※この作品はR-18です。

ISの世界に舞い降りた一人の男   作:メシキ

91 / 102


『既にバレンタインは終わっていたッ!?』ので今回が初投稿




番外 バレンタイン

 

 

 

世の中の男どもはバレンタインデーに向けて無駄な心の準備を進めている頃だろう。かく言う俺も準備を進めていた。でも心の準備じゃあなくてみんなに渡すプレゼントの準備。

 

日本では女性が男性にチョコをあげるのがセオリーだけど海外では男性が女性に花束を贈るのがセオリーだそうだ(Wiki調べ)。俺の彼女は大半が欧州生まれなので俺はみんなから貰うのではなくみんなにプレゼントを贈ることにした。

 

しかし何をプレゼントすべきなのか一週間前から考えているけれど何も思いつかない。食べ物を送るのも良いけれどみんなの好物が日本で手に入るか分からないし本場のモノでもないものを送っても仕様がない。

 

次に装飾品を考えたけれど趣味に合わないものを送ってもかえって邪魔になる。趣味に合ったものだとしても似たような物を既に持っていたらそれこそ意味がない。

 

手作りのモノも良いなと考えはしたけれどちょっと重たいのですぐにやめた。というかナニを手作りして贈ればよいのかすら分からない。

 

クロエならその辺で拾った石ころを「俺が選んだ石だから大切にして」と言えば後生大事にするだろう。もしかしたら家宝にする可能性だってある。でもそんな事は絶対にさせない。

 

だから俺は街に出向いてみんなへのプレゼントを探している…バレンタイン当日だというのに。

 

手提げバッグの中には札束がどっさり詰まっている。銀行強盗してきたわけじゃあなくて『もし』ブランド物を買う事になった時にお金が足らないということにならないダメだ。

 

「さて…何を買おうか」

 

適当に店を探していると見知った顔を見かけた。

 

き「俊葵様はどのような物をご所望でしょうか…出会って間もない私には難題です」

 

有名な時計ブランド店にいたのは清洲景子その人。いつもの割烹着ではなく黒地に金糸が映える着物が美しい。

 

どうやら俺に贈る時計を探しているようだ。数ある時計の中からいくらか手に取ってみている。

 

俺は時計を持っていないし買う予定もなかったから時計を贈って貰えるのは嬉しい。時間なんてスマホで確認できるご時世だ。腕時計なんて就職まで必要ないと思っていた。

 

「何かお探しでしょうか?」

 

き「主人に贈る時計を探していまして」

 

「では私共に探すお手伝いをさせてくださいな。予算、ご主人の好きな色、形などを仰っていただければこちらでいくらか候補を用意いたします」

 

き「予算はこの店で一番高い時計を買える程度、好きな色は紅で盤面の無いシンプルなデザインと機械仕掛けの歯車が見えているデザインが好み。それから好きな材質はゴールドとプラチナ、宝石はあまり好みません」

 

「畏まりました。では店内を見て回っている間に見繕ってきます」

 

なんで景子さんは今の俺の好みを知っているのだろうか。もしかして俺の好みは変わっていないとか…可能性はある。しかし過去の俺はみんなに『俺はこういった物が好きだから贈るなら参考にしてくれ!』とか言っていたのかもしれない。もしそうなら図々しい事この上ないな。

 

景子さんが俺の好みのモノを探していることを確認してから俺は別な店へと足を運んだ。

 

……

 

…

 

今日は顔見知りと出会う運命らしい。偶にあるよねこういう休日。いつも行かないスーパーに行ったら同級生がバイトしてたり、メイトに行ったら顔だけは知っている隣のクラスのオタクが居たり、道を歩いていたら後輩とすれ違ったり。今日はその日だ。

 

ラ「シャルル、俊葵はどういった装飾品を好むだろうか」

 

シャ「僕はこれが良いと思うな」

 

ラ「なるほど…私はこっちが良いと思うぞ」

 

シャルルが手に持っているのは純プラチナ製のチェーンネックレス、ラウラは純金製の弾丸が目を引くネックレス。二つとも俺の好みど真ん中。

 

この店はメンズしか売っていないので俺がここで何かを買ったとしても彼女たちの贈り物にはならなそうだしバレない内にさっさと出るか。

 

……

 

…

 

そのあとどの店に行っても彼女たちが居て結局何も買う事が出来なかった。いや、正確には違う。帰る途中で大人の店によってSMプレイ用の服飾品を大量に仕入れた。

 

