ボーイはデュエルが終わった後、保健室に運ばれた。命に別状はないが、しばらくは絶対安静とのことだ。しかし、それだけではことは済まないだろう。なぜなら、すでに今夜のことを海馬に伝えているからだ。海馬は自分が馬鹿にされることをひどく嫌う。小学生にとんでもない約束をしたことは勝負に負けたのだから仕方ないと切り捨てるとしても、深夜に学園に不法侵入したことは許さないだろう。いや、海馬はあれで「海馬ランドを世界中に建てて、子どもたちに無料で遊ばせる」という俺のような凡人には考えもつかない野望を持つほど子どもには優しい男だし、ツンデレだから小学生にとんでもない約束をしたことでも怒るかもしれないな。まあ、いづれにしてもボーイはもう終わりだな。
そこまで考えを進めた後、俺は書類を紬紫に差し出した。ちなみにみんなはボーイの様子をみるなり、急用を思い出すなりして、どこかに行ってしまった。
ゲームなどでよくある物語を進めるためのご都合主義展開ってやつだな。
そんなことを感じながら俺はすべきことをすることにした。
「はい。君が書いた契約書だ。」
ボーイのやつは用意周到なことに契約書まで作成したのである。小学生の紫は契約書の中身を理解できずにほいほいといわれるがままにサインしたというわけだ。
「・・・すいません。ありがたく思います。」
紫は差し出された書類をおずおずと受け取った。その顔は普段よりも弱々しく見えた。
「さっさと破くなり、焼くなりして処分するんだよ。」
「はい・・・」
そうして互いに沈黙した。互いに言葉を発さなかったが、互いに見つめ合っていた。みつめ合ううちになんだか頬が熱くなっていく気がした。しかし、言の葉はお互いにつむぎだすことはなかった。そうして、しばらく時間が過ぎていった。どれだけ時間が流れたかはわからない。しかし、自分が感じている時間よりは短い時間であるのは確かだと思った。
「あの!」
紫がこの奇妙な沈黙を破って発言した。
「どうしたの?紬さん?」
「本当にありがたく思います!」
「別にいいよ。」
「でも・・・」
このままだとまた奇妙な沈黙が始まる。それは嫌だ。そのため、俺は話題を変えることにした。
「それにしても、同じだね。」
「え?何がでございましょうか?」
「紬さんと出会った時と。」
俺は笑顔を作って言葉を続けた。
「紬さんと出会った時とさ。」
「え・・・ああ!」
「あのときも紬さんは大切なカードを奪われていた。そして今回も大切なものを奪われようとしていた。」
「・・・・・・」
「これってさ。なんだか運命を感じない?」
「・・・さようでございますね。」
そして紫は思案顔となり、俺の想像以上の発言をした。
「さしずめ、小南様は私めの白馬の王子様といったところでしょうか。」
「え・・・」
俺は固まった。俺の表情をみて紫は首をかしげた。そして、なぜ俺がそんな表情をしているのかを悟るとあわてて発言をした。
「いやいや!私めは決してそのようなつもりでは!」
「・・・だ、大丈夫だよ。わかってるし・・・」
俺は苦笑すると腕時計で時刻を確認した。もう子どもが寝る時間だった。
「じゃあ、そろそろ帰ろうか。寮の前まで送っていくよ。」
「あ・・・」
「うん?」
「あ、あのえーとその・・・」
紫は目を泳がせて、言うべきか言わざるべきか悩んでいるようだった。しかし、考えをまとめたようで発言した。
「こ、小南様は私めをどう思っているのですか?」
「紬さんのことを?」
ちらりと、彼女の目をみると極めて真剣な目をしていた。そのため、俺は呼吸を整えてから発言した。
「友達だよ。親友といってもいいぐらいに仲のいい友達。」
「・・・そう・・・ですか。」
「だけど、友達以上の関係になりたい友達でもあるよ。」
「・・・え?!」
「さっきボーイにひどいことしたでしょ?」
「そうですね。」
「あれはね。怒りだけじゃなく、嫉妬からしたことでもあるんだ。」
「嫉妬からですか?」
「そう、紬さんと、その・・・男女の関係になれることへの嫉妬のね。」
「・・・・・・」
俺はそっぽをむいた。照れていることを表現するためだ。そうして横目で紫をみたのだが、横目でみてもはっきりとわかるほどの表情の変化があった。女子から女の顔へと変わっていく表情の変化が。
「・・・小南様。お願いがあります。不躾ではございますが、私めの処女を奪う権利を記載したこの書状をいただいてはくれないでしょうか?」
「え?」
「つまり、その・・・私めとシテいただきたいのです。」
俺たちは再び互いをみて沈黙した。しかし、それは「奇妙な」ではなく「当然のように」と形容されるべき沈黙だった。そして、そのしばらくの予定調和的な沈黙を経てから、俺たちは唇を重ねた。
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「きれいだよ。紬さん。」
「は、初めて殿方に裸をみられたのですが、その、何とも落ち着かないですね。」
「だったらやめようか?」
「い、いえ!しかし、どこか心地よい恥ずかしさです。」
「そう。それじゃあ、始めるよ。」
