新商品開発*
---シュウ---
ようやく小学校5年生になった。これで小学校で2年、中学で3年、高校で2年の7年過ごせば、一誠を分離できる…まだ7年もあるのか…
最近、身体に変化が訪れた。朝立ちをたまにするようになった。初めての朝立ち体験に一誠は、僕の性癖が伝染したと、リーラとか深雪に相談したり…まぁ、僕の睡眠中に一悶着あったらしい。
僕はアレコレしていたせいで、4年生で包茎を卒業した一誠。確実に大人の階段を昇っているようだ♪
---達也---
年度が変わり、国防陸軍本部に呼ばれた。用件はだいたいわかっている。上官達が並んでいる部屋に通された。僕には軍籍がある。【戦略級魔法師】大黒竜也特尉という偽名で登録され、この国の最終兵器として秘匿されている。
「何故、傭兵風情の家に住んでいるのだ?あれほど、ダメだと伝えたはずだが」
兵藤誠・一香夫妻を傭兵だとしている軍部。間違いではないが、彼らは人間同士の紛争には、首を突っ込まない。なので、軍部との敵対することは無いはずだ。
「尊敬する人物の傍にいて、修行をしています。こちらへは退役届けを出しましたが」
「認められない。軍に籍を置くのは、この国の国民としての義務だ」
どうしても、認めてもらえないようだ。
「並行線ですね。どうします?」
「とりあえず、必要になるまで独房にいてもらうか」
人間扱いはしてもらえないようだ。その時、部屋の空気が一変した。鬼が来ましたね♪
「なんだ…息が苦しい…貴様、何かをしたのか?」
僕を疑うのか。こんなマネは、まだ出来無いのだが。
『僕の仲間を虐めるな!』
脳へ直接念話を届けてきた。
「誰だ?おい、姿を見せろ!」
魔法師に索敵をさせている、お偉いさん達。
『現代魔法師風情に、見つけられないよ♪達也を自由にしてもらおう。見返りは、お前らに関わらないだ』
「何を言っている。なんだ、その見返りは!偉そうなことを言うな!」
現代兵器、現代魔法では勝ち目無いと思うのだが…あの方の正体を知らない者では、こういう対応なのだろう。
『あぁ、そうそう。この国で禁止されている兵器。戦略核だっけ?あれは無効化しておいた。敵対国のもな。あと、基地機能も無効にした。達也、帰るぞ。ここはつまらない』
「何を言っている?ホラ吹き野郎が!」
怒らせない方がいい。って、もう無理かな?
『男根喪失』
あぁ、唱えちゃったよ…それも、これですか?シュウさん…股間の感覚が無くなった男性の上官達は全員慌てている。
『脱衣緊縛』
少し間を置いて、女性の上官に対しても牙を剥いた。人間相手では、この2つが一番ダメージが大きいと思う。たぶん僕も受ければ、精神ダメージがあると思う。
「何…どういうことだ?おい、貴様か?」
僕を疑うのか…
「僕は分解と再構築しかできません。それは創造能力と強奪能力が無いと無理です」
僕に銃口を向ける兵士達。
『無駄だよ。弾は抜いた。そうそう、達也に銃口を向けたヤツらの玉も抜いた♪』
はっとした男性兵士達は股間をチェックして、多大な精神ダメージを受けたようだ。女性兵士もいるけど、その場合はどうなんだ?
『あぁ、女性の場合は、玉の輿に乗れないように、さっき、うばった男根で穴を塞いだ』
そういえば、女性兵士の股間がもっこり…それに気づいた女性兵士達は、半狂乱状態になっていく。さすがにドエスな鬼だ。
『達也、帰るぞ』
「はい、シュウさん」
僕達は、その場から転移して消えた。
---風間 玄信----
陸軍一〇一旅団・独立魔装大隊所属の大黒竜也特尉の件で、部隊の隊長である俺が呼び出された。達也による怪しい術で、被害者が大量に出たという。
「本当にアイツがやったんですか?」
「監視カメラ映像を見ても、彼しかいなかった」
にわかに信じられない。男根を消失させたり、睾丸だけを抜き取り、女性器と男根を置き換えるなど、アイツにしては、下ネタすぎる。
「で、俺にどうしろと?」
「お前達の部隊で兵藤誠邸を夜襲して、大黒竜也特尉を奪還し、隣にあるディープスノー社の極秘データを盗み出し、両拠点を破壊して来い。その際、兵藤誠、一香、一誠並びに代羽周太郎を生死を問わないから連行して来い」
上層部はだいぶ頭に血が昇っているようだ。無茶すぎる命令だ。住宅街だろうに?
