---美奈子---
いつの間にか、少年と見た事無い場所にいた。
「ここはどこよ?」
「僕の城だよ。ここにアルテミスがいる」
「どこにいるのよ?」
「目の前にいるだろ?」
え?目の前にはかわいい女性が、いるだけなのだが。
「美奈子ちゃん…ここに来ちゃダメだよ…」
「え?あなたは?」
「ボクはアルテミスだよ。元々処女神だった。でも、ボクの主のシュウに捧げて、元処女神になったんだ。で、シュウと離ればなれになって、ルナと出会い、今は美奈子ちゃんのパートナーになっていた。でも、彼が戻って来いって…ごめん、美奈子ちゃん」
私を、涙を流しながら抱きしめてくれている女性…アルテミスって女性、処女神だったの?それを、アイツが…許せない。私はアルテミスから離れて、セーラーヴィーナスに変身をした。
「な、アルテミス。こいつ、立場をわかっていないみたいだけど?躾けていいかな?」
「美奈子ちゃんには手を出さないで…ボクを躾けてください」
彼の前に出ようとしたアルテミスを抱きしめて、
「私はあなたを守る。あなたの処女を奪った悪党は、私が倒すからね♪」
「はぁ…アルテミス。こいつはバカか?空気読めないのかな?」
「う~、元気が取り柄みないた娘だから…ははは」
え?アルテミスに笑われた…どういうこと?
「どういうことだって?お前の身体に教え込んでやるよ」
えぇ~!手首と足首が鎖で天井と床に固定されていた。いつの間に?
「この城内で、僕に勝てる訳ないだろ?ここなら、僕の能力は制限なく使える。特にエロ行為はねぇ」
目の前の少年が、筋肉モリモリの男性の姿に変わっていく…いや、人間ではない。額から角が2本生えていた…鬼だぁ…
「そうだよ。僕は鬼の子供だからね。愉しみだよ。成長途中の女性を躾けることがね」
彼が指を鳴らすと、変身状態のまま全裸にされた。
「生身では刺激に耐えられないから、変身状態のまま、躾けする」
え?下腹部の内部が熱い…頭が悶々としてきた。なんで?彼に見つめられるだけで…腰が…
「アルテミス、今日の躾けは視姦にする。それならいいだろ?」
「それくらいで済ましていただき、感謝いたします」
え?アルテミス…助けてくれないの?躾を容認するの?なんで?
「アルテミス、答えてやれよ」
「あっ、はい…いきなり、物理的にアレコレされないだけ、ましだよ、美奈子ちゃん。この城に仲間以外が来た時点で、その者には調教という躾が行われるんだ。なんで、美奈子ちゃん、来ちゃったんだよ。ボクは彼の前では下僕の立場だ。君を助ける権限はない。ごめん…」
え~、鬼の下僕って…なんで?こんな奴の?あっ…うぅ…胸が張り裂けそうで苦しいよ~
「こんな酷いエロ神だけど…ボクの大事な者であるから、彼の下僕で有り続けたい。美奈子ちゃんにはわからないだろうな。きっと…」
わからないよ~こんな、悶々とした状況じゃ理解力なんかないって…
---一誠---
美奈子は視姦だけで達してしまった。変身状態のまま、今は首輪をして、調教部屋に入れてきた。さてっと、
「アルテミス、本題だ。あの魔法陣の意味はわかったかな?」
「う~、ボクの…あぁ、オスの口調は抜けないな。私の知っている神格魔術とは違うみたいです。フレイヤ達が言うように次元転移系な気がするんですが」
「そうか…そうなると、次の疑問だな。ロキは次元転移術で、オラリオのあった大陸ごと、この時代に転移してきた。なんでだ?」
「ねぇ、オラリオ時代の天界にはヘファイストス、アテナ、アプロディーテー、ヘルメスがいたのよね?」
ハニーから声があがった。
「いたよ。そこから導き出されるのは?」
「パンドラ…聖書とは違う天界での、最初の人間の女性。天界からツボと一緒に人類に送り込まれたと言われている」
「あ、あの話か…パンドラが送り込まれる前から女性はいた。人間は繁殖を繰り返して、人類と呼ばれていたんだよ。あぁ、天界で作られた最初の女性ってことにはなるかぁ…う~、パンドラの箱か。あの迷宮はパンドラの箱だとすると…ヤマトが出てくるなぁ」
「そうなりますよね…全然、災厄じゃないですよね?」
