※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

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ついにIS学園への入学フラグが建ちました。

やっとヒロインたちとの絡みを書ける…(´・ω・`)

仕事の方が忙しくて寝ぼけながら書いてる次第です…誤字とかおかしな点が多い作品になっ

ていると思いますがどうかご容赦を。

R-18も書く予定ですが先に本編を進めたいと思います。

はぁ…こんなことになるんだったら書き溜めとけばよかったなぁ

PSお気に入り件数がまた増えていました!!本当にありがとうございます!!


6話 嵐の前の静けさ

 

 

やっと束の島が見えてきた…それにしても、もし生命維持装置が無かったら…もしクロエが助けに戻ってきてくれなかったらきっと俺は死んでいただろうな。

 

「大丈夫ですか、トシキ様?」

 

クロエが心配そうにこちらの顔を覗き込んでくる。顔面蒼白で血だらけなのだから心配の一つや二つくらいされるだろうな。

 

「あぁ、大丈夫だ…と言いたいが厳しいな島に着いたらすぐに医療カプセルに入らないと」

 

「島にはもうすぐで着きます。それまでの辛抱です」

 

「分かった…」

 

俺はクロエにしがみ付き加速した。傷に響くがあと少し…耐えられる。

 

 

束サイド

 

 

俊くんもすぐそこまで来てるね。そろそろハッチを開けないと、ぽちっとな。

 

森の中に隠されたハッチがゆっくりと開いていく。

そしてボロボロの俊くんとクーちゃんが入ってくる。

 

「お帰りなさい俊くん、クーちゃん。早速だけどISを解除してくれる?俊くんを急いで医療カプセルにいれないといけないから」

 

「は、はい!!」

 

「わりぃ…負けちまった。束のボディガードがこれじゃ情けねぇよな…」

 

俊くんはとても悪びれた様子で謝ってきた。そんなことないのに、私のお願いしたことを忠実に果たしてくれただけなのに…。

 

「謝らないでよ…それより医療カプセルに入れるからちょっと抱っこするよ」

 

そう言って私は俊くんをお姫様抱っこした。普通は逆なんだろうけど私はそれでもよかった。だって俊くんをこんなにも近くに感じられるのだから。こんなに血まみれになって…こんなに体をボロボロにしてまで自分に尽くしてくれる男を好きになるなっていう方が無理だよ///

 

「この中にいれば一日で傷も癒えるよ。それまでは退屈だと思うけど我慢してね」

 

「分かった…その間にクロエを頼んだぞ?」

 

「任せてよ。俊くんを助けてくれた彼女を邪険になんてしないから安心して」

 

そして私は部屋を出た。

 

「束博士、トシキ様は無事でしょうか?」

 

不安そうな顔でクーちゃんが訪ねてくる。

 

「大丈夫だよ、俊くんは丈夫なんだ。あのくらいの怪我じゃ死なないよ」

 

「それはよかった…ありがとうございます、束博士」

 

「いやいや、お礼を言うのはこっちの方だよ。宇宙の動向をモニターしていたけどクーちゃんが俊くんを助けてくれたのは知ってるから。そこで提案なんだけどさ、そのお礼も兼ねてここで私の助手にならない?どうせ行く当ても帰る当てもないでしょ?」

 

「い、いいんですか!?」

 

「勿論だよ。だって私の好きな人の恩人だよ?無下にはしない、それにクーちゃんのことを気に入ったんだ。だから今日から私の助手ね」

 

「は、はい!!分かりました!!これからよろしくお願いします!!」

 

「うん、よろしくね」

 

私とクーちゃんとのファーストコンタクトがこれにて終了した。

 

研究所内

 

「これからここに住むんだし案内するね。この施設内には様々な設備があってどれもここで暮らしていくには欠かせない物なんだ。例えばここは水稲栽培する部屋。温度と光はコンピューター管理でいつでも最適。おいしい野菜が年中食べ放題、新鮮だよ」

 

「凄い…」

 

「驚くのはまだ早いよ?もっともっと面白い施設があるんだ!!」

 

私はクーちゃんの手を取ってほかの施設も見せて回る。

 

「ここは発電施設。太陽光を利用してるんだけど少ないパネルでここの電力を全部賄えてるんだ。前は水力と風力も最大に稼働させていたんだけど俊くんの設計図のおかげで太陽光のエネルギーだけで賄えるようになったんだ」

 

「凄い…」

 

