「「デュエル」」
今、行われている決闘は十代とクロノス。ちなみにこの世界では十代は電車に乗り遅れることが無かったようで本来の順番通りきちんと順番通りに戦っている。ちなみにツァン・ディレは次が試験の順番らしく出て行ったので、俺は今控室に1人でおり、どう戦うべきかを悩んでいる。
このデュエルアカデミアの実技試験で試験官が使うデッキは受験生の筆記試験の成績によって決定されることになっている。筆記試験の点数が高ければデッキが弱く、試験の中でもデュエル問題の成績が高ければデッキが強くなるのである。例えばここに筆記試験の成績が80点であるAとBがいるとする。Aが主要5科目の基礎試験で40点、デュエル問題で40点をとり、Bが主要5科目で20点、デュエル問題で60点だった場合には同じ80点だがBの方がAよりも強いデッキと対戦することになる。Aが90点、Bが60点の場合にもBの方が強いデッキと戦うのである。この理由としては筆記試験で優秀な成績を納めることができたものはよいデュエリストになる可能性が高いので学園としてはできるだけ受け入れたい、デュエル問題で高得点を出せたことは実力によるものであるのかを確認するなどの理由がある。結局何が言いたいかというと筆記試験で60点しか取れず、しかもデュエル問題で最高点をとった俺は試験官の持つ最強のデッキと対戦することになるのである。これまでのアカデミアに合格した者のボーダーラインから俺が合格するにはどうしても勝利することが必要になる。確実に勝利するにはどうすべきかいま俺は作戦を練っている。
そうやって作戦を練り終えたのとほぼ同時にデュエルの決着がついたようだ。「E・HERO フレイム・ウィングマン」のスカイスクレイパー・シュートによってクロノス教頭の「古代の機械巨人」が戦闘破壊され、戦闘ダメージと効果ダメージによってクロノス教頭のライフが0になった。そうしてまた1人合格者が決定し、次に試験を受けるのは・・・。
「受験番号226番ツァン・ディレさん。デュエルコートまで来てください。」
ツァンである。ツァンはさすがに少し緊張しているのか、少し顔が赤いように感じられた。しかし、それ以外には目立った特徴はなく、礼儀正しく挨拶を済ませて決闘が始まった。この試験では先行が受験生に与えられる。よってツァンのターンからである。いったいどんなデュエルをするのか、好奇心を持ってみることにした。
「ボクのターン。手札から『六武の門』を発動。さらに『六武衆の結束』を2枚発動。」
これを見ておれはツァンの勝利を確信した。
『六武の門』(永続魔法)
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを2つ置く。
自分フィールド上の武士道カウンターを任意の個数取り除く事で、以下の効果を適用する。
●2つ:フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」または「紫炎」と名のついた
効果モンスター1体の攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●6つ:自分の墓地に存在する「紫炎」と名のついた効果モンスター1体を特殊召喚する。
『六武衆の結束』(永続魔法)
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。
「手札から『真六武衆-カゲキ』召喚。カゲキの効果で『六武衆の影武者』を特殊召喚。『六武の門』の効果を発動。2枚の『六武衆の結束』から武士道カウンターを2個ずつ取り除き、デッキから『六武衆の師範』を手札に加える。さらに『六武の門』からも武士道カウンターを4つ取り除き、『真六武衆-キザン』を手札に加える。そして『真六武衆-カゲキ』に『六武衆の影武者』をチューニング。天統べるため、つわもの率いる若武者よ、今現れよ。シンクロ召喚、いざ出陣『真六武衆-シエン』。そして自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが存在することにより、『六武衆の師範』を特殊召喚。『六武の門』の効果を発動。2枚の『六武衆の結束』から武士道カウンターを2個ずつ取り除き、『真六武衆-キザン』を手札に加える。『六武の門』からも武士道カウンターを4つ取り除き、『真六武衆-キザン』を手札に加える。自分フィールド上に『真六武衆-キザン』以外の「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在することにより手札から2体の『真六武衆-キザン』を特殊召喚する。『六武の門』の効果を発動。2枚の『六武衆の結束』から武士道カウンターを2個ずつ取り除き、『真六武衆-シナイ』を手札に加える。『六武の門』からも武士道カウンターを4つ取り除き、『真六武衆-ミズホ』を手札に加える。ボクは2体の『真六武衆-キザン』でオーバーレイ。歴戦の影武者よ、主君のために大いなる影となれ。エクシーズ召喚、『六武衆の影-紫炎』。さらに手札から最後の『真六武衆-キザン』を特殊召喚する。『六武の門』の効果を発動。『六武の門』から武士道カウンターを4つ取り除き、『真六武衆-エニシ』を手札に加える。ここで2枚の『六武衆の結束』の効果を発動。このカードを墓地に送ることで乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。2枚の『六武衆の結束』にはそれぞれカウンターが2個ずつ乗っていた。よってボクは2枚ずつ計4枚ドローする。そして手札を4枚伏せてターンエンド。」
ツァン・ディレ LP4000
手札3枚(『真六武衆-シナイ』、『真六武衆-ミズホ』、『真六武衆-エニシ』)
