---一誠---
僕とハニーでバベルの塔の入り口に向かった。来る者を拒むように砂嵐でその塔は隠されていた。塔の座標を知らないと、まず見つけるのはこんなだろう。パッシブスキル『封印無効』で、入り口の封印をスルーして、内部に入った。パッシブスキル『結界無効』で、結界で護られている通路も無事通過して、通路の奥にあるエレベータに到達した。パッシブスキル『透過』を使い、エレベータ内に侵入した。ハニーには僕の身体の中に、入ってもらっている。翼を展開して、上の階に向かって飛び上がる。
最上階に着き、制御室まで辿りついた。ここで、ハニーには身体の外に出てもらった。
「あなた方は?」
塔のセンターコンピュータが尋ねてきた。
「僕は兵藤一誠、彼女は如月ハニーだ」
「種別は?」
「僕はハーフ魔人、彼女はアンドロイドだ」
「目的は?」
「この施設を使いたい」
「何の為にですか?」
「オラリオの謎を解き明かしたい」
「オラリオ…あなたは、オラリオを知っているのですか?」
「あぁ、そこからここに魂の状態で飛ばされてきた」
「シュウかぁ…」
生命維持装置に取り付けられているスピーカーから声が…聞き覚えのある声がした。こいつは…まさか…
「フェルズなのか?」
「あぁ、懐かしい者に逢えて良かった。そうか、お主も飛ばされたのか?」
「その様だ」
「不死なのに、このザマだよ。俺は…魂は不死なのだが、身体が風化に耐えられなくなってきた」
「なぁ、教えてくれ。ロキは最後に何の魔法陣を展開したんだ?」
「わからない。あんな大系は見たことがない。そもそも、アイツはなんであんなに魔力があるのだ?地に降りた神は制限されているはず…」
「制限を受けていないんだ、アイツは。地に降りたのではなく、地に追放されたからな」
「そうなのか…それで…」
「アイツは、元々あの天界の神なのか?」
「わからない…神の数が多いから、紛れ込んでもわからないと思う」
「あの天界はまだ残っているのか?」
「今はヴァルハラになっている…」
あそこがそうなのか…道理で欧州系の神が多かったな。
「フェルズはどうして、ここにいるんだ?」
「ウラノス様の指示…バベルをこの地に、この地の砂をバベルのあった場所に交換転移させたのだ」
はぁい?
「じゃあ、あの砂漠にあった魔法陣は?」
「ロキの放った魔法陣の証拠…証拠を残す為に大量の砂が必要だった…この辺りの砂は熱によりガラス化して、後世にも残せるから…ウラノス様からの伝言だ。この塔はシュウに譲る。ロキのやろうとしていることを止めてくれ、と」
ウラノス…僕がこうすることを予見していたのか?
「ウラノスはどこだ?」
「シュウと同じだ。命が尽きしだい、先に赴任先に行く。シュウの隣、第12宇宙だそうだ」
おい…アイツもそうだったのか…確かに僕の赴任先は第13宇宙だったはず…
「命果てるまで、抑え込むそうだ。俺は、この塔に同化する」
生命維持装置から気配が消え、この塔の執事、ロデムが現れた。
「これからは、ロデムと呼んでくれ、シュウ」
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夏休みも残りわずかになり、家に戻ると…姉、妹が頬ずりパレードか?交代で頬ずりをされて、頬が痛い。
「お帰り…イッセー」
由良…
「ただいま♪」
由良と組手をする。いない間に、隙がなくなったなぁ。
「イッセー、気づいたか?彼女は俺が仕込んだよ」
と、誠。兵藤流かぁ。でも、僕も怠けていた訳でないし。低いタックルを決めて、寝技に持ち込んだ。
「イッセー…ダメ…恥ずかし…」
って、大人びた発言をするなよ。誰の影響だ?シルキーと目が合うと、こそこそ逃げる。アイツだな…気分を変えて、
「父さん、組手しようよ」
「はぁ?お前では…まさか…」
「試してみれば?」
誠と組手という名の勝負をする。誠は本気できた。近接攻撃を神滅具により、遠距離攻撃として、撃ち込んで来た。僕は、受け流したり避けたりする合間に、魔法攻撃、念動力、真空刃を放っていく。
「どう?父さん…」
「楽しい戦いができるようになってきたな、息子!」
まだ、父さんの素早い動きに攻撃が追い付かない。
「それより、魔力切れはしないのか?」
「しないよ。上限は低いままだから、高位魔法は使えないけど。魔力を作りながら、戦えるのさ」
「それは、困ったな。魔力切れ待ちだったのに」
どうにかして、父さんの動きを止めないと…そうだ♪父さんの攻撃をスルーして、接近戦に持ち込む。
「透過…物理攻撃も透過するのか…チートすぎだぞ、イッセー」
「はぁ?チートな息子を作った父さんのせいだよ♪」
父さんに隙が生まれた。ここだ。
『ギャラティック・マグナム』
高破壊力なストレートパンチを繰り出してみた。父さんは避けたけど、僕の罠にはまりダウンした。このパンチは周囲の空気すらも破壊、消滅させることもできるので、格好良く見せようと紙一重避けするような者に効果が絶大であった。
「父さん、僕の勝ちだよ♪」
「なんだ?あのパンチ…一気に酸欠したぞ…怖ぇ~。息子と簡単に組手なんかできないなぁ」
蒼い顔の父さん。
「でも何で、剣の修行をしに行って、パンチなんだ?」
それはそうだよな?あれ?