「さっきからそればっかりだよ?まぁ私も設計図を見たときは本当に驚いたよ。だってエネルギー変換効率が50%を超えていたんだもん。しかもこれは完成形じゃない。あくまで試作機なんだ」

 

「トシキ様は本当にすごいのですね」

 

「えへへ、俊くんを褒められると自分の事のように嬉しいなぁ」

 

好きな人が褒められるのは嬉しいなぁ。あ、そうだ忘れてた。

 

「最後にクーちゃんの部屋に案内するよ。空き部屋だったから家具とかはまだ無いけどね。ベッドくらいはすぐに用意するけど」

 

「わ、私の部屋ですか?よろしいのですか束博士?」

 

「助手の部屋の一つくらい用意してあげるよぉ。あと私の事はお母さまと呼びなさい。その方が絶対にいいよ!!うん!!絶対にいいよ!!」

 

「部屋を用意していただくことについては感謝の念は隠せませんがお母さまと呼ぶのはいささか抵抗が…」

 

緊張と恥ずかしいと言った表情を見せるクーちゃん。ちぇ、でも諦めないんだから。

 

こうしてクーちゃんに施設の案内と自室の手配をして一日が終わった。

 

 

俊葵サイド

 

 

俺は随分と長いこと寝ていたみたいだな。傷も癒えたし出るか…ってかこれからどうやって出ればいいんだ?「衝撃」や「素晴らしき」能力を使うと壊れそうだしなぁ…よし、ここは「激動たる」念動力でゆっくり開けるか…ぐぬぬぬ、よいしょっと。ふぅ…開いたか、でも力の加減がまだまだ難しいな。もっと修行して出力を簡単に制御できるようにならないとな。

 

ぐぅぅうう~~~~

 

そういや出撃前に軽く食べただけだから腹が減ったな。今は…18時か。束もクロエも丁度晩御飯を食べているだろう。一緒に何か食べよう。

 

俺はキッチンへ足を運んだ。そこがある意味地獄になってるとは知らずに…

 

キッチンに着いた俺は驚愕した。

 

「おい、これはどういうことだ、束?クロエ?」

 

目の前にいるのは肌色の面積の方が広いエプロンを着た束とクロエ。つまり裸エプロン…グレートですよ、こいつぁ。

 

「私たちの精いっぱいのお礼だよ。さ、性の付く物をたっぷり食べて私たちまで食べるんだよ!!」

 

巨大な双丘をだぷんと揺らし胸を反らす。頭が痛くなりそうだ…。

 

「え、えぇとですね。私も…その…トシキ様に拾われた身ですのでそういったこともやぶさかではないと言いますか…その…」

 

顔を真っ赤にしてうつむきモジモジするクロエ。え?これって二人ともいただきますして良いパティーンですかい?おじさん、食べちゃうよ?

 

「はぁ…まったくお前らときたら…」

 

「あれ?男の人ってこういうのに憧れてるんじゃないの?どうしよクーちゃん、はずれ引いたかも」

 

「問題ありません、束様。日本のウ=ス異本によるとこれが男を喜ばす方法で間違いありません。ネットに書いてありました」

 

その格好のソースはネットかよ…てか馴染みすぎだろ、クロエのやつ。う~む、しかし据え膳食わぬは何とやら…。よし、決めた!!

 

「まずはごはんだ。そのあとにお前ら二人とも食べてやる。覚悟しとけよ(ニヤリ)」

 

「ありゃ?どっちにしろはずれ引いたような希ガス」

 

「も、問題ありません。私たちにはネットという最強の味方がいます(震え声)」

 

その後、夕食を済ませた三人がどうなったかを知っているのは当事者である三人とたまたま掃除の為に部屋に入ったお掃除ロボットだけであった。

 

 

 

翌朝

 

 

 

どうしてこうなった。いや、確かに昨晩はお楽しみだったのだが…なんで二人とも俺の腕に絡みついてんだよ。くそ、抜けねぇ。ちょいと無理やり…

 

「んぅ…」

 

はいけないよな、うん。二度寝するか、まだ6時だし。

そう思い目を閉じて現実から意識を遠ざけた…。

 

 

「…キ…ま。トシキ様、朝ですよ。起きてください」

 

身体をクロエに揺すられて目が覚める。二度寝した甲斐もあってすっきりとした朝を迎えられた。

 

「おはようクロエ。今何時だ?」

 

「九時でございます。朝食の用意も済ませておきました。束様もお待ちですよ」

 

「分かった、先に行っていてくれ。着替えてシャワーを浴びたらすぐに行く」

 

そう言って俺は浴室に入った

 

リビングにて

 

「これクロエが作ったのか?」

 

「いえ、束様が腕を振るいました」

 

「は!?」

 

束がまともなものを…なん、だと!?

