---シュウ---
キャッスルドランに立ち寄ってから家に帰ると、達也が待っていた。
「内部犯を見つけました」
「こっちも、アレの正体がわかったよ。賢者の石っちゃ言えば、機能はそうなんだけど…オラリオのダンジョンのリビングデッドを覚えているか?」
以前、遭遇した生きている死体について訊いてみた。死体をリビングデッドにするのって、不老不死と言えないことは無い。既に死体であるので不死だし、生きていないので老いることも無い。あの時の魔石は、生きている者に使った場合でも、リビングデッドになる。その場合、脳みそは腐っていないので、思考も会話も出来る。だけど人間では無く、リビングデッドになる。倒すには屠るのでは無く、浄化しか無いし。既に死んでいるので、殺す事が出来無いのだ。まったくもって、メンドーな相手だ。攻撃も、聖属性か火属性以外は、倒せないかもしれないし。
「まさか、あの時の魔石ですか?」
達也は理解が早くて助かる。
「そうだ。なので、あの魔石は粉砕処分した。問題は、まだこの世界に有るかどうかだ。どこで手に入れたかを調べてくれるか?手段は選ばない」
達也の顔が強張る。
「手段は選ばないって…緊急案件ってことですね」
あんな物をこの世界で使われたくない。
「そうだ。達也で追い切れない場合、僕がやる」
更に顔が強張っていく達也。
「いえ、僕にまかせてください。深雪を悲しませたく無いですから」
思い詰めた表情で、達也が出て行った。僕がやった場合の予想が出来ているのだろうな…
「リーラ、僕がいなくなったら、後を頼む」
もっとも信頼している彼女に、後を託す。
「拒否していいですか?いなくならないでください」
僕の背中に抱きつくリーラ。
「でも、アレはマズい…万が一の時は、一誠を分離する。一誠のことを頼みたい」
「いやです。この前、瀕死になったばかりでしょ?また、ですか?」
彼女の魂の叫びが、僕の魂を揺さぶる。
「しょうがないだろ?どこにあるかわからないんだ。アレの組成と構造は頭に入っている。『強奪』でこの世界のいたる場所から、存在する全部を奪い去って、消すしかないだろうな」
どこにあるかわからない場合、『強奪』を発動するエネルギーは膨大になっていく。まして、数すらも不明だし。果たして、今の僕の貯蓄量で賄えるか、心配である。
「私も行きます」
僕の頬に自分の頬を添えるリーラ。
「ダメだって。一誠を頼むよ~」
う~む…
「でも…」
「まぁ、姉ちゃんがどうにかしてくれるよ。どの位の年数をロストするかが問題であるけど」
魂は不老不死では有るが、器は消耗品である。どこまで保つかだな。まぁ、ダメになれば、体組成が再構成されるはずだけど…ますます種別不明な物になっていく僕。
「ちょっと、気になる奴らがいるから、調べてくるよ」
僕はリーラの前から転移した。
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年齢を偽装していた男女。気になる。何者なのだろうか?オーラ的には人間であったけど、年齢偽装をした例はグレイフィアしか見たことが無い。アイツらは最上級クラスの悪魔か?正体次第では、消すことも考え無いとな。飛ぶ鳥跡を濁さずだ。
鈴木財閥記念館で見かけた時、式神達に尾行して貰ったので、家は判明している。で、身体に訊くなら女性だよな♪
で、女性の方を拉致して、僕専用フィールドに連れて来た。寝ていたので、深い眠りにして起きないようにしてある。まず全裸にしてから、歳相応な姿に戻す。女児では身体に訊けないし…手首で拘束して、空間にぶら下げておく。
身体に訊く前に、記憶を読み取る。
名前は灰原哀。本名は宮野 志保。コードネームはシェリー…コードネームって、諜報員か?毒薬「APTX4869」にて女児化…若返りの薬なのに毒薬なのか?
