8月に一回も投稿しないという大事件
読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました
今回は短めですが楽しんでいってください
………早く臨海学校編を書きたいのでかなり巻きで話を進める事にしました
「俊くぅ~ん♥」
甘い猫撫で声で束がすり寄ってくる。こういった時は決まって俺に甘えたいか何かして欲しい時に限る。
「今日は疲れたからエッチはしないよ」
「そうじゃなくて~~。いつも頑張ってる俊くんにギュ……無理しないでね」
いつもは強く抱きしめる束だが今夜は違った。優しく愛娘を抱きしめるかの如くソフトなタッチで俊葵を抱きしめる。
「急にどうした?」
「明日からの試合を頑張れるように束さんの愛情を注入~~♥」
「ありがとう」
そう言って俺も束を抱きしめ返す。ウエストはとても細いのにおっぱいもお尻も肉付きがとても良い。だからこそ体系の維持がかなり難しいはずなんだけどなぁ…。俺の作った料理やお菓子を大量に食べているはずなのにどうして…
「どういたしまして…でもなんか失礼なこと考えてない?」
「束はこのグラマーな体系を維持するのにどんなことをしてるのかなって」
「もぅ…分かり切ってるくせに///セックスってかなり体力を使うし、良い全身運動になるんだよ。それに俊くんって一回戦だけじゃ終わらないから♥……ちょっと服を脱いで全裸になって」
「ん?別に良いけど……」
束に言われた通り裸になる。束の前で裸になるのは今更だ、あんまり恥ずかしくない。
「ふふ…俊くんの身体ってすごいよね。伸縮自在で何でもできるんだから」
「うん、まぁ何でもできるよ。……それだけなら脱ぐ必要なくない?」
「久しぶりに見たかったの。えへへ、すごく固ぁい♥」
固いだけじゃなくて柔らかくもできるんだけどね。筋肉、骨の密度の自在。だから俺の本当の体重は学園に提出してあるプロフィールよりも少し重い。…だから俺はデブじゃあない。デブじゃあない。
「この身体が私を護ってくれるんだね。どんな護身よりも安心する」
「確かに地球上で一番安全な場所は俺の傍だからな。核弾頭だろうと隕石だろうと俺が吹き飛ばしてやるぜ」
「超能力を使えば俊くんは誰にも負けないのにどうして使わないの?」
「今までの価値観や常識を打ち壊すほどの強い力を持つ者を世間がどんな風に扱うか…ISを作り出した束なら分かるはずだ。ISならまだ女尊男卑の世界になるだけで済む…でも俺は個人だ。相手が誰でも負けないけどいずれ俺を潰そうとする国が現れるに決まってる。そうなった時、真っ先に矛先が向くのは皆……俺のせいでみんなを危険にさらしたくない」
「そんな…私は俊くんの敵なら誰でも!!」
違うんだ束…確かに味方でいて欲しい。でも……俺は…お前に…。
「…ごめん……本当にごめん。俺なんかいなければ…みんな苦しまなくていいはずなんだ」
バシン!!
「ッ!?」
いきなり頬に鋭い刺激を受けて顔を上げる。すると怒気を含んだ束の顔があった。
「私は俊くんがいるから夢をかなえられる。クーちゃんは命を救われた。みんなだってそう…俊くんがいなければ何も変わらなかった。良くも悪くも俊くんは変化を促してくれたんだ。だからそんなこと言わないでよ…こんな灰色の世界でも俊くんがいるから生きていられるんだよ」
「なんだかネガティブになったみたい…打たれ弱いなぁ俺…たはは…いっつも同じ事で落ち込んで、同じように励まされる」
「それでも良いじゃない、俊くんは俊くんだよ。だからそんなに気負う必要はないの。今夜は一緒に寝よ?温めてあげる…おいで♥」
ぎゅ……
ベッドに入り束を抱きしめる。二人には大きすぎるベッドだが今日はそれでもいい。
「大丈夫だよ…大丈夫」
「うぅ…ぐず……ごめんなさい…情けなくてごめんなさい…」
「良いんだよ、今日はもう寝よ?明日は試合だから早く寝なきゃ」
「うん…でもこうしてたい」
束のおっぱいに顔をうずめて抱きしめる。思い切り束の香りを吸い込んで深い眠りについた。
「で、試合前日だというのに恋人と裸で抱き合って寝ていた…と。はぁ…俊葵さんの強さは知っていますが油断していては負けますわよ?」
「たはは、返す言葉もないよ。ところで一回戦の相手は誰だ?」
「ラウラさんとクロエさんのペアですわ。運がいいですわね。一回戦から目的のペアと戦えるなんて」
