思いのほか筆が進みました
なので少しは止めですが投稿することにしました
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クラス内タッグマッチは俺とのほほんさんペアの優勝で幕を閉じた。特にこれと言ったトラブルやアクシデントが無かったので良かったと思う。しかしこれから数日後に開催を控えた学年別タッグマッチはそうはいかない。ラウラのシュバルツェアレーゲンに搭載されたVTシステムが発動しない可能性があるからである。俺の大切なラウラのISにそんな不細工なものを搭載したドイツ軍にはそれなりの制裁を加えたいので世間にVTシステムの存在を認知させなくてはいけない。だからと言ってラウラに辛い思いはして欲しくない…むぅ、考えることがいっぱいで頭がパンクしそうだぜ。
「眉間にしわ寄せて…何か考え事?」
そんなにしわを寄せてないと思うのだが…まったく束も心配性だなぁ。でも束が心配するくらい俺の顔がしかめっ面になっていたのだろう。心配されるというのは良い気分だ…無論、こんな風におっぱいを背中に押し当てられるのも良い気分。
「まぁな」
「へぇ~楽観的な俊くんも考え事するんだ」
「失礼な奴め…俺だって考え事くらいするさ。ラウラのISに搭載されているVTシステムについてちょっとね」
俺だけ悩むのはアンフェアだと思うので束にも一緒に何かいい案がないか考えてもらおうか。
「あの不細工な代物か…私もアレは見逃せないなぁ」
「だろ?だからと言って勝手に外すのも角が立ってしまう。ドイツに相談しようものならそんなものは搭載してないの一点張りだろうし…やっぱりタッグマッチで暴走させてぶっ壊すしか方法は…」
「俊くんがそうしたいならそうするといいよ。私は俊くんに従うだけ…相談してくれてありがとう」
相談って…束が俺に話をさせたんじゃあないか。まぁ、一人で考えるよかはるかに良い…束に隠し事なんてしたくないし、俺もこの世界ではまだ社会的地位がしっかりしていないので束に手伝って貰うのが良いだろう。
「じゃあタッグマッチが楽しみだね。ムフフ…ドイツ軍が慌てふためく姿が目に浮かぶよ」
「おいおい…めちゃ悪い顔してるぞ。それも束らしくていいんだけど」
今はこうして束と二人きり…優勝祝いに昨日は本音たちと寝たが体力と精力は有り余っている。ならする事は一つだけだろう?
ぎゅ…
「甘えたいの?」
「うん…だめかな」
「ううん、嬉しい」
はぁ…束のおっぱいはやっぱり癒されるなぁ。柔らかくて暖かくて…なにより良い匂いだ。このまま時が止まれば…
ゴチン!!☆
「うごっ!?」
「私が直々にお前を部屋まで運んでやる…ありがたく思え」
げぇっ!?千冬!?
「や、やめろぉ!!放せよ、放してくれ!!俺は束と…畜生!!束ぇ!!愛してるぜぇ!!」
この夜、俺は一人で寝る羽目になったのは言うまでもない。千冬さんは俺の首根っこを掴むと引きずって俺を部屋まで連れてくると思い切り振りかぶってから投げて部屋にぶち込んだ。いきなりのご帰宅にシャルルは驚いて目を覚ますし、俺は腰を打ち付けて痛い思いをするし…。
束も俺と寝たそうにしてたのにぃ…はぁ、隣のベッドでシャルルが寝ているだけマシか。束と寝ようとしていた手前、シャルルを抱くのもなんだか気が引けるし大人しく一人で寝るしかない…な。
「僕じゃ役不足だったかな?」
「そういう訳じゃあないよ。束を抱こうとしてた手前、ここでシャルルを抱いてしまうと束の代わりにシャルルを抱いたって感じがして嫌なんだ」
「束博士もきっと気にしていないと思うよ?勿論、僕も気にしないし」
違うんだシャルル…お前たちが気にするしないの問題ではないのだよ。
「う~ん…こればっかりは割り切れないなぁ。ま、俺が変なこだわりを持っているって事を頭の片隅に置いていてくれ。おやすみシャルル、愛してるよ」
「俊葵がそう言うなら僕は従うだけ…お休み、僕も愛してるよ///」
布団を目深に被り寝やすいように少しの光も遮る。目を閉じると思い浮かぶのは俺が殺していった人間たちの断末魔や最期。そのたびに俺は考える…「俺のやってきた事は本当に正しい事だったのか?」と。しかし何度考えようが俺の中で答えは至極簡単だ…「正しい」に決まっている。最初は束の為に戦っていると思い、すべてを束のせいにしていた。でもそれはお門違いだ…なら俺は俺のために戦う。この世界に俺という存在を肯定させるために、何よりも束たちに愛されるために戦っているのだ。
