ようかな…なにかと引っかかるし」
「ひ、引っかかる///」
シャルルは女だし今の話題は顔を赤くするよな。だが今のシャルルは男のふりをしているので更に畳みかける
「確かに引っかかったりして大変だよな。しかもピッチリと肌にひっついてくるからモッコリならないように注意しないと」
「あぁ~分かるぜ。締め付けられると痛いんだよなぁ。シャルルはどうやって対処してるんだ?」
「ぼ、僕に振るの!?えっと…ぼ、僕のは小さいから…///」
「へぇ~やっぱり人によって個人差はあるんだな」
一夏…それ以上はいけない。話をハッテンさせた俺が言うのは何だけど…
「当たり前だろ。それより授業に遅れるぞ?先に行くぜ」
二人を置いてグラウンドへ行く。チャイムも鳴り始めているしこりゃ俺も一発食らったな…。
「転校早々遅刻をするとは言い度胸だなデュノア…それにお前たちはいつもより遅かったな。覚悟はできたか?」
遅れてきた俺たちを待っていたのは鬼だった。
「遅れてきたのには理由があります!!」
「ほぅ…俊葵…では何故遅れてきたのか説明してみろ。私を納得させることができなければ今日の授業で行う模擬戦はお前と私で行う」
う…千冬さんの相手とかやってられないぜ。マジで…
「頑張れ俊葵」
「僕のせいでごめんね…頑張って」
一夏とシャルルが応援してくれるが俺にできるかなぁ…。
「えっとですね…」
「なんだ、続きを言え」
「ちょっと耳を貸してください」
千冬さんの耳に顔を近づけてみんなに聞こえないように話す
「ナニの位置が良い感じにフィットしなくてトイレで調整してました。一夏は大便でシャルルは迷子になって遅れました」
「んな///!?そんな事は報告せんで良い!!」
あ、顔が赤くなった。成功かな?
「もしかして理由として不十分でしたか?」
「もういい…今回だけは許してやろう。ただし模擬戦は無しにはしない」
えぇ~~~~
「しかも山田先生と私のペアだ。私にあんなことを言った罰だ」
「………( ゚Д゚)」
なん…だと…!?
「普段はおっとりとしているが山田先生は元代表候補生だ。その腕前は私も認めている。喜べ俊葵、いつも言っていただろう≪もっと刺激的な戦闘がしたい≫と」
「………( ゚Д゚)」
「山田君、降りてきてくれ」
千冬さんがインカムを使って降りてくるように指示すると山田先生が落ちてきた。(比喩表現無し)
「ど、どいてくださぁ~~~~い!!」
………( ゚д゚)ハッ!
山田先生の叫びで正気に戻った俺は目の前に迫る山田先生のおっぱいに見惚れてぶらぁ!!
どがしゃーーーん!!
一瞬の判断でISを展開したのはよかったが吹っ飛ばされてしまった。イテテ(痛くないけど)…まったく山田先生にも困ったもんだ。よいしょ…むにゅう。む…これは!?おぉ!!これはデカい(確信)
しかしいつまでも触っている訳にもいかないので先に立ち上がって手を差し伸べる。
「立てそうですか?」
「ISを装備していたのでけがはないし大丈夫です。ありがとうございますね」
ISを解除してから立ち上がり土煙で汚れたスーツをパンパンと叩く。そのたびにとても大きなおっぱいがゆさっゆさっと揺れる。いやぁ~眼福!!束といい勝負なんじゃないだろうか…いや、束の方が大きいな。うん、間違いない。
「では早速模擬戦を始める。これを見れば君たちも山田君に対する見方も変わるはずだ。行けそうか?」
「はい、じゃあ行きます」
また展開しなおして空へと上がる
「私は狂桜を使うからお前は好きなISを使え。ただし簡単に勝てると思うなよ」
そこまで言われると本気を出したくなるぜ…ってあれ?狂桜(きょうおう)じゃなかったっけ?
「狂桜では言い辛いからな。暮桜と発音の似ていた狂桜(くるいざくら)と呼ぶことにした。束にもそのことを話して設定も変えてもらった。では私は先に上がっているぞ」
そう言うと狂桜を纏って山田先生のいる位置まで上昇した
「俊葵、勝てそうか?」
「兄様なら勝てる…かもしれない」
「俊葵さん、頑張ってください」
「俊葵様なら勝てます…多分」
「マッチー頑張れぇ~」
「応援しているぞ」
みんなも応援しているしその応援に応えよう!!
「ブリュンヒルデがIS戦で初めて負けるところを見せてやるさ。嵐…松崎俊葵…発進する!!」
「試合のルールとかはありますか?」
「超能力の使用禁止だけだ。それ以外なら何でもやっていい」
「手加減はしません(`・ω・´)キリッ!!」
山田先生は本当に可愛いなぁ~
「では試合…開始だ!!」
いきなり瞬時加速で切り掛かってくる千冬さん。あぶねっ!!山田先生も俺の隙を狙い打つために重い一撃を加えるためにスナイパーライフルを構えている。
「シールドビット!!」
全てを利用し勝利を掴む!!自分を守るためではなくて山田先生の周りに展開して援護を阻害する。束さん特製の近接武器の一撃を貰おうものなら一発でシールドビットは破壊されるのでそうした。
「山田君の援護の邪魔をして一対一の場面を作るか…良い判断だがいつまでその作戦が持つかな?」
とは言え作中でも現役代表候補生を二人同時に手玉に取った山田先生は油断できない…だから速攻で終わらせる!!
