「先行は俺だ。『聖なるあかり』を召喚。」
『聖なるあかり』
効果モンスター ☆1 光属性 天使族
攻撃力0 守備力 0
このカードは闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、闇属性モンスターは攻撃宣言できず、お互いに闇属性モンスターを召喚・特殊召喚できない。
「ふはは、これでお前の【BF】は展開できない。さらに俺はカードを2枚伏せてターンエンド。(伏せカードは『安全地帯』と『大革命返し』これで守備も盤石だ。)」
『安全地帯』(永続トラップ)
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、戦闘及び相手のカードの効果では破壊されない。また、そのモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できない。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
『大革命返し』(カウンタートラップ)
フィールド上のカードを2枚以上破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にしゲームから除外する。
「俺のターン、ドロー。悪いが万条目、俺のデッキは【BF】じゃない。」
「なに?」
俺の発言に対して十代と翔以外の全員が驚いていた。その反応を疑問に思いつつ、俺は行動に移した。
「俺は『レスキューキャット』を召喚。」
『レスキューキャット』
効果モンスター ☆4 地属性 獣族
攻撃力300 守備力100
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体をフィールド上に特殊召喚する。この方法で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
時代の変化によって強カードとなったカードを今回使う。
「俺はレスキューキャットの効果を発動。デッキから『森の聖獣 ユニフォリア』2体を特殊召喚。『森の聖獣 ユニフォリア』の効果発動。墓地から『レスキューキャット』を蘇生する。『レスキューキャット』の効果発動。デッキから『X-セイバー エアベルン』と『ダーク砂バク』を特殊召喚。『X-セイバー エアベルン』と『ダーク砂バク』でシンクロ召喚『ナチュル・ビースト』。もう一体の『森の聖獣 ユニフォリア』の効果発動。墓地から『レスキューキャット』を蘇生。そのまま効果発動し、デッキから『マドルチェ・ホーットケーキ』と『X-セイバー エアベルン』を特殊召喚。『マドルチェ・ホーットケーキ』の効果発動。『ダーク砂バク』を除外し、『マドルチェ・ミィルフィーヤ』を特殊召喚。除外されたことで『ダーク砂バク』の効果発動。『レスキューキャット』を蘇生。『マドルチェ・ミィルフィーヤ』と『マドルチェ・ホーットケーキ』でオーバーレイ『虚空海竜リヴァイエール』。『虚空海竜リヴァイエール』の効果発動。オーバーレイユニットを1つ取り除き、『ダーク砂バク』を帰還。『X-セイバー エアベルン』と『ダーク砂バク』でシンクロ『幻層の守護者アルマデス』。『レスキューキャット』の効果発動。デッキから『ネコマネキング』と『キーマウス』を特殊召喚。『ネコマネキング』と『キーマウス』でシンクロ召喚『フォーミュラー・シンクロン』。『フォーミュラー・シンクロン』の効果でデッキからカードを1枚ドロー。『ナチュル・ビースト』と『幻層の守護者アルマデス』に『フォーミュラー・シンクロン』をチューニング、シンクロ召喚『シューティング・クェーサー・ドラゴン』」
『シューティング・クェーサー・ドラゴン』
シンクロ・効果モンスター
☆12 光属性 ドラゴン族 攻撃力4000 守備力 4000
シンクロモンスターのチューナー1体+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードはこのカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。1ターンに1度、魔法・罠・効果モンスターの
効果の発動を無効にし、破壊する事ができる。このカードがフィールド上から離れた時、
