---シュウ---
リアス、ソーナとデート。たまには、この世界の次期当主との、触れ合いも必要かなって。
「今日の相手は一誠君?シュウさん?」
リアスが聞いてきた。
「どっちがいい?一誠だと、遠出は無理だと思うけど…」
「私はシュウさんがいい♪」
って、ソーナ。
「う~ん…うん、身体は一誠君だし、シュウさんでもいいよ」
って、リアス。まぁ、出先で一誠とスイッチすればいいか。っと、麗香を呼び出して、おごって貰うことにしていた。麗香は車で迎えに来てくれて、僕達を乗せて、喫茶キャッツアイというお店に連れて行ってくれた。
「好きな物を頼んでいいわよ。おごってあげる♪」
喜ぶリアスとソーナと一誠。僕は、麗香の意識にダイブした。あの後、ラリーが説明をしてくれて、僕と一誠の関係とか、僕と僕の部隊についてとかを知らせてくれた。で、今回の変型なダブル?トリプル?デートになった。
『で、またする?』
『うん♪』
『今日は連れがいるから、また今度ね』
『そうね』
『その後、彼らはどう?』
『香さんは、まだ動けないみたい。リョウは香さんの看病。姉さんは…あとで、ここに来るわ』
あぁ、コーヒーのいい香り…一誠が1品目を食べ終わったタイミングでスイッチした。
「すみません。コーヒーください」
「なんのだ?」
海坊主みたいな…凄みのあるオーラを纏ったマスターがきいてきた。
「選べるのか…浅煎りのグアテマラと深入りのブレンドをください」
「はぁ?ガキにわかるのか?」
って、言いながらも、ミルで引いて、淹れてくれた♪
「シュウさん、本当にコーヒー好きだよね」
って、リアス。えぇ、好きです。
「一誠君の身体に悪くないの?」
って、ソーナ。
「悪いかもな…子供の飲み物じゃないし」
「はぁ?シュウさん、ダメじゃない」
「でも、飲みたいんだよ…高校生まで我慢できません」
「ねぇねぇ、女体とコーヒーだとどっちが好き?」
リアスが妙な質問を…う~ん…難しい。
「え~、そこで悩むの?」
ソーナが驚いているようだけど、どちらも捨てがたい僕。そんな僕達の歳相応で無い会話を、麗香は暖かい目で見守ってくれた。その凄みのあるマスターから。
カランカランとドアが開く音がした。
「姉さん」
麗香が入って来た人物に声を掛けた。
「麗香、遅くなってごめん。ファルコン、元気?」
麗香の姉、野上冴子である。ファルコンとは、この店のマスターの愛称らしい。
「で、彼は?私を助けてくれた、彼!」
困惑している麗香。あぁ、まさか小学3年生に、救われたと思っていないんだろうな。
「それなんだけど…姉さん…」
僕に視線を向ける麗香。その仕草を見た冴子は、
「はっ?ねぇ、まさか…あの子が?有り得ないでしょ?麗香、からかっているの?」
事実を認識できそうも無い冴子。
「う~っとねぇ、からかってはいないわ。事実は小説よりも奇よ」
僕をじっと見つめる冴子。
「有り得ない。あんな身体では無かったわ。麗香、本当のことを言いなさい。彼はどこ?連れて来なかったの?」
苦笑いしている麗香。僕はあちらの紛争を見ないようにして、コーヒーを堪能していく。
「あんた、独り占めするつもり?」
「だから…彼よ…彼が兵藤一誠君。あの現代の英雄、兵藤誠さんの息子さんなんだから」
「ねぇ、シュウさん、いいの?」
「う~ん、ごたごたはいらないから、スルーしとけ、リアス」
「うん♪」
僕達は野上姉妹の紛争をスルーする。
「ねえ、君!君が私を助けたの?」
スルーできない状況になりつつあった。僕の横に野上冴子がやってきた。
「五月蠅いなぁ、姉妹紛争は家でやってよ~」
「姉妹紛争?何、難しい言葉で纏めているのよ!」
麗香よりキツそうなお姉様。嫌いでは無いタイプだけど…
「どうすれば、分かってくれる?」
危険なので、リアスとソーナを強制転移させて、あのオーラをまき散らす。僕のオーラをいち早く感じ取ったマスターが、銃を僕に向けて構えた。
「貴様、何者だ?」
マスターを遠くの公園に強制転移させた。銃は危険だし。
「ふふふ、美女が4名もいる…愉しめそうだよね」
野上姉妹の他に、お店にはウエイトレスが2名いた。が、ウエイトレス達と冴子が銃を取り出して、構えた。なんだ?この喫茶店は?
「そんな武器で、僕は殺せないよ」
冴子とウエイトレスの一人が、引き金を引いた。発射された弾丸は、僕を透過して、窓ガラスに当たり、そして跳ねた。え?防弾ガラス?なんで、喫茶店なのに…ここは何のお店?