場 『真六武衆-シエン』、『六武衆の影-紫炎』、『六武衆の師範』、『真六武衆-キザン』、永続魔法『六武の門』、伏せ4枚
うん、これはひどい。さすがはツァン・ディレ、ピンクの悪魔。タッグフォース6での鬼畜っぷりを思い出す。これは試験官もかわいそうだよ。どうすりゃあいいのかわからなくて半泣きしてるよ。
「わ、私のターン。ドロー。手札から『ブラックホール』を発動。フィールド上のモンスターをすべて破壊する。」
「『真六武衆-シエン』のモンスター効果発動。1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時、その発動を無効にし破壊する。」
「手札を一枚捨て、『ライトニング・ボルテックス』発動。相手の表側表示モンスターをすべて破壊する。」
「カウンタートラップ発動、『六尺瓊勾玉』。自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが、表側表示で存在する場合、相手が発動したカードを破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。」
「モンスターをセットし、カードを一枚伏せてターンエンド。」
試験官 LP4000 手札2枚
場 セットモンスター、伏せ1枚
「ボクのターン。ドロー。手札から『真六武衆-ミズホ』召喚。『真六武衆-ミズホ』の効果発動。『真六武衆-キザン』をリリースしてセットモンスターを破壊。そして『真六武衆-ミズホ』が自分フィールド上に存在することにより、『真六武衆-シナイ』を特殊召喚。そして『六武衆の影-紫炎』の効果を発動。『真六武衆-シナイ』の元々の攻撃力を2000にします。バトルフェイズ。全モンスターで攻撃。」
「リ、リバースカードオープン。カウンタートラップ『攻撃の無力化』。こ、これで攻撃は無効になり、バトルフェイズは終了・・「カウンタートラップ発動。『神の宣告』。これで『攻撃の無力化』を無効にします。」な、なに?!」
「よって全モンスターであなたを攻撃します。」
「うあああ。」
試験官LP4000→-6700
決着がつくと会場は一瞬静まり返り、すぐに大興奮に包まれた。それはそうだろう。デュエルアカデミア実技試験における歴代最高記録である2ターン目での勝利を記録したのだから。ツァン・ディレは声援を浴びると照れを隠そうとして隠し切れないまま、試験が終了者控室である観客席に向かった。
「受験番号334番。宇佐美彰子さん。デュエルコートまで来てください。」
さて会場が興奮から覚めないまま、ウサミンの順番が来た。ウサミンはツァン・ディレと対照的に、ツァンディレの後だからか、ガチガチに緊張しており青ざめていた。そんな状況でデュエルが始まった。
「デュエル」「デュ、デュエル」
先行はウサミンからだが、緊張のために間違えてドローをしようとした。幸いにも試験官に指摘されて事なきを得た。会場はそれをみて、失笑に包まれた。ウサミンは息を大きく吐き出すとターンを開始した。
「手札から『強欲な壺』を発動し、デッキからカードを2枚ドローします。そして『天使の施し』を発動。デッキからカードを3枚ドローし、2枚を捨てます。」
『強欲な壺』(通常魔法)
デッキからカードを2枚ドローする。
『天使の施し』(通常魔法)
自分のデッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選択して捨てる。
「『レスキューラビット』を通常召喚。そして効果を発動します。このカードをゲームから除外し、デッキから2体の『大くしゃみのカバザウルス』を特殊召喚。」
『レスキューラビット』
効果モンスター ☆4 地属性 獣族
攻撃力 300 守備力 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
『大くしゃみのカバザウルス』
通常モンスター ☆4 水属性 恐竜族
攻撃力1700 守備力1500
巨大な体を持つカバの化け物。その巨体から繰り出されるくしゃみは、ハリケーンに匹敵する。
「私は2体の『大くしゃみのカバザウルス』でオーバーレイ。太古の生命よ、悠久の時を得てその姿を昇華せよ!エクシーズ召喚!ランク4『エヴォルカイザー・ラギア』」
ドラゴンへと進化した恐竜がフィールドに現れた。
『エヴォルカイザー・ラギア』
エクシーズ・効果モンスター ★4 炎属性 ドラゴン族
攻撃力2400 守備力2000
恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動する。
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
「さらに私はカードを2枚伏せてターンエンドです。」
宇佐美彰子 LP4000 手札3枚
場 『エヴォルカイザー・ラギア』 伏せ2枚
「私のターン。私は手札から『地砕き』を発動。」
『地砕き』(通常魔法)
(1):相手フィールドの守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。
「私は『エヴォルカイザー・ラギア』の効果を発動し、『地砕き』を無効にします。」
「ならば『切り込み隊長』召喚し、その効果によりもう1体の『切り込み隊長』を特殊召喚。『切り込み隊長』が2体存在することにより君は攻撃できない。」
『切り込み隊長』
効果モンスター ☆3 地属性 戦士族
攻撃力1200 守備力 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
試験官 LP4000 手札3枚
場 『切り込み隊長』×2
俗に言う「切り込みロック」。昔主流だった戦術の1つだ。さあどう対処するのかね?
