※この作品はR-18です。

神器なき男2   作:もっち~!

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新スキル降臨*

 

---シュウ---

 

そして、夏休み…禁断の魔術ギルドの門をくぐった。魔力、魔法力、オーラなどの上限を上げるために、苦行を再び行った。まぁ、苦行と行っても、箱の中で心を無の境地にして座禅を組むだけだけど。

 

ドエスな上司の計らいで、1秒を1年換算にしてくれていたので、夏休み期間の40日程度で、途轍もなく長い期間の苦行となった。

 

そして、夏休みの終わる日に、帰宅♪

 

「なんか、とんでもなくなっていないか?」

 

誠が僕を見て、そう感想を漏らした。

 

「そう?実感がないんだけど」

 

何をして試せば良いかな?

 

「ねぇ、屠って良い人物っていないかな?」

 

「えっ?実験するのか?いないぞ。居たとしたら、未だに見付からないリリン達だろうな」

 

見付かっていないのか…残念。あっ…閃いた♪目的の場所に転移して、直ぐに帰宅した。僕の帰宅と同時にアジュカさんが転移してきた。

 

「シュウ君、何をしたんですか?」

 

顔からは完全に血の気が失せていた。

 

「アジュカさんの用意してくれた仮想フィールドで、オーラを全開にして纏ってみました♪」

 

アジュカさんの表情から、ただならぬ事態を感じ取った誠が、彼に尋ねた。

 

「どうしたんだ?」

 

「強度を強化した仮想フィールドが一瞬で消えた…」

 

「シュウ…どういうことだ?」

 

状況に恐怖を覚えたのだろうか、誠の顔からも血の気が失せていた。

 

「だから、オーラを纏っただけ。それだけで、仮想フィールドが崩壊しちゃったんだよ。上限があがったみたいだ♪」

 

「おい、小二でラスボスか…」

 

「どうだろうね。まだ見ぬ強い者がいるかもしれないし」

 

上限が上がったのなら、一誠の姿でなくても維持できるのかな?自分の疑問を自分で試す。元の姿をイメージして念じると…戻れた♪

 

「それが、本来のお前か?」

 

姿見を見ながら返答をする。

 

「そうだね。こんな感じかな。永遠の17歳だから…」

 

「一誠も17になれば、そうなるのか?」

 

「いや、ならないだろう。僕は別の世界の一誠ではないから」

 

手元に悪友のイッセーと写った少し色褪せた写真を転移させて、誠に見せる。

 

「こいつが、僕の世界の一誠だよ。こんな感じになるんだろうな」

 

一誠の写真をマジマジと見る誠。

 

「確かに、シュウとは違う面構えだな」

 

「じゃ、アレのテストもしようかな」

 

リビングを見回すが、女性陣全員が僕と目を合わせないようにしている。

 

「強度が一番強そうなオーフィス、愛し合おうよ♪」

 

あのオーフィスが涙目になって、頬に汗を流している。どうしたんだ?

 

「我 シュウの中に行く」

 

オーフィスは僕の中に逃げ込んだ。え?そんなに危ないオーラなのか。

 

「じゃ、忍♪」

 

名前を呼ばれて、ビクっとした忍。

 

「妾は…いや、私は、言葉遣いの勉強を…」

 

オーフィス同様に、僕の中に逃げ込んだ。

 

「なんで?よし、ここは一番強気な者にしよう。ラム、当選しました」

 

「えっ…ラムですか…いや、ちょっと…」

 

「鬼族同士仲良くしようよ♪」

 

バッシ~ン!

 

頭を思いっきりハリセンで叩かれた。誰?振り向くと、リーラがいた。

 

「もう!そのオーラのダダ漏れ状態を治してからにしてください」

 

「ダダ漏れ?」

 

「気づかないでしょうけど、死を感じるオーラがダダ漏れしています!」

 

えっ?そうなの?そう言えば、誠のツッコミが入らなかったなぁって、誠とアジュカさんの居た所を見ると、失神したのか倒れている。

 

「オー君や忍ちゃんですら、逃げる威力なのよ。そんなオーラをダダ漏れされて、添え寝なんか出来るわけないでしょ?」

 

リーラの口調が、彼女の中の人のメイビスになっている。

 

「なんで、ダダ漏れなのかな?ため込めないのかな?」

 

『たぶん、能力の向上速度に、体組織の更新速度が追いつけないのかもしれません』

 