「化け物…」
銃を撃ったウエイトレスが呟くように言った。
「そうだよ。僕は化け物だ」
僕が指を鳴らすと、彼女達と共に、別の場所に強制転移した。
「ここは?」
「僕の城の調教部屋だよ。助けは来ない。愉しもうよ。僕を襲ったことを後悔させてやる」
天井からラインを生やして、彼女達の手首に巻き付け、床からもラインを生やして、彼女達の足首に巻き付けて、手足の自由を奪う。
「シュウ君、手慣れすぎでしょ?」
他の3名は恐怖に包まれているようだけど、麗香だけは冷静だった。まぁ、事情を知っているからね。
「麗香も責めになる?」
「私は受けでいいよ♪」
「麗香、コイツは何者なんだ。なんで、アンタは馴れ馴れしいんだ?」
冴子が妹に声を掛けた。まぁ、確かに、麗香だけ馴れ馴れしいよな。その疑問は正しい。で、次の工程に入る。指を再び鳴らすと、彼女達は全裸になった。麗香と冴子はこの前、堪能したから、エスプレイするとして、この二人のウエイトレスだな。彼女達の記憶を読み取る。
一人は、美樹。スイーパーでファルコンの相棒って…うん?あの喫茶店はスイーパーが経営していたのか。道理で防弾ガラスやら、銃を構えるのが早いというか。マスターの相棒なら、手は出さないでおこう。美樹に服を着せて、お店に強制転移させた。
もう一人のウエイトレスは、麻生 かすみ。怪盗305号…って、あのレオタード怪盗の『空跳ぶお尻』か。それは愉しみだ。彼女の股間に顔を埋めて、臭いを嗅ぎ、舐めて、啜る。
「やめて~恥ずかしい~いや~」
使いこんでいないようで、反応がぎこちない。それはそれでそそるし♪
「おい、そこのエロガキ…かすみから離れろ~」
冴子から怒号が飛んで来た。う~んと、そうだ、アレを試してみようっと。ちょっと危険なエスプレイだから、誰にも試していなかったのが。冴子の足首のラインを外し、彼女をつり下げた高さを上にして、彼女の真下に赤い液体で満たされた水槽を置いた。
「少しずつ降下させるからね、冴子お姉ちゃん♪」
液体から発せられる臭いで、液体の正体に気づいたような冴子。
「ちょっと…止めて…ねぇ…暴言は謝るから…」
「謝らないでいいよ。それ相応な事だらね。どうなるかな?泣きわめくの?そうだ、カメラをセットして撮影をしようっと。もし、ショック死したら、これ斎場で流してあ・げ・る♪」
「おい、ど変態…やめて~無理無理…」
「シュウ君…これは、やりすぎじゃない?」
麗香が口を挟んできた。彼女にも恐怖を与えようかな?彼女の下には透明な液体で満たされた水槽をセットした。
「麗香お姉ちゃん、入ってからのお・た・の・し・み♪」
「え~、なんで…私まで…やめて…」
悲鳴がステレオサウンドで聞こえる。そんなBGMを聞きながら、レオタード怪盗で愉しむ。
しばらくすると、かすみちゃんと交わっていた僕。気持ち良い。交わったまま、寝ちゃいそうになる。
「寝ないで、責めてください…女にしてください」
かすみちゃんに頼まれた。いや、交わっているだけで、満足だよ…かすみちゃん、サイコー♪そうだ、野上姉妹はどうした?いつの間にか無言だけど…彼女達の方を見ると、膝上まで水位があがっていた。もう少しで股間だ…
「野上お姉ちゃん、面白い玩具を付けてあげようか?」
えっ!って感じで僕を見る野上姉妹。僕が指を鳴らすと、彼女達の前後の穴に、ローターが差し込まれた。
「ねぇ…止めて…助けて…」
怒号を浴びせていた冴子は、すっかり大人しくなっていた。
「それ、水没すると動くからね。しばらく待ってね♪」
「鬼!」
「そうだよ。鬼の子供だから…冴子お姉ちゃん、正解だ」
僕の返事により、顔がひきつる冴子。
「あぁ~ダメ~」
水没し始めた股間。
「痛い~痛すぎるって…助けて~」
股間の割れ目に液体が流れ込んでいく。それと共に、ローターが起動した。
「…」
あっ…失神した二人。香りだけは硫酸とタバスコだったんだけど、実際は砂糖水とトマトジュースなんだよ。プラセボ効果が効き過ぎたかな?まぁ、安全だし、スルーしようっと。
僕とかすみは情事を愉しんだ。そして、抱き合ったまま、寝入った二人。
---冴子---
気が着くと、口元まで液体が来ていた。それにしては、刺激が…液体を舐めてみると、トマトジュースだった。
「うっ…砂糖水だ…騙したのね…」
あの少年を探すと、かすみと交わった状態でスヤスヤと寝ていた。おい…
「麗香、アイツは何者なんだ?」
「だから、鬼…人外だよ」
はぁ?人外…あっ、AMPで紹介されたって言ったよな。それでか。子供の姿に見えるが、実際は…あぁ、怒らせた原因が分かり、身震いすると…ローターの電源が入ってしまった。
トマトジュースで溺れ始める私。手首を固定されて、逃げようがない。ジタバタしていく。ふと、麗香を見ると、笑顔だった。
「良かった…姉さんが元気になって…」
この状況でも良かったのか?