これから先も亡国企業は何度も束の邪魔をするだろう。俺は束の邪魔をするモノを全て破壊し尽くすだけだ。国だろうと一個人だろうと関係ない…そうやって俺はこの世界でzzz
地下研究所
俊葵がいないと研究所はとても静かで束が操るキーボードから発せられるタイピング音と空調の音しか存在していなかった。立体映像キーボードなる素晴らしい発明品があるのだが束はタイピング音が好きらしく旧式のモノを使用している。本来ならこのタイピング音と共に俊葵の歌うアニソンが響いているのだが今日はいないのでほんのちょっぴり静かだ。まぁ、クロエがいるので少しだけ音が多い…なんて詩的な事を束は考えない。考えているのはいつだって俊葵の事と研究の事ばかり。今この瞬間も俊葵の新しい装備の開発に精を出している。
「束様、今度は武装ではなくIS本体の開発ですか?」
「そうだよ~。対アームズフォートIS…その名も≪雷電≫圧倒的な殲滅力、絶対的な防御力、神秘的(?)な機動力の3つの条件を満たしたIS。宇宙は万能型、嵐は遠距離、でも二つの機体はあくまで通常戦闘用のISであってアームズフォート戦は考慮されていないんだぁ。だから今度は攻撃力と防御力と機動力兼ね備えた弱点の無い要塞のような機体を作ったってわけ」
束が大型ディスプレイに映し出した機体の完成予想図を見てクロエは絶句した。
『これが…I…S?束様には申し訳ありませんが、私にはこのISが大型の作業用パワードスーツにしか見えません』
「この大きさのISを稼働させるのには苦労したよ。宇宙に使用している縮退炉は試作機だから本来の出力は発揮できていない。だけどこの機体に搭載されている縮退炉は改良に改良を加えた…まさに縮退炉の完成形と言っても過言ではない。まぁ…俊くんの持ってた設計図にはもっと化物じみた動力源があったけど…。取り敢えずこれさえあれば既存のISでは起動すら出来ないような高出力の武装も雷電なら使い放題。きっと地上で最も強い存在になるだろうね」
「ぶ、武装はどのような感じなのでしょうか?」
「基本的な武装は宇宙が装備しているオーバードウェポンの改良型かな。グラインドブレード、ヒュージキャノン、マルチプルパルス、ヒュージミサイルをベースに連続稼働時間の増加と連射性の向上をさせた…俊くん曰く『よくもまぁこんなキチガイ兵器を作ってくれたもんだ(*´ω`*)』だって。すっごく喜んでいたみたいだし私も完成が待ち遠しいよ」
好きな男性の為だからとはいえこれ程のバケモノ機体を作り上げるとは…流石は束博士です。………なのに私と来たら俊葵様の為に何もできないでいる。簪や楯無様は暗部関係で、本音はメイドですしシャルル様は工業面、セシリア様は政治及び金銭面…身体も貧相で何の価値も無い私は如何したらよいのでしょうか。
翌朝
「俊葵さん、優勝おめでとうございます」
「流石は男性パイロットです。今度私たちと一緒に訓練しませんか?」
「あぁ…俊葵様♥瞼に焼き付いた俊葵様の雄姿に涙が滲みます♥」
「私を調教して貴方様の奴隷にしてくださいまし♥」
Etc
なんかおかしなセリフが聞こえたのは気にしちゃダメだ。この前のパーチーで聞いたセリフがあったような気がしたがきっと気のせいだ。朝ごはんを食べに食堂に出てきたらこれだよ。一昨日の試合は教員が録画して生徒にデータを配布したらしい。どうやら代表候補生の試合や上手い試合運びをできた生徒の試合を見せて向上心を煽ると同時に目先の目標を作る為だそうだが…。
「俺の試合なんか見ても参考にならないと思うんだがなぁ…」
専用機ありきのあの戦闘は一部の生徒にしか効果がないのではないだろうか。
「そんな事はないぞ。少なくとも武道を嗜む身としてはあの剣舞は参考になった。…できるかは別としてだが」
「そのうち俺と同じ土俵に立てる日が来る」
「ふっ…同じ土俵どころか追い抜いてやるさ」
「そりゃ楽しみだ」
今日は珍しく早起きしたので朝食もいつもより早めに食べている。そしてたまたま見かけた箒と一緒に食事中。箒は焼き鮭定食を、俺は2ポンドステーキ、おうどん、大根おろしかけごはん≪かつお節乗せ≫、豚汁≪大盛≫、酢豚を注文して食べている。
うむ…やっぱりIS学園の学食は美味い。前世では基本的にコンビニ弁当だったので人の手が入ったものを食べる機会が少なかった。ので学食のおばちゃんが作る料理やみんなの手作り弁当がとても美味しく感じる。事実美味しい訳だし。