「いや、僕達のチームとしてみれば、問題ない存在だが、ヤマトを知らない者から見たら災厄だろうな。なんせ、闇の帝王だし、破壊神だし、恐怖の対象にはなるが…この世界にヤマトはいないから…あっ、強制転移の術かぁ…まさかな…」
「でも、迷宮からヤマトさんが出て来たら、それはそれで驚きですよね?」
「まぁねぇ…驚くよ。それなのかな?あと、災厄…闇の王だとするとアリスになるなぁ。僕達のチームメンバー以外の恐怖の対象ってなんだ?」
「パンドラ自体かな?」
「なぁ、ロキって元々火が神格化したんだよな?」
「そう言われていますねぇ」
「で、パンドラが地上に来たのは、確か…プロメーテウスが天界から盗んだ火を人類にプレゼントしたことにゼウスが激怒してだったかな」
「言い伝えではそうです…あぁ、人類に対する厄災の火種のパンドラ=ロキってことですか?」
「まぁ、推測の1つだよ。あと、ロキの目指す神々の黄昏って、ゼウスが主神のギリシャ神話の天界の神達と、オーディンが主神のアースガルズの神達の戦いって、突飛すぎるけど、推測の1つだよ」
「根拠はあるんですか?」
アルテミスがきいてきた。
「いや、アテナの率いる聖闘士達って、ギリシャ神話の最終決戦に向けての戦士かなって。ふと、そう思ったんだよ。あの神話体系の敵は巨人族だったし、確かロキは巨人族の血を引いていたしね。その辺りの絡みとか因縁があるんじゃないかなって」
「言われて見れば、伝承からの推測ですが、ロキが両方に絡んでいそうですね」
「アイツの高みの見物って、これかなって…欧州版の三大勢力戦争…」
「う~、アテナは私達の勢力に就きますかね?」
「現時点では、就くというか、バックアップを頼まれた」
「でも、第三の勢力はチームシュウの可能性もありますよね?」
「あるよね。ウラノスが抑え込んでいる物の正体にもよるけど」
「で、私は何をすれば良いのですか?」
「アルテミスには、あの魔法陣の解析を頼みたい。フレイヤも多少知識があるようだから、二人で進めて欲しい」
「でね…美奈子ちゃんはどうなりますか?」
「あの部屋に入れたんだ。どうなるか、わかるだろ?」
「そうなりますよね…」
---月野うさぎ---
「え?アルテミスと美奈子ちゃんが行方不明?」
私は月野うさぎ。ひょんなことからメスの黒猫のルナに出逢い、セーラー戦士に加わることとなった元普通の中学生である。
「うん。連絡が付かないのよ。無事ならいいんだけど」
仲間のセーラー戦士である、亜美ちゃん、レイちゃん、まことちゃんに連絡をして、みんなで探すことにした。
私は月の光を操るセーラームーン。亜美ちゃんは、氷や水を操るセーラーマーキューリー、
レイちゃんは炎や霊力を操るセーラーマーズ。まことちゃんは、雷や植物を操るセーラージュピターに変身できるセーラー戦士なのだ。
「美奈子ちゃんのいなくなった日の足取りを調べましょ」
と、亜美ちゃん。IQ300の天才で、セーラー戦士の頭脳と言ってよい。調べて見ると、現代の英雄と言われる、兵藤誠さんに会いに行った後、足取りがわからなくなっていた。なので、4人で誠さんの家に向かった。
「うん?うさぎちゃん…美奈子ちゃんの事かな?」
何やら事情を知っていそうな誠さん。
「お願いです。美奈子ちゃんのことを教えてください」
「彼女の事はあきらめなさい」
って、即答だ。
「どうしてですか?」
と、亜美ちゃん。
「彼女は、もう君達と一緒には戦えないと思う」
「何があったんですか?」
「触れてはいけない勢力に絡んだとだけ、言っておこう。あまり話すと俺の身も危ないから」
「現代の英雄、最強のホモサピエンスと言われている誠さんがですか?」
「あぁ…本気で戦えば、俺なんか瞬殺されるよ。まったく…アイツときたら。はぁ…」
凹む誠さんを初めて見たかも…
「どんな勢力なんですか?」
「亜美ちゃんなら、分かってくれると思うが、敵にしてはいけない勢力だ。あんまり、こだわるな。君達まで失ったら、人類の損失だと思う」
「え?それって、美奈子ちゃんは…」
「だから、もうあきらめなさいって」
「許さない…美奈子ちゃんを手に掛けた奴が…」
「あん?許せない?父さん、今、あの娘が許せないって言ったけど…」
小学生くらいの少年が誠さんに話しかけた。誠さんの息子かな?