みんなには申し訳ないという気持ちで心が張り裂けそうだ。心なしかIS学園の門をくぐる足も重たい。テストで酷い点を取った後の帰宅くらい足取りが重い。

 

夕暮れはそんな俺の横顔を照らしてくれている。暑い(風情無視)。

 

暑いのは嫌いなので俺は早々に地下室へ退散した。しかし退散した先で今は会いたくない人にエンカウントした。

 

「お帰りなさいませ俊葵様。今日はどちらに?」

 

「どちらも行くのもこちらに行くのもお前の許可が必要か?今日は落ち込んでるんだ…部屋で寝る。誰も中に入れるな」

 

「しかしお夕飯は如何いたしましょう」

 

「如何もおかかもねぇ……もう疲れた。部屋の前にサンドイッチでも置いといてくれ。起きた時に食べる」

 

それに皆に顔を合わせるのも申し訳ない。

 

「では疲れが癒されるようマッサージでも」

 

「気分じゃあない…」

 

「で、では…」

 

「なんでそんなに食い下がるんだ?いつもならすぐに引き下がるだろ」

 

クロエの善意は今の俺には届かない。自分が嫌になる。自分の不機嫌をクロエにぶつけている自分に。

 

「今日はバレンタインというイベントですから俊葵様に何か贈り物ができたらと思っていたのですが…。何をプレゼントしたら俊葵様に喜んで頂けるか分からなくて何も用意できず仕舞い。誠に申し訳ございません」

 

深々と頭を下げるクロエがとても輝いて見えた。そんな事を考えていたのか。なのに俺は自分の体裁ばかり気にして…。

 

「ごめんな…俺もみんなに何か贈り物ができたらと思っていたんだけどさ。みんなに何を贈ったらいいか分からなくて」

 

「そのお気持ちだけで充分です。何も用意していない私にそのようなお言葉を掛けてくださるなんて……感無量で…本当に俊葵様に遣えることができて幸せです」

 

こんな幸せそうな顔をされたら何かしてやりたいって気持ちでいっぱいになる。

 

「こんな物しかあげれないのが残念だけどこれも記念だ。来年はちゃんとした物を贈るから今はこれで我慢してくれ」

 

拡張領域からチョーカーを取り出してクロエに贈る。本革製で真ん中のハートがおしゃれポイント。バレンタインにこんなもの贈る男はどうなんだろうとも考えたけどこんな物しか贈れない。

 

「いちおう本革製だから良いものではある」

 

「ありがとうごさいます!早速、着けてさせていただきます」

 

迷うことなくチョーカーを首に付けて見せつける。

 

「苦しくないか?少し大きめのを買ってきたんだけど」

 

「俊葵様の優しさに包まれているような気持ちです。苦しくないです。とても心地よい肌触りですよ」

 

「そりゃあ良かった」

 

「しかしこんなに素晴らしいものを受け取っておきながら私には俊葵様に贈るものが有りません」

 

「そんなこと気にするなって。俺だってSMプレイの道具を贈るなんて普通なら怒られるぞ」

 

「俊葵様を怒るなどあり得ません。俊葵様から頂ける物なら病気であろうと感謝いたします」

 

やっぱり何でもよかったようだ。でも出来る限り良い物を贈りたいと思うのは男の性だろう。

 

「一週間前に時間を巻き戻して贈り物を選びなおしたいです」

 

「時間を巻き戻して……か」

 

「はい、これからどうなるか分かっていたら俊葵様に残念な思いをさせずに済んだと思うと後悔しきれません」

 

時間を巻き戻してか…巻き戻し…巻き戻し!!

 

「それだ!!」

 

「へ?」

 

「だから巻き戻しだよ。ほら、説明したろ?俺が絶望した時に発動する巻き戻し」

 

「確かに説明は受けましたが今の俊葵様は絶望しているように思えません」

 

「違うんだって。俺のスタンドは着脱可能なんだよ。ホワイト・スネイクってスタンドでディスク状にして摘出して他の人に渡せるんだよ。よしそれだ…みんなへのバレンタインの贈り物はスタンドに決定だ」

 

そうと決まったら急いで準備だ。みんなを集めてディスクを用意して、これから忙しくなるぞ。

 

「クロエ、みんなを集めてくれ」

 

「集めるメンバーは如何様に」

 

