※この作品はR-18です。

神器なき男2   作:もっち~!

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作戦決行

 

---シュウ---

 

朱音の部屋に侵入。

 

「シュウ、来てくれたんだ♪」

 

既に数回侵入しているので、しまこという少女とも仲良くなった。彼女は朱音の後継者候補だと言う。まだ、朱音が聖女になっていないのに、青田買いのようだ。それとも、朱音は短命だと言うのだろうか。勿論、しまこから魔女因子を取り除き、僕の駒を入れてある。

 

「どう?元気だったかな、しまこは?」

 

「うん♪」

 

僕に縋り付き、スキンシップを求めて来るしまこ。それを見て膨れている朱音。

 

「朱音、おいで」

 

近づいてきた朱音の頭を優しく撫で、怒りや嫉妬を鎮めていく。

 

「ごめんなさい…」

 

素直に非を認めた朱音。なので、今夜も二人の為だけのマジックショーを始めた。目を輝かしてみている二人。魔女因子が無くなったことで、本来の女の子の姿にもどれたのかも知れない。魔女因子の入っていた頃は、人見知りが激しく、他人とは距離を取っていた。なので、友達もいなかったようだ。

 

『要望した人材が着きました』

 

と、ハニーから念話が届いた。お祭りの日は近いな。じゃ、こっちも行動するかな。

 

「なぁ、朱音、しまこ、一緒に来ないか?もっと不思議な体験をしたくないかな?」

 

「「したい~♪」」

 

よな。カゴの鳥状態だったもんな、この二人。二人を両腕に抱えて、窓から脱出、翼を展開して空を舞う。

 

「え?飛んでいるの?」

 

「凄い、お屋根が小さい♪」

 

「どう?空中散歩の気分は。じゃあ、今回の目玉のマジックだよ。自分で飛びたいと念じてごらん」

 

二人は念じ始めた。素直で、僕の言うことを信じて行動してくれる。彼女達の想いは、僕の駒、ドラゴンの駒に届いた。彼女達にはドラゴンの羽が展開した。

 

ゆっくりと、片手だけを握り、彼女達にも飛んで貰う。

 

「私…飛んでいる」

 

「凄い、凄いよ、シュウ♪」

 

『敵の魔物が追撃を始めました』

 

念話が届いた。

 

「朱音、しまこ、魔物が来たから、安全な場所に移動するよ」

 

頷く二人。三人で、ドラン君へ転移した。

 

-------

 

作戦実行前夜、今回仲間になった者達と交わった。男の子達とまだ、交われない女の子達は思いっきり抱き締め、一人一人に声を掛けた。

 

「ミドウ、小さい子達を護ってくれ」

 

「天使様…今までありがとうございました。今後は俺達で守ります」

 

「テンマ、ミドウを頼むぞ。暴走しそうになったら止めろよ

 

「天使様、わかりました」

 

 

仲間になった者達の中で、ヤスミンとちはやは交わる対象にはなっていない。彼女達は、僕のチーム入りを希望したから。

 

「ヤスミンは、フィンの下に付き、指示の補佐をしてくれ」

 

「わかりました」

 

「ちはやは…裏方だ。その力を生かして、重い物を運んでくれ」

 

「えっ?地味すぎるでしょ?」

 

「地味だけど、大事なことだ。弾薬が切れたら、銃器部隊は全滅だぞ」

 

「あぁぁぁ、そうですね。がんばります」

 

と。で、西九条は特別待遇で迎えた。今後のリーダーとして、子供達を導いてほしいから。

 

「特別待遇って…それ?」

 

僕の巨大化したモノに、ビビる西九条。

 

「そうだけど。こんなにデカイで体験って、そうそう無いぞ♪」

 

「いやいや、そういう特別は…裂けちゃうってぇぇぇぇぇ~」

 

入れて見ると裂ける事無く、すんなりと入っていく。

 

「ガバガバ?」

 

「そんなこと…無いと思いたい」

 

真っ赤な顔の西九条。

 

ゆっくりと動く。透過能力を駆使して、彼女の全身を貫く。

 

「想い出を…忘れない想い出をください」

 

胸に食らいつき、むさぼるように吸う。

 

「もう逢えないんですか?」

 