「援軍も頼んで有る。一条家が参戦する。彼らの希望でな、司波深雪が欲しいそうなので、こやつは無傷で捕らえろ」
アイツらの人権って物は無視か?
軍籍がある以上、上官の命令は絶対である…が…
---シュウ---
達也の件で、軍部が蠢いているらしい。誠、一香、一誠と僕を捕らえろと…生死は問わないって物騒なことを言っているらしい。兵藤邸リビングに、関係者が集まって情報交換している。
「で、エリカの家は参戦か?」
「う~ん…たぶんなぁ…」
「真由美の家は?」
「十師族に、今回の参戦命令が来ました。だから…たぶん…」
真由美の七草家、エリカの千葉家は、十師族系だそうだ。姓の頭に数字が入るのが特徴の、現代魔法師の一大勢力らしい。
「源氏はどうする?」
「兵藤家にも、駆け落ちした反逆者に、鉄槌を与える機会を与えるってな…参戦はしないが」
数馬の処も似たような感じらしい。
「姉ちゃん、神代家は?」
「神内亘を護る勢力よ♪」
「那魅さんの処は?」
「静観すると伝えたわ。シュウと戦いたくないし」
「いつ、仕掛けるって?」
「戦力を整えてから、2,3日中には」
と、姉ちゃん。
「深雪を褒美にするって…それが許せない!」
一条家が深雪を褒美にくれれば、十師族や他家を引き連れて援軍に行くと、軍部に約束し、軍部は了承したらしい。
「今夜、やるか♪」
「「えぇぇぇ~!」」
皆、驚いている。何でよ~?
「僕、待つのは嫌い。で、深雪は物じゃない。真由美とエリカは僕のエム奴隷なので、戦う相手では無い」
「えっ…いつエム奴隷になった?」
エリカが訊いてきた。
「初めて会ったその日から♪」
「はぁ?」
「文句あるなら、この場で昇天させるぞ。みんなに唄声を聞かせる?」
耳を真っ赤にしえエリカが俯き、だまってくれた。
「深雪を欲しがる一条家には鉄槌だな。軍部はどうするかな。無力化させるかな?」
「無力化?軍部っていっても、魔法師が中心ですよ」
と、達也。
「僕のいた世界とは違うのか…う~ん…人間相手の戦闘はしたくないなぁ。源氏と数馬の処で軍部を躾られないかな?」
「まぁ、可能だと思うが…」
「じゃ、ハニー、一条家の住所を調べて、転移座標を計算しておいて」
「了解です」
「姉ちゃん、この家を次元の狭間に転移させる。出来る?」
「わかった。神代家に連絡をして、援軍を呼ぶわ」
「どの位でできる?」
「1時間はみておいて」
「フィン、キャッスルドランにシグナルレッド」
「了解!」
シグナルレッドとは、戦況が戦時である意味だ。警戒だとイエローで、平和だとシグナルは灯らない。
「莉愛、シーグはドランに転移して、各戦況をモニタリングして、戦略の勉強」
「「了解!」」
指示を受けた者達は、テキパキと指示通りに動いていく。
「凄い…指示系統がしっかりしている…」
真由美は感心している。
「じゃ、真由美とエリカは人質って事で、この場で監禁する」
「「はい?」」
「大丈夫だよ。相手は人質の生死も問わないからさぁ♪」
「いやだよ~」
真由美が駄々をこねる。
「人質だけど、僕達が護るからね♪きりんちゃん達は、家が転移後に、ここに幻影を出す。それを防御だ。隣も頼む」
「了解です」
「腹黒は、財体で軍部へ圧力」
「了解…ねぇ、私は腹黒でなくて、クローディアよ」
はいはい、取り敢えずスルーする。渋々動くクローディア。
「フィン、立ち技最強女を呼び出して、1時間で来いって言って!」
「了解!」
「リョウ、龍斗は、傭兵とか同業者を牽制しておいて」
「分かった」
「まかせろ」
「冴子とラリーは静観していて。反逆者になるからな。公務員は全員静観
だよ」
「「すまない」」
警察組織が軍に楯突けば、クーデター騒ぎになる恐れもあるし。
「美奈子の処も静観だ。うさぎ達に伝えて。相手が悪い」
「ごめんね…」
セーラー戦士は、人間とは戦わないから。
「そうだ、真由美。一条のとこの、深雪を欲しがっているヤツは、男か?」
「一条 将輝という一条家の御曹司よ」
「ブラド、穴を造るから、喰え!」
「了解♪」
「一条邸を急襲するメンバーは、僕、ブラド、青髪、ツンデレ、モモヨン、ラムレム、シルキーにする。たぶん、御曹司は前線に移動しているだろうけど、帰る場所を消滅させる」