「私のターン。ドロー。手札から『D・D・R』を発動。手札1枚をコストに『レスキューラビット』を帰還させます。そして効果発動。デッキから2体の『二頭を持つキング・レックス』を特殊召喚。そして『セイバーザウルス』を通常召喚。」
『D・D・R』(装備魔法)
手札を1枚捨て、ゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
『二頭を持つキング・レックス』
通常モンスター ☆4 地属性 恐竜族
攻撃力1600 守備力1200
恐竜族の中では強力なカード。2つの頭で同時攻撃。
『セイバーザウルス』
通常モンスター ☆4 地属性 恐竜族
攻撃力1900 守備力 500
おとなしい性格で有名な恐竜。大草原の小さな巣でのんびりと過ごすのが好きという。怒ると怖い。
「さらにリバースカードオープン。『ブレイクスルー・スキル』。このカードで『切り込み隊長』1体の効果を無効にします。」
「何?」
『ブレイクスルー・スキル』(通常トラップ)
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
「そして2体の『二頭を持つキング・レックス』でオーバーレイ。太古の牙よ、現世によみがえり敵を狩れ!エクシーズ召喚!ランク4『エヴォルカイザー・ドルカ』。そしてバトルフェイズです。『セイバーザウルス』で『切り込み隊長』を攻撃、『エヴォルカイザー・ラギア』でもう一体の『切り込み隊長』を攻撃。」
試験官LP4000→3300→2100
「そして『エヴォルカイザー・ドルカ』でダイレクトアタック。」
「手札から『バトルフェーダー』を捨て効果発動。このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。」
「その効果にチェーンして『エヴォルカイザー・ドルカ』の効果発動。オーバーレイユニットを一つ取り除いて効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊します。」
「何!?」
『バトルフェーダー』
効果モンスター ☆1 闇属性 悪魔族
攻撃力 0 守備力 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
『エヴォルカイザー・ドルカ』
エクシーズ・効果モンスター ★4 炎属性 ドラゴン族
攻撃力2300 守備力 1700
恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
「ぐわぁ」
試験官LP2100→-200
『エヴォルカイザー・ドルカ』の攻撃が決まり、勝負はウサミンの勝利に終わった。そして会場はこれまた2ターンで勝利したことをほめたたえる拍手に包まれた。ウサミンはその拍手を自分が受けるにはふさわしくないと思っているのか、下を向いたまま早足でかけていった。そして次の受験生は・・・。
「受験番号573番小南遊さん。デュエルコートまで来てください。」
俺である。さて、俺は今回、某漫画家が「だれが使っても勝てる」と評したデッキをさらにチートにしたものを使うことにした。
「あなたすごいじゃない。2ターン目で勝利するなんて。」
「そ、そんなたいしたことないですよ。たまたまです。」
ボク、ツァン・ディレはボクと同じく2ターン目で勝利した宇佐美さんに話しかけていた。それは宇佐美さんと友達になりたいという理由からだ。ボクは今まで厳しい家庭で育てられた。門限が制限され、遊ぶことも制限されていた。そのことでボクは友達ができなかった。そのことは今まであまり気にならなかったけど、中学のクラスメイト達が友達とお菓子を食べていたり、遊びに行ったりする姿を見てうらやましくなったのは事実だ。ボクは親に何度も頼み込んでデュエルアカデミアに挑戦することを許してもらった。それは友達をつくり、一緒に過ごしてみたいと思ったからだ。友達をつくる、そのためにボクはデュエルアカデミアを受験した。
「そんなことないよ。宇佐美さんはプレイングがしっかりしていたし、実力だよ。」
「ツァン・ディレさんの方がすごいですよ。あれだけモンスターを展開したじゃないですか。」
ボクと宇佐美さんの会話は楽しく弾んでいた。次のアナウンスが流れるまでは。
「受験番号573番小南遊さん。デュエルコートまで来てください。」
「あ、コナミさんだ」
宇佐美さんは小南遊という言葉を聞くと嬉しそうな表情になった。小南遊。試験で居眠りをした男。ボクと同じ控室の男。その男と宇佐美さんがどんな関係にあるのか気になったので質問をすることにした。
