※この作品はR-18です。

神器なき男2   作:もっち~!

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駒王学園初等部編 Part3
依頼の見返り*


---シュウ---

 

ニパの抱える問題を除いて、無事に小学校3年生になれた。高校生への道のりは遠い。最近、スクランブルが多いので疲れ気味である。なので、平日の夜も一誠におまかせしている。問題の無い日に限るけど。

 

疲れがひどく眠気が酷い。エロ心も起きず、ひたすらに寝る毎日。鍛錬する量は減ったけど、スクランブル事案により、実戦による経験値の積み重ねで、徐々に上限が増えている気もする。

 

そんな平和な日々を過ごしていたのだが…ラリーから呼び出しが来て、AMPに向かった。署長室には、署長のラリーの他、レビア、キティの二人と、見知らぬ女性が1名いた。

 

「なんの用?エロ心が無いので、なんも楽しくないです」

 

と、ぼやく僕。

 

「来てすぐ、それか?」

 

僕を抱き抱えながらキティが言う。

 

「キティは、乳出ないし…」

 

「はぁ?乳の出るヤツが、お前の傍にいた試しがあったか?」

 

いや、ないです…凹む僕。

 

「頼みがある。見返りは用意できる。頼めるか?」

 

端的すぎるラリーの依頼。内容がわからない。見返りも見えない。

 

「内容と見返り次第だよ」

 

キティの胸に顔を埋めて感触を愉しむ。

 

「なぁ、こんなガキが頼りになるの?」

 

見知らぬ女性が、ラリーに噛みついている。

 

「あぁ、彼にしかできない。シュウ、エンジェル・ダストって聞いたことはあるか?」

 

なんかヤバそうな薬か?

 

「聞いたことは無い。人間用の薬か?」

 

「そうだ。幻覚剤の1種で、投与された者は、人間離れした怪力と運動性能を発揮し、多少銃弾を浴びても死なない「不死身」の体になるんだが、精神が麻痺し、外部からの洗脳を受けやすい状態になってしまう」

 

「戦闘マシン化か…で、それが?」

 

「あぁ、彼女は依頼者で、野上麗香さん。元刑事で、現在は探偵なんだが、彼女の姉は現職の刑事で、この件を捜査中に失踪した。あと、彼女とは別の探偵が2人が行方不明なんだ」

 

「探すのか?」

 

「出来るか?」

 

仲間と念話で会話をして、情報を仕入れた。

 

「野上冴子は薬でやくざの女になっている。槇村香は死亡。冴羽リョウは戦闘マシン化だ」

 

「どうして、わかるの?」

 

麗香がきいたきた。

 

「傘下組織に、九十九屋と銀河がある。そこから念話で仕入れた」

 

「ラリー、彼は何者?」

 

「はぁ?見ての通り、エロガキだが…それでは答えにならないか。見返りは、麗香、冴子、香の身体でどうだ?」

 

「はぁ?見ていないのに…ちょっと、それは乱暴だよ~」

 

「いやいや、勝手に私の身体を見返りにしないでよ~」

 

麗香と僕がラリーに抗議した。

 

「シュウ…エンジェル・ダストは無くしてくれ…」

 

抗議をスルーして、依頼内容を口にしたラリー。

 

「戦闘マシンは、破棄していいか?」

 

「できれば、回収・修繕してほしいな」

 

「う~ん…取り敢えず、手付けを払って貰えるかな?」

 

麗香のボディを舐めるように見る僕。

 

「はぁ?私?なんで?」

 

「依頼者でしょ?いやならいいよ。ラリー、僕は帰るよ」

 

僕は家に転移をした。

 

------

 

冴羽リョウと野上冴子は回収できた。魂と身体をクリーニングして、キャッスルドランで、凍結保存をしてある。残る一人が見付からない。死んでいるんだよな。招魂をしても魂は寄って来なかった。うん?なんで?

 

生きているのか?居間で、焼きプリンを食べながら考える僕。

 

「なぁ、リーラ。死んでいるのに招魂できないって、どういうことが考えられる?」

 

「うん?そうねぇ~脳死判定後に、生体移植されて、魂が付いて行ったとか」

 

あぁ…そうなるよな…それだと、魂を分離すれば良いのかな?

