※この作品はR-18です。

遊戯王エロゲモンスターズ   作:アメフト

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カードテキストの説明は基本的に初出のカードのみにつけています。


第31話 昔話

三沢と万条目のデュエルがあった日の夜。俺は悪夢を見た。いや、正確には昔あった出来事を正確に再現した夢を見たというべきか。夢は「あの日」から始まった。そう、あの女が家に来た「あの日」から。最初は楽しい日々だった。しかし、それゆえに後々起こった出来事はより一層苦しいものになった。もっとも、「最上」の悲しみに「より一層」という言葉が、用いることができるのかが疑問だが・・・。

 

眼を覚ますとまだ夜だった。目覚まし時計を見ると寝てから2時間も経っていなかった。にもかかわらず、おそろしいほど寝汗はかいていた。とりあえず、のどの渇きを癒すため水を飲むことにした。

カルキ臭さを消すために氷を入れた水道水を飲みつつ、今日の出来事を振り返った。今日は三沢と万条目がデュエルした後、ひどく落ち込んだ万条目を置いてけぼりにして授業に出た。その後、みんなで昼食とった。授業が終わると麗華と勉強をし、購買の手伝いをして、それらが終わるといよいよお愉しみの時間というわけである。

今日は女子寮に潜入することにした。手段はもちろん、鮎川先生を脅してである。先生もさすがに最初は「うん」とは言わなかった。しかし、「先生が認めないなら、女子生徒を先生と同じような目にあわせてもいいんですよ。」というと、青ざめながら認めてくれた。それには生徒を思いやる点ではこの人も先生なんだなと感じた。まあ、先生なのに勤務時間中にストレスの発散をするのはどうかと思うが。

女子寮にこうして忍び込んだ後は、鮎川先生を当然犯した。先生の膣内は女子生徒のものとは質感が違っていた。女子生徒をこれから成熟する果物であるとするならば、先生は完熟した果物だった。要するに男を知っている。そのため、俺が強引に犯しても知らず知らずのうちに、俺に快楽を与え、自分が快楽を得るように行動してしまうのだった。

彼女を犯した後はハーレムメンバーの相手をすることにした。先生から監視カメラの死角、生徒の住んでいる部屋、いつなら廊下の人通りが少ないかなどを聞き出した。それを利用し、俺は部屋に潜入した。部屋ではツァン、雪乃、彰子の3人が今か今かと俺の登場を心待ちにしていた。俺は部屋に入ると、これから完熟していく果物を存分に食い荒らしたのだった。

 

そこまで考えたところで水を飲みほしていたのに気付き、急いで氷を補充し、蛇口をひねる。そうしながら俺は続きを思い出していた。ハーレムを愉しんだ後、部外者に発見されることを恐れて、3人の引き留めを惜しく思いつつ、自分の部屋に帰ったのだ。今日の出来事をすべて思い出すと俺は水を飲んだ。冷たくてうまかった。氷によって冷やされていることと水分が不足していたことで水道水とは思えぬ旨さだった。のどの渇きがいえると俺は新しいことを考えていた。

 

「それにしても、なぜ昔の夢を見たのだろうか?」

 

俺は夢はあまり見る方ではない。この世界に来てから夢を見たのは今日を除けば1日だけだ。

 

「悪いことをしたから神様が罰として悪夢を見せたのか・・・まさかな。」

 

昔、母親に悪さを止めるよう脅された際に言われた言葉を思い出す。「悪さをすると神様は見ていて罰として悪い夢を与える」。子供のときはそれを真に受けていて悪いことはしないと誓ったものだった。いや、大人になってからもできるだけ悪いことはしないように努めてきたものだった。

 

「それが、今や何股もかけて女をたぶらかし、教師を強姦までする始末だもんな。」

 

コップを振って氷が奏でる音を聞きながらひとりごちる。そして言葉を続け、思索する。

 

「ゲームの世界だから悪行も許される。しかし・・・」

 

俺はこの世界がゲームだと思ってゲームの主人公キャラが行うような行為を行ってきた。だが、時折思ってしまう。この世界は本当にゲームの世界なのか、自分は本当に現実の世界から来たのか、そしてゲームをクリアしたらこの世界はどうなるのか。

 

「・・・ゲーム期間は『アカデミア卒業まで』にしてあるわけだから何をせずともクリアはおそらくできる。しかし、卒業した後、この世界はどうなるのだろうか。」

 

俺はしばらく考え込んだ。そして・・・

 

「考えてもどうしようもない。もう時間はあまりないけれどもう少し寝よう。」

 

