※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

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SSを読む前に言っておくッ!

おれは「今」この小説の読者の凄さをほんのちょっぴりだが体験した

い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「おれはお気に入りの件数を確認したと思ったら増えていた」

な…何を言っているのか分からねーと思うが 

おれも何をされたのか分からなかった…

頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


5話 ファーストミッション Part3

俊葵が自爆に巻き込まれる十数分前、フランス軍に匿名で情報提供がありラファールが三機、俊葵の元へ向かっていた。情報の中身が相当なものだったので重装備のラファールが三機という普通ならあり得ない部隊を展開しているのだ。

 

「いきなりスクランブルがかかったと思ったら山奥に遊覧飛行かよ」

 

一機のラファールが面倒くさそうにつぶやく。

 

「文句言わないの。あなたも篠ノ之博士特製のISの重要性が分かるでしょ?」

 

「そりゃあ分かってるけどよぉ。信憑性が薄くねぇか?そもそもうちの国に非合法な研究所があるなんて思えねぇよ」

 

愛国心がない人でも自分の国に臭いものがあるなんてのは思いたくないものだ。しかも情報元がたかが一企業のお偉いさんならなおさら信じられない…しかし映像証拠もある。フランスとしては穏便にすませて他国には知られたくないというもの。だから3機もISを投入したのだ。

 

「上も穏便に済ませたいんでしょ。それにいくら特製のISでも代表クラス3人なら何とかなるわ」

 

「自分で代表クラスとか言うのかよ…まぁあながち間違ってないけどな」

 

ヒヒヒと女性がするとは到底思えない笑い声をあげて武器を構える。

 

「もうすぐで目標だぜ構えとけよ。獲物を横取りされたくなかったらな」

 

「そんなんだから貴女は彼氏にも逃げられるのよ」

 

「なんだとぉ!!」

 

「本当にあなたたちは落ち着きがないわねぇ…隊長を務めてる私の身にもn」

 

激しい光と音が目の前の山のふもとで起きる。研究所が自爆をしたのだ。それを彼女たちも察したのか…

 

「おいおい、これじゃあISの方も壊れたんじゃねぇの?」

 

「規格外のISなら耐えれるかもしれないわ。念のために戦闘態勢は解かないでね」

 

「「了解!!」」

 

トシキサイド

 

くそったれ!!外部装甲とスラスターの一部が壊れたか…チッ。もっと能力の制御と威力の向上をさせないとな。ん?あれは…フランスのラファールか。今の戦力じゃ勝てるか分からんな…能力を使えば余裕で勝てるが手の内を晒すのも嫌だし適当に戦闘不能にして逃げるか。

 

「さて…やるか。」

 

残ったスラスターを何とか制御しつつ空へ行く。すると通信が入った

 

「そこのIS、武装解除して止まりなさい」

 

「おとなしく従った方が良いぜ?」

 

「従ってくれたらそれなりの対応はしますわよ?」

 

口々によくある脅しをしてくる…ふん、そんな脅しに屈するようじゃ束のボディガードは務まらねぇよな。マシンボイスに切り替えて…っと

 

「失せろ…あなたたちじゃ私には勝てない。無様な負けを晒したくなければ帰ることね」

 

安い挑発だがプライドが無駄に高いこいつらには効果的だろう。

 

「ほぉお~、篠ノ之博士特製のISを持っていらっしゃるあなたからしたらあたしらのISは低性能だろうさ。でもね…こっちは三人、あんたは一人で手負い。負ける気がしないよ!!」

 

「不本意ながら同意しますわ。代表ではないにしろ実力は軍でも折り紙付き」

 

「油断はしてはいけませんよ。手負い相手でもかなりの使い手だと思います。では行きますよ!!」

 

そう言うと好戦的な…A1とするか、A1がマシンガンでけん制をしながら近づいてくる。後ろでは落ち着いた感じの…そうだなこれをA2、隊長をA3とするか。おっと避けなきゃな。バックステップをしながらショットガンを両手に持ち撃つ。

 

「くそっ!!当たれよぉ!!」

 

「落ち着いて!!焦れば相手の思うつぼよ!!」

 

「分かってる!!分かってるけど!!」

 

分かりやすい攻撃だなァ。きっと焦ってるんだな…まぁ普通はそうだよな。目の前にいるのは真っ黒な不気味なフルフェイスだし。不確定要素を多分に含まれた俺は怖いよな。とりあえず反撃はするか。

両手に構えたショットガンを乱れ撃つ…当たらなくてもいい。後ろの二人にも十分に届く距離だし威嚇にはなるか。

 

「こんな弾幕は屁でもねぇよ!!」

 

まだ足りないみたいだな…じゃあ(ニヤリ)。片手を既存の盾殺しに変える。ヒートパイルだとパイロットまでダメージを与えかねないしな。瞬間加速して正面からぶつかる。相手も加速していたこともあって避けられなかった。

 

「ぐっ…てめ…え!?そりゃ!?」

 

今頃気づいてもおせぇよ…眠ってな!!

