※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

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33話はR-18です(唐突)

いやぁ~スランプがこんなに続くなんて思ってもいませんでした

とりあえず読者を待たせるのは芳しくないので投稿はしていきたいと思います




34話

 

 

 

タッグ戦を間近に控えて忙しいのは分かっているが休みが無いと身体は持たないし、気も滅入るので今日は訓練を休んで本音とデートをしている。最近は本音に付きっ切りなので束たちに夜のお誘いを受けたりもしたがタッグ戦以降に皆で激しい夜を過ごそうと言ったら快く俺たちをデートへ送り出してくれた。デートと言っても簪とクレープを食べたアレをカウントするなら二回目、しないなら初回と言うのもあって俺はかなり緊張している。セックスの時はあまり緊張しなかったのにデートで緊張する俺って…情けねぇ

 

「マッチーとデート♪マッチーとデート♪」

 

俺と腕を組んで歩いている本音は俺の心情なんかお構いなしに豊満なおっぱいをぐいぐいと押し付けてくる。嬉しくないわけじゃないがやはり気恥ずかしいと思う…でもやっぱり周りの男たちが俺の事を羨ましそうに振り返るのは気分が良い。彼女持ちの男も本音と俺を見るので彼女さんに怒られてる…どや?羨ましかろ?

 

「そんなに嬉しいのか?」

 

「うん!!嬉しいよぅ。だって好きな人と二人きりでデートだよ?嬉しくないわけないよぉ」

 

満面の笑みでこちらを見上げる本音。本音に限った事ではないけどみんなの笑顔を見ていると俺も幸せになれる。

 

「喜んでもらえたなら俺も嬉しいよ。で、どこに行こうか?実はデートプランは全く考えてないんだ。何か欲しい物とかがあれば買いに行くか。本当に何でも買ってやれるぞ。中国での任務で貰った報酬が大量に余ってるんだ。具体的に100億円程……」

 

本当は『俊くんが頑張って稼いだお金だから全部俊くんの物だよ?』と言われたのだが、どうせまたAFが出現したら俺が倒さなきゃいけないし、その際に報酬をがっぽり搾り取るつもりなので400億を渡して研究費に当ててもらっている。正直、100億でも多いと思っているのだが束とクロエに押し切られてもらう事となった。鈴に報酬の話をしたら既に自分で稼いでいるらしいのでいらないそうだ。代表候補生と言うだけで国から資金が出るらしい。ので今の俺の手元には100億ちょっとの大金がある。本音の為なら何でも買ってやりたいと思う。

 

「う~ん…じゃあマッチーが欲しい」

 

「非売品です」

 

「ぶぅ~~~!!即答ぉ!?」

 

考えた答えが俺かよ…もっと他にも良いものがあるだろうに。

 

「悪いけど俺は皆の共有財産なんだよ。宝石とかバッグとかブランド物には興味ないのか?」

 

「興味ない~。前に親族とか更織家に近づきたい人から貰ったりしたんだけど使い勝手が悪いのが多いからいらないの。宝石も学校じゃ身に着けられないから必要ないかなぁ」

 

「なら欲しい物とかはないのか?あ、勿論俺以外でな」

 

また俺と答えられると無限ループしそうなのでくぎを打っておく

 

「じゃあそうだなぁ……お菓子、お菓子が欲しいな。マッチー手作りの」

 

「買うのならともかく手作りだとあんましお金が掛からないぞ?」

 

値段=思いとは言いたくないが本音の事が好きなのできちんとした物を送りたい。なので手作りはちょっと…

 

「値段じゃないの。気持ちだよぅ…マッチーと二人きりでマッチー手作りのお菓子を食べたいの」

 

「お菓子だけじゃなくて本音も食べちゃうぞ?」

 

「良いよ…食べてほしいな…えへへ///」

 

自分で言っておいて恥ずかしくなったのか頬をポリポリと掻いている

 

「分かったよ。んじゃあ今度、一緒に作ろうな」

 

「うん!!」

 