そうして夜が明け始めた時刻に再び、ベットに横たわった。

 

 

翌朝、購買での手伝いをした後、俺は教室に向かった。教室は一つのうわさで持ちきりだった。つまり、「万条目が三沢に負けた後、アカデミアを逃げ去った」。原作通り、俺たちは万条目の捜索を行うことになった。

捜索は女性陣の大声での罵声などもあり、にぎやかに行われた。そしてこれまた原作通りに枕田がSALに拉致され、枕田の身柄とSALの自由を賭けたデュエルが行われることになった。ちなみに出るのは当然、俺である。

 

「ああ、おろしてよぉ~。」

 

いつも強気な女性の泣き顔はなぜそそるのだろうか。そんなどうでもいいことを考えながらデュエルを開始した。

 

『デュエル!!』

 

俺は手札を確認する。今回使うデッキは最近、ワンキルばかりしている気がしたのでワンキルにならないようそれなりに手加減し、なおかつ猿を退治するのにふさわしいデッキを選択した、のだが。この手札を見る限り、今回もどうやらワンキルになりそうだ。やれやれと思いつつ、SALに言ってやる。

 

「サービスだ。SAL、お前が先行・後攻を決めろ。」

「ウキッキキー。それでは先行。私のターン。」

 

原作ではコイツのデッキは【猿】とでも表現すべきデッキだった。そしてこれまでの対戦を考えたら攻略可能キャラならともかく、モブキャラにはたいして強力なデッキを使ってきていない。だったら先行をくれてやっても対して問題ない。妨害札も複数、握ってるしな。

 

「私は『召喚僧サモンプリースト』を召喚。」

 

『召喚僧サモンプリースト』

効果モンスター 星4 闇属性 魔法使い族

攻撃力800 守備力 1600

(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはリリースできない。

(3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

 

召喚されたモンスターをみて、俺は動物実験の実行者に質問をする。

 

「質問なんだが、実験ではSALは大体どれぐらいの相手なら倒すことができるんだ?」

「ふふ、驚くな。先行をとった場合、高確率でプロデュエリストチャンピオンさえも打ち破る。」

 

その話を聞くと、十代達は大いに驚いていた。ちなみに俺はさほど驚かなかった。なぜなら、『召喚僧サモンプリースト』召喚でデッキ内容が大体、予想できていたからだ。ちなみに「先行をとった場合」という一言で予想は確信に変わった。後はどうやってSALを自然に返し、ついでに枕田を奪還するか、算段をまとめるだけだ。そして答えは出た。

 

「いいぜ、こいよSAL。」

 

そういってSALに続きを促す。それを聞くと、SALはプレイを続けた。

 

「『召喚僧サモンプリースト』は効果により守備表示になる。そして手札の『禁じられた聖衣』を墓地に送り効果発動。デッキから2体目の『召喚僧サモンプリースト』を特殊召喚。新たに出した『召喚僧サモンプリースト』の効果発動。手札の『エアーズロック・サンライズ』を墓地に送り、デッキから『レスキューキャット』を特殊召喚。効果発動。デッキから『X-セイバー エアベルン』2体を特殊召喚。そして『召喚僧サモンプリースト』と『X-セイバー エアベルン』2組をシンクロ召喚。獣の咆哮、 黒き暴風となりて、全ての敵に死を与えん!シンクロ召喚!現れよ!『ダーク・ダイブ・ボンバー』!」

 

予想通り、初手で『ダーク・ダイブ・ボンバー』か。しかも2組。これなら『エフェクト・ヴェーラー』2枚を握っていないと防げないな。まあ、『エフェクト・ヴェーラー』が1枚しかなくても防ぐ方法はあるにはあるんだが。

 

「『ダーク・ダイブ・ボンバー』の効果発動。もう1体の『ダーク・ダイブ・ボンバー』をリリースして1400ポイントのダメージを与える。その後、自身をリリースしてさらに1400ポイントのダメージを与える。」

 

小南遊 手札5枚

LP4000→2600→1200

 

いきなり俺が大ダメージを受けたのを見てみんなは「遊!」と心配の声をあげる。研究者たちは自身の成果を誇るのとこのままではSALが逃げてしまうと心配するのとで忙しそうだった。そうした中、SALは喜びに満ち溢れながらプレイを続ける。

 

「さらに『死者蘇生』を発動。墓地から『ダーク・ダイブ・ボンバー』を特殊召喚。」

 

枕田からの悲鳴交じりの罵倒とみんなから絶望の声が聞こえる。しかし、ハーレムメンバーまでもが俺が負けると思っているって少し気落ちするね。そう思いつつ、手札からカードを切る。