「いっ、一誠…帰ってきたのか。今日は早いな」
「あん?父さん、話を逸らすのは良くないよ」
「夕食は何がいいかな?」
「父さん!」
「はい…」
誠さんの顔から血の気が引いている。なんで?
「うっ…美奈子ちゃんの行方を捜しに来たんだよ、彼女達は」
「ふ~ん…」
少年に睨まれると、身体の中の何かが刺激されているみたいだ。何だ?この感覚は…
「うさぎちゃん、あの少年は人間ではないわ。注意して」
と、ルナが囁いた。
「その猫、しゃべれるのか…アルテミスの猫仲間かな?」
「アルテミスを知っているの?」
ルナがきいた。
「知っているよ。僕の下僕だ」
「下僕?なんで?」
「君達の仲間になる前は、僕の下僕だったんだよ。彼女は」
「彼女?アルテミスってオス猫じゃ?」
「うさぎちゃん…彼女は本来女神なんだよ…って、あなたがシュウ様ですか?」
女神様?
「昔はね。今は能力の大半が使えない、小学校1年生の兵藤一誠だ♪」
「シュウ?って何者?ねぇ、ルナ」
「アルテミスが惚れ込んだ神よ。彼女は、他の男と交われないようにオス猫になったと聞いているわ」
「はい?」
なんだ、その理由は…こんなおかしな奴に、そこまで惚れ込むなんて…
「で、君達は地獄に行きたい?それとも、この家から出て行ってくれる?これでも僕、忙しい身なんだよ」
「一誠、止めろ!」
誠さんが彼を制止するように、私達との間に入った。
「父さん、本気で親子ゲンカをします?僕は構わないよ。どうするんだよ、誠!」
「シュウ…まずい…逃げろ。俺が時間を稼ぐ。亜美ちゃん、みんなと逃げろ、早く!」
「逃げない。みんな、戦うわよ。そして、アルテミスと美奈子ちゃんを取り戻す」
「「「うん」」」
---一誠---
父さんの警告を聞かずに、変身したセーラー戦士達。でも、ここって家の中なんだけど…
「父さん、家の中ではマズイので、コイツらと戦闘フィールドに行くよ」
目の前のセーラー戦士4名と僕は戦闘フィールドに転移した。
いきなり別の場所に転移したことに驚く4名。いいなぁ。セーラー服とハイレグレオタードが融合したようなコスチューム。エロ戦士なのかな?あぁ、戦闘フィールドなら、本来の姿でも負荷はかからないか。ってことで、本来の姿に戻る僕。
「鬼…誠さんの息子が鬼だったとは…」
ふふふ。どの娘から躾けるかな?一番背の高いポニーテールの娘が、襲い掛かってきた。では、君から♪
両手首を掴んで、上矢印状態でリフトアップする。肩がはずれるかな?目の前に胸を持って来て、セーラー服の上から舐める。
「肩が…止めろ~あぁ…あっ…あぁん…ダメ…」
これだけの刺激で、濡れてきたいる。こういう刺激は初めてなのかな?