「そうだな…束、千冬さんはもちろんだし。いちいち話すよりこっちの方が早いや」

 

クロエのおでこに手を当てて俺の考えを教える。納得したクロエは『少々お待ちください』と出て行った。

 

俺はみんなが来るまでにスタンドをディスクにしていく。魂まで抜けてしまうのではないかと思ったけれど不死身の俺には関係ないだろう。きっとどうにかなる。

 

……

 

…

 

部屋に籠って十数分、荒療治だけれどほとんどのスタンドをディスクにできた。しかしその副作用で俺はフラフラになり、部屋は白くべたつく何かまみれになった。

 

「俊く~~ん、ハッピーバレンタイーーン♥ってなにこの部屋?こんな量の射精したの?」

 

「いくら俺でもこんな量の精液は出ないよ。精液の代わりにこれを出してた」

 

「ディスク?」

 

「そう、これは俺のスタンドが入ったディスク。これをみんなにプレゼントしようと思ってね。これを身体に取り込めばスタンドが使えるようになる。欲しいスタンドを選んでくれ」

 

皆の前にスタンドディスクを並べるけど誰も取ろうとしない。それどころか後ずさっているようにも見える。

 

「要らないのか?それとも欲しい奴が誰かとかぶったりしないか不安なのか?」

 

セ「いえ…その…」

 

か「何と言うか…」

 

ま「俊葵君が用意してくれた贈り物が私たちのよりも凄いから戸惑っているんですよ。ね、みなさん」

 

うんうん、と首を縦に振るみんな。別にそんなこと気にしなくても良いのにと言っても聞き入れてもらえそうにない。だから俺はまずみんなからバレンタインの贈り物を受け取ることにした。

 

「それじゃあまずはみんなのを受け取ろうかな。そうすりゃあちょっとは気が楽だろ?」

 

ク「ではまずは私から……ちゅ♥その…何も用意できなかったので今はこのような事しかできません。また後日、素晴らしいものを贈らせていただきます」

 

用意してなかったって言ってたし誰かの後は出てき辛かったのだろう。逆の立場なら俺もそうしたと思う。

 

シャ「くぅ~その手があったか」

 

ラ「姉さんは策士だな」

 

皆の反応から察するにクロエはある意味で正解を出したようだ。物質的なプレゼントではなく精神的なプレゼントを渡したことで周りに動揺の色が窺える。

 

セ「では次は私が…どうぞ」

 

セシリアからフワッと軽い箱を手渡される。箱は綺麗にラッピングされておりリボンで着飾られているがこの大きさでこの軽さはちょっと不自然だ。

 

「凄く重いけどこれ何?」

 

「開けてのお楽しみですわ」

 

「それじゃあ…」

 

リボンを綺麗に解いてからナイフを使ってラッピングのテープを切って綺麗に剥ぐ。バリバリと破ってしまえば良いのになんだか身体が勝手に動いた。

 

蓋を開けるとAmazonを見習ったかと思うほど空きスペースがある過剰梱包。そして中には香水が2本入っていた。

 

セ「こちらの透明のビンは俊葵さんが好きだと仰っていた百合の香りの香水ですわ。そしてこちらの紅いビンは少し特別でこれと言った香りが決まっていないのです。いえ、決めることができないと言った方がよろしいかもしれませんね」

 

セシリアの言っていることが分からないので取り敢えず振ってみるととても懐かしい不思議な香りがした。刺激臭とも言えないかなり独特な香りがする。それでいて一度味わってしまうと抜け出せない香りだ。

 

「もしかしてこれって龍涎香が入ってるの?」

 

セ「はい、たまたま販売している会社の抽選に選ばれまして俊葵さんにプレゼントしようと思いましたの」

 

「抽選?それじゃあ限定生産?」

 

セ「はい、天然物の龍涎香を使用した世界に一つしかない香水ですから」

 

すげぇ…龍涎香を使った香水か。きっと数十万から数百万するんだろうな。

 

次は箒が俺に箱を渡した。形状から察するに中身はチョコかクッキーだろう。

 

ほ「セシリアの後だと喜んでもらえるか分からないが受け取ってくれ。甘いもの好きの俊葵にと選んでみた」

 

受け取るとズシリと重い。箱の大きさはそうでもないのに結構重いぞ。甘いものでこんなに重いものは想像できない。

 

「それじゃあ開けさせてもらうな」

 

