※この作品はR-18です。

神器なき男2   作:もっち~!

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何気ない日常

 

---シュウ---

 

一誠達をアルフガンで実戦経験をさせながら、一人で現界な世界を調査していく。この世界の人間も、被造物を閉じ込めて退治する方法を模索しているようだ。これを利用するかな?

 

「見つけた!」

 

空からランスを携えた女性騎士が急降下してきた。

 

ドッカァ~ン!

 

僕を中心にクレーターが広がっている。

 

「何?効かないだと?」

 

パン!

 

銃声が鳴り響き、僕の後方で爆音が響いている。

 

「これもダメか?」

 

奇襲されたようだ。僕の周囲は大惨事状態になっている。

 

「えぇっと…アリスさんと、ブリッツさんですか?」

 

漫画『緋色のアリステリア』の主人公であるアリステリア・フェブラリィ、漫画『code・Babylon』の主人公の相棒であるブリッツ・トーカーに声を掛けた。

 

「貴様は何者だ?!」

 

アリステリアに訊かれた。

 

「まみかに頼まれた者です。今日のところは、アリスさんをお持ち帰りします♪」

 

彼女に抱きつき、重厚な鎧を透過して、直に胸を弄る。

 

「え…何をした…止めろぉぉぉぉ~!」

 

おぉ~!たったこれだけで、エキスが股間から浸み出している。これは大当たりかな♪彼女と共に転移をした。

 

 

 

---アリステリア・フェブラリィ----

 

「…ちゃん」

 

懐かしい者の声が聞こえる。

 

「アリスちゃん…」

 

ゆっくりと瞼を開くと、まみかが心配している顔付きで、私を見ていた。

 

「大丈夫?」

 

フカフカのベッドの上に寝ている。ここはどこだ?えっ…なぜ、全裸なのだ?

 

「ここはどこだ?」

 

まみかに尋ねた。

 

「ここは、団長さんの管理しているアルフガンって世界にある、管理棟の医務室だよ」

 

団長?アルフガン?

 

「何故、私は全裸なのだ?」

 

「う~ん…団長さんが味見したから…」

 

苦笑いしながら答えるまみか。

 

「味見?何の為にだ?」

 

「傍に置くか、どうするかを見極める為かな…ははは」

 

「誰の傍にだ?そもそも、私の味見とは何だ?」

 

まみかの答えには疑問が多すぎる。

 

「団長さんの趣味嗜好に合うかの身体の相性テストって言えばいいのかな?」

 

身体の相性…耳が熱くなっていく。そうだ…全身を舐め回されて、胸を弄られ、股間を…恥ずかし目を受けた記憶がある。

 

「私を愚弄したのかぁぁぁぁ~!」

 

「違うわよ、アリスちゃん。団長さんはそんな人では無いわ。ただ、性癖が破綻しているだけど、他の面では真面だし…」

 

性癖が破綻…された行為を思い出すと、耳が熱い…身体が反応していく。

 

「で、団長さんの正体は…仲間想いの良い方ですよ。私の願い…アリスちゃんを助けてくれたしね♪」

 

まみかの願いで、私は助かったのか?

 

シュッ!

 

ドアが開いて、アイツが入って来た。

 

「まみか、どうだ?」

 

「団長さん…ありがとうございます。アリスちゃんを無傷で助けてくれて♪」

 

アイツに、笑顔を向けるまみか?えっ?コイツが団長だとぉぉぉぉ~!

 

「貴様…私の身体を愚弄した報いは受けて貰うぞ!」

 

「うん?元気そうだな。乳首が立っているし♪」

 

アイツの言葉で、自分の乳首を見てしまった。なんで…立っているんだ?

 

「団長さん。アリスちゃんの配属はどこになりそうですか?」

 

配属?

 

「そうだな。全身の筋肉バランス的に、頑強そうだし。チームオラリオの盾になってもらうか。まみかとは一緒は難しいなぁ」

 

「適材適所ですよね?でも休日は一緒がいいなぁ~」

 

「それは調整してあげるよ」

 

「お願いします♪」

 

「おい!無視をするな…貴様は、何者だ?」

 

「僕?アリスちゃんの乳首を舐めた男ですが…」

 

うっ…顔が赤くなっていく感覚が有る。

 

「団長さん、そういう意味では無いと思いますよ~」

 

「あぁ、立場か?立場なぁ…通りすがりのエロ好きとしておこう♪」

 

「ダメですよ!もっと、威厳のある言い方があるでしょ?」

 

まみかに詰め寄られて、タジタジになっているアイツ。なんだ、コイツは?