『ふふふ、なぁ、太股を伝う液は何かな?』
躾けている娘へ念話を送る。
「え?それは…あぁ…お願い…止めて…」
虚ろな目で懇願された。次だな。取り敢えず、こいつも変身状態で全裸にした。俯せで状態で力無く倒れる少女。
「まこちゃん…コイツ!」
長い黒髪の少女から炎系の攻撃が発動されてきた。僕は怯むこと無く、被弾して吸収していく。
「効かない?なんで?」
少女の近くまで進む。そして、気をつけの姿勢のまま、腕を掴みリフトアップさせて、唇を奪う。舌を挿入して、彼女の口内を刺激しつつ、僕の唾液を飲ませる。しばらくすると、ジタバタしていた彼女が大人しくなったので、全裸にしてから放り出す。
「次はどっちだ?」
ボブヘアの娘はシトリー家みたいだ。氷と水の術使いか。お団子頭の娘は動けないみたいだ。では、こいつを先♪
「効かない…なんで?来ないで~」
いいなぁ、恐怖を感じている、その顔…低位置へのタックルで押し倒した。太股の感触がたまらないな。その場で全裸にして、手で胸を弄び、肉棒を下腹部にあてがう。目の前の少女は観念したみたいで、抵抗をまったくしてこない。
「やめてください…」
消えるような小さな声で訴えてきた彼女。
「なら、口で奉仕してくれるかな?なぁ」
頷く彼女。彼女の身体を自由にしてあげると、両手で刺激を与えながら、肉棒を舐めたり、口に含んだりしてくれた。ぎこちないけど、それなりに気持ちが良い。
「おっ、お前…亜美ちゃんに何させているんだ?」
やっと、お団子頭が動きだしたみたいだ。が、目の前の少女が、
「あなたが満足するように努力します。だから、彼女達は見逃してくれませんか?」
自己犠牲か。
「その願いを叶えよう」
目の前の彼女以外を家に強制転移させて、僕と目の前の彼女で、キャッスルドランへ転移した。
---誠---
無傷のうさぎちゃんと、全裸のレイちゃん、まこちゃんが転移してきた。
「誠さん…悔しい。私、何もできなかった」
うさぎちゃんが泣きながら俺に縋りついた。残りの全裸の2名はピクリとも動かず、床に倒れている。
「だから、言っただろ?その程度の能力で勝てると思うな」
「どの位の能力なら勝てるの?」
「神を超える能力だ」
「…」
俺の言葉に固まるうさぎちゃん。
「アイツを倒せるのは神を超えた者だけだ」
「神を超えた者っているんですか?」
固まっているうさぎちゃんをスルーして、ルナがきいてきた。
「いる。アイツがそうだ。能力の大半が使えないのに、すでに神のレベルを超えている」
「そんなに強いんですか?」
ルナが驚く。
「あぁ、強い。全盛期はもっと強かったんだから、アイツはすごい。アイツを倒す奴がいたら見てみたいが、アイツが倒れれば、この世界は滅亡だよ」
「彼は、この世界の守護神ですか?」
「そうだよ。エロ神成分が濃いのが問題ではあるが」
と、全裸の二人に視線を向けた。
---一誠---
今日、手に入れた獲物に首輪を付けて、調教部屋に収納した。調教部屋を出ると、アルテミスが心配した顔をしていた。
「どうしたんだ?アルテミスの調教部屋に行きたいのか?」
「私が行けば、二人を解放してくれますか?」
「現時点での解放は無いな。下僕になれば解放はするけど」
「私がシュウを満足させます。だから…」
「アルテミス、くどい」
アルテミスを全裸にして、調教部屋に強制転移させた。
「アルテミス…今の僕は時間が惜しいんだ。能力の大半が使えない。だから鍛錬をする時間が欲しいんだよ。早く、みんなを護れると豪語できるくらいに戻りたいんだ。だから、何度も今の僕に言わせないでくれ…」
「ごめんなさい…無駄に時間を…でも、彼女達は解放して欲しいです」
アルテミスの目を見つめる僕。
「今の僕には出来ない。解放すれば、また、君を奪い返す為に、僕に立ち向かうだろ?それの繰り返しになる。わかるよな?」
頷くアルテミス。
「以前のように能力が使える状態なら、遊んで解放したかもしれない。でも、現状は無理だよ。アルテミスの希望に沿いたいが、今は無理。すまない。君の心を踏みにじる行為をして」
「いえ…シュウの気持ちも分かる。一緒にあの時代を生きたから」
「アルテミス、この部屋にお前を幽閉する。そこの二人が僕達に牙を向かないように説得してくれ。説得できたら、三人とも城内では自由にさせてやる。但し、その二人の躾はしていく。いいな」
頷くアルテミス。
---美奈子---