って、ツヴァイから念話が届いた。

 

「どうすれば、ダダ漏れが止まるの?」

 

取り敢えず、一誠の姿に戻る。これでダダ漏れは防げたはずだ。張り詰めていた空気が緩んだ気がする。

 

「シュウ、うかつに元の姿にはならないで。仲間もヤバいよ」

 

メイビスから忠告がなされた。確かに、オーフィスと忍が逃げちゃうと、大抵の仲間は戦力外だよな。

 

『モレの原因がわかりました。体組織が進化途中のようです。進化しきれば、モードチェンジ機能が付くようです』

 

ツヴァイが、僕の身体の内面から調べてくれた結果を、知らせてくれた。

 

「モードチェンジ?」

 

『現状ではよく解らないですが…禁断の魔術ギルドでの鍛錬の成果かと思われます』

 

あぁ、グレードが上がったんだね。

 

『今までは瞬間に更新されたようですが、能力のロストが原因で、更新速度が追い付かない感じです』

 

「魔物姿には絶対にならないでね。シーグヴァイラさんのようなダメージがあると思うから」

 

「あの姿にはもうなりたくない…あの姿にならないで、あの能力が付与されるのかな?」

 

僕の魔物化した姿を見た、僕の愛すべき妻であるシーグヴァイラ・アガレスは、あまりにおぞましい姿を直視して、精神を病んでしまった過去がある。

 

「そうなると良いですね」

 

「で、今夜の相手は誰?」

 

え~~、女性陣全員が僕に背を向けた。リーラを除いて…

 

 

--------

 

リーラには、明日から新学期が始めるので、その準備をしてもらう為に、今夜は手を出すことを止めた。さて、どうするか…

 

あっ!

 

一人、この場にいない、まだ遊んでいない女性がいることを思い出した。キャッスルドランに転移をする僕。

 

そして、牢屋にいるクローディアの元を訪ねた。

 

「で、調教具合はどう?」

 

担当教官のガブにきいた。

 

「強情で精神も強いし、シュウさんの好みかと思います」

 

鎖に繋がれているクローディアの前に立つ。

 

「何をするの?こんなもんで、私は変わらないわよ」

 

ガブの躾では効果がないのかな?久しぶりに、赤い液体の入った瓶を取り出した。蓋を外して、臭いを嗅がせる。

 

「ち、ちょっと…マジ?ダメだって、それは…」

 

液体の正体に気づいたクローディア。

 

「どうダメなの?小二の僕にわかるように説明してね♪」

 

「お前はバカか?それはダメだろう…どう考えても…」

 

緑色の液体の臭いを嗅がせてみた。すると、クローディアは絶句している。

 

「ねぇ、お姉さん。赤と緑、どっちがいい?」

 

「おい…その純真無垢そうな顔で、そういう選択をするなよ」

 

クローディア的にはパニックなようで、口調がお嬢様系のおしとやかな言葉遣いでは無くなっていた。赤い液体を筆に付けて、口紅のように唇に紅を差した。

 

「痛っ…それはダメ…」

 

「お姉さんの唇がタラコみたいだよ。そうそう、明日から新学期だけど、それで行く?」

 

僕を睨むクローディア。これは虐めがいがあるけど…学校には行ってほしいし

 

「どうすれば、素直になってくれるかな?」

 

「素直?ならないわ」

 

「そう…じゃ、奥の手かな?」

 

ある人物をクローディアの目の前に転移させた。驚く彼女…

 

「お父様…」

 

彼女の父は、彼女の胸を揉みながら、乳首を舐めて、吸っていく。

 

「いや…お父様…やめてっ…」

 

「じゃ、クローディア。親子で仲良くな!」

 

僕とガブリエルが、その場を離れようとすると、

 

「待って…待ってください…お願い、止めさせてください。あっ…」

 

父親が、娘の腰に手をかけて、腰を持ち上げた。

 

「そこはダメぇ~」

 

「素直に仲間になってくれるかな?」

 

渋々、頷く彼女。僕は彼女の父親の幻影を消し去った。そして、彼女の束縛を解いた。その瞬間、彼女は扉に向けて走り出した。仲間になると見せかけてか。さすがだ、腹黒なクローディア。

 

「逃げられないよ。その扉はダミーだし」

 

扉を触り、扉の正体を知った彼女。

 

「これって、絵なのね…」

 

「ここには、転移魔法でしか、出入り出来ないよ」

 

彼女の腰に手を掛けて、腰を持ち上げた。彼女の頭部はバランスを失い、前のめりになった。

 

「やめなさい。このケダモノめ~」

 

「ガブ、実験をするから、ここから退避してくれる?」

 

「了解です」

 

ガブリエルがこの場から去っていく。

 

「実験って?何をするつもりなの?」

 

『ビーストモード』

 

モードチェンジをしてみる。身体が変化していく。毛むくじゃらになり、口が尖っていく。これって狼男モードなのか?

