※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

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R-18?

番外で書こうかなぁ~ってところです

でもあの人数を書くのは大変だし…

とりあえず本編をどうぞ




62話

 

 

 

臨海学校二日目の朝、真耶のおっぱいに顔をうずめた状態で目が覚めた。抱き枕が無いと眠れない癖はどうにか治さないと旅行先で寝れなくなってしまう。でも人に七癖我が身に八癖と言って誰にでも癖はあるものだ。

 

ス~~~………ハァ~~~~♪

 

「最高…」

 

それに抱き枕が無いと眠れないという事は、逆に考えてみると眠るときは必ず何かを抱いているという事。つまり女性の良い香りに包まれながら熟睡できるということだ。

 

「ちゅ…」

 

朝から大きなおっぱいは久しぶりなのでちょっと悪戯したくなる。

 

「大きな赤ちゃんがお目覚めの様ですね」

 

「目、覚めてたんですか?」

 

「俊葵くんが起きる少し前から起きていましたよ。私が起きる前から俊葵くんのコッチは起きていたようですが」

 

悪戯っぽく微笑むと俺の股間を優しくまさぐった。服を着ていないので真耶の手の感触をじかに感じる。

 

「織斑先生が起きる前に一回だけ…///」

 

「ほほう、私が起きる前に…なんだ?」

 

ゆっくりと寝返りを打って千冬さんの方を向くとすでに起きていたようでこちらを見返してきた。

 

「俊葵、先に朝風呂に行ってくると良い。私は山田君に少し話がある」

 

「え、あの、私も俊葵くんと一緒にお風呂に…」

 

俺が布団から出ると千冬さんは真耶のマウントを取りにんまりと笑った。これ以上ここに居るとお子様には見せられないエッチな事が起こるので、これ以上勃起したくない俺はそそくさと部屋を出た。

 

浴衣で本気勃起したら布をかき分けて裾から『こんにちは』しちゃうもんね。

 

……

 

…

 

篠ノ之束の朝は早い。少しでも早く起きて俊葵の行動を監視するためだ。誰に頼まれたわけでもない、誰かの為でもない。それは全て俊葵の事を愛すが故、生活の一部と化していた。恋する乙女の行動を阻止することは例え作者であっても出来ないのだ。

 

「束様、朝食の準備が整いました。和食と洋食のどちらにいたしますか?」

 

モニターとにらめっこしているとクロエが呼びに来た。みんなと同じ部屋に宿泊していたクロエは結局する事が無くなってしまい束のお世話を焼いている。

 

「朝ご飯くらい自分で作れるからクーちゃんはみんなとお泊りしてて良かったのに」

 

「いえ、束様や俊葵様の為に働ける事こそ私の幸せでございます」

 

「ふ~ん、まぁクーちゃんがそれで良いなら束さんはこれ以上何も言わないよ。で、朝食のメニューは?」

 

「和食は鰻の蒲焼、鯛のアラ炊き、御御御付、白ご飯です。洋食は1キロステーキ、ほうれん草とコーンのバター炒め、カレーライスとなっております」

 

朝からこんな重い食事は俊葵くらいしかしないだろう。

 

「朝から重いなぁ…」

 

「束様は昨日からお忙しいようでしたので性のつく料理をと思いまして。ご迷惑だったでしょうか…」

 

「全然迷惑じゃないよ。ありがとうクーちゃん」

 

しばらく考えた後で束は和食も洋食も食べる事にした。大食いキャラは俊葵だけだと思った?残念、束ちゃんもでした。身体も脳みそも規格外の束は俊葵とまではいかないがそれなりに大食いなのだ。

 

……

 

…

 

朝ご飯を食べ終えたみんなはプライベートビーチとは別の場所へ集合していた。臨海学校の二日目は新装備の実験とデータ収集が主になっている。代表候補生は勿論のこと、一般の生徒たちも練習機を使って企業から受け取った機材の点検をする。

 

様々な企業と国の思惑が交差して機密保持が厳守となっていた。前日のビーチと場所が違うのもそのためだ。

 

「ふむ、ようやく全員揃ったか。おい、遅刻者。五分の遅刻だ」

 

「はい…」

 

「う~~っす」

 