「千冬さんを倒し終わるまでです!!」
全身からミサイルを発射しながら千冬さんに特攻する。
「では山田君は一生あの檻の中だな!!」
ミサイルを切り払いながら爆風を利用してこちらに加速する千冬さん。
「貰ったぞ!!」
しかし千冬さんの一閃は外れた。なぜなら爆風の中に出したダミーを切ったからだ。
「偽物か!!えぇいうっとおしい!!」
そう簡単にやられてたまるかってんだ!!
俺は両手にナイフを構えて千冬さんに接敵する
「この機体だって近接戦闘くらいできるんですよぉ!!」
ギャイン!!ギャイン!!
「ふんっ!!所詮だな…宇宙よりも踏み込みが足りないぞ!!」
くっ…千冬さんの言う通りだ。嵐は宇宙と違って近接戦闘用ではないので機体の構造が近接向きじゃない。ので押し負けている
「ぬぅ…こいつぁどぉだぁ!!」
激しい剣撃を弾いて顔面めがけてナイフを投げるが撃ち落とされてしまった。マズイ!!隙が…逃げねば!!
山田先生がこっちに来る前に瞬時加速で戦線離脱する
「大丈夫でしたか!?」
「山田君か早いな」
「グレネードと手榴弾の混合爆破はさすがに効いたみたいです。おかげで弾薬の7割とシールドエネルギーを結構持っていかれちゃいました」
「その程度なら大丈夫だ。あいつは私たちよりも上で待機している…油断はするなよ」
はぁはぁ…マジかよ。ミサイルの雨で無理やりシールドを突破するなんて…ありえねぇ。でも…まだ勝機はある。
両手にマスケット銃を持って千冬さんと山田先生が動きを見せるのを待っていると二人とも俺に向けて威嚇射撃をしながら突っ込んでくる。しかし隙が無い…なら
「有象無象の区別無く俺の弾頭は許しはしない!!」
そう言って構えた魔弾を二人に向けて放つ。このセリフは言わないと気分が乗らないので言っているだけに過ぎない。音声認識でこのセリフを言わないと発動できないとかだったら面倒くさいしね
「山田君!!私に捕まれ!!」
「はい!!」
あの時にこの弾頭を見ていた二人はすぐに極超音速で逃げる。弾頭は二つだけなので逃げ切れないこともない…でも二つだけで追うと思ってはいませんよねぇ?ヒヒヒ
俺の周りに魔弾が装填されたマスケットが何十丁も草原に生える背の高いススキのように
現れる。俺はそれを両手に持って弾頭を発射して捨てる。あとはこれの繰り返し
「発射されれば『どこまでも追尾する弾丸』はッ!既に先生たちの周りに20発!千冬さんの動きも、山田先生の動きも手に取るように探知できるッ!くらえッ!先生ッ!総数20発の魔弾のスプラッシュをーーーッ!」
俺は容赦なく二人に対して射撃を繰り返す。極超音速で逃げる二人はいとも簡単に避けるが疲労は溜まっていく。しかもそれは千冬さんにではなく通常のISを使っている山田先生にだ。
「織斑先生…もう…」
「分かった…地上に降りて迎え撃つ」
「はい…」
二人は急降下しながら弾頭を迎撃しようとする。無駄ですよ…この弾頭はこの前の改良型で装着されている無線と俺の左目のおかげで全て脳波コントロールできるし弾頭目線の映像も鮮明に見えています。苦し紛れの迎撃なんて当たりませ…ん。あれ?頭が…うっ…痛い…頭が割れるようだ!!なんだこりゃあ!!くそっ!!あと少しなのに!!
≪今すぐ魔弾の使用を止めて。脳にダメージが出てきてる≫
束か…。もうすぐで勝てるんだ…このくらいの痛みどうってことない
≪だからってこれはやりすぎ。もっと自分の身体を大切にしてよ。俊くんの代わりはいないんだよ?≫
分かった…この勝負は俺の負けだな。
≪俊くんは自分の身体を大切にした戦い方を学ぶべきだね。このままじゃ本当に死んじゃうよ≫
死なないって…少なくとも束が死ぬまではね
≪じゃあ俊くんが死ぬのはまだまだ先になりそうだね≫
あぁそうだな。千冬さんがこっち見てるし切るな
ブツ
ふぅ…もうすぐで勝てそうだったのに…。もっと脳への負担を減らした弾頭の開発をしてもらわないとな。いや…束の言う通り、物量に頼るんじゃなくて俺に合った戦い方を見つけないとな…俺トリガーハッピーだから無理だと思うけど
武装を解除してゆっくりと地上へ降り立つ
「この勝負は俺の負けですね」
「エネルギーはまだ残っているぞ?」
「さっきの弾頭は全て脳波で動かしていたんです。脳への負担が大きすぎて使用を止めろって言われて…」
「そうか…お前に合った戦い方もあるはずだ。それを探すと良いだろう」
千冬さんも束と似たようなことを言うんですね…似た者同士…ぷっ
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます
実はこの作品の他にも『更織小夜(サラシキサヤ)』と言う名前のオリ主でもう一本、連載しようか悩んでいます
名字から察してもらえると思いますが楯無さんの弟で簪の兄という設定です
このアイディアが既にSSにされていない事を願って下書きはしていますがうpする予定はありません
まぁメシキさんの脳内にこんなのがあるぞ~って頭の隅にでも置いてくれたら嬉しいです
では、また次のお話で会いましょう(`・д・´)ノシ