 

「生体移植先を探してくれる?あと、ダストの製造工場と、関わる組織を調べて」

 

「了解♪」

 

 

 

---麗香---

 

消えた少年の家の住所を、ラリーから聞き出して、そこへと向かう。AMPが信用している組織のボスだそうだ。少年なのにボスなのか?『九十九屋』と『銀河』とか、裏情報に精通していないと、名前の出せない組織を傘下にしているというし。何者なんだろうか?ラリー達は、言葉を濁して教えてくれなかった。自分の目で見て、判断しなさいってことのようだ。

 

東京の北西部にある駒王町にやってきた。静かな住宅街だ。しかし、胸騒ぎをする気配がときたま感じられる。得体の知れない者が蠢いているような。背筋を冷たい物が走る。なんだ?この街は…

 

教えてもらった住所に来たのだが、塀で囲まれていて、中の様子がわからない。って、いうか、この区画ってデカくないか?塀に沿って、歩くこと5分、塀が途切れる箇所に出た。そこには道場があり、木刀や竹刀のぶつかり合う音がしていた。道場の内部に目をやると、少女達が剣術の鍛錬をしていた。

 

「何か、ご用ですか?」

 

華奢な感じの少女に声を掛けられた。

 

「兵藤一誠君の家を探しているのですが、この辺りのはずですよね?」

 

目的の家について、きいてみた。

 

「えぇ、ここも敷地の一部です。正門は、この塀伝いに歩いていくと、ありますから、そこで呼び鈴を押してみてください」

 

と、教えられた。はぁ?ここも敷地の一部?どんだけ、広い敷地なんだ?あのエロガキは金持ちのバカ息子なのか?塀伝いに、門に向けて歩く私。

 

更に5分程歩くと、正門らしき場所に出た。見た目はモダンな造りの家であった。けど、大きさが半端ない。なんだ?この広い家は?

 

呼び鈴を押すと、メイドさんらしい人が出て、応対してくれた。そして、家の中に入った。玄関を入ると…玄関が広い、靴入れが大きい…ここは寮なのか?10人、20人って人数ではない気がする。メイドさんに案内されて、リビングに通された。

 

そこには、有名な人がいた。あっ…そうだ、『兵藤』だものな。そこには、現代の英雄、兵藤誠さんがいた。

 

「うん?一誠に用?シュウでなくて?」

 

怪訝そうに私を見る誠さん。

 

「一誠君って、誠さんの息子さんなんですか?」

 

「そうだけど…君は誰?」

 

あぁ、名乗っていなかった…

 

「私は探偵をしています野上麗香と申します。AMPのラリー署長の口添えで参りました」

 

「ラリーの?じゃ、シュウの方だな。アイツは、今、城にいる。もうしばらくすれば、帰って来るだろう」

 

シュウ?城?何の話だ?

 

「彼は何者なんですか?」

 

「はぁ?知らないで訪ねて来たのか?勇気有るなぁ~」

 

え?感心されているようだ。勇気が有る?どんな状況なのか?

 

「ラリー署長には、自分の目で見て判断しなさいと言われてきました」

 

「ふ~ん…何か依頼したのかな?」

 

「あっ…はい…」

 

「そうか…可哀想に…」

 

え?可哀想?何で?

 

「アイツは、取りっぱぐれはしないから。どこに逃げても意味は無い。地獄の果て、天国の隅っこまで、追うからな」

 

その表現は何ですか~

 

「そういや、今日は静かだな。リーラ、追い込みか?」

 

「えぇ、チーム剣士を除いて、大掃除をみんなでしに行っています」

 

大掃除?どこを?いやいや、それよりチーム剣士?あの道場で鍛錬をしていた連中か?

 

「そうですよ。教える側は全員、免許皆伝クラスです」

 

って、メイドさんが教えてくれた。うん?今の会話に違和感があるんだけど。

 

「で、この女は喰っていいの?」

 

え?気配を感じなかったけど、後ろに少女が立っていて、私を舐めるように見ていた。

 

「シルキーさん、ダメですよ。シュウさんのです」

 

「なんだ、父ちゃんのか…美味しそうなのは、みんな、父ちゃんが持っていくなぁ」

 

って…父ちゃんって?シルキーっていう少女を見かけた後、だんだんと居間を行き来する人数が増えていった。

 

「誠さん、今の少女は?」

 

誠さんに質問してみた。

 

「うん?シュウの長女で、両刀遣いのシルキーだ。目を合わせると襲われるぞ」

 

って…え?襲われる?

 

「ただいま…眠い…寝る…」

 

あの少年が現れて、どこかの部屋に行こうとしていた。

 

「シュウ、お客だ」

 

誠さんが、声をかけた。振り返る彼。

 

「あぁ、麗香かぁ…依頼の殆どは終わった。後は、最終調整だけだ。うんじゃ、おやすみ…」

 

部屋に入ってしまった彼。

 

「よほど疲れているのだろう。エロ心が無いなんて、珍しい」

 

って、誠さん。依頼の殆どが終わった?こんな短時間で?