「箒の鮭も美味そうだな。今度食べてみよう」
「食べたいのならそう言え。ほら、一口やる…あ、あ~ん///」
別に今食べたいわけじゃないんだが…でもここは箒の心遣いに甘えるとしよう
「あ~ん…んぅ。これは…美味い。脂の乗った身、辛過ぎず丁度良い塩加減、水分を飛ばさないよう絶妙な焼き加減。流石はIS学園の学食だ…一味違う」
「お前は食レポをする芸能人か」
「美味しいんだから仕方ないだろ。箒も俺のを食べてみろよ。ほら」
ステーキを一口大に切り分けて箒の口の前へ差し出す
「これは…か、かかか、関節キッス!!」
いや、さっきお前が食べさせてくれたのも間接キス…まぁいいか
「いらないなら俺が喰うぞ」
「いらないなんて言ってないだろう!!た、食べる…あむ…むぐむぐ。これはなかなか///」
頬を染めながらも美味しそうに食べる箒、それを眺めて『幸せそうだなぁ』と思う俊葵、更にその二人の様子を羨ましそうに見つめる生徒たち多数。今日の朝も食堂にいる生徒たちの視線を釘づけにしていたのは俊葵だった。
「と言う訳だ。学年別タッグマッチまで時間が無いのでさっさとペアを見つけて訓練に励め。以上、今日の授業はこれで終了だ。アリーナは多数あるが早く申請しないと訓練できないだろうから急ぐことだな」
そう言って千冬さんと山田先生は教室を後にした。普段以上に女子生徒から話しかけられて心身ともに疲労していた俺は話をほとんど聞いていなかった。きっと次に行われるタッグマッチに関する事を話していたんだろう。あとで箒かセシリアにでも聞くか。
「ねぇねぇあなたは誰と組む?」
「私は○○と組むわ。それよりも織斑くんやシャルルくんにアピールしなくていいの?早く行かないと誰かに取られちゃうわよ」
「それが織斑くんはシャルルくんと組ませる予定みたいよ。男同士の方が気楽で、転校したてのシャルルくんにはその方が良いと思うし…それに…むふふ///」
「それじゃあ残りは俊葵さん…」
「バカ言わないでよ…私たちにチャンスはないわ…だって本音やセシリアさん、ラウラたちが有力よ。箒さんとは毎日のように放課後訓練をしているし。はぁ…専用機持ちや俊葵さんの彼女が羨ましい」
「なんて言われていますけど俊葵さんはどなたとペアを組む予定ですか?」
「そうさねぇ…正直誰でも良いかな。だって誰と組んだって負ける気しないからね」
「むぅ…本当にそうですから何も言えませんわ」
悔しそうに頬を膨らますセシリアも可愛いなぁ。そんなセシリアを見ていたらほっぺたを突きたくなるじゃあねぇか。
「次のタッグマッチは専用機同士でのペアが許されているから俊葵も油断してると危ないぞ」
「そうだぜ俊葵。俺達だって毎日の訓練で少しずつ強くなってるんだ」
俺とセシリアの会話を聞いていたのか箒と一夏が話しかけてきた。箒たちの言う通り、専用機持ち同士のペアはかなり厄介だ。片方が量産機なら性能差を押し付けて無理矢理にでも勝利を掴みに行けるが二人とも専用気持ちだったらそんなことできない。
「わぁってるよ。だから俺も次の大会では武装を一試合毎に交換する予定だ。束にはその分迷惑をかけるけど勝利には代えられない」
「今度の試合はどっちの機体を使うんだ?」
「う~ん…宇宙かなぁ。この間が嵐だったから操縦感を忘れないためにもね」
「それは良い心がけですわね。では遠距離攻撃が得意な私と」
「いやいや、ココは敢えて近接機2機で前線を押し上げるために私と」
積極的な女は大好きだけど今回のペアはくじじゃなくて俺が決めよう。ラウラの事も有るし慎重に事を進めたいからね。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます
次回はR-18にしようと考えています
最近ハマったエロゲの所為でエロを書きたくてたまらないですよ(´◉◞౪◟◉)
どんなエロゲか知りたい?(空耳
ふっふっふ……知りたいならアンケートに答える事だ(ゲス顔
次回予告
皆さんお待ちかね!
遂に千冬さんと恋人になった俊葵
しかし嫉妬に燃える束は己の全てと貞操を賭け最大、最強のセックスを挑みます
ISの世界に舞い降りた一人の男
またか俊葵! マツサキ・トシキ暁に死す
にぃ…レディ、ゴゥ!!
PS.最近ハマっているエロゲは『ましゅまろ♥いもうと♥さっきゅばす』です。かなり良い作品なので買ってみてはいかがでしょう(露骨なステマ)