「うん…薬漬けになった姉さんを見た時、どうしようって思ったもの。でも、今はこうして元気にトマトジュースと格闘しているし♪」
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かすみは服を着て、シュウとの再会の約束をしてから、職場に強制転移された。残った私と麗香。未だに、水槽の中である。
「で、どうする?」
はぁ?どうするじゃないだろ?ここから出せ!麗香が取り出された。シャワーで綺麗に洗って貰い、服を着ていた。
「私は?」
「調教してないし♪」
はぁ?調教?しただろう?
「言葉遣いが悪いよね。彼にはもっと柔らかい物言いかな?」
彼?
「リョウ」
「違うわよ~!」
「僕からのプレゼントだ」
彼が指を鳴らすと、次の瞬間、私はリョウと交わっていた。
「え?冴子…何で…」
突然のことで、痙攣…
「抜けないじゃないか。香に見られるとマズイって」
「何がマズイって?おい、リョウ…お前~」
リョウは香さんの100tハンマーで…
---シュウ----
疲れた…家に帰り、ソーナとリアスに謝ってから、一誠とスイッチした。今夜の食事はなんだろう。食事のことしか頭に無い僕。
一誠とスイッチして寝入ってしまった僕。突然、僕にスイッチした一誠。何事?
「リーラ、状況は?」
「うん?戦闘は起きていない…でも、問題が…」
「ニパか?」
「私は問題児じゃない~」
ニパは否定。
「あと、問題児はシルキー、駿河」
「「父(兄)ちゃん、違うって」」
うん?後、誰だ?
「あのね…一緒に住みたいって…野上冴子さん、野上麗香さん、麻生かすみさんがおいでですよ♪何をしたんだか、シュウったら」
って、リーラ。はぁ?状況が見えない。
「なんで?その三名は冴羽リョウにゾッコンだろうに…」
「はぁ?責任を取りなさいよ~」
って、頬を赤らめた冴子が言った。責任?
「ここの方がスリルがありそうだし」
笑顔の麗香。スリル?それは一般家庭よりもあると思うけど…
「女にしていただいたお礼がしたいです♪」
って、かすみ。え?お礼はいらないけど…
「部屋はどこを使えばいいかしら?」
って、知らない少女が…
「誰?」
「私は野上家の三女で唯香。これでも有名な高校生探偵小説作家よ♪現代の英雄、兵藤誠さんの家に住めるなんて、ラッキーだわ」
はぁ?麗香と冴子に睨みを入れる。そして、唯香を荷物ごと強制転移させた。
「どこに飛ばしたの?」
麗香がきいてきた。
「お前達のオヤジの仕事部屋だ」
ラリーからの情報で、野上姉妹の父親は警視総監だそうだ。なので、警視総監室に飛ばした。
「で、冴子は、リョウの股間がいいか?」
「なんで?そうじゃなくて…ここに置いて」
テーブルにのの字を書く。随分としおらしい態度になったなぁ。
「で、なんの責任だ?」
「私を調教した責任よ。責任を以て飼いなさいよ♪」
え~!何だ、それは…
「おい、シュウ。また、お持ち帰りか?」
誠のあきれたような声がした。
「持ち帰っていない。コイツらが来たんだよ、誠」
「まったく…お前と来たら…愛人を作り過ぎだろうに」
えん罪です…
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みんなが寝静まった夜更け、彼女と二人きり、屋上でまったりとしている。
「賑やかになってきたわね」
「その分、別れる時は辛いだろうな…」
将来的に、単なる人間の冴子、麗香、かすみは連れて行けない。
「そんな事を考えるなんて、シュウらしくないわ」
「このまま、一誠に身体をまかせて、二人で逃亡しない?」
「逃亡?愛の逃避行?それも有りよね。でも、まだアイツらを駆逐していないのに、逃げるの?」
「いや、これから倒してさぁ…」
「逃げられないと思う。アッチのチームが帰れないと、私達も帰れない気がするのよ」
「そうなるかぁ…」
「ホームシック?」
「かもな…君がいてくれたから、ここまで来られた。でも…」
遠くにいる愛する者の顔を、脳裏に思い起こした。
「私じゃ、ダメ?」
月明かりに照らされたリーラ=メイビスを見つめた僕。
「ダメじゃない。でも、君は君で、彼女にはなれない」
メイビスの肩を抱き寄せ、口同士を重ね合う。そして、この瞬間を大切に過ごしていく。