なんと遅刻者は珍しくもラウラ・ボーデヴィッヒさん、その人。訊くところによるとラウラは皆が朝食を摂っている時にも寝ていたらしい。普段と違う環境でペースが乱れたのか、海で遊んで疲れたのか…理由は分からないがラウラにも高校生らしい一面があって微笑ましい。当の本人は微笑む余裕なんてないだろうけど。

 

もう一つの返事は誰かって?俺だよ(食い気味)

 

朝から激しい運動(意味深)をしていたのでお腹ペコペコ。だから朝ご飯をいつも以上に食べていたら遅刻した。ラウラが急いで朝ご飯をかっ込んでるのを見て察するべきだったと珍しく反省している。

 

「顔なじみだからと甘やかす気はない。しかしここは軍隊ではないからある程度の範疇でしか厳しくできん。ISのコア・ネットワークについて説明しろ」

 

「は、はい。ISのコアはそれぞれが相互情報交換のためのデータ通信ネットワークを持っています。(以下原作3巻P155・8~14行参照)」

 

「さすがに優秀だな、合格だ。遅刻の件はこれで許してやる。以後、気を付けるように」

 

「はっ!!」

 

ビシッと敬礼をして列に戻るラウラ。俺もその後を追うようにそそくさと列へ戻ろうとしたが千冬さんに肩を掴まれてしまった。

 

「お前には…そうだな、罰として試作武装を運んでもらおう。お前の宇宙ならいくらでも入るし問題なかろう。もう少しで昨日の砂浜に届くはずだ。さぁ、行ってこい」

 

「えぇ…だったら朝そう言ってくださいよ。そうしたら最初から海岸で待っていたのに」

 

千冬さんは不平不満をたれる俺の胸ぐらをつかんで耳打ちしてきた。

 

「楯無も来ている。従業員は荷物を置いたらすぐに帰る。みんなもISの起動、初期設定などで時間がかかる。そして今の私は大変機嫌が良い。少しくらいのおいたには目を瞑るくらいにな」

 

「いってきま~~~~す!!」

 

ぴゅーっと砂煙と立てながら海岸の方へ飛び立つ。千冬さんのお許しも出たしちょこっと楽しむぞう。

 

「現金な奴め。よし、では専用気持ちはそれぞれ俊葵が運んできた武装の点検とテストを行うように。それ以外の生徒は5人一組で武装のテストを行ってくれ。何か不備や分からない事があったら私や山田君に言うと良い。それでは始め!!」

 

「ち~~~~~ちゃ~~~~~ん!!とうっ!!」

 

大声を張り上げながらズドドドと砂煙をあげながら篠ノ之束御大登場。千冬の数メートル前で大ジャンプをしてだいしゅきホールドをしようとする束を千冬はアイアンクローで締め上げる。

 

「いたたたたた!!痛いよちーちゃん。これじゃ世界に名高い束さんの頭がザクロよろしく弾けちゃうよ!!」

 

「離してやるからきちんと挨拶をするんだぞ」

 

「へ~~い」

 

変なところで俊葵とそっくりだな。返事といいテンションといい…。

 

「どうも~~束さんだよ~~♪好きな食べ物は俊くんとクーちゃんの手料理、好きな人は俊くんと俊くんの恋人、好きな事は研究と食事」

 

「まともな挨拶だな。珍しい」

 

「えぇ~~それどういう事~~?私だってちゃんとできるんだお~~」

 

えっへんとしたり顔の束。ブルンと揺れる双丘は女子高生の視線を集めた。

 

「俊葵に何か言われたな?」

 

「うっ…」

 

千冬の推理通り束は俊葵から強く念を押されていた。「IS学園の生徒には粗相のないように頼む。関係性は薄くても同じ学園に通う仲間なんだから」と。

 

「図星か…で、何の用だ。用事が無いならさっさと帰れ。今から忙しいんだ」

 

「ちーちゃん冷た~~い。いいも~~ん、箒ちゃんのところに行っちゃうから。箒ちゃ~~ん、久しぶり~~」

 

「ね、姉さん…恥ずかしいからもう少し静かに」

 

「今日は箒ちゃんにプレゼントがあるのだ」

 

「聞いてない…」

 

胸の谷間から何やら小さな黒い塊を取り出して箒に渡す。

 

「あの、コレは一体なんですか?」

 

「箒ちゃんに合った形態になるからちょっと待ってね」

 

不思議そうに箒は調べたりするが何の変哲もない黒い立方体にしか見えない。あまり重くなく、匂いもない変なものだと思った矢先、ソレは形を変え始めた。

 