 

「『ダーク・ダイブ・ボンバー』の特殊召喚成功時、手札の『エフェクト・ヴェーラー』を捨てて効果発動。『ダーク・ダイブ・ボンバー』の効果を無効にする。」

 

これでワンキルされることはなくなった。安堵のため息がどことなく聞こえる。

 

「ならば、私はカードを1枚伏せてターンエンド。」

 

SAL 手札0 LP4000

場:『ダーク・ダイブ・ボンバー』

 

「俺のターン。ドロー。」

 

そしてターンを進めようとしたところで猿の群れがやってきた。どうやらSALに帰ってきてもらいたいがゆえにやってきたようだった。そのことを理解して動揺が広がる周りを尻目に俺はプレイを続けた。

 

「手札から今ドローした『調律』を発動。デッキから『ジャンク・シンクロン』を手札に加える。その後、デッキトップを墓地に送る。今手札に加えた『ジャンク・シンクロン』を通常召喚し、その効果により墓地の『ボルト・ヘッジホッグ』を特殊召喚。レベル2『ボルト・ヘッジホッグ』にレベル3『ジャンク・シンクロン』をチューニング。レベル5『TGハイパー・ライブラリアン』」

 

『調律』(通常魔法)

(1):デッキから「シンクロン」チューナー1体を手札に加えてデッキをシャッフルする。その後、自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。

 

『ジャンク・シンクロン』

チューナー・効果モンスター ☆3 闇属性 戦士族 

攻撃力1300 守備力 500

(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

『ボルト・ヘッジホッグ』

効果モンスター ☆2 地属性 機械族

攻撃力 800 守備力 800

(1):自分メインフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果は自分フィールドにチューナーが存在する場合に発動と処理ができる。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

『TGハイパー・ライブラリアン』

シンクロ・効果モンスター ☆5 闇属性 魔法使い族

攻撃力2400 守備力 1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。

 

俺のデッキはご覧の通り。【ジャンク】デッキだ。【ジャンク】が猿に対して相性がいい理由?日本昔ばなしの「さるかに合戦」を知らないのか。独り言を心の中でつぶやきつつ、ターンを進める。

 

「手札の『レベル・スティーラー』をコストに『クイック・シンクロン』を特殊召喚。そして『クイック・シンクロン』のレベルを1つ下げ、『レベル・スティーラー』を特殊召喚。『レベル・スティーラー』が特殊召喚されたことで『TG ワーウルフ』を特殊召喚。レベル3『TG ワーウルフ』とレベル1『レベル・スティーラー』にレベル4になった『クイック・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚『ロード・ウォリアー』。『TGハイパー・ライブラリアン』の効果により1枚ドロー。」

 

『レベル・スティーラー』

効果モンスター ☆1 闇属性 昆虫族

攻撃力600 守備力 0

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。

(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。

 

『クイック・シンクロン』

チューナー・効果モンスター ☆5 風属性 機械族

攻撃力700 守備力 1400

このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。このカードをS素材とする場合、「シンクロン」チューナーを素材とするSモンスターのS召喚にしか使用できない。

(1):このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。

 

『TG ワーウルフ』

効果モンスター ☆3 闇属性 獣戦士族

攻撃力1200 守備力 0

レベル4以下のモンスターが特殊召喚に成功した時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、自分のデッキから「TG ワーウルフ」以外の「TG」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 

『ロード・ウォリアー』

シンクロ・効果モンスター ☆8 光属性 戦士族

攻撃力3000 守備力 1500

「ロード・シンクロン」+チューナー以外のモンスター2体以上

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキからレベル2以下の戦士族・機械族モンスター1体を特殊召喚する。

 

「『ロード・ウォリアー』の効果発動。デッキから『ジェット・シンクロン』を特殊召喚。『ロード・ウォリアー』のレベルを1つ下げて『レベル・スティーラー』を蘇生。レベル1『レベル・スティーラー』にレベル1『ジェット・シンクロン』をチューニング。レベル2『フォーミュラ・シンクロン』。『フォーミュラ・シンクロン』と『TGハイパー・ライブラリアン』の効果により2枚ドロー。『ロード・ウォリアー』のレベルを1つ下げ、『レベル・スティーラー』を蘇生。俺の場にチューナーが存在することにより『ボルト・ヘッジホッグ』を特殊召喚。ただし、この方法で特殊召喚された場合、フィールドを離れたとき除外される。レベル2『ボルト・ヘッジホッグ』とレベル1『レベル・スティーラー』にレベル2『フォーミュラ・シンクロン』をチューニングレベル5『A・O・Jカタストル』。『TGハイパー・ライブラリアン』の効果により1枚ドロー。『死者蘇生』を発動。墓地から『フォーミュラ・シンクロン』を蘇生。そして『レベル・スティーラー』の効果により『ロード・ウォリアー』のレベルを1つ下げ蘇生。レベル5の『ロード・ウォリアー』とレベル5『A・O・Jカタストル』にレベル2の『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング。レベル12『シューティング・クェーサー・ドラゴン』。『TGハイパー・ライブラリアン』の効果により1枚ドロー。」