「お、お願いいたします。」
返事を聞くと、俺は指を彼女の大陰唇に手をやった。ゆっくりと優しく俺は手を這わせていった。そしてそれを時計の秒針が3周するくらいの時間続けた。
「大丈夫?怖くない?」
「ええ、平気です・・・」
「今、なにを感じている?」
「よ、よくわかりません。なんだかむずむずするような気がします・・・」
「そうか・・・じゃあ、もう少し刺激してみようか。」
俺は大陰唇から小陰唇へと触る箇所を変更した。するとすぐさま反応があった。
「どうしたの?」
「す、すいません。なんだか興奮してしまって・・・」
「どうしてだかわかる。」
「その・・・小南様が触られると陰核が動いてしまって、たまらない気持ちになるのです。」
「ふーん。ところで紬さんってオナニー、いやマスターペーションってしたことある?」
「い、いえ!自慰は、マスターペーションは試みたことがありません!」
「ふーん。そっか。だったら教えてあげるよ。クリトリスの快感を。」
「な、なにを・・・あ、あ~♡」
俺は刺激する箇所をクリトリスへと変更し、刺激を与えた。紫は初めて味わうクリトリス、彼女の言い方なら陰核の快感に夢中になっているようだった。甘い吐息を彼女は漏らした。
「どう?紬さん?」
「た、たまりません♡は、はじめての快感です♡」
「そう、それはよかった。」
「こ、小南様は前戯がお上手です♡」
「ああ、これから男女の関係になるんだから『様』付けはいらないよ。」
「い、いえ、それだけは♡」
「じゃあ、せめて名前で呼んで。」
「わ、わかりました。遊、様!」
「それでいいよ。紬さん。」
「も、申し訳ありませんが、できましたら私めも名前で呼んでくださいませ・・・」
「わかったよ、紫さん。」
「ああ~~♡」
そうして俺は彼女に快楽を与え続けた。しかし、それだけでは満足できなくなったので、もう少し行動することにした。
「ゆ、遊様。なにを・・・」
「なにって見たり、感じたりしているんだから言うまでもないでしょ?」
「そ、そこは尿の・・・」
「そうだね。まずは一本から。」
「ちょ、ちょっとおまちを。」
俺は尿道に指を入れた。彼女の尿道は侵入者を阻むように抵抗をした。しかし、それにもめげずに指を突っ込み続けた。紫が気分を悪くせぬように唇をふさぎ、舌を絡み合わせることをもって精神安定剤とした。それがしばらく続いて。
「で、でます~!!」
刺激に耐えかねたのか、彼女はおもらしをした。この年になって放尿をするのをみられることで彼女は顔を赤らめた。
「それじゃあ、舐めとるよ。」
「え、ええ~~!!」
俺は彼女の股間に舌をやり、彼女の体をきれいにしようとした。
「お、お待ちください。そんな、きたない。」
「大丈夫だよ。紫さんの体は全部きれいだ。」
そうして俺は舌を這わせ続けた。はじめは抵抗していた紫もだんだんと快感に飲まれているようだった。
「遊様、私め・・・なにか、こみ上げて・・・」
「いいよ。だしな。」
そうして俺は舌でクリトリスを刺激した。それが呼び水となった。
「ああああ~~♡♡出る、でますぅ~♡♡♡」
彼女は人生はじめての絶頂を迎えた。
「それじゃあ、いれるよ。」
「ええ、お願い申しあげます。」
俺はゆっくりと彼女に挿入した。彼女は最初痛がるそぶりを見せたが徐々にそれを収めていった。
「破るよ。」
「・・・お願い申しあげます。」
その言葉を聞くと、俺は彼女の処女膜を破った。血が流れ、彼女の顔が苦痛に歪んだ。
「大丈夫?」
「だ、大乗に御座います。それよりも、早く動いてくださいませ。」
「・・・わかった。動かすよ。」
俺はゆっくりとピストン運動を開始した。紫は表情を歪ませたが、笑顔を作った。
「どうして笑顔をつくるの?」
「う、うれしいのです・・・。女性の本懐を遂げたことが・・・」
「そうか、俺もうれしいよ。」
俺はそれからただひたすら腰を振り続けた。紫もただ俺の存在を感じ続けた。
「だすぞ!紫!!」
「はい!!お願いします♡」
俺は欲望を吐き出した。
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「なあ、遊、いつ来るんだろうな。最後のセブンスターズ。」
「もうすぐだろう。だからいつ来てもいいように準備をしておかないとな。」
紫を抱いてから数日たった。俺はその間に響みどり先生や海野幸子の攻略、紫にハーレムの存在を教えてハーレムの一員にすることなどを行った。ちなみにその際に紫は「ハーレムは認めますけれど、私めは見捨てないでくださいませ。」という趣旨の言葉をヤンデレ風に語った。
「でも、6人目のセブンスターズがやってきてもう1週間だぜ。」
「まだ、1週間とも言えるんじゃないのか?いずれにせよ、待つことだ。」
「わかった、そうだな。」
そう言って十代は去っていた。
「ふう。」
俺はため息をついて考えた。最後のセブンスターズは誰なのかについて。しかし、いくら考えても答えは出なかった。
「寝るか・・・。」
これ以上はいくら考えても無駄だと俺は思っい、俺はベットに入り眠った。その際に夢を見た。懐かしい夢を。