包み紙を三枚剥ぐと虎の焼き印が押された桐箱が現れた。中身が分かったところで取り敢えず確認をする。

 

カパッと開けるとそこには黒々とした羊羹が三本並んでいた。

 

ほ「その…私は料理が苦手だから市販の菓子を贈らせてもらった」

 

「市販って…これ店で見た事ないぞ。もしかして…」

 

ほ「あぁ、本店まで行って買ってきた」

 

「ありがとう、すごく嬉しいよ。今度一緒に食べようか」

 

えへへと笑う箒の隣からひょっこりと簪と楯無さんが現れた。

 

か「私たちはコレ…」

 

た「ふふ、きっと驚くわよ」

 

後ろを向いた二人はなにかごそごそ準備をしている。まずは簪が振り向いて俺に詰め寄る。

 

か「ちゅ♥」

 

「ん……んぅ!?」

 

甘い!?初キッスはチョコ味だった!!

 

た「それじゃあ私も、ちゅ♥」

 

甘い!!セカンドキッスもチョコ味だった!!…ってナニコレ。

 

か「ど、どうかな…嬉しい?」

 

「夢が一つ叶った気分」

 

た「やったわね簪ちゃん。これで俊くんはもう私たちにメロメロよん♥」

 

か「うん、しばらくは出番も増えそう」

 

感動している俺を夢から覚ましたのはラウラ・ボーデヴィッヒその人であった。

 

ラ「私だってプレゼントがあるんだ。受け取れ」

 

照れ隠しなのか小さな箱を投げてよこす。

 

シャ「僕とラウラで選んだんだ」

 

箱を開けるとキレイなプラチナリングが入っていた。リングの内側には金でドイツ語とフランス語で「愛している」と書かれている。

 

「ありがとう。早速つけさせてもらうよ」

 

どの指にはめようか少し迷ってから左手の人差し指にはめた。その意味は『進むべき道を指し示す』

 

『では次は私ですね』と景子さんが前に出た。景子さんの贈り物もとても小さな箱だった。しかし指輪と違って重みがある。それに中からチクタクと音が聞こえるので時計で間違いなさそうだ。

 

箱を開けると予想通り時計だったが少し特殊な時計だった。

 

「懐中時計なんて良い趣味してるね」

 

け「俊葵さんに似合うと思いまして」

 

「中の機械が見えてる感じがたまらなく俺の男の子の部分を刺激するよ。それにこの燻銀……もうたまらん!!」

 

け「自分でネジをまわすタイプなのでお忘れなく」

 

「マジでか!?おいおい、嬉しいねぇ」

 

時計を持っていなかった俺に懐中時計をプレゼントするなんて。なんて出来た従者なんだ。

 

しかしここまできてチョコが二人しかいないという事実。今日はバレンタインデーじゃなかったっけ?

 

ち「私も用意している」

 

ま「私たちは二人でひとつの贈り物です」

 

『これです』と渡された袋を開くと中にはメイド服が入っていた。しかしサイズが大きい、特に胸が。

 

「俺に女装しろってことですかい?まぁ巨乳メイドくらいなら何時でも変身出来ますけど」

 

ち「そうではない」

 

ま「それを着るのは私たちです。でも趣向を凝らして脱衣プレイと着衣プレイを同時にやろうと思いまして」

 

「成る程…」

 

今までいろんなプレイをしてきたけれど脱衣と着衣の同時プレイは経験がない。それに立場上あまり触れ合えない二人だからこそこの贈り物には価値がある。

 

「想像しただけで勃起しちゃった」

 

ま「ふふ、では今夜にでも♥」

 

ち「わ、私はまだ心の準備が///」

 

二人ともトリップしてしまったので本音に向き直ると束とニヤニヤ笑顔で俺を出迎えた。

 

「あの…めちゃくちゃ怖いんだけど」

 

本「だってねぇ~」

 

束「俊くんへのプレゼントだから」

 

本、束「張り切り過ぎちゃったぁ~」

 

この世で最も怖いのは行動力のあるバカである。しかしこの場合のバカというのは『後先考えないバカ』であり学習能力は関係ない。ようは『覚悟ある者』が怖いという訳である。

 

目の前の二人は後先考えはする。全てが終わった後で。そんな二人がニヤニヤ笑顔を浮かべているという事はろくなことない。間違いない。

 

束「私たちは俊くんに喜んで貰う為にこんなものを作りました」

 