元気のいい返事と同時に本音はより一層、腕に力を入れて俺に密着して豊満なそのおっぱいをグイグイと押し付けてくる。良くも悪くも束やクロエは目立ってしまうので女子と二人で休日デートなんて出来なかった俺はこういった行為に免疫が無くてどうも照れてしまうな…///

 

本音からはお菓子のような甘い香りがする。多分、使っているシャンプーやボディソープの香りだろう。すごくいい匂いなので意識してしまう。頭一つ分くらい本音が小さいので本音の方を向くと俺の腕に当たって形を変え、谷間が協調されたバストへ目線が行ってしまう。ずっと見ていると本音がこちらを見上げる。バレテーラ

 

「私はマッチー専用だからね~」

 

ニパーと笑顔でこんな事を言われてカァ///っと俺の顔が赤くなるのが分かる。久しく忘れていたけど堕ちる感覚ってこうだったな。胸の奥が熱くなり背筋に寒気とも言えない気持ち良いゾクゾクとしたナニかが駆け抜ける。

 

「えへへぇ~。じゃあまずは映画を見に行こぉ~見たい映画があるんだぁ。外国の映画なんだけど巨大ロボットが出てきてカイジュ―と戦うヤツ」

 

この後、俺は本音と映画を見て食事をした。特に予約をしていなかったが、休日にも関わらず待たずには入れたのは運が良かった。女子とのデートに焼き肉食べ放題はどうかと思ったのだが本音のお腹はお肉の気分だったらしく満面の笑みでお肉にかぶりついていた。そして俺は店側に大損害を与えて伝説になったとかなってないとか…出禁になってたらどうしよう…。

 

本音とのデートはまずまずの結果かな…俺も本音も楽しめたが基本的に俺の趣味に付き合わせたようなもんだしなぁ。本音は楽しかったと言ってくれたが本当に楽しめたのかは分からない……でも本音の笑顔を見ていると…

 

 

 

「俺は幸せ者だな…ふふ」

 

「どうかしたの?」

 

俺がいきなり笑ったのでシャルが不思議がって俺の顔を覗き込む。俺は今、デートから帰って来て寮の部屋に戻っている。何度もこの部屋は空けて地下の方へ行っていたので久し振りって感じだ。

 

「いやぁ、良い女を恋人にできる俺は幸せ者だなぁってさ」

 

「何人も恋人がいるとそのうち刺されちゃうよ?」

 

「挿しているのは俺だけどな」

 

「ん?何を刺すの?ナイフってことは無いでしょ」

 

あ、シャルルって女だからこの下ネタは通じなかったか…きっと束や楯無さんなら気付いたんだろうけど…

 

「ちんこだよ(真顔)」

 

「ち、ちち、ちん!?///何を言ってるのさ!!もう!!」

 

ボッ!!

 

と音がしそうな程、真っ赤になって文句を言うシャルル。うん、可愛い。

 

「ははは、まるで女の子みたいな反応だな」

 

「え?あ、あぁ…それは…」

 

「良いとこ育ちの貴公子には下品すぎたか。すまん、俺が不謹慎だったな。……寝て忘れよう、俺はもう寝るから電気けすな。おやすみ」

 

俺は服を全部脱いで布団に入ると抱き枕にタオルケットを巻いて等身大の抱き枕を作る。そしてそれに抱き着いて眠りにつく…と見せかけてシャルルを監視する。超能力を使いシャルルの目と耳を俺のとリンクさせ、監視スタート

 

「もう寝た…よね。うん……良いとこ育ち…かぁ。そんなに良い物じゃあないよ…僕の立場は…。はぁ……まぁ、今はそれどころじゃないか」

 

シャルルはしばらく寝たふりをして俺が寝たのを確認するとシャルルは俺のPCに何か端末を取り付けて操作する。するとパスワードが解けて俺のパソコンのデスクトップが現れ、『IS 実験 データ』というファイルをシャルルが開く。

 

「これだね…凄いスペック……普段の訓練じゃ手加減してたんだ。こんな化物みたいな機体に乗れるなんて…ISもそうだけど俊葵も大概人間じゃないかも」

 