 

「あいつの部隊は最強だ。何を依頼したか知らないけど、短時間でこなす力はある」

 

って、誠さん。

 

「さて、でかけるかな。リーラ、アース神族の案件に行ってくるよ」

 

「わかりました。いってらっしゃい♪」

 

誠さんが消えた。話相手がいなくなり、不安な気分になる私。獲物を狙うような視線を、複数感じる。帰らないと、危険だ。そんな気分になっていく。

 

「帰るんですか?シュウに会いに来て、それは失礼でしょ?」

 

って、メイドさんに一喝された。蛇に睨まれたカエルのように、固まる私。

 

「あなたの依頼をこなして、疲れ切っているんですよ。労いの言葉をかけず、見返りを与えずに帰るなんて、私が許しません」

 

って…このメイドさん、怖い~

 

「リーラ、そんな顔をするな!お前の笑顔が好きだ」

 

って、あの少年が戻ってきた。

 

「あっ、すみません…」

 

少年に謝る怖いメイドさん。

 

「で、麗香は何の用だ?」

 

「依頼はどうなったんですか?」

 

「冴子は薬を抜いている。リョウは蘇生中、香は魂のクリーニング中だ」

 

蘇生中?魂のクリーニング中?どういうこと?

 

「なんだよ。ラリーに何も聞いていないのか?」

 

呆れる少年。聞いていないです!

 

「この家にいる僕達は皆、何らかの能力を持っているんだ」

 

能力持ち…

 

「そうだ。だから、こういう人間では出来ない仕事が、舞い込んでくる。通常は受けないけど、AMPと父さん、あと九十九屋は別だ」

 

人間では?

 

「僕達は普通の人間では無い。この家に入った時点で、終わっているよ♪」

 

終わっている…えっ…太股の内側が痙攣している。これって…

 

「我慢できるかな?今日は疲れているから見ているだけ…」

 

いやっ…乳首を細い舌が舐めている感覚…大きくなっていくのが分かる。刺激を得ようと腰を揺すっている私。

 

「やめて…」

 

弱々しい声でしか言えない。悶々としている頭の中。

 

「父ちゃん、あいかわらずドエスだな♪」

 

先程の少女が私の隣に座り、下腹部の臭いを嗅いでいる。

 

「はぁ?お前には言われたくないよ、シルキー」

 

少女の喉から唾液を飲み込む音がした。狙われているんだ…あぁ…口元から唾液が流れていく…そして、意識は飛んでいった。

 

------

 

意識が戻ると、全裸で牢屋に入れられていた。身体を鎖で縛られている。金属の感触が気持ち良い…目の前の牢には、姉さんの冴子がいた。私と同じ様に鎖で縛られている。

 

「ここはどこ?」

 

大声を上げるも、誰も反応してくれない。あっ…あぁ…ダメっ…下腹部を舐められている感覚がある。だけど、目の前には誰もいない。いや~…腰を捩り逃げようとするが、腰を掴まれて、逃げられない。透明人間にやられる…あっはぁ~ん…お尻の肉と肉の境目を舐められていく。気持ち良すぎる…口元からヨダレが流れていく。

 

「なかなか、反応がいいよね」

 

って、あの少年の声が聞こえた。耳タブを舐められて、耳の穴に舌先が入って来た。でも、彼の姿は見えないし、気配も感じられない。そして、口元に口を合わせてきたようだ。音を立てて、私の流れ出るヨダレを啜る。その音だけでも、興奮している私がいる。

 

そして、私の中に入ってきた。大きい…あの少年のモノとは思えない程、大きい…私は腰と腹筋を最大限に動かして、快楽を得ようとしていく。悶々とした気分は最高潮を迎え、全身を電流が走り、意識が飛んだ。

 

------

 

目が覚めると、どこかのベッドに寝ていた。私の胸に彼の頭が載っていて、彼は姉と交わっていた。私は敷き布団に固定され、身動きが取れないでいる。彼が動く度に、頭が胸を、背中が下腹部を刺激し、それだけでも満足している私がいる。

 

------

 

目が覚めると、どこかのベッドに寝かされていた。

 

「目が覚めたか」

 

ラリーが声を掛けてきた。

 

「ここはAMPの医務室だ。4名とも生きて帰還だ。良かったな、麗香が一番良いって言っていたぞ」

 

一番良い?

 

「と、いっても香とは出来なかったようだ。まだ、交わるには身体が弱いそうだ」

 

そうだ。交わったんだ…見返りに…

 

「彼は何者ですか?」

 

「はぁ?知らないで交わったのか?」

 

呆れるように言うラリー。

 

「アイツは鬼だぞ」

 

鬼?

 

 

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