艶めかしい喘ぎ声で、目が覚めた。目の前ではAVビデオ状態のシーンが展開されていた。あの男とアルテミスが交わっている。助けなきゃ。え?首輪?声が出ない。隣を見ると、私と同じように首輪でつながれている亜美ちゃんがいた。
「あぁぁぁ…」
アルテミスはぐったりとしていた。
「さてと、お前だ」
と、アイツが私の前に立つ。大きい…あんなの入らないって…
「入らないなら、口で奉仕してよ」
頭を掴み、口元にアレを近づけてきた。えぇっと…
「何も知らないように装ってもダメだよ、み、な、こ、ちゃん♪」
え~、そんなことを言われても…えっっ?身体が勝手に…
「僕は君の身体を操ることもできるし、君の心の中も読める」
ダメじゃん。今まで思ったことは筒抜けなのね
「そうだよ。だから、声を出せなくしても、会話はできるんだよ、美奈子ちゃん♪」
大きい口を開けて、アレを頬張る私。口元から唾液が流れ出していく。
「多少の無理は大丈夫だよ。変身状態だからね」
いや、変身状態でも無理なことはあります。それから、いくつかのプレイの後、変身状態の私は開通された…隣の亜美ちゃんも…変身状態だったためか、出血はなかった。
「変身状態だから、いつでもできるんだよ。生身じゃ、ダメな日とかあるけど♪」
変身状態って不便だ…あの日だからダメですって、断れないのね…
「どうすれば、ここから解放してもらえますか?」
亜美ちゃんが質問をしていた。
「僕に服従する意志を持てばだ。アルテミスは、お前達が心配で、この部屋には志願して来た。されなくても良い躾をされているのは、お前達のせいだ。反省をしろ」
アイツは出て行った。アイツが出て行くと、部屋の中は真っ暗に。
「亜美ちゃん、うさぎちゃん達は?」
アイツが出て行ったことで、声が出せた。仲間の安否をまず尋ねた私。
「まこちゃんとレイちゃんはやられた。うさぎちゃんは無事よ」
「無事…でも、私達を助ける為に、再度立ち向かうんだろうな」
「うん。だから、私はここに来たの。うさぎちゃんに手を出さない代わりに、私が彼に奉仕をする為にね。私達では、絶対にあの人には勝てない。物理攻撃も術での攻撃も、効かない。誠さんが言っていたわ。戦ってはいけない相手って…私もそう思う」
「攻撃が効かないって…」
「う~ん、攻撃が透過したり、吸収されたりしているみたい。でも、私達に性的ないたずら以外はしなかった。それ以外の攻撃だと、私達が死んじゃうからだと思う」
「エロ行為以外は即死級ってこと?」
「だと思う」
「そう…亜美ちゃんの推察通りよ」
って、アルテミスが意識を取り戻したようだ。
「彼は神なの。エロ神だけどね」
「「エロ神?」」
私と亜美ちゃんが同時反応した。
「実際はエロ神では無いんだけど…うん、普通に攻撃したら、死んじゃうから、女性にはエロ行為をするの。男性相手だと躊躇なく地獄を見せるけど」
「実際問題、彼に勝てる者はいるんですか?」
亜美ちゃんが質問していく。さすが、セーラー戦士のブレーン役だ。
「いない。女性相手だと油断して、罠にはまる場合はあるけど、反撃は惨いから、そういう事はしないでね。それに、彼は一人ではない。チームメンバーを多数持っているの」
「どの位の戦力なんですか?」
「彼抜きでも3日あれば、この星を壊滅できるくらい」
「たった3日で?」
「そう…でも、彼が能力を取り戻せば、一瞬で壊滅できる。その位の戦力よ。だから、もう彼とは戦おうと思わないで。お願いだから…」
アルテミス…そんな勢力に刃向かったの?私の為に…私が取り戻そうとしたから…
「どのみち、私も亜美ちゃんも美奈子ちゃんも、みんなの処には戻れない。ここで彼と共に生きる覚悟を持ちなさい」
「うさぎちゃん達を護ってくれるなら、私はここで生きます」
亜美ちゃんの決断は早かった。
「そんな彼が守護してくれれば、うさぎちゃん達はこの先、無事ですよね。どんな敵が出ようが」
「それは、保証する。ただ、彼はまだ能力の大半が使えない。そのことが彼自身を追い詰めていたんだ。彼がこんなことをした理由を知らずに、私は彼を追い詰めてしまった。私がここにいるのは彼の優しさだよ。追い詰めてしまった私が目の前にいたら、殺しちゃうからね」
そんな理由なのか。なんか、ねじ曲がった愛情だな。
『ねじ曲がった愛情で悪かったな』
って、彼から念話が届いた。え?遠隔でも読心できるのか…怖っ…
伝承関連は、ウィキペディアに書かれている事を参照しました(^^;