一通り宇宙の実験データを見終えると今度は『IS 武装 データ』を開く。あ、それは…まぁ、コピーされなければ問題はないから見せてもいいかな。

 

「うそ…でしょ…なにこのオーバードウェポンってやつ…対無人IS戦闘でのデータがあるけどシールドエネルギーを一瞬で削り切って本体を粉々にしてる。それにこっちのミサイルやピットなんかも誘導性や携行性が高い物ばかり…どうりで俊葵が強いわけだよ。ん?こっちのファイルはなんだろ?マル秘映像?…もしかして実験の映像とか…一応、開いてみよう」

 

げぇ!?そのファイルは俺と束やクロエとのハメ撮りファイル…見られると俺の性癖がシャルルにバレる!!急いで止めなくては!!

 

「動くな…」

 

枕の下に隠してあるM500をシャルルに向けて脅す。

 

「ヒィ!?」

 

俺が急に話しかけたので驚いたようだ。パソコンをバタンと閉じると恐る恐るこちらを振り向いた。今のシャルルはさらしを巻いていないので美巨乳…しかもノーブラで乳首が少し浮かんでいるのが分かる…う~ん、マンダム。

 

しかしこんなに早くシャルルがスパイ活動をするなんて…きっとデュノア社の方から命令があったんだろう。

 

「俺のパソコンに変な端末を付けて…まぁ大体何をしてたかくらいは察せるよ。データだろう?」

 

「ごめんね…ううん、謝っても許されないことを僕はしたんだ。ハハ…」

 

シャルルが男装して学園に入学した理由は分かっているが聞いておこう。だってできる限り原作通りに事を進めたいからな。

 

「ふぅ…長くなりそうだしお茶を淹れよう。紅茶で良いか?」

 

暗い空気で話をしたくはないので気分転換にお茶を淹れる。お茶菓子も用意してベッドに腰かけてシャルルの話を聞く。

 

「まずはなんで男の格好なんかしてたんだ?俺や一夏に近づくなら女の方が誘惑しやすいだろう」

 

「うん…まぁ…会社の方からの命令でね。僕に父がデュノア社の社長なんだ。直接の命令だし従う他なかった…」

 

やっぱりシャルルにとってこの話は辛い物なんだな…いつも笑顔のシャルルの顔から笑顔が消え去ってる。

 

「命令って言ったって親なんだろ?なんだってそんなひどい事が…」

 

確か一夏も原作でこんな事を言っていたな。ここは出来る限り原作に準拠しよう。

 

「僕は愛人との間に生まれた子供なんだ……。本家に引き取られたのは今から2年前くらいだったかな。母さんが死んだのと同時に会社の人がうちにいて僕は連れていかれた。健康診断やDNA鑑定をしていると僕のIS適性が高いことが分かったんだ…それでなし崩しにテストパイロットさ。でもそのおかげで初めて父に会えた…たった2回だけど…会話も数回程度。あぁ…本宅に呼ばれた時は酷かったなァ…本妻に会った時なんだけど『泥棒猫の娘の分際でこの家に入るな!!』って言われて殴られたよ。母さんもそういった話をしてくれてたら心構えくらいはできたのにね、あはは…」

 

アレ?シャルルの立場や過去の事は知っているのに腹が立ってきたぞ。……ふぅ落ちつけ俺。俺はこの後シャルルを助けるんだ。怒りに我を忘れるな。

 

「それから少し時間がたってデュノア社は経営難に陥った。理由は簡単…国からの支援が無くなったからなんだ。いつになっても新しいものを生み出せない政府はデュノア社を見限って台頭してきていた他の企業に資金援助をしだした…」

 

「大手企業も裏を返せば政府の支援あってのものか…脆いものだな」

 

「はは…言い返す言葉もないよ…まぁ、その経営難もあって僕は広告塔として丁度いいし男性パイロットとして一夏のデータを盗んで来いって言われたの。転校当初は一夏の他にも男性パイロットがいたなんて報告になかったけど同じ部屋になれたし丁度いいから二人から盗めとも命令を受けたよ…」

 

「なん…だよそれ……」

 