本「作りましたぁ~」

 

渡されたアタッシュケースを開けると二丁の拳銃が入っている。だがしかし拳銃というにはあまりにも大きすぎた。大きく、分厚く、重く、そして大雑把過ぎた。それは、正に鉄塊だった。

 

手に持ってみるとその重さが分かる。両方とも裕に10キロを超えている。こんな重い銃は俺くらいしか扱えないだろう。

 

「デカいな」

 

束「前に俊くんが『男の銃ってのは武骨でデカくなきゃいけねぇ』って言ってたから。あ、でも記憶を無くす前の事だから覚えてないか」

 

「いや、覚えていなくても感覚で分かる。俺はこの銃を好んでいる!」

 

試しに壁に向けて撃つと着弾したとたんに弾が爆裂し鉄板入りの強化装甲を抉って大きな穴を作った。もろちんそんな弾を撃って腕が大丈夫なはずもない。それなりに力を入れて握っていたはずだったのに手から落ちそうになった。

 

束「銃の名前はまだ決めていないから俊くんが命名して」

 

「それじゃあこっちの紅い銃をマリーナヴェイ、黒い銃をノワール・ドゥ・ジェィと命名した」

 

束「なんでロシア語とフランス語に分けたの?」

 

「だってどっちかに統一したらどっちかがカッコ悪くなるもん」

 

『へー』と流す束だがみんなはなんでロシア語を知っていたのかという疑問を抱いていると思う。

 

本「それじゃあ次は私~」

 

「束との共同開発じゃあなかったのか?」

 

本「私は私で用意したのだぁ~」

 

ソファの後ろから俺の身長ぐらいありそうなケースを取り出す。いつの間に仕込んだのかは分からないけどきっと束が手引きしたのだろう。

 

ロックを解除して重厚な蓋を恐る恐る開ける。しかし中には何かの部品しか入っていない。

 

「もしかしてコレ組み立てなきゃいけないヤツ?」

 

本「えへへ~重すぎて組み立ては出来なかった」

 

仕様がねぇなぁと本音を甘やかす俺はダメ親になりそうだ。仕方ないので本音の指示で組み立てた。するとすんごい形のミニガンが出来上がった。どんくらいすんごいかというと神化アリスが持っているミニガンを武骨にした感じなのが出来上がった。

 

本「俊くんこういうの好きでしょ~」

 

好きなんてもんじゃあない。早速、持ってみるけど重すぎて両手じゃないと持てない。

 

本「一分間に1200発の炸裂徹甲弾を撃てるんだぁ~」

 

「撃てるんだぁ~じゃねぇだろおい。なんて化物を作りやがる」

 

本「でも俊くん嬉しそうだよぅ?」

 

「嬉しすぎるわ!!」

 

本「唯一の弱点は外付けの大型マガジンがないと6秒で弾切れになるって事かな。外付けマグが有っても2分弱で打ち止めだけど」

 

「それでもすげぇよ。ありがとう。これでみんなからプレゼントは貰ったかな。次は俺の番だね」

 

……

 

…

 

数分後

 

「みんなどのスタンドが欲しいか話し合ってくれたか?」

 

ク「はい、一応ですが決める事が出来ました」

 

一応でも決めることができたのが意外だった。『そんな素晴らしいものを受け取ることなんて出来ません』とか言われると思っていた。

 

「それじゃあこのリストの通りみんなにディスクを入れれば良いわけね」

 

 

 






今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます

これで次回から彼女たちもスタンド使いです

ん?時系列がめちゃくちゃ?

………きっと世界線が一周してるんだよ(名案)

はい…正直に言います

俊葵強すぎだよなぁ~
↓
弱体化したいなぁ~
↓
バレンタインデーだなぁ~
↓
海外だと男→女なんだよなぁ~
↓
俊葵の性格だと花束とか贈りそうだなぁ~
↓
でも花束とみんなの贈り物は釣り合わないって思うだろうなぁ~
↓
ジョジョ6部を見て号泣
↓
あ、スタンドをプレゼントとかどうだ
↓
うおーーーーーーー!!(執筆中)
↓
あーーーーーーーー!!(時系列に気付く)
↓
ポイッ(責任転嫁)

ホントすんません

次回はR-18するから許してください

てか次回はR-18です(ネタバレ)

誰×誰になるかはお楽しみに(重要)

次回『スタンドはこうやって使うもんじゃねぇ!!』

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。