「シューティング・スター・ドラゴン」1体をエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
「なに?」
「いくぞ、バトルだ。『シューティング・クェーサー・ドラゴン』で『聖なるあかり』をこうげ・・・」
「ガードマンが来るわ。校則でアンティデュエルは禁止されているし、時間外に施設を利用しているし、見つかったら退学かもよ。」
明日香がそういうと、万条目たちは捨て台詞を吐き捨てて、デュエルコートから去って行った。それを見て俺たちもこの場を去った。
「すごかったです。」
私、宇佐美彰子は小南さんことコナミさんのデュエルをみてそう思いました。しかしコナミさんは表情を少しも変えず「たいしたことじゃない」と言うのみです。しかし、その言葉からは自分自身に対する確固たる自信が感じられました。私はこの学園に来たのは「自信」をつけるためです。私は自分自身に自信が持てませんでした。そのため男性から話しかけられるとおびえたりするなど自信のない行動をとってしまいます。そんな自分を変えたくてアカデミアに入学しました。しかし、入学したはいいものの自分を変えるにはどうすればよいのかが全く分からないです。だけど、コナミさんのデュエルや態度を見ると、私が変わるにはどうすればいいかはコナミさんが知っているそんな気がします。これからはコナミさんに接する時間を増やしてみよう。そう思いました。
「おもしろいやつ」
私、天上院明日香はそう思った。彼、小南遊は万条目君に勝った。結果は引き分けだけど、実質は勝利と同じだろう。普通の決闘者ならば、一つのデッキを使いこなすことに精いっぱいでとても複数のデッキを使いこなす余裕なんてない。にもかかわらず、彼は見事に複数のデッキを使いこなしている。こんなデュエリスト今までに見たことが無い。私は一人のデュエリストとして小南遊に興味を持った。
「すばらしい男」
私、藤原雪乃は彼のデュエルを見てそう思った。彼は私が今までに見た他のどんな男よりも輝いて見えた。私はこのデュエルアカデミアを卒業したら両親のいる芸能界で働くつもりだ。だから芸能界で働く私を支えてくれるパートナーを見つけることが必要なのだ。彼は私のパートナー足りうるだろうか、今後調べていう必要がありそうだ。
決闘が終わった翌日、購買の仕事を手伝った後、授業に参加した。授業はクロノス先生が出した質問に生徒が答えていく形式のものだった。明日香と俺はあてられた質問に上手く答えることができたが、翔はうまく答えられなかった。そのため翔はクロノス先生や他の生徒たちから馬鹿にされることになった。それを見て十代が理論と実践は違うといってクロノス先生を馬鹿にし返した。クロノス先生が腹を立てたようでなんらかの形で復讐をするのではと思った。
体育の授業のとき、俺のロッカーに手紙が入っていた。差出人は天上院明日香。「初めて会ったときからあなたのことが好きでした。今夜女子寮の裏で待ってます。天上院明日香」と書かれていた。いつフラグを建設したのかと疑問に思い、よく調べてみると、宛名には遊城十代と書かれていた。また手紙の字は相当汚かった。また原作の遊戯王GXによく似た出来事があったことも思い出した。こうしたことからこれは十代をはめるための罠であると予測した。しかし、俺はこの罠を逆に利用してやろうと考え、十代に手紙を渡し、こう言ってやった。
「天上院明日香からデュエルのお誘いが来てるぞ」
予想通り十代は楽しそうに女子寮に出かけて行った。十代が出かけてから1時間後、「遊城十代は預かった。帰してほしければ今すぐ女子寮にこい」というメールが入ったので俺は女子寮へと出かけて行った。するとそこには明日香とその取り巻き2人、藤原雪乃そして体をぐるぐる巻きにされた十代がいた。
「どうしたんだ、十代?」
「こいつはのぞきをしたの」
「悪くいけば退学ですわ」
「だから、俺はやってないって。明日香からデュエルの誘いがあったと思ってきただけだって。」
「ふふ、痴漢はみんなやってないって嘘をつくものよ、ボウヤ」
完全に痴漢扱いにされてるな。俺は十代に同情しつつ質問をぶつけた。
「それで、どうして俺を呼び出したんだ?」
「私とデュエルしましょう。もしあなたが勝ったら、この件は不問にするわ。」
「いいだろう。」
俺はこの条件を受け入れ、デュエルをすることにした。