「……ふぅ。全部話したら楽になったよ…こんな話聞いてくれてありがとう」

 

シャルルの目から大粒の涙が垂れる。顔は笑っているが辛いんだろう…当たり前だ。弱冠十数歳の女の子が右も左も分からない国でいつバレるとも分からないスパイ行為をするストレスなんて考えたくもない。

 

「僕はもうお終いかな…」

 

「なんでだよ?会社だって男性パイロットって偽装して送り出した罪があるだろう」

 

「会社は僕を切り捨てるよ…だって腐っても大手企業。人間の生き死になんて自由にできる…良くて祖国で刑務所暮らし…悪くて暗殺されちゃうかもね、僕」

 

「シャルルはそれで良いのか?」

 

俺も一夏と同じ質問をぶつける。こればっかりは俺から動くのではなくてシャルル自身に決めさせたい。

 

「どうもこうもないよ…僕みたいな小娘」

 

「俺はそんな現実的な話をしてるんじゃない。シャルルはどうしたいか訊いているんだ」

 

「もう……いい加減にしてよ!!何!?なんなの!?僕が助けてって言ったら助けてくれる

の!?ふざけないで!!」

 

「助けるよ」

 

「嘘だッ!!そんな都合の良い話信じられないよ……僕を助けて俊葵に何かメリットがあるの!?」

 

ふぅ…信じてもらえないか。そりゃそうだよな……でもちょっとショック

 

「無い…でも助けたいんだ」

 

「理由もメリットも無しに助ける!?冗談なら僕が傷つくだけだよ!!もしそれが本当ならその銃で自分を撃ってよ!!」

 

「分かった…どこだ?腕か?それとも足?まぁ、どこでもいいけどね…」

 

俺は銃口を右の二の腕に押し当てて発砲する。もちろん音が響くといけないので結界を張ってからだが。

 

「キャッ…う、嘘…」

 

「まだ信じられないか?それなら…」

 

次は太ももに銃口を向けて発砲する。特別な弾丸を使用しているので二の腕と太ももの肉が弾けて骨が見えている。うぅ…痛覚をカットしているとはいえかなり痛々しい…。

 

「もう止めて!!信じるから!!……どうしてこんな事を…」

 

「シャルルに信じてほしかったからさ」

 

シャルルは俺に抱き着いて泣いている。シャルルにそんな顔をされると俺も悲しいぜ…

 

「うぅ…どうして…どうして僕の為にこんな…」

 

「抱き着いてないで傷口を見ろよ。もう治り始まってる…俺はこんな体だし親と呼べる存在もいない

んだ。だから少しでもシャルルと父さんの間を取り持てたらなァってさ」

 

傷口は既に筋繊維が繋がりはじめ、骨は見えなくなっている。

 

「すごい…それより僕と父さんの仲を?」

 

「あぁ、自分の娘が嫌いな親はいない。俺がそれを証明して見せる」

 

「でも父さんは僕の事を道具としか見てない…それに助けるって言ったってどうするの?もしも無理なら僕の居場所は…」

 

「ならここに居ろ」

 

「え?で、でも…」

 

「IS学園はどこの国、企業からも干渉されない…つまりは少なくとも卒業まで時間がある。その間に俺が何とかしてやる。そして俺がお前の傍に居てやるよ」

 

「本当に?」

 

不安げに俺を見上げる。その目には今までは見られなかった希望を力が少しだが宿っていた。

 

「本当だ…ここに居ろ。それに俺の目的はお前の身体だからな……フランスに帰られると襲えなくなる(ニヤリ)」

 

俺はシャルルの両肩を抑えてベッドへ押し倒す。叫ばれたら厄介なのでM500を突き付けて大人しくさせる。

 

「キャ……うぅ…信じていたのに…」

 

「男性パイロットの恋人になれば本社からもVIP待遇だろうさ。もっと喜んだらどうだ?」

 

「俊葵は……僕の事が好き…なの?」

 

好きに決まってるじゃろがい!!いや、好きなんてもんじゃあない!!愛しているんだ!!