 

「犬男?」

 

クローディアが口出した。え?犬なの?狼でないの?彼女の臭いを嗅いでみる。

 

「臭いなんか嗅がないで~あっ…ダメ…いっ…」

 

臭いを嗅ぎつつ舐めてみた。顔を紅潮させていく彼女。あぁ、臭いを嗅ぎながら舐めるには良い形態かな。うん?このモードだと交われないみたいだ。棒が無い。戦闘特化モードってことなのかな?

 

『カオスモード』

 

次を試してみた。身体が真っ黒くなっていき、体表面には毛は生えていないようだ。

 

「今度は人型のまっくろくろすけ?」

 

あっ…このモードは交わる機能があるようだ。試しに差し込んで見た。どんな大きさ、形状の穴でも出入りできる。まるで流体のような感じだ。相手の闇を吸い込んでいるようで、クローディアの腹黒オーラが消えていく。

 

「え…身体が素直に反応していく…」

 

クローディアの性的刺激防御力が落ちていったのか、刺激に身を委ね始めた。これって、調教モードなのか?

 

「あぁ…心も体も蕩けていく…好きして…ください」

 

あんなに強情だったクローディアが短時間で陥落した。え?高ピーな女性にエスプレイの夢が脆くを崩れていった。

 

今の所、脳裏に浮かんだモードはこの2つだけだ。時間をかければ、もっと発現していくのかな?まぁ、取り敢えず、素直な少女になってしまったクローディアを、家にお持ち帰りした。

 

 

------

 

次の週末、実験場所がないか模索した。たぶん、使っていかないと、ダダ漏れは止まらないだろうから。

 

リビングで考えて居たら、たまたま目が合ってしまった者がいた。コイツで実験をしようかな?

 

「ラム…付き合ってくれる?」

 

「え?ラムですか?レムの方が胸が大きいですけど」

 

妹を差し出して、逃げにかかるラム。

 

「ラムがいいんだけど」

 

「なんで、レムじゃダメなんですか?」

 

信じられないって顔で姉を見るレム。

 

「わかったよ、ラム。レムと二人でお願いね♪」

 

「「えっ、え~!」」

 

ステレオサウンドの悲鳴が聞こえた。

 

 

 

二人と一緒に、実験用にと作った星に転移した。

 

「ここなら、逃げ場はないよ♪」

 

「あなたは鬼ですか?」

 

レムが文句を言うが、

 

「鬼に言われたくないよ♪」

 

『カオスモード』

 

黒い人型になった僕。

 

「全身真っ黒…目とか口も無いの…」

 

レムが後ずさりして、いきなり鎖付きの鉄球をぶつけてきた。攻撃する素振りを見せずに、この攻撃は、開幕砲撃のゼノヴィア並だな。鉄球は、地面にクレーターを作るが、僕には影響が無かった。アブねぇ~な。

 

「攻撃が透過した…お姉様、危険ですよ」

 

ラムはレムの言葉に反応せず、いきなり魔法をぶっ放してきた。この姉妹、攻撃する直前まで素振りを見せないのか。直撃した魔法は、吸収されていく。あ…そうか、『カオスモード』って魔人化ってことなのかな?