「あの学校では、お前に剣を教えられる者がいないってことかな?」
あぁ、そうかもしれない。
そして、夏休み終了と共に、僕の留学生活の終了した。そして、僕はバチカンの戦士養成所に留学することとなった。とりあえず、お正月まで。
父さんに連れられて修練所を訪れると、ストラーダ枢機卿と面接をすることに。
「誠殿の息子か。年齢を考慮せずに修練するが良いかな?」
「たぶん、それで良いと思います。兎に角、こいつに剣を教えてくれる者がいず、困っているんですよ」
「まず、実力を見せて貰えるかな?愛用の剣を使って良いぞ」
「いいの?父さん?アレ使っても?」
「あまりオススメはしないけど、まぁ、本当の実力を見せないと、教育方針が見えないのだろう。本気で良いぞ」
許しが出たので、妖刀村雨、村正を腰に帯同し、魔剣セル=ベレスタと魔皇剣ザンバットソードを手にして、魔力を高めて行く。
「ちょっと待て!なんだと…4刀流だと…」
セル=ベレスタとザンバットの波動を感じたのか、ハーフ天使のテオドロさん、クリスタルディさんという、二人の枢機卿もみえた。
「魔剣と魔皇剣…アイツ何者だ?」
セル=ベレスタとザンバットから準備完了と念話が入ったので、妖刀二降りによる飛ぶ斬撃による居合い斬りの連打を始めた。逃げ惑うストラーダさん。逃げる先に、セル=ベレスタとザンバットによる、重い衝撃の飛ぶ斬撃をタイミングをみて放つ。
「誠殿~助けてくれ~」
ストラーダさんの悲鳴が聞こえる。楽しいなぁ♪
「イッセー、終わりだ。勝負あり」
あぁ、終わっちゃったよ。
「誠殿…すまない、受け入れできない…既に強すぎだ。懐に入れない…」
「じゃ、もっと強い人を紹介してください」
僕は頼んだ。
「え…っと…刀藤流宗家とか天霧辰明流とかはどうですか?」
「父さん、どうなの?」
「名前を知っている程度だ。知り合いではないから、ダメだな」
はぁ…
そうしてバチカンから戻ってきた。何も収穫がない…念話で、ハニーに刀藤流宗家、と天霧辰明流の住所を調べてもらった。直接行ってみようと思う。
翌日、まず天霧家を訪ねた。看板は出ていない。道場らしき場所で、女の人と、少年が稽古をしていた。
「すみません!お手合わせをお願いしま~す!」
僕は大声で声をかけた。
「あら、かわいい子ねぇ。お名前は?」
「兵藤一誠です」
「うん?兵藤誠、一香夫妻の息子さん?」
「そうです!」
「ふ~ん、それは興味有るわ。いいわよ、お手合わせをしましょう。私は天霧遥」
僕は愛用の木刀を二振り持ち構える。
「二刀流?あなた、いくつ?」
「う~、いくつだっけ?幼稚園年長さんです」
「え?そんなに幼いのに…ここには一人で来たの?」
「はい!お姉さんを倒すつもりで行きます。好みなんで♪」
「あらあら…そんなんでは勝てないわよ」
うっ、早い。刀筋も綺麗だ。空気の流れに逆らわず…刀の動きに見とれていた僕の身体を透過していく斬撃…
「え?手応えがない…なんで?」
僕からも攻撃を仕掛ける。木刀による飛ぶ斬撃…
「え?飛ぶ斬撃…」
飛ぶ斬撃は初体験なのだろうか?避けたり、受け流したりするのに手間取っているみたいだ。ギアを1つ上げてみる。もう1振り木刀を使う。
「飛ぶ斬撃三刀流?」
お姉さんの顔色が少し青ざめたようだ。道着を掠めるようになってきた。あぁ、ブラが見えそうで見えない…エロ心が起動しだしたようだ。ギアをもう1つ上げてしまう。
「飛ぶ斬撃四刀流?すごい…」
僕の刀捌きに見とれたお姉さんは…
「大丈夫ですか?」
お姉さんのみぞおちに1発入ってしまって、気を失ったようだ。お姉さんの身体を揺らしたりして起こそうとしているのだが、道着の合間から胸が…綺麗な形の胸が見える。僕は本能的に抱きつき、乳首を咥えて寝落ちした…
---遥---