 

「そんなあからさまに驚かなくてもいいと思うなぁ」

 

「す、すまない。とても美味しいよ」

 

丁度いい焼き加減で半熟の目玉焼き、肉汁溢れる分厚いベーコン、酸味が効いてるレモンドレッシングのサラダ。どれも美味しい。成長したなぁ…父さん嬉しいよ。なんて小芝居は置いといて本題に入ろう。

 

「束、頼みたいことがあるんだがいいかな?」

 

「俊くんのお願いなら何でも聞いちゃうよぉ~。なにかな?」

 

「俺とクロエをIS学園に入学させてほしい。そして束にもついて来てほしい」

 

「う~ん、別に入学させること自体は反対じゃないんだけど理由を聞きたいかな」

 

理由か…もっともらしい理由はあることにはあるんだが…本音を言っておくか

 

「理由は簡単だよ、まずは束と一緒に青春してみたいから、次に束の所属について、どの国からも独立した立場にあるIS学園は丁度いい盾になるから、最後にクロエ、クロエは今まで若い女の子らしいことを全くしてこなかったからせめて高校生活だけでも謳歌させてあげたい。理由はこの三つかな」

 

「いいよ!!」

 

元気よくOKが出された。もっと渋ると思っていたけどあっさりOKが出たな。

 

「早速、ちーちゃんに電話するね。出てくれるかなぁ」

 

携帯端末を取り出しちーちゃん、もとい千冬さんに連絡を取る。

 

「あ、ちーちゃん、もすもすひねもすぅ~。あ!!待って、ごめんごめん!!謝るから切らないでぇ~!!」

 

≪いったい何の用だ、束。お前からでなければ授業中に電話に出たりせんぞ≫

 

授業中なのに出るのかよ…ていうか束ェ…今のあいさつはどうよ。

 

「いっくん以外にもISを動かせる男の子がいるからIS学園に入学させたいなぁって。あと私もIS学園に身を置くことにしたからよろしくねぇ~」

 

≪は!?いきなり電話をしてきたと思ったら何を言っているのだ!?それに自分の立場というのをきちんと理解しているのか!?≫

 

電話の向こうから怒鳴り声が聞こえてくる。

 

「理解してるよぉ~。だからIS学園に行くんじゃないか。あそこならどこの国からも邪魔されずに研究できそうだし」

 

≪むぅ…確かにそうだが≫

 

「それに俊くんとクーちゃんに青春させてあげたいんだよぉ~。ね?お願い」

 

≪その俊くんとやらが男のパイロットか、まさかお前が他人を気遣うなんてな…いいだろう。私が何とかする。しかしその二人はちゃんと私に紹介してもらうぞ?≫

 

「うん、分かった。ありがとぉちーちゃん。今度何かしらの形でお礼するね」

 

≪ふん、お前からの礼なんて怖くて受け取れんわ、ふふ≫

 

悪態をつきながらも嬉しそうだ。

 

「そっちに来る日程とかが決まったらまた連絡するね。じゃ、また今度」

 

≪あぁ、じゃあな≫

 

そう言って通信を切る。

 

「やったよ俊くん、クーちゃん。これで二人ともIS学園に入学できるね!!」

 

眩しいくらいの笑顔をこちらに向ける。俺たちの為に…まぁ半分近くは自分の都合もあるんだろうけど。

 

「わ、私も入学ですか!?」

 

「勿論だよぉ。一緒に青春しよ」

 

あまりの嬉しさにクロエは両目に大粒の涙を浮かべている。

 

「私なんかの為に…ありがとうございます」

 

深々とお辞儀をするクロエ、そしてクロエを慈愛に満ちた目でみる束。平和だなぁ~なんて思っているがこれからの事を考えるとそうも言えないなぁ。

 

 

 

 




書き終えて気付いたんだけど話数を追うごとに文字数が増えてる希ガス。

何文字程度がちょうどいいかわからないけど私のペースで適当に書こうと思います。

次回は遂にあの方の登場です。

お楽しみに
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