詳しくは活動報告を見てください。
ここまで付き合っていただいてありがとうございます。
俺はパーティの喧騒から離れて一人になった。星がきれいだった。
デュエルで理事長を倒し世界を救った後、校長先生の提案によりパーティが行われることになった。そのパーティではいつものいがみ合いはどこへやらレッド、イエロー、ブルーを問わずみんな一緒になってたのしんだ。そして俺はそのパーティで世界を救った英雄としてもてはやされた。生徒たちからはあこがれの目でみられ、ヒロインたちからは尊敬の目でみられた。それに少々、嫌気がさして抜け出したのだった。
さすがにゲームとはいえ、少々持ち上げすぎな気がしないでもない。何しろ俺が影丸との戦いで使ったデッキは『光の創造神 ホルアクティ』×1、『賢者の石-サバティエル』(原作効果)×3(全カードを無限に所持しているので2枚は俺がもともと持っていたもの)、『黄泉天輪』×3、『幻魔の扉』(原作効果)×3、『魔術師の書庫』×3、『強欲な壺』×3、『天使の施し』×3、『成金ゴブリン』×3、『魔法再生』(原作効果)×3、『埋葬呪文の宝札』×3、『手札抹殺』×3、『逆境の宝札』×3、『流転の宝札』×3、『絶望の宝札』×3というどう考えても妨害策なしにターンが回れば勝てるデッキだからである。まあ、この世界の禁止制限だと、先行を取ってワンキルできなかったり、『王宮の勅命』なり、『No.16 色の支配者ショック・ルーラー』を出して宣言「魔法」をしない方が悪いといえるが。
『埋葬呪文の宝札』(通常魔法・アニメ遊戯王5d’sオリジナルカード)
自分の墓地に存在する魔法カード3枚をゲームから除外して、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
『逆境の宝札』(通常魔法・アニメ遊戯王ZEXALオリジナルカード)
相手フィールド上に特殊召喚されたモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。自分のデッキからカードを2枚ドローする。
『流転の宝札』(通常魔法・アニメ遊戯王GXオリジナルカード)
デッキからカードを2枚ドローする。ターン終了時にカードを1枚墓地へ送る。送らない場合3000ポイントのダメージを受ける。
『絶望の宝札』(通常魔法・漫画遊戯王ZEXALオリジナルカード)
デッキからカードを3枚選んで手札に加える。 その後、自分のデッキのカードを全て墓地に送る。
『王宮の勅命』(永続罠)
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上の魔法カードの効果を無効にする。このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に700ライフポイントを払う。または、700ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。
『No.16 色の支配者ショック・ルーラー』
エクシーズ・効果モンスター ★4 光属性 天使族
攻撃力2300 守備力 1600
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。次の相手ターン終了時まで、宣言した種類のカードをお互いに発動できない。
俺は持ってきたオレンジジュースを飲み、ローストビーフをほうばった。ローストビーフをしっかりと味わってから俺は今後のことについて思いを巡らせた。
パーティの席では校長により海外のデュエルアカデミアの生徒とデュエル大会を行うことが発表された。このデュエル大会でおそらく、響みどり先生と海野幸子を攻略することになるのだろう。そして、来年には設定で遊戯王のキャラを遊戯王、遊戯王5D’s、遊戯王ZEXAL、遊戯王arc-vという歴代の遊戯王シリーズから登場するように設定したのだから来年にはその影響がおそらくあるだろう。ライディングデュエルやアクションデュエルをするようになるかもしれないな。どんな影響になるのだろうか。
俺はそこまで考えると思考を中断して、マッシュポテトを口に運んだ。マッシュポテトはじゃがいもの味がしっかりとしておいしかった。
ここにきて15分ほどたった。俺はジュースを飲みきってから、攻略したみんなのことを考えることにした。
藤原雪乃、ツァン・ディレ、宇佐美彰子、原麗華、宮田ゆま、タイラー姉妹、天上院明日香、セイコ、紬紫、サラ、鮎川恵美、加藤友紀、ブラック・マジシャン・ガール、浜口ももえ、枕田ジュンコのことを考えた。全員魅力的な女性ばかりだ。この物語で今後どんな関係を結んでいくことになるのかと考えた。そうして、俺はふと窓ガラスに目をやった。窓ガラスは鏡のように俺の顔を映し出していた。俺は自分が今どんな顔をしているのか知ることができた。俺は笑っていた。
「なるほど・・・」
俺は笑い声をあげた。
「やっぱり、俺はゲームが好きなんだな。女性とどんな関係を作っていくのか愉しむなんて。全く、1000円じゃあ安いや。このソフトゲーム・・・『遊戯王エロゲモンスターズ』は。」
俺はそうつぶやくと、ククッと笑った。そうしてしばらくたつと、近くで誰かが俺の名を呼ぶ声がした。
「そろそろ、帰るか。」
俺は持ってきたコップと皿を手に取ると、廊下へと歩き出した。その最中に妹の質問に対する答えを思い出した。
『お兄ちゃんはどうして遊って名前なの?』
『そうだなぁ。多分楽しんでほしいからだと思うよ。』
『楽しい?』
『そう。どんなことも遊びのように楽しんでほしい。そんな思いでつけたんだと思うよ。』
『ふーん。』
『まあ、お父さんたちに聞いたわけじゃないから実際のところは分からないけどね。』
『ふーん、でもさ。』
『素敵だね。』
あのときの妹の笑顔は素敵だったな。そんなことを思いつつ、俺はみんなのところに戻った。
なお、妹の笑顔を思い出したために俺はにやにやと変な顔になってしまい、それがもとでトラブルが起こってしまったのだが、今となってはどうでもいいことである。
そう、本当に・・・どうでもいいことである。