で、男の方の名前は江戸川コナン…胡散臭い名前だな。本名は工藤新一。コイツはコードネームは無いようだ。で、同じ毒薬で男児化…
毒薬「APTX4869」について、記憶を覗く。「アポトキシンよんはちろくきゅう」と読むようだ。黒の組織にて、この女が研究開発したのか。って、黒の組織って何だ?で、元々は毒薬では無かったが、組織が毒薬としてい使用。たまに死なずに、幼児化するだけの場合があるって。この二人は、殺され損ねたのか。で、幼児化は副作用とある。組織は副作用について知らずに使用中…
うん?元々は何の薬だったんだ?頭脳は大人のままで、体組成だけ幼児化かぁ…このタイミングだと…不老不死か?飛躍しすぎかな…その手前の若返りの可能性は有るかぁ。
えっ…解毒出来るのか?なんか胡散臭い薬だな…幼児化を一時的に無効って…どんな原理なんだろうか?製造方法、化学式を読み取り、ハニーへ念話で送っておく。解析しておいてくれるだろう。
「うっ…うぅん…」
女性が目覚めたようだ。
「シェリー、おはよう♪」
あえてコードネームで呼んでおく。僕の正体を黒の組織と誤認させる為。姿は、またしても怪盗キッドになってみた。
「ここは…なんで…あなたは組織なの…」
驚いたように目を見開いて僕を見るシェリー。
「いい身体に育ったようね」
胸を触りながら、乳首に口づけをした。
「止めて…お願い…」
「で。賢者の石をどうするつもりだ?なぁ、シェリー…あぁ、言葉に出さないでいいから。身体に訊きたいからね」
開脚させて、あそこをガン見する。
「止めて…どうもしない…」
湿り気を帯びてきた割れ目を舌先で舐めていく。
「あぁぁぁ~ダメ…やめてぇぇぇ!」
スルーして、開花しはじめた割れ目の内部を舐める。
「あっ…あぁ~ん…」
腹筋が痙攣している。久しぶりな刺激を、愉しんでいるような表情になっている。割れ目の中はきれいなピンク色だ。あまり使っていないようだ。
「で、工藤新一とはどんな関係だ?」
僕の質問にビクっとするシェリー。
「かっ、関係無い…」
充血しているポッチを口に含み、グミのような感触を愉しむ。
「あ…ダメ…お願い…ください」
女児ではなく大人の女性に戻ったシェリーは、お強請りをしてきた。
「工藤新一は恋人か?仲良く、幼児化して、あんな場所でデートとは…」
「彼は関係ない…私を責めてください」
では頂きます。この状態で破ると、幼児化した場合、どうなるんだろうか?それはそれで気になるなぁ。
シェリーの体内に侵入した。ゆっくり奥底まで入ると、肉叩きタイムに突入♪パンパンっと、肉の叩き合う音が響く。
「いい…もっと…」
「工藤とはやったのか?」
「彼には彼女が…」
シェリーの記憶を読む…毛利蘭…毛利って、あの探偵の娘か。う~ん…
「あっ!」
突然、達したシェリー。拘束を解いて、彼女の部屋に戻り、江戸川コナンを工藤新一に戻して、シェリーと交わらせておく。二人が目覚めて5分後に、幼児化するように術式をセットしておく。
さて、帰るか。
---灰原哀---
あれは夢なのか?いや、今も誰かが私と交わっている。誰?彼の顔を見て、固まる…なんで工藤君が…股間に手をやると、確実に刺さっている。えっ?蘭ちゃんはいいの?
工藤君のことを考えていた私は、違和感に気づいた。何で私と工藤君は実年齢の姿で交わっているんだ?アイツは組織では無い。キッドの姿だったけど、工藤君を知らなかった。誰かの擬態なんだわ。誰の仕業だ。この今の状況もソイツの…
「うん…あれ?なんで灰原が…えっ…えぇぇぇぇぇぇ~!」
工藤君が目覚めて、現状を確認した。股間を確認している彼の手が、私の手と触れ合う。
「これ、どういう状況だと思う?ねぇ、工藤君…」
「え?何で?どうして?」
私と交わっていることにパニックる工藤君。しかし、突然、私達の姿は幼児化した。交わりの時間は終わり、子供の添い寝状態になった。
「どうして…」
「わからない。誰が仕掛けたのかも…で、工藤君、交わったのは事実だから…責任を取ってね♪」
彼に微笑む私。
「えっ?」
顔から血の気が引いていく彼。
---シュウ---
一条将輝がやってきて、達也のアシストをするから、女性化を解除してくれと願い出て来た。なので、了承して、元の姿に戻してあげた。
「もう、お前にも深雪さんにも手は出さない。女性化は不便だ!」
「約束を守れよ」
「あぁ、想定する事態は聞いたよ。避けたい事態だな」
「頼むぞ。もし、大量に使われたら、大虐殺大会になる」
「わかった」
一条も捜索に加わってくれた。これで、見付かるかな?