 

『ジェット・シンクロン』

チューナー・効果モンスター

星1/炎属性/機械族/攻 500/守 0

「ジェット・シンクロン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。

(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

ドローしたカードを確認する。よし。

 

「手札から『強制転移』を発動。俺は『レベル・スティーラー』を選択する。SAL、お前はどうする?」

「・・・『ダーク・ダイブ・ボンバー』を選択・・・」

 

『強制転移』(通常魔法)

お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、そのモンスターのコントロールを入れ替える。そのモンスターはこのターン表示形式を変更できない。

 

機械的ではあるが、弱々しい口調で諦めがちにSALはそう言った。俺は念のために手札を確認した。手札は4枚。その中には『シンクロン・エクスプローラー』と『ドッペル・ウォリアー』、『貪欲な壺』がある。だから仮にこのターンの攻撃が防がれても次のターンには『スターダスト・ウォリアー』ぐらいには十分つなげられる。それにクェーサーの効果や最後の初期手札であるこのカードの存在、SALの手札が0であるということを考えたら返しのターンで逆襲される可能性はほぼ0だ。そう結論付け、猿たちをみる。

 

『シンクロン・エクスプローラー』

効果モンスター ☆2 地属性 機械族

攻撃力 0 守備力700

(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「シンクロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

『ドッペル・ウォリアー』

効果モンスター ☆2 闇属性 戦士族

攻撃力800 守備力800

(1):自分の墓地のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドに「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

『貪欲な壺』(通常魔法)

(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから2枚ドローする。

 

『スターダスト・ウォリアー』

シンクロ・効果モンスター ☆10 風属性 戦士族

攻撃力3000 守備力 2500

Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上

(1):相手がモンスターを特殊召喚する際に、このカードをリリースして発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

(2):このカードの(1)の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。

(3):戦闘または相手の効果で表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。エクストラデッキからレベル8以下の「ウォリアー」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

 

猿たちは俺に対して非難の声をあげる、これから起こることに対して恐怖する、見ざる聞かざる言わざるの態度をとるものと様々な対応に分かれた。しかし、俺に対して嫌悪感を抱いている点では共通していた。それを見て俺は嘆息した。これでも十分手を抜いてるんだぞ。『調律』は原作効果ではなくOCG効果を使ったし。サモサモキャットベルンベルンを予測しながら初っ端のサモプリをヴェーラーで無効にしなかったし。『ジェット・シンクロン』の効果を使わなかったし。他にも色々と手を抜いたことはあるがそれを言っても仕方あるまい。そう思いつつ、SALを見た。

SALはもう観念したのか、諦めの様子だった。機械が顔を覆っているために表情はよくわからなかったが、行動の振る舞いなどからそう思われた。しかし、サレンダーはしなかった。その在り方に現実世界のデュエルとは違ったマナーを感じた。

 

「バトルフェイズ。『シューティング・クェーサー・ドラゴン』で『レベル・スティーラー』を攻撃。天地創造撃 ザ・クリエーションバースト!」

「・・・リバースカードオープン。『聖なるバリアミラーフォース』!」

「無駄だ!『シューティング・クェーサー・ドラゴン』の効果によりミラーフォースを無効にし、破壊する。そして『シューティング・クェーサー・ドラゴン』はシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。ゆけ、『シューティング・クェーサー・ドラゴン』!!」

 

『シューティング・クェーサー・ドラゴン』の攻撃がSALを襲った。ダメージは4000.ライフを一撃で葬り去る威力である。その衝撃により、SALの体を支配していた機械の枷は破壊された。かくしてデュエル版「さるかに合戦」は猿との戦いを終え、あとはエンディングを残すのみとなった。

 




ちなみに万丈目を捜索した人物。

原作:十代、翔、明日香、枕田ジュンコ、浜口ももえ 計5名

この作品:十代、翔、明日香、枕田ジュンコ、浜口ももえ、遊、麗華、宮田ゆま、ツァン、雪乃、彰子 計11名

捜索する人数が倍以上に増えているよ。よかったね万丈目。
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