 

「魔法も効かない…どうすれば…あっ…あぅ…」

 

妄想したラムの胸を掴む動作をすると、ラムが胸を押さえた。じゃ、レムのデリケートゾーンを妄想して舐める動作をしてみる。

 

「はぅ…あぁ…」

 

レムは顔を紅潮させて、内股気味に立っている。これは、面白い攻撃方法だな。ラムの頭部を妄想して、手で掴み近くに持ってくる動作をすると、ラムが引き摺られて、僕の目の前にきた。彼女の入れられそうな穴を妄想して、入れる動作をしてみると、

 

「あぅ…はっ…いい…」

 

顔を紅潮させきったラムは、自発的に、黒い棒状の物を咥えて、感触を愉しみ始めた。流体なので、侵入には適しているが、前後左右に動いても、棒状の物は障害物に沿って広がるだけで、障害物を退かすほどの強度は無いようだ。刺激はそれなりに感じるけどね。相手をその気にさせるのには良いかもしれないが、アレコレとは愉しめないなぁ。

 

『ビーストモード』

 

挿入したまま、モードチェンジをすると、メインの棒だけ残り、他の棒は霧散して消えた。あぁ、このモードだと、棒は1本のようだ。そして、穴から取り出すと霧散して消えた。このモードではデフォルトでは棒無しなんだろうか。

 

ラムの股間の臭いを嗅ぎながら、舐める。ラムは興奮してきたのか、服を脱ぎ始めた。

 

「直に舐めてください…ご主人様…」

 

彼女の全身を舐めまくる。見て愉しむ分には良いけど、快楽的な刺激のフィードバックは無いようだ。まぁ、戦闘モードだからなぁ。

 

姉の淫らな姿を唖然として表情で見ているレム。その時、降って湧いたように、脳裏に浮かんだ。

 

『ドールモード』

 

人形なの?誰が?僕の視線の先にいたレムの動きが不自然に見えた。レムが人形なのか?着せ替え人形だった、つまらないよな。指をなにげに動かすと、それと連動して、レムが動く。これって、相手を操り人形にさせるのかな。僕は人形遣いとして、人形を思うがままに操っていくとか?

 

何はともあれ、実験だな。想像通り、レムは僕の操作通りに動く。服を脱がせて、僕の前に立たせて、交わる。これだと、感触もあり愉しめそうだが、難点を発見して、萎えていく。このモードの難点、人形になった相手は言葉を発することができないようだ。喘ぎ声とかをBGM感覚で聞きたいのに…

 

3つのモードを試したが、戦闘では使えそうだけど、エロには使いづらいなぁ。エロに特化したモードって無いのかな?

 

『それはあなた自身でしょ♪』

 

って、ドエスな上司から念話が届いた。そうか…本来の僕に戻れば、それがエロに特化したモードになるのか…盲点だった。

 

『エロ神モード』

 

僕は本来の姿に戻った。ツヴァイに、ダダ漏れしているかを確認すると、前回よりは漏出量は減っているようだ。やっぱし、色々なモードをつかっていかないと、ダメなんだろうな。

 

ふと、不埒なモードが脳裏に降臨してきた。

 

『ドエス上司モード』

 

僕の身体は、スタイルの良い女性の身体に変化していった。

 

『ちょっ、ちょっと待ちなさい…ダメだって…』

 

すごく慌てた上司の声が脳裏に聞こえた。そういうことか…ふふふ。形の良い手頃な大きさの乳房から上向き気味にそそり立っている、僕的にはそそる大きさの乳首を指でコネコネ。

 

『あぁ~ん…ダメ…やめ…てっ…』

 

艶めかし上司の声と共に、その刺激を愉しめる。これって、良いなぁ。これにも難点はある。僕自身のモノを使ってアレコレ出来ないんだから。でも、会ったことのない者を虐めるのは愉しい♪もしかして、遠隔だと。声は聞こえないのかな?上司とは念話でつながっているけど。

 

取り敢えず、上司で遊び切ってから、遠隔は試してみるか。上司のデリケートゾーンは未使用なのか淡いピンク色をして、とても柔らかい。

 

『そこは…やめなさい~ねぇ、やめて…ください。はう…あぁ…いい…もっと…』

 

アレコレ遊んでいると、全身に電流が走る感覚があり、いつもの小学生姿に戻っていた。達したのかな?上司に声をかけるが、声での反応は無く、達した後の女性の呼吸音だけが聞こえてきた。

 

遠隔よりも、本人の前でするとどうなるんだ?興味が尽きない僕は、ラムレムと共に帰宅した。そして、次なる獲物の場所に、僕一人で転移をした。

 

 

 

---月野うさぎ---

 

私は今、戦っている。全身全霊をかけて、敵に立ち向かっている。今回の敵は、救援が呼べない。それだけ、厄介な敵だった。

 

 

 

夏休み明けて、すでに1週間。なのに、未だに終わっていない夏休みの宿題と戦っていた。毎年思うのだが、7月中にやり終えれば、後は楽だと。宿題を終わらせるべき、シャープペンを走らせていたはずなんだけど、いつの間にか立っていた。

 

目の前には私がいた。同じ顔、同じ服装、同じポーズ…こんな場所に鏡はなかったはず。

 

『実験に付き合ってもらうよ♪』

 

えっ…鬼の声が聞こえた。実験?何の?私の意志とは関係なく、私は服を脱いでいく。目の前の私と同じ動作をしているようだ。なんなの、これは?