「「了解♪」」
「パウラ、遊軍だ。劣勢な戦況に向かってくれ」
「了解です」
「あと、誰がいたっけ?」
仲間が多いので、忘れている者がいそうだ。
「私達は?」
ヴァイラ、リーラ、フィアが手を挙げた。
「次元の狭間で誠達の警護。この後は、次元の狭間に、仲間以外が侵入したら狙撃してくれ」
「了解です」
「オーフィス、アポ、忍も次元の狭間を頼む」
「「はい♪」」
「メフィスト、リヨンは、きりんちゃん達の援護」
「「はい♪」」
「まぁ、こんな感じで…あぁ、摩利と十文字がいるのか…お前達は、一条家の御曹司の現在位置を知らせてくれ。家を消滅させたら、向かう」
「わかったわ」
摩利が返事をし、十文字は頷いた。
「あの~私達は?」
深雪と達也が手を挙げていた。
「達也はディープスノー社を護ってくれ。深雪は、僕の寝床を温めていてくれ。今日は激しいぞ♪」
真っ赤になって俯く深雪。達也はその仕草を微笑ましく見ていた。
「指示待ちの者は、基本、ここの防御だ。指示は副長のフィンに訊いてくれ。そうだ、フィン、チームオラリオも遊軍でだ。チームウィッチとセットで回してくれ。弱点をカバーし合えると思う」
「了解!」
「じゃ、この家を転移したら、作戦決行だ♪」
---将輝---
もうすぐ深雪さんが僕の物になる。十師族を敵に回すとどうなるかを、教えてあげるよ、達也♪
「大変です。当主様達が襲われました」
「何だと?どこの勢力にだ?」
「連絡がつきません。空軍のヘリで確認しましたが、屋敷は跡形も無くなっていたそうです」
まさか…達也か?あの野郎!
怒りがこみ上げてくる。軍に渡さずに、ズタズタにしてやろうかな。
「腹黒いな…クローディアより、黒いのがいたとは…」
知らない男性の声がした。
「え?私は黒くないんですよ、シュウ♪」
この女性は、クローディア・エンフィールドだ。たしか、連続財体襲撃事件後に、統合企業財体「銀河」のトップに就いたんだっけ?なんで、ここに?えっ?シュウって…まさか、この男性?えっ?男の子?が代羽周太郎なのか?
「初めまして一条家の御曹司。僕の妻を褒美に希望するとは…許せない行為だな♪」
深雪さんの旦那?どうみても小学生に見えるが…
「君に対する刑は決めてある。大人しく、刑に服して欲しいなぁ」
何を言っているんだ?更に信じられない光景を目にした、七草真由美、十文字克人、千葉エリカが、あの少年の隣に立っていた。裏切ったのか?
「裏切った訳では無い。元から一条家側にいなかっただけだ。後、お前はミスを犯した」
「ミスだと?」
「そう…代羽家の力を見くびったことだ」
「見くびる?そもそも代羽家なんか、どこにも無いだろうが!」
「あぁ、この世界には無い♪」
この世界には?おぃ…それって…
「そう、君達は未知の敵に安易に手を出した。勝てる訳ないだろう。だって、僕は…」
彼の口から、信じられないことを聞いた。次の瞬間、彼が術を唱えた。
『男根喪失』『女性器生成』
股間に違和感が…えっ…
「ブラド、喰っていいぞ♪」
「亘…じゃなかった、シュウ、ありがとうな♪」
知らない男に押し倒されて、下半身に痛みが…なんだ、この感覚は…男が俺を交わっている。どういうことだ~!
「見た目は男。脱げば女って感じだ。それで生涯を過ごせよ。まぁ、ブラドが捨てればの話だが」
少年達は、俺と男を残し去って行く…
---風間---
敗走中である。宿営地を急に襲われた。作戦実行前に先に動かれたようだ。敵の戦力は破壊的だった。飛ぶ斬撃が矢のように大量に撃ち込まれてきた。その一発一発の威力は、最新鋭の戦車を殲滅できる威力であった。あんなのを人体に受ければ、消滅してしまう。
「おい、逃げろ!」
蜘蛛の子を散らすように、逃げ出す俺達。避けるのが精一杯で、反撃など出来無い。援軍に来てくれた軍事用ヘリが一撃で、堕とされた。地対空ミサイル並の威力の斬撃…未知の敵の強さが窺える。
「やめてくれぇぇぇ~」
悲鳴の聞こえた方を見ると、仲間が影に吸い込まれて行く。なんだ?あの術は?見た事がない。
「あなたが風間少佐ですか?」
俺の目の前に一人の少年が現れた。
「お前は?」
「生死を問わずの代羽周太郎です♪」
作戦内容が漏れている。どこから漏れたのだ?