 

「嫌いな女を襲う訳ないだろうが……嫌なら抜け出してもいいぞ。まぁ、力ずくで犯すから関係ないけどね」

 

ハァ…ハァ…シャルルたその白い肌…じゅるり

 

「レイプする人は相手の事を気遣ったりしないよ。でも襲いたいならどうぞ……刑務所で不細工で気持ち悪い看守に純血を奪われるくらいなら……。でも俊葵にはクロエが…」

 

「……くくく…ふひひ…アーッハッハッハ。演技だよ、え・ん・ぎ。でも俺がシャルルの事を好きだって事は嘘じゃあないぜ。でもよぅ、そんなマジな顔しちゃってさぁ。ちょっと笑わせようとしただけだよ」 

 

「え?えぇ!?酷いよぉ…僕は本気で犯されると思っていたのに……でも俊葵って本当に優しいんだね。……改めてお願いするよ、僕を助けてください」

 

「任せろ…と、いう訳で役立ちそうな人を呼ぶ。信頼のおける人だから男装しなくても大丈夫だ」

 

俺は取り敢えず服を着て携帯端末を取り出して、束と楯無を呼び出す。まだ深夜前なのですぐに来るだろう。さて……二人をどうやって説得しようかな…面倒だ…。

 

 

 

コンコン

 

こんな時間に誰だ?…って俺が呼んだんだから来るのは当たり前か

 

「来たみたいだ。入っていいぞぉ、鍵は開いてるから」

 

「誰を呼んだの?」

 

「この世で最も味方にしたい人で敵に回したくない人…かな」

 

シャルルに説明しているうちに扉を開けて束と楯無が入ってくる。楯無はともかく束を見たシャルルは驚いて目と口を大きく開けて唖然とした。まぁそうだろうよ。

 

「で、助けたいのはソレ?」

 

「やっぱり女の子だったんだ。何もしていなかったから見逃していたけど…その様子だと手を出したようね」

 

2人してシャルルを睨みつけるなよ。すごく怖がってるじゃあないか…てかソレって…いくら俺のデータに手を出したとはいえ酷いな。

 

「シャルルを怖がらすな。自分の意思でこんな事をやったわけじゃないんだよ。被害は出てないし…それに……」

 

「それに…なに?俊くんのデータに手を出したソレを私が許すとでも思ってるの?」

 

お怒りのようで…

 

「一人ってのは、さ…凄く嫌なんだよ。……今のシャルルは誰も頼れる人がいなくて…怖くて、寂しくて、辛くてさ…一人は凄く寂しいんだよ。だから俺はシャルルを助けてやりたいんだ。……ダメ…か?」

 

「シャルルちゃんが俊くんの厚意を裏切る可能性だってあるわ」

 

「シャルルはそんなことしない!!」

 

「根拠はあるの?」

 

言うべきか……ここで俺がシャルルの心を読んだ、と嘘をつけば二人とも信じるだろう。でもシャルルに超能力のことを教えるのは…あ、超回復を見せたんだった…それに俺のモノにするつもりだし別に良いか。

 

「シャルルの心を読んだ。俺たちを裏切るつもりは微塵もないよ。だからシャルルを助けるのを手伝ってくれないか?」

 

「ふぅん…でも私は止めておくわ、俊くんには悪いけどね。シャルルちゃんの事が嫌いって訳じゃあないのよ?むしろ可愛いし好きの部類ね…でも、わざわざ私が動くほどの案件でもないだろうし。じゃあ私は部屋に戻って寝るわ。寝不足は美容の天敵だし、おやすみぃ~」

 

そう言うと楯無は出てってしまう。あぁ~貴重な諜報活動員がぁ~~。こうなったら束にだけでも手伝って貰わなくては!!

 

「私は……手伝ってもいいよ」

 

「ほ、本当か!?」

 

「うん…一人の寂しさは私もすごく知ってるし、親とのいざこざとかも私は辛かったから。でも一つ質問があるよ金髪フランス娘」

 

ソレは金髪フランス娘に進化した▼

 

「き、きんぱ……な、なんですか?」

 

「君は俊くんの女になるかい?」

 

ドストレートど真ん中。変化球ではない直球。さて、この質問にどう答える!?シャルル!?