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一誠が就寝すると、僕は夜のお散歩に出掛けた♪目指す家は…目的の人物を全裸で拉致、僕専用フィールドに持ち込んだ。万が一に備えて、エネルギーを備蓄する為だ。表向きの理由は♪
シェリーと同じように手首で拘束して、空間にぶら下げておく。さて、記憶を読むかな?
名前は毛利蘭。父は元刑事の探偵、母は弁護士。現在夫婦別居中…なんか、訳有り家族なのか。工藤新一を愛し、江戸川コナンが工藤新一とは知らないようだ。う~ん…
この子からは情報は得られないようだ。どうするかな。エムっぽいのかな?何もしないで、寝床に返却しておく。
誰から情報を得ればいいんだ?う~ん、シェリーと遊ぼうかな?彼女の部屋に向かう。セキュリティーが厳重になっている。シェリーを『強奪』して、僕専用フィールドに連れ込んだ。勿論全裸にして、女性化させてだ。
手首で拘束して、空間にぶら下げておく。記憶を読まないと…魔石絡みの情報は無いかな?う~ん…うん?明日の夜、キッドが動くのか?まぁ、ルパン達にまかせておくか。同業者でつぶし合ってくれると助かるし。
「あなたは、誰?」
今日は工藤新一の姿に擬態している僕。
「工藤新一です♪」
「嘘っ…工藤君じゃないでしょ?私の全裸を見ても動揺していないし」
うん?アイツは動揺したなのか…毛利蘭以外に抵抗力無いのか…
「まぁ、誰でもいいだろ?些細な問題だよ、シェリー」
「その名前で呼ばないでよ~!」
いいなぁ、強気な女は好きだよ。虐めがいが有るからね♪彼女の下唇だけを口に含み、固めのグミの感触を愉しむ。
「やめて…」
足をばたつかせ、時にはケリを放ってくる。攻撃の類いは総て透過してスルーだ。指で、割れ目をなぞる。徐々に開花して、割れ目の中に指が沈んでいく。
「ダメ…そこ…あぁぁぁぁ~」
指だけで達したシェリー。感じ易いのかな?今宵は後ろから差し込み、両手で、胸を感触を愉しむ。
「やめて…あなたは誰?」
「この前は愉しめたかな?愛している工藤君と交わっていたけど」
「…あなたの仕業なの?誰なの、あなたは?あっ…動かないで…ダメっ…あぁぁぁ…いい…」
「知りたい情報を得られたら、もう関わらない」
「そうなの…じゃ、教えない…」
えっ?何、その展開は…
「黒の組織について教えろ!」
「逢えなくなるから、教えないわよ!」
いや、だから…僕と会えなくてもいいだろ?もう、記憶を読むか…
黒の組織…若返り…極秘プロジェクト…断片化した記憶しか読み取れない。組織から脱走した際に記憶を弄られたのか?
「なんだ。あまり情報を持っていないのか」
「えっ…記憶が読めるの…」
「見た目は工藤、頭脳は大人だからね♪」
意味不明な事を言う僕。彼女の対応に少し動揺しているのだった。
「じゃ、もう逢わない。君を君の部屋に帰すよ!」
彼女から離れて、膜を再生してから、彼女を幼児化して、部屋に戻した。さて、手がかり無しだ。どうするかな…
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翌日の夜。キッドの予告状の為に、記念館は警察関係者で守られていた。ルパン達も紛れている。キッドは直接会ったことが無いので、オーラが判らないので、探せない。
夜空にヘリの音が響く。民間用のヘリの音では無い。これって…
「軍隊仕様兵器を使う奴らって誰だ?」
無線でリョウに訊いた。
「うん?街中で使うのか?う~ん…」
「3機いる。地上から確認できるか?」
「あぁ、見つけた。21時の方角だ。どうする?」
「様子見だな。GPS信号を追尾を頼む」
「了解!」
リョウ達のチームには石の行方を追ってもらう。ルパン、キッドはそんな物を使わないよな?