「一条家の御曹司からですよ。軍部だけの作戦なら、危なかったです」
あのガキ、裏切ったのか…
「彼は、僕の陣営にいます。ですから、軍法会議にはかけられませんよ」
コイツ…心が読めるのか…俺は声に出していないの…
「ダダ漏れですよ。人間の考えることなんかはね」
人間?コイツは人間では無いのか?
「ノーコメントです。極秘事項ですから♪」
「お前達の目的は何だ?」
「目的?上官に聞いていないんですか?達也の退役を認めてくれれば、こちらからは関わらないと伝えたはずですが。まさか、僕を暗殺する計画があるとはねぇ」
そんな目的の為に、こんなに被害を…
「僕らから見れば、ささやかな被害ですよ。僕達は本来、人間相手に戦うことを想定してませんから」
人間相手は想定外?じゃ…
「そうですね、人間では対処出来無い敵が、本来の敵であると申し上げておきましょうか」
人間では対処できない敵?
「この国の軍は、もうないも同然です。敵国は、これ幸いと、襲ってきたようですが、返す刀で殲滅しておきました。やはり、人間相手では、僕のチームの戦闘狂達を満足させることはできなかったようです」
「お前は何者だ?」
「あえて言うならば、星の守護者とでも言っておきます」
星の守護者?
「そう。星にダメージを与える輩を排除すると、思ってください。それが人間であっても容赦はしません。では、達也は解放してくださいね♪」
アイツは、その場から姿を消した。
---シュウ---
ミカエルを通じて、両国のトップに詫び状を要求した。今後、代羽家には手を出さないと一筆入れてもらうことも忘れない。両国のフィクサークラスには、教会を通して、代羽家の素性が伝えられたそうで、要求した翌日には両国はもちろん、他の主要国からも一筆が届いたらしい。
戦闘の結果は大勝であった。まぁ、人間相手だし。こんな物だろう。影に飲み込んだ者たちは、解放した。下腹部が異常な状態な者は一条の御曹司を除いて、一筆+詫び状+誠意を貰えば、元に戻した。
殲滅した一条家の者達は、生き返らせて、詫び状+一筆をかかせた。この行為を拒否した者だけは、魂を抜き地獄へと誘った。
そして、平和な日々に戻っていく。
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コスチュームの改良版の試作品が届いたので、テストをする。で、テスト要員を呼び出した。真由美、摩利、エリカ、あずさの4名だ。
「本当に、工場見学できるんですか?」
あずさが疑っている。うん、工場見学で無くて、テストなんだけどね♪
4名を、ディープスノー社の社屋に連れて行く。興味深そうに見ている4名。で、テストルームの更衣室。
「じゃ、みんなコレを着て。後でアンケートに答えて貰うからな」
と、それぞれのサイズに合いそうなコスチュームを手渡す。
「これって?」
「『天使の翼』専用のコスチュームだ。飛べなかった者も飛べるかもしれない、工夫をしてある」
と、伝えると、あずさが喜んで着替えだした。
「どんな工夫なんだ?」
エリカが訊いてきた。
「まだ、テスト版なんで詳しくは言えないけど、背中部に気力を集めるCADを入れてある。で、気力を魔力にコンバートして、プロペラを回す仕組みだよ」
「これって、シュウさんが?」
正体を知らないあずさには聞こえないように、真由美が質問してきた。
「そう、そのシリーズは僕の担当だよ」
「じゃ、拳銃は、達也?」
エリカが便乗して来た。
「まぁ、そんな処だ。ほら、さっさと着替えて♪『天使の翼』も改良した新バージョンだよ」
で、更衣室を出ようとすると、
「生着替えは見てくれないんですか?」
って、真由美。
「深雪のは見ているから、間に合っている♪」
って伝えて出ようとすると、エリカに掴まれた。
「なら、見比べて行けよ~」
って…小学生姿の僕のデメリットを看破しているエリカと摩利。交互に抱っこして、僕の逃走を防ぐ作戦に出た。
「なぁなぁ、どうだ?」
って…
「エリカは泣き叫んでいる姿がいいな。堂々としすぎて、つまらないし」
「じゃ、私はどうですか?」