「瑚太朗達が解決できない事態になったら、戻って来る。そうで無ければ、天界で転生前に逢おう」

 

「そんな先なんだ…」

 

「君の心や記憶にはいる。君に彼氏が出来るまで」

 

「彼氏、作りません。後、名前で呼んでください」

 

「うん?西九条さん?」

 

「じゃ無くて、下の名前です」

 

あぁ、そういうことか。

 

「灯花、僕は灯花の事を忘れない」

 

「ありがとうございます。私も忘れませんよ」

 

彼女の唇と重ねる。舌同士でデート気分だ。

 

 

------

 

ドランへ転移すると、二刀流アーシア(拙作『悪夢の道化師』より)が待っていた。セラフォルーがラスボスだった、兵藤一誠が狙撃された世界のアーシアだ。

 

「てへ♪声をかけてくれて、ありがとうございます♪久しぶりに、女性とできました~♪」

 

え?既に犠牲者がいるのか…あっ、偽伯爵がいない。喰われたのか。はぁ~

 

「アーシア、滅びの歌を打ち消して欲しい。チームウィッチーズは、アーシアの護衛で、アーシアは聖歌隊の歌を阻止してくれ」

 

「アレ使ってもいいですか?」

 

アレとは回復のリバース、殲滅術のことである。

 

「勿論だ。その場で試食はするな。無事に帰ってきたら、ここで好きなだけ喰わしてやる」

 

「はい、楽しみです♪」

 

「ハニー、状況はどうだ?」

 

「魔物が多数発現、朱音ちゃん達を探しているようです」

 

で、朱音達は、お城の中を探索しているようだ。まぁ、この中なら安全だからいいか。

 

「リトル、朱音達を頼む。フィン、迎撃部隊としてチームオラトリオを出撃だ」

 

「了解!」

 

で、僕も戦場へ転移をした。

 

---------

 

魔物には怪獣かな?カプセル怪獣を数体出した。キングギドラ、ラドン、ゴジラ、レッドキングだ。久しぶりのお外で、楽しそうに魔物を屠っていく。

 

「有栖、術者を消せ!」

 

「父様、了解です」

 

「シルキー、建物は壊すなよ」

 

「とうちゃん、まかせてよ~♪」

 

そして、僕も術者を屠りに行く。その途中、アイツにであった。ガーディアンの江坂だ。

 

「『戦場の悪魔』…貴様は生かしておけん!」

 

「そう?僕もお前だけは許さない。いや、加島桜とお前だけは許さないよ♪」

 

江坂の攻撃を透過させていく。そして、黒炉の魔剣を手にした。攻撃に疲れが出始めたアイツに、飛ぶ斬撃をぶち込む。セル=べレスタの特性により燃え尽くされていく江坂の身体。勿論、魂もだ。ヤスミンの村を燃やしやがって…許せない!

 

 

次に加島桜の元へと転移した。車椅子に座っている聖女。彼女からは、人類への憎しみしか感じ取れない。彼女もまた、セル=べレスタで消えて貰った。二度と転生ができないように。

 

 

そして、終わった。子供達に悪夢を見せて来た勢力は消えた。

 

-------

 

ドランに帰還すると、アーシアは気に入った女性を食べ始めていた。どんだけタフなんだ?最後に僕が相手をした。

 

「え?もう無理ですよ~」

 

「はぁい?男も喰わないとダメだぞ」

 

「う~ん…そうですけど…」

 

「イッセーはどうしている?」

 

「無事、ソーナさんの眷属です。私達もそうです。イッセーさん以外、女性ばかりで楽しい毎日ですよ♪」

 

「イッセーが交われないだろ?アーシアが喰ったらさぁ」

 

「大丈夫ですよ。ソーナさんと私がいますから」

 

僕は話し相手をするだけだった。イッセーのことを思うと、彼女には手が出せない。

 

「また、救援を頼めるか?」

 

「勿論です。呼んでください。ここはパラダイスですから~♪」

 

そして、嬉しそうに、二刀流アーシアは帰還していった。

 

朱音としまこは、ドラン要員として、リトル達と暮らしてもらうことにした。魔女因子の影響なのか、歳相応では無く、知恵遅れって感じな時があるのだ。

 

そして、本来の…いや、一誠の世界へと戻る僕達。

 

 

 

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