 

『実験だよ。うさぎお姉ちゃん♪』

 

鬼の声は弾んでいる。美奈子ちゃんにすれば良いのに~

 

『アイツはエムだからつまらない』

 

私だって、どっちかと言うとエムだよ~声に出さなくても会話できるのは良いけど、何の実験なのよ~

 

『操り人形化実験だよ』

 

そうか…目の前の私は私じゃなくて、操り人形で、その通りに私は動かされているんだな。

 

『おしい、お姉ちゃん、60点♪』

 

私の考えは良い線なのねって…指で自分の乳首を…

 

「あっ…いい…」

 

股間が温かくなってきた。これって、自慰プレイ?

 

「あぅ…ん~いい~」

 

これって、喘ぎ声が漏れるってやつかな。

 

『お姉ちゃん、初めて?』

 

そうだよ。悪いか?えっ…何するのよ~自分の手をグーにして入れていく私

 

「あっ…ダメ…」

 

手首まで入ったよ~えっ…中でパーにしないで

 

「すごい…いいよ…」

 

口の端から流れ出ている生暖かい液体…目の前の私の表情は、恍惚…今の私もそうなんだろう…

 

 

---シュウ---

 

電流が駆け抜ける感覚を感じ、元の姿に戻った。思った通りだ。うさぎを、ベッドに横たえて、手を抜いておく。そして、布団をかけてあげた。

 

これって、戦闘でも使えるのかな?これで、相手を弱らせて…あぁ、タイマンでないと、僕も無防備か。使い所が難しいな。

 

「シュウ、何をしているの?」

 

うさぎの部屋で考え込んでいたら、セーラーヴィーナスに変身した美奈子がやってきた。

 

「美奈子はどうして、ここに?」

 

「うさぎちゃんから、救援信号が来たから、急いで来たんだけど…敵って、シュウなの?」

 

美奈子が後ずさりして、入って来た窓から落下していった。アイツは、何しに来たんだ?それよりも、うさぎはいつ、救援信号を打ったんだどうか?う~ん…あっ、そうか。この部屋にはうさぎ以外にルナって猫がいたような。気配を探る。で、見つけた。どうするかな…オス猫だよな…猫をTSしてもつまらないし…う~ん…考えてもアレだから、帰るか。

 

今回はお持ち帰りなしで帰宅した。

 

 

---美奈子---

 

意識の戻ったうさぎちゃんから事情を聞いた。あの鬼は更なる凶悪なスキルを身に着けてきたようだ。

 

「でも、それって、相手が複数いたら有効にならないような」

 

私は自信満々で疑問を呈したのだが、

 

「シュウさんって、分身の術をお持ちでしたよね」

 

と、亜美ちゃんに否定された。あっ、それはそうだな。

 

「それに、シュウさんに攻撃すると、そのダメージって、術に嵌まった者が受ける気がするけど」

 

レイちゃんの指摘に一同頷く。

 

「厄介なスキルだな」

 

私の呟きにうさぎちゃんが反応した。

 

「美奈子ちゃんは大丈夫だよ。シュウさんが、美奈子ちゃんはエムだから、つまらないって」

 

え…図星ではあるが、心外だな、シュウ…

 

 

---シュウ---

 

仕事から帰ってきた誠に、新しいスキルの話をした。

 

「まだ、進化しているのか…で、この星を征服か?」

 

呆れたように言う誠。

 

「征服しないよ。メリットないんもの。この星のある宇宙を管理しているんだよ」

 

「あぁ、そうだったな。確かにメリット無いな。既に管理下だもんな」

 

「とにかく、この前のようなダダ漏れを起こさない為に、色々なモードを使って経験値を溜めるしかないみたいだよ」

 

「難儀だな、お前のスキルって…」

 

そう思うよ。ほんと♪

 

 

 

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