って、恥ずかしそうにしている真由美。
「エリカよりはいいかな。摩利が捨てがたいけど」
僕を抱っこしていた摩利の身体が、ピクっと震えた。服の上から乳首をサワサワっと。実際には透過能力で服もブラも透過して、直に触っているのだ。
「ダメです…みんなの前では…やめて…」
僕にだけ聞こえるような小さな声で、声だけは抵抗する摩利。
「摩利さんの番だよ」
って着替え終わったエリカが来たが、摩利は達していた。
「おい、ここでやったのか?」
「だって、摩利が挑発するから♪」
ということで、余韻を愉しんでいる摩利を除く、3名をテストルームに案内した。
「新しい『天使の翼』は、こういう風に、プロペラ部分が収納できて、コンパクト収納が出来る様にしたんだ。こいつを売り出す時は専用のバックも売り出す。で、初代は4点フックによるベルト固定だったけど、今回のは、背中部分のCADに磁力を持たせていて、コスチュームと翼とが引き合う様になっている」
エリカに新型を背負わせた。ディバッグのような物にしたのだ。ベルトで固定でなくて、背負う感じ。
「あぁ、これの方がいいな。そうか、脇のベルトで締め付けを調整できるのか。前のは胸を谷間でXする感じで、乳房を緊縛されている感覚だったからな」
後半部分を言う時に耳が赤くなった。感じていたのか?
「気力を背中に集中するようにすると、コスチュームと本体が引き合って密着するよ」
「あぁ、いいなぁ。前のより軽いし」
そして、テイクオフするエリカ。
「前のは30Km/hだったけど、空気抵抗を見直したので、45くらいは出る。しいて言うと巨乳は不利だ」
と、真由美を見てしまう。エリカよりデカイし。深雪よりもデカイ。
「その為、巨乳の場合は、胸の圧迫感が強くなる。真由美、どうかな?」
「そうですね。前のより圧迫され感が強いです」
「あぁ~♪飛べた~♪」
と、あずさ。飛べなかったあずさが飛べたことで、売上アップは確実だな♪
「で、巨乳な者を対象に。オーダーメイドで胸カップを造る有償サービスも考えて居る。胸カップで空気抵抗を抑える感じになる」
自分の胸を見つめていた真由美が、
「是非。お願いします♪」
と、嬉しげに言って来た。これも売上アップにつながるな。ただ、まだ問題がある為、発売は先になる。胸巻部分のゴムのへたりが早いのだ。特に、巨乳な場合。う~ん。
モニタルームでは牛山さん達が、エリカ達の様子をモニタリングしている。外れるなどのトラブルがあると、大事故になりかねないから。
「高度計を入れて、足の裏が30cm以上の位置の場合は、外れなくするのはどうかな?」
牛山さんに通信機器で連絡をした。
「価格が上がりますが、安全が一番ですよね。次の試作機に組み込んでみます」
「あと、胸巻なんだけど、巻き付けるのでなくて、被せる感じにして、被せたゴムシートをベルト固定にするか?」
まだ、飛んでいない真由美のコスチュームを改造した。
「こんな感じで♪」
「あぁ、いいですね。次の試作でやってみましょう」
さっきよりも胸の形がはっきりとして、恥ずかしそうな真由美。
「真由美、ゴムシートは厚めがいいかな?薄いと乳首が立った場合、感じているって分かっちゃうよね?」
「そうですね…って、恥ずかしい…」
返答した後で、耳を真っ赤にした彼女。
「真由美のそういうとこは好きだよ」
と、伝えると、俯いて更に赤みを帯びていく。そう、僕は、素直な小動物的女性は嫌いではない。ソーナもそうだったし。
「お~い、私もかまってぇ~」
上からエリカの声が聞こえた。では、指パッチン空気砲で狙いを定めて、弾く!ホバリングして喘ぎ始めるエリカ。
「そうじゃないよ~」
違う部位がいいの?違う部位に撃ち込む。
「はぅ…違うって、狙うなよ~」
ランダムがいいのか?変わったヤツだ。特に考えずに撃ち込む。
「あぅ…だから、違う…撃たないで~」
何だ、撃っちゃダメなのか。つまらないなぁ。
「CEO、ここでエスプレイはしないでください。スタッフの女性の目のやり場が…」
笑っているような牛山さんの声。そうだった。ここはテストルームだったねぇ。