「これは…凄い綺麗だ」

 

黒い塊だったソレは箒の手の中で燃え上がるような紅色の髪留めの紐へと変化した。金の刺繍も施されており単純な装飾品としても価値はありそうだ。しかし重要なのはそこではない。

 

「髪留めですね。ちょっと驚きましたけど姉さんにしては普通だと思います」

 

「他人行儀なのはダメダメ。姉妹なんだからもっとフランクに行こうよ」

 

「はい…いえ、えっと……うん///」

 

「うんうん、姉妹はこうじゃなきゃね。他人行儀は終いにしないといけないよう」

 

「プ…クク……」

 

束のギャグで場が白けたのにも関わらず笑ったのは簪だけだった。どうも簪のセンスは俊葵や束とフェーリングが合うみたいだ。

 

「あ、それとソレは箒ちゃん専用の新型ISだから好きに使っていいよ」

 

とんでもないことをサラっと言う束に他の生徒はやいのやいのと不平を漏らした。

 

「えぇ~~~良いなぁ良いなぁ~~」

「箒さんず~る~い~」

「不公平だ~~」

「不平等だ~~」

 

エトセトラ

 

そんな生徒たちの前に立ち束は諭すような優しい声で語った。

 

「みんなは面白い事を言うね。歴史のお勉強が足りないのかな。人類は有史以来、一度たりとも平等だったことは無いんだよ?」

 

束の正論にみんなは俯いて何も言えなくなってしまった。しかし束は喋るのを止めない。

 

「例えば電気会社に勤めていたらそのメーカーの商品を少し安く買えたり、働いているスーパーの店員割引が有ったり。今の箒ちゃんの立場はそれと一緒だよ。ISの開発者が家族にいただけ」

 

「おい、束。その辺にしておけ」

 

これには流石に千冬も口を挟む。

 

「みんなは自分の立場を分かっていないよ。本当に…ね。だから私が今ハッキリさせなきゃいけないんだ。君たちは運が良い…って事でみんなが使うISの調節なんかは全部束さんがしてあげるから箒ちゃんを嫌いになったりしないでね」

 

「束…」

 

「私ね…俊くんと出会えて世間に対して前向きになったかも。えへへ、なんてね///」

 

「篠ノ之博士!!」

 

一人の生徒が手をあげ、束に質問をした。今までの束なら『うるさい、邪魔、どっか行け』と突っぱねただろう。

 

「どうして私たちにそれ程していただけるのでしょうか?」

 

「だから君たちはとても運が良いんだよ。君たちは俊くんにとって大事な存在なんだ。だから私にとっても大事な存在ってわけ。もちろん深い意味じゃないよ」

 

「姉さん…折角の誕生日プレゼントだけどこれは受け取れない」

 

「えぇ~なんで?もしかして気に入らなかった?それは箒ちゃん専用の近接特化ISなんだけど」

 

「違うんだ。私は専用機に頼ることなく俊葵と一緒に戦いたいんだ。他のみんなに負い目が無いと言えばうそになる…だからこれは受け取れない」

 

「そっかぁ…じゃあ新しいプレゼントをまた用意するね。よぉ~~し、始めよう!!」

 

箒から待機状態の紅椿を受け取った束は専用IS≪アリス≫を展開しテストで使用するISの初期設定を開始した。

 

「箒さん、本当に良いの?折角の専用機だよ?私なら貰っちゃうなぁ」

 

「私も欲しい…でも私が求めている強さとは違うんだ。本来の専用機持ちはそれ相応の努力をして専用機を持っている。だからこそ私は自分の実力で専用機を手に入れたいんだ」

 

「箒さん真面目だね」

 

「うんうん、私も箒さんみたいになりたいな」

 

箒もクラスメイトと衝突することは無く、図らずも俊葵の望むようなシナリオが進んでいくのであった。

 

 

 

 






今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます

ヘッドセットが壊れてテンションがた落ち中です

自力で治そうとしましたがさらに悪化しそうなので新しいのを買う事にしました

R-18書かなきゃという使命感、R-18を書いて欲しいという読者の思い(作者の妄想)、そしてパーティ組んでゲームできないというストレス

それらがごちゃ混ぜになった結果が今の私です

次回予告

(R-18は絶対に)ないです

書いて欲しければ………

特に何もせず待っていてください

作者のテンションが高ければ描くと思います

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