 

「だって、信じて貰えないからさぁ…まぁ、おいおいにして置こう。じゃ、仕事があるから、アリスちゃんのことは、当面、まみかに任せる」

 

アイツは出て行った。

 

「まみか…アイツは何者なんだ?」

 

「神様です。本当の意味の…供物を捧げれば、願いを叶えてくれますよ」

 

神様?創造主ってことか?供物?

 

「まみかは何を捧げたんだ?」

 

「忠誠心…それくらいしか無かった。被造物である私に、実体のある身体を授けてくれて、魂まで創ってくれたんですよ。あぁ、アリスちゃんもだよ。私の忠誠心だけでは足り無いかもしれないけど…イヤな顔をせずに叶えてくれたの」

 

私の身体…だから乳首が立っていたのか…だから、股間が湿って…耳が…そして、魂も…普通の創造主とは違うのか?

 

 

 

---シュウ---

 

アスナ、アイズと手合わせしている一誠。

 

「一誠!相手の速度を殺せ!」

 

「はい!」

 

僕と一緒に旅をしたい一誠は、必死にアスナ、アイズの連携に食らいつく。ダメージを入れられないが、ダメージもさほど貰っていない。戦闘センスは良いなぁ。問題は速度かぁ…

 

「終わりだ!一誠、もっと軽い剣にしてみろ」

 

「はい!」

 

「次は…羽川猫と白音。始め!」

 

戦力の底上げというか、新たに入った仲間の部署を決めるテスト相当の鍛錬である。リアスには莉愛をコーチとして付けてある。ソーナには最凶なセラフォルーだ。

 

僕と一緒に離脱予定の翼紗とベンニーアは、同化吸収の方向で納得している。

 

後、やり残したことは無いかな?たぶん、来年辺り…高校2年までしかいつも進級出来ていない。なので、たぶん、来年辺り、飛ばされる気がする。この1年でやり残したことが無いようにしないとなぁ。

 

一誠を宿さなくても良くなり、度々他の世界へ出掛けている。この世界のダンジョンの奥の仕掛けも見えて来た。僕の親衛隊になってくれているファルコン、ジム、フレイと共に、ダンジョンの奥にある封印の間なる場所を、様々な世界で調査している。世界によって、仕掛けが違うのだが、方向性は見えて来た。仕掛けたヤツも…悪神ロキファミリーの誰かだ。今、調査している世界では悪神ロキの兄だった。一誠の世界では、誰になるのかな?

 

-------

 

メイビスに呼ばれて、誠宅へ僕だけ帰還した。

 

「どうしたんだ?」

 

メイビスの視線の先には、蘭がいた。

 

「蘭…どうしたんだ?新一君と住んでいたのでは?」

 

「シュウさん…ここに置いて下さい」

 

蘭の話では、新一君は水瀬家に婿入りするらしい。あの母娘の猛アタックに屈したそうだ。まぁ、死ぬまで喰らったからな。で、蘭は居場所が無くなったそうだ。

 

「まぁ、一人増えても問題は無いし。いいよ。ただ、一緒には居られないけどな」

 

「なんでですか?」

 

「今、実戦訓練中で…蘭を連れて行けない」

 

「強くなります!」

 

キリッとした顔で僕を見つめる蘭。

 

「蘭がいくら強くなっても無理だ。蘭は殺しは出来無いだろ?」

 

はっとする蘭。

 

「いいか、実戦だと、相手を殺さないと、自分ばかりか仲間もやられてしまう。蘭には無理だろ?いや、蘭にはそうなって欲しくないんだよ」

 

僕を見つめているひたぎ。

 

「ひたぎ、お前もそうだ。人殺しにはしたくない。僕と一緒にいるのは、根っからの戦士ばかりだ」

 

「でも…」

 

食い下がる蘭。蘭とひたぎの願いを叶えてあげると、彼女達は化け物になってしまう。

 

「わかった。予備兵扱いにする。メイビス、モモヨンを呼び出してくれ。この二人のコーチにする」

 

「わかりました」

 

メイビスが会話用魔法陣を開いて、本拠へ連絡をしてくれた。

 

「二人にコーチを付ける。川神百代…立ち技に置いては最強な人間だ。ソイツと同等くらいになったら考える」

 

「はい!がんばります」

 

「まかせなさい」

 

蘭とひたぎはヤル気充分だ。アイツのように再生能力は望めないだろうな…まぁ、諦めてくれるとラッキー程度だな。

 