確かに何十組といる中のペアから一回戦から俺たちが当たるなんて…まさか束が何かしたとか……考えすぎか。今は目の前の試合と計画に集中しよう。
「そうだな。これで面倒くさい他の試合をしなくて済む」
「ふふ…俊葵さんらしいですわ。でもどうして他の試合が無くなると?」
「VTシステムはかなり危険な装備だ。学園側も生徒を危険にさらしたくないから試合に出るISは全て点検する。試合に出るISがいなくなれば大会もなくなるって訳」
「では私のブルー・ティアーズも点検を…」
「俺の息がかかってる生徒のISは束が直接点検するから今日中に終わるよ」
「それでは不公平ですわ」
「セシリアは人間が平等だと思っているのか?」
セシリアの一言に思うところがあって質問をした
「えぇ、人間は平等であるべきですわ」
「人間が平等ならこんな世の中になっていない。それにセシリアは男に対してこうあってほしいとか思うことは無いか?そう思った時点で平等に扱ってない」
「それは…」
「そうだ、屁理屈だけど正論だ。でもこの理論は同じ人間の目線で見た時にのみ有効だよ。束や俺みたいに人間を超えた者からすれば人類みな平等だよ」
人類みな平等、平等に下位の存在だ。きっと中世の貴族や王族も似たようなことを思っていたに違いない。
「ふふ…流石は俊葵さん…強者だからこその意見ですわね。早く私もそのステージへ上がりたいですわ」
「俺のオンナってだけで一般人以上のステータスは持ち合わせているんじゃあないか?」
俺のオンナに中途半端な奴はいない。全員が全員、社会的なステータスも戦闘技術も覚悟も一般人なんかよりも違う。俺と束の最終目的の為に手となり足となり働く最高の女達だ。
「確かに男性パイロットの友人でいられるのは光栄な事だと思います。でもそのうち…」
「あぁ…そのうちに…な♪」
この後も二人で雑談をしながら試合開始まで待った。
ラウラサイド
「一回戦から俊葵とか…はぁ、憂鬱だ」
「どうかしましたか?俊葵様とは前回も戦ったはず。緊張する必要はありません」
「姉さんはいつも俊葵と一緒にいるから緊張しないんだ。うぅ……」
思い込みの激しいラウラは前回と同様に緊張している。それに対してクロエは落ち着いて紅茶とシフォンケーキを嗜んでいる。
「確かにいつも一緒に居ますが俊葵様が何を考えているかはまだ完全には分かりません。今回の試合もどのような展開になるか…まぁ、いつも通りにすれば勝てますよ……多分」
「姉さん!!」
「だって俊葵様は素で強いじゃあないですか。相方が一般生徒なら勝機はあったでしょうがセシリアさん…私のISも電子戦よりから中距離支援型にシフトチェンジしたとはいえ勝てるか…」
今回の大会に向けてクロエは電子戦では分が悪いと判断して束に中距離支援用の装備に改造してもらっていた。具体的な改造内容は多連装ミサイルポッドに空中機雷、パルスマシンガンにアシッドガン、そして最終兵器『大型火炎放射器』
「あれだけの武装を積んで…姉さんは大規模な基地でも占拠するつもりなのか…?」
「俊葵様と限りなく互角に戦うためにはこれでも足りませんよ。束様とパスィのシミュレーションによると大前提として俊葵様が使用するISは宇宙のみ、武装スロットに制限有り、ワンオフ禁止、超能力の禁止、常にレーダーに映っている状態、こちらに有利な地形、これらの条件が揃ったうえで国家代表候補生クラス3人で互角以上に戦えます」
「それで互角か…訓練をし始めた頃はまだ機体の性能に頼った戦いが目についたが、最近は宇宙も嵐も乗りこなしている。だから俊葵の成長は侮れないぞ。もしかしたらそのシミュレーション以上に強くなっているかも…」
「確かに……勝てるでしょうか?」
「さぁ……」
一抹どころじゃあない不安を抱えながら試合は始まる!!
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます
特に書くことが無いので次回予告
止めて!!俊葵のISにシュヴァルツェア・レーゲンを焼き払われたらVTシステムでISと繋がっているラウラの精神まで燃え尽きちゃう!!
お願い…死なないでラウラ!!
貴女がここで死んだらクロエや俊葵との約束はどうなっちゃうの!?
エネルギーはまだ残ってる
ココを耐えれば俊葵に勝てるんだから!!
次回 ラウラ、死す
デュエルスタンバイ!!