「キッドが盗んだよ」
空跳ぶお尻ちゃんこと、元怪盗305号の麻生かすみから連絡があった。
「脱出して、なんかヤバそうだよ」
「了解!」
キッドは屋上に上り、ハングライダーで逃走を図る。軍事ヘリがキッドを取り囲み、生け捕りにしようとしている。どうするかな。
探査してみる。軍事ヘリには核は積んでいないようだ。だけど、こんな場所で打ち落とせないよな。そうだ♪
『ネウロイ君、川の上でヘリを集めて、落としてくれる?』
『了解♪少し食べていいんかな?』
『腹を壊さない程度にね』
『はぁ~い♪』
金属を吸い付け、食べることが出来る仲間に依頼した。キッドを囲んでいた軍事ヘリ達は、川の上空に吸い寄せられるように、流れて行く。キッドはこの隙に逃走を図るが、狙撃されて、落ちていく。ヘリに狙撃手がいたのか…
キッドの落下地点にはリョウのチームが向かっているはずだ。ルパン達もか…
「リョウ、ルパン達も行ったぞ!」
「あぁ、見付からないようにする」
しばらくすると、リョウから連絡があった。
「キッドの怪我マズいぞ…助けるか?」
「こっちで拉致する。ファルコンの店に戻って」
「了解…あっ、ルパン達に見付かったぞ」
キッドの居場所に向かう。腹と肩から血を流しているキッドが、ルパン一味に囲まれていた。
「おい、不二子になんてことをしやがった」
「おいおい、キッドの怪我よりも彼女の事が優先なのか?」
工藤新一の姿でルパン達の前に出る僕。
「うん?工藤新一…いや、お前は誰だ?工藤新一に化けているだけだろ?」
あれ?バレている。まぁ、いいや。スルーだ。
「キッド、大丈夫か?」
キッドの傍に寄ろうとする僕に銃口を向ける、ルパン一味。一人は刀…居合抜きの構えか…キッドは、出血が酷く、意識があまり無い。その上、今度は戦闘機が近づいて来ているし…取り敢えず、キッドと共に転移した。
転移した先は、シェリーの部屋だ。
「もう、私には関わらないんじゃなかったの?」
女児化しても、話し方が大人状態と代わらないシェリー。
「ここしか、安全な場所が無くてな」
「キッド…何、この怪我…脈が…」
「まだ、大丈夫だ。脈は触れている」
キッドに治癒術を施す。気を操作して、出血を止め、自己回復力を活性化していく。
「あなたは何者なの…そんな大怪我を治すなんて…」
「偽工藤新一ってことで、カンベンしてくれないか。正体は言えない」
この家の周囲に結界を張り、外部からの侵入を防ぐようにしておく。
「血は止まった。後は造血か…」
「出来るの?そんなことが…」
キッドの血を一滴指に載せ、念じる。この血の複製を創造して、キッドの身体に転移させていく。
「すごい…顔色が良くなっていく」
シェリーが驚きの声をあげた。空いている片手で、キッドの血圧を測る。血液を入れすぎると高血圧になるから。
「こんなとこで、大丈夫そうだな」
うん?キッドの服に発信器が付いている。誰のだ?その時、爆裂音がした。敵襲か。
「何…」
シェリーが怯えている。
『お客さんは誰?』
念話で訊いた。
『ルパン一味…バズーカ砲を撃ち込んでいるぞ』
龍斗から念話が届いた。九十九屋にガードを頼んでおいた。
『倒せそうか?』
『悪い、勝て無いケンカはしない』
『しょうが無い。状況確認だけはしてくれ』
『了解だ!』
「シェリー、キッドを頼めるか?」
キッドの容体を診てくれているシェリーに言った。
「行っちゃうの?」
僕を不安そうな目でみるシェリー。
「頼めるか?」
「また、来てくれる?」
僕に縋ってきた。少しドキっとした。女児なのに色気を感じるシェリー。
「暇が有れば…」
動揺がバレないように振る舞う、小心者の僕。
「わかったわ」
僕はお外に転移した。
『戦闘機はコチラで迎撃します』
キャッスルドランにいる朱音から念話が入った。
『あぁ、まかせたよ』
空中戦はドラン君が得意だし♪僕はルパン達の元へ急いだ。
不二子よりシェリーの方がそそると言うか(^^;