帰還したついでに、皆を見て廻る。まず、姫乃。姫乃はマッチー達と仲良くなっていた。

 

「姫乃、不便さがあったら、メイビスに言えよ。改善するからな」

 

「はい♪」

 

ケンタウロスである姫乃の設備は、総て彼女の身体に合わせた、特注品のみだ。この家に居るときだけは2本脚歩行って考えたのだが、社会に出たときに不便さが目立つ気がしたので、4本脚歩行で生活をしてもらっている。

 

「マッチーも首を繋げたくなったら言えよ」

 

「うっ…もう、そんな事は言いませんよ~」

 

彼女の希望で、デュラハンな彼女の首を元に戻したことがあったのだが、これからは人間扱いにするから、もう関わるなと警告したら、デュラハンのままで良いと結論を出したのだ。ここでの生活になれると、一般の人間の社会は、つまらないんだろうな。

 

次にクラリスの元を訪れた。

 

「どうだ?慣れたか?」

 

「はい…ユリスと一緒ですし…皆優しいですから」

 

「いじめっ子がいたらユリスに言え。で、ユリスが虐めたら僕に言えよ♪」

 

「私は虐めません!で、もし虐めたら、どんな躾ですか?」

 

「卒業までスルーかな?」

 

「…絶対に虐めません。だから、スルーは止めてねぇ、シュウ…」

 

僕の傍にいる女性達は、なぜか拷問程度では苦にならない。スルーが一番堪えるらしい。で、誠の部屋に向かった。

 

「一誠を育ててくれて、ありがとうな」

 

開口一番、誠から謝意な言葉を告げられた。

 

「僕は何もしていないよ」

 

「お前の生き様を、一番傍で見て育ったんだ。戦士として、俺よりも経験を積んでいる感じがする。俺との手合わせも、怯まず、あきらめず、戦いを挑んできている」

 

嬉しそうな誠。

 

「それでな…誠にだけは言っておきたいことがある」

 

部屋に盗み聞き防止の為の結界を張った。

 

「僕…高校3年生に進級したことが無い。言っている意味、わかるよな?」

 

「うっ…う~ん…そういうことなのか…来年…」

 

こんな僕の為に、悲しそうな顔をしてくれる誠。

 

「もし、来年…そうなったら、誠にみんなを頼みたい」

 

「この世界は見捨てないと言ったよな?なぁ、シュウ…」

 

「言ったよ。見捨てない。でも、飛ばされた先に依る。すぐに戻れる場所ならいいけど、戻ったら待ち人が老婆ってこと、もういないってことも有った。だから…」

 

「お前がここに来る前にいた世界…俺がいたんだよな?一香もさぁ」

 

誠の言いたいことは分かった。

 

「だけど、それだと…この世界はどうするんだ?あいつらはアイツらの世界を守護する立場だぞ!」

 

「二つの世界を兼務は無理なのか?」

 

「誠が保たないよ…能力的には可能だと思うけど」

 

「そうか…なら、来年、俺達夫婦と子供達に駒を入れてくれないか。何時までも、お前の帰りを待てるように…」

 

「考えても良いか?」

 

「あぁ、考えてくれ。俺も一香も一誠も、娘達も想いは一緒だからな。いや、リアスもソーナもそうだろう。サーゼクス達だって…」

 

「そんなに駒は無いよ…量産出来る物では無いから」

 

「だな…最低限、俺達親子の分を確保してくれ。頼むぞ、シュウ!」

 

-------

 

アルフガンに戻った。一誠はレイピア系の装備にして、アスナに肉薄していた。赤髪に対しては、対空攻撃が出来無いので、手間取っているけど。

 

「どうでした?向こう?」

 

ファントムに訊かれた。

 

「より一層、護らないとって思ったよ」

 

「根っからの守護者ですね♪」

 

「ここも護る…そんな気でいないとな。で、アレなんだけど、一誠を連れて行かないで良いみたいだから、夏休みまで待たないでもいいな」

 

「奇襲しますか?」

 

「あっちの鳥かごは?」

 

「まだです」

 

「ハッキングは?」

 

「出来ています」

 

「受け入れ体勢は?」

 

「いけると思います」

 

メテオラ…肉付きが良かったよな…

 

「あぁ、シュウさん好みの女性が現界しています。名前は…星河 ひかゆ。美少女ゲーム『ほしぞら☆ミルキーウェイ』のヒロインで17歳です♪」

 

おぉ~、それは美味しそうだな…俄然やる気が出て来たよ♪

 

 

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