負けた…幼稚園児に…母乳に目のない幼児に…彼は、私の乳首をくわえたまま、寝てしまった。私の胸から母乳は出ないんだけど…彼が起きるまでこのままでいよう。勝者の特権だ。
初めて見た四刀流…綺麗な刀捌き…見とれた隙に、みぞおちに撃ち込まれた。普通の二刀流相手であれば、やられることはなかっただろう。飛ぶ斬撃…衝撃だった。真剣であれば撃てる者がいるとは聞いていたが、木刀で撃てるとは…
「お姉ちゃん、ソイツは誰?なんでお姉ちゃんの胸を吸っているの?」
弟の綾斗が言った。
「彼はいいのよ。私に勝ったんだから、彼の好きなようにしてもらうの」
「僕がお姉ちゃんも護る」
「私が勝て無い相手に、あなたが勝てる訳ないでしょ?」
---一誠---
目が覚めたのは、お風呂だった。僕はお姉さんとお風呂に入っていた。
「ようやく目が覚めたのね」
「あれ?なんで?負けたのかな?」
記憶があやふやであった。また、電池切れだな。
「私が負けてのよ。強いけど、師匠はどなたかな?」
「沖田総司先生です」
「えっ…天然理心流…あの居合術は…」
「そうです」
「沖田先生にはお目に掛かれませんか?」
「ここに呼ぶんですか?」
「お風呂場は…恥ずかしい…」
あぁ、そうだよね。
「行きますか?先生の道場に」
「良いのですか?」
「たぶん、大丈夫でしょう」
お姉さんは湯船から出て、水で身体を清めるみたいだ。僕もと思い、お姉さんの傍によると、僕の鼻がお姉さんのクリちゃんに当たり、お姉さんの口から、可愛らしい喘ぎ声が漏れ聞こえ、僕はエロモードのスイッチが入ってしまった。お姉さんのお尻を両手掴み、鼻をクリちゃんに押し当てて刺激を与えつつ、舌で割れ目の縁を舐めていく。
「え…ダメ…そこは…ダメ…あぁ…あぁ…蕩けそう…」
お尻に回した手が、お尻の谷間を掴む様になり、指先が谷間の底の部分を刺激しだしたみたいだ。
「あ…力が抜けて…」
そういうと、尻餅をつくように倒れ、お姉さんは自分で胸を刺激していた。僕はエロ心満載となり、本来の姿に戻っていく。お姉さんを2回ほど満足させて、幼稚園児姿にもどった。
「お姉さん、大丈夫?」
「なんか、ダルい。でも気持ちいい…イッセー君、また一緒にお風呂に入ってね♪」
って…沖田先生はいいの?その後、名前で呼んでと言われて遥さんと呼ぶようになった。
翌日、遥さんと添え寝して目覚めた僕は、遥さんとキャッスルドランに転移した。
「ここは?」
「僕のお城。一気に先生のところまで転移できないから、このお城で近くまで転移する」
『ドラン、冥界のサーゼクスさんの家までお願いします』
念話でそう伝えると、ドランの返事が聞こえ、転移していく。
「イッセー君、あなたは誰?」
「僕は兵藤一誠だけ…」
遥さんの目はそんな戯言を許さないみたいだ。
「僕の正体は秘密にしてくれるかな?」
目を逸らさずに頷く遥さん。僕は本来の姿に戻った。僕の姿に驚く遥さん
「鬼…イッセー君の正体って鬼なの?」
「う~、正確には天使と鬼のハーフだよ」
翼を展開させた。
「天使と鬼のハーフ?なんで兵藤夫妻の子供に?」
「まぁ、色々とあって…」
「色々知りたいから、傍にいていいかな?昨日のアレって、君でしょ?」
2回ほどしたことがバレていた。気持ち良くしてくれた相手の姿を、うっすらと覚えていたようだった。
そして、沖田先生の道場についた。
「イッセー君、どうしたんだ?僕にはもう教えることはないけど」
僕は遥さんに先生を紹介した。その後、三人で軽く稽古をして、元の世界に戻り、遥さんを天霧家まで送った。
「ね、イッセー君。私が高校生になったら、イッセー君の家に行くからね♪」
って、別れ際に言われた。遥さんって、歳はいくつなんだろうか?
「天霧遥か?確か10歳くらいじゃないか?」
家で父さんからの衝撃発言…はぁい?10歳であのプロポーション…そういえば、つるんとしてたなぁ…女性は見た目で年齢はわからない…そうなると6年後に押しかけてくるのか…