 

「僕は俊葵に『俺が傍に居てやる』って言われた時にすごく嬉しかった。僕って単純な女だなぁ…ちょっと優しくされただけで堕ちちゃった。…はい、僕は俊葵の女になります」

 

「裏切らない?」

 

「束博士を裏切るほど僕は馬鹿じゃありません」

 

「なら今すぐ俊くんとキスして見せて。そしたら信じてあげてもいい」

 

「え!?い、今ですか!?」

 

おいおい…俺は嬉しいけどシャルルは…やっぱり震えている。でも俺はそんなシャルルも大好きだ!!よし、チャンスは逃すかよ…襲う!!

 

「んむぅ!?んぅ…んちゅ…ちゅ♡ん、ん、んちゅうぅ~~♡…ぷはぁ。いきなりだなんて…初めてだったのに…」

 

「これから何度もするんだしいいじゃないか。それに俺の事が好きなら受け入れろ」

 

「うん…好き♡浅ましい女だって思う?」

 

いきなりキスをされたにも関わらず俺を受け入れてくれる。シャルル…俺はお前の事を好きでよかったよ。肝心の束も俺たちの熱いキスを見てスイッチが入ったらしい。

 

「シャルルちゃんは浅ましくなんかないよぉ~。俊くんに惚れるのは自然の摂理…だから当たり前の事なの。俊くんの好きな人に悪い人はいない、つまりシャルルちゃんは良い人、ので私はシャルルちゃんを助けます!!」

 

「良かった…助かるよ。なぁシャルル、もしも一夏が俺みたいにお前を助けるって持ち掛けたら一夏に惚れていたか?」

 

「多分、好きになってた。でも告白はしないと思う…だって一夏の恋人は2組の鈴さんでしょ。でも今となっては関係のない事だよ、だって僕はもう俊葵の女なんだから///」

 

はぁ……こんなに嬉しい事は無い。あのシャルルが!!あの天使シャルルが!!俺の事を好きだなんて…うぅ…泣けてきた

 

「どうしたの俊くん!?もしかしてどこか痛いの!?」

 

「うん、さっきシャルルに俺の事を信じて貰う為に腕と足を撃ったんだ。皮膚は完全に治ったみたいなんだけど筋肉がまだ少し裂けているみたいで…」

 

ここは誤魔化そう…シャルルと結ばれたことに感激したなんて言ったら束がどんな態度になるか火を見るよりも明らかだ。表面上は祝福してくれるだろうけど内心は何を思うか…。

 

「もう、無理しちゃダメ…って言っても無茶するのが俊くんなんだけどね。というわけでシャルルちゃん、この束さんと俊くんが君を助けてあげるからもう安心だよ。フランス政府に対して脅しをかけるならちょうどいい素材もあるし…ぬふふ」

 

確かに国の大企業を相手にするならまずは政府を黙らせなきゃいけないが…悪い顔をし過ぎだぞ束ェ。

 

「じゃあ私はデュノア社の陰の部分を探してくるよ。シャルルちゃん…君は絶対に助ける。松崎ハーレム成就の為に!!とぉぉおおお!!」

 

ズドドドドと土煙を立てながら部屋を飛び出して地下室へ戻る束。結局束に頼りっきりかぁ…少しは手伝えることがあったらいいんだが…。

 

「ありがとう俊葵。なんてお礼を言っていいか…」

 

「シャルルの笑顔だけで十分…と言いたいところだけど…ちゅ。これ以上の事はまた今度な」

 

「うん…おやすみ俊葵」

 

「あぁ、おやすみ」

 

そうして俺たちは軽いキスを交わすとベッドへと戻った。

 

………あ、俺全裸のままじゃん(/ω\)

 

 

 

 






今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます

年末は便秘に苦しめられたと思ったら、忘年会で二日酔いになり、その後に嘔吐下痢で苦しむことに…

どうして便秘の時に出なかったし…(;´Д`)

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