 

ズガン!!

 

「くぅ!!」

 

まずは腹に一発…エネルギーはあと30%と言ったとこか…追い打ちに散弾を浴びせてワンキル。あと二人かこの調子なら無事に切り抜けそうだな。だが今の瞬間加速は傷に響くぜ…。

 

「仲間がやられたのに随分と落ち着いてるな…薄情者なのか?」

 

「どうかしらね…でもあなたもなかなか優しいじゃない。敵に後ろを取らせるなんてさ」

 

なに!?まさか今ので倒し切れていなかったのか!?

急いで振り向くがそこには落ちていくラファールしかいない

 

「正直者なのね…倒しやすくてうれしいわ」

 

「しまっt」

 

俺の声はここで途切れてグレネードとライフルの轟音にかき消され森の中へ落ちていった。

 

「本部へ、目標を撃破、今から回収に向かうわ」

 

『了解した。気を付けろよ、まだ動けるかもしれない』

 

「肝に銘じておくわ。オーバー」

 

「それにしてもあっけなかったですわね。見た目に反して中身は未熟だった…つまらないですわ」

 

「あの加速と武器、防御力を持ったベテランが相手とは戦いたくはないな。もしそうだとしたら負けていた」

 

「それもそうね。早く回収しましょ」

 

トシキサイド

 

うぅ…右腕と左足をやられた…。とりあえず適当な廃品をばら撒いてっと…ステルスは…何とか生きてる、ステルス起動。あとはマントをかぶって…これで破壊したものと勘違いするはずだ。逃げねば…な。飛行ユニットは生きてるしいけるか?縮退炉に火を入れて出力を上げれば何とかなるか。くっ…あいつらも俺を探しているな…。だが、何とか逃げ切れそうだ。

 

クロエサイド

 

あの人大丈夫かな?後ろの方で爆発があったみたいだけど…やっぱり戻ろう。恩人を置いては帰れない。それに国も動いている…多分、ISと戦闘になってる。助けに戻らないと。

 

私は黒鍵を全力で彼女の元へ急がせた。

 

注※この時点でクロエは宇宙のパイロットが女だと思ってます。

 

「この反応は…あの人のISだ。急いで助けないと」

 

そう言うと私は機体の高度を下げて彼女に近づいた。

 

「クロエか…助かったよ。さぁ急いで島に帰ろうか…」

 

な!?お、男の声!?

 

「あなたはもしかして!?」

 

「あぁ男だよ。マシンボイスにするのを忘れてた…でもまぁそんなに驚くなよ。俺は篠ノ之博士のボディガードだ。名前は俊葵、よろしくな。っていきなりそんなこと言われても混乱するよな」

 

「いや、まったく問題ありません。さぁ私に捕まってください。一気に加速しますから衝撃に気を付けてください」

 

彼の手を首に回してしっかり私の体に固定する。

 

「では、行きます!!」

 

長距離移動用のスラスターが火を噴いて後ろの方で私たちを探しているラファールから離れる。そして私は篠ノ之博士のいる研究所へ向かった。

 

 

 

束サイド

 

 

 

俊くんたちも、もうすぐでここに着くし準備しとかないとね。俊くんを入れる医療カプセルとかクーちゃんの着る洋服とか。むふふ、クーちゃん可愛いなぁ、ま、箒ちゃんほどじゃないけどね。それにしても機動力と攻撃力を高めたせいで防御力が低くなったか。素材を変えるかIC(イナーシャルキャンセラー)を使うとかして防御力を上げないとなぁ。ちょうど高火力殲滅型にガンバスターの技術を流用してるからICも追加しよう、うん。

 

さて、医療カプセルを運びますかな。

 

すると束博士は大の大人が5人がかりで持つような大きなカプセルを一人で持って機材に接続する。天災殿は脳みそだけでなく身体能力も細胞レベルで天災級だった。鼻歌交じりに怪力を発揮する彼女は異様な存在だった。

 

「俊くんの為にカレーを作ろうと思ったけど怪我をしてるからお粥の方がいいかな?それとも栄養ドリンクとかゼリーがいいかな?う~ん…俊くんが食べたい方でいいか」

 

束の人となりを知る者からしたら彼女の発言は驚くべきことだろう。家事の一つもできなかった束が男の為に料理を作るというのだから…

 

 

 

 




今更ですが主人公の年齢は20歳です。

なんで20歳かというと千冬さんや山田先生と一緒にお酒を飲ませたいからです、はい。

20歳の男が女子高の一年になるのはおかしいって?大丈夫、創作だから。創作だから!!

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