「彼とはどんな関係なの?」
「道に迷っていた私を助けてくれたんです。」
なるほど、その縁で彼に好感を持っているのか。ボクは少し複雑な気分になった。ボクはアカデミアに合格するために必死に努力を重ねてきた。それなのに、あの男はテストで居眠りをしたりして、本気で受かりたいと思っているとは思えなかった。そのためボクはあいつに多少の嫌悪感を抱いた。だけど、アイツが控室で言った言葉からは本気でこの試験に受かろうという意思が感じられた。アイツのことはよくわからない。アイツのことを少しでも理解するためボクは小南の戦いを見てみることにした。
「それでは試験を始めよう。先行は君からだ。」
「はい、よろしくお願いします。」
俺は手札を確認し、勝利を確信した。
「俺のターン。手札から『苦渋の選択』を発動。選択するのは『BF-精鋭のゼピュロス』3体と『BF-疾風のゲイル』2枚。」
『苦渋の選択』(通常魔法)
自分のデッキからカードを5枚選択して相手に見せる。相手はその中から1枚を選択する。
相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードを墓地へ捨てる。
「私は『BF-精鋭のゼピュロス』を選択する。」
「ならば、他のカードはすべて墓地に送る。続けて『黒羽の宝札』を発動。手札の『BF-精鋭のゼピュロス』を墓地に送り、デッキからカードを2枚ドローする。そして『死者蘇生』を発動。『BF-疾風のゲイル』を墓地から特殊召喚する。『BF-精鋭のゼピュロス』の効果を発動。『BF-疾風のゲイル』を手札に戻し、『BF-精鋭のゼピュロス』を特殊召喚。ここで俺は400ポイントのダメージを受ける。もう1体の『BF-精鋭のゼピュロス』の効果を発動。『BF-精鋭のゼピュロス』を手札に戻し、もう1体の『BF-精鋭のゼピュロス』を蘇生。さらに400ダメージを受ける。これをもう一度繰り返す。」
小南遊LP4000→3600→3200→2800
『黒羽の宝札』(通常魔法・アニメ効果)
手札の「BF」と名のついたモンスター1体を墓地に送り発動できる。デッキからカードを2枚ドローする。
『死者蘇生』(通常魔法)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
『BF-疾風のゲイル』
チューナー・効果モンスター ☆3 闇属性 鳥獣族
攻撃力1300 守備力400
(1):自分フィールドに「BF-疾風のゲイル」以外の「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
『BF-精鋭のゼピュロス』(アニメ効果)
効果モンスター ☆4 闇属性 鳥獣族
攻撃力1600 守備力1000
このカードが墓地に存在する場合、400ポイントダメージを受け、自分フィールド上に存在するカード1枚を手札に戻す事で、このカードを特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚した場合で、フィールド上にカードがセットされた場合、このカードを破壊する。
「『BF-疾風のゲイル』を特殊召喚。『BF-精鋭のゼピュロス』と『BF-疾風のゲイル』でシンクロ召喚。『ダーク・ダイブ・ボンバー』。カードを一枚伏せ、これを手札に戻し『BF-精鋭のゼピュロス』を蘇生。400ダメージを受ける。そして『BF-精鋭のゼピュロス』をリリースし、『ダーク・ダイブ・ボンバー』の効果を発動。相手に800ダメージを与える。これらを俺は繰り返す。」
『ダーク・ダイブ・ボンバー』(エラッタ前)
シンクロ・効果モンスター ☆7 闇属性 機械族
攻撃力2600 守備力 1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
小南遊LP2800→2400→2000→1600→1200→800
試験官LP4000→3200→2400→1600→800→0
決着はついた。会場は静まり返っていた。今までの試験で前例のない先行ワンターンキルが行われたからである。どう反応すべきなのか迷っているように見えた。俺はそんな会場の面々を無視してこの決闘の感想を聞こうとツァン・ディレのもとに向かうことにした。
「すごいプレイングね。そう思わない、雪乃。」
「ふふ、その通りだわ、明日香。デュエルアカデミアにあのボウヤが入ってくると思うとこれからゾクゾクするわ。」
ようやく遊がアカデミアに入学できます。ここまで長かった。