その次の日のとある妖怪の国の会議にて
ヤ「あーそうだ、この国にさぁ、兵みたいなの置かないか?」
疾「えっーと、要するに軍を置くっていうこと?」
ヤ「まぁ、そういうことだな」
ヤ「そこでだ、鬼子母神には、いや、麟(りん)にはそこのリーダー的存在になってほしい」
麟「別に構わんぞ」
狼「では、私はこれから用があるからあと、宜しく」
麟「なんじゃ、あやつ昨日からおかしいのではないのか?」
疾「そうですよねぇー」
○
狼「あのー、輝夜さーん」なんじゃ
すると、奥から、はーい、という声が聞こえた
輝「来てくれたんですね」
狼「来ると言ったじゃありませんか」
輝「それも、そうですね」
輝「あ、それとこんな時に申し訳無いのは分かってるんですけど、頼みたいことがあります!」
狼「頼みたいことですか、別に私の出来る範囲なら受けますよ」
輝夜は、あと少しで此処からいなくなるらしい、それは月からの使者が迎えに来るからだとか、今のこの国の人では彼らを止められない、だからこそ、妖怪である狼姫に護衛を頼みたいとのこと。
狼「いいですよ」
輝「ですよね…って!本当⁈」
狼「本当ですよ」
輝「ありがとう」
狼「いえ、お気になさらずに」
輝「いや、でも、本当にありがとう」
狼「そうだ、その迎えに来る日だけ私の国に来ませんか?そうすれば、こちらとしても安心できますし」
輝「それでいいわ」
さらに、はなしを聞くと迎えに来るのは、明日らしい、なので、準備等兼ねて輝夜は無理を言ってお爺さんとお婆さんに狼姫の家に泊まりたいといい、許しを貰った。
帝国へ向かう途中…
輝「本当に大丈夫何ですか?」
狼「大丈夫ですよ、私の仲間は聞き分けがいいですから」
輝「本当に狼姫、ありがとう」
狼「だから、いいましたよね、別にいいよって気にしすぎですよ」
輝「そうですね」
狼「ほら、入り口が見えましたよ」
輝「大きいですね」
狼「まぁ、何万年も前の建物ですが」
輝「いや、それでも立派です」
狼「ありがとう」
そして、門番のリーダーである『黎㮈』(りな)に話しかけられる。
黎「あの、狼姫様…そちらの方は、見た所人間ですが…」
狼「友達ですよ、と、も、だ、ち、わかりましたね」
黎「はぁ、分かりました、どうぞ」
そして、門はゆっくりと開いていく。
姫と姫移動中…
館にて、
輝「広いですね、此処には狼姫以外住んではいないのですか?」
狼「住んではいますね、疾瑪と麟の3人ですね」
輝「その方達はどちらに?」
狼「うーん、多分この時間はお風呂だと思うんですけど」
輝「では、あとで挨拶に」
狼「大丈夫ですよ、この後すぐに会議がありますからその時にでも」
輝「分かりました」
狼「先に会議室に行きましょう」
輝「分かりました」
会議の時間…
麟「おい、狼姫…朝の会議を途中からすっぽかして其奴と遊んでおったのか?」
狼「いやね、麟ちゃん友達と遊ぶことはとってもいいことなんだよ⁈」
麟「ほぅ、そのいいこととやらを分かりやすく説明して貰おうか?」
狼「ふぇ⁈か、輝夜ほ、ほら、自己紹介!」
輝「今ですか⁈」
狼「う、うん!」
輝「あの、輝夜と言うものです!宜しくお願いします」
黎「すいません、今回の会議内容をお願いします」
狼「はい、今回の会議内容ですが、率直に言うと輝夜の防衛、守護です」
麟「それは、どういうこじゃ?」
狼「明日、輝夜を月の都へと連れ戻そうとする人達が現れるらしいのです。その彼らを撃退、止む終えない時は殲滅で対処して欲しいということです」
黎「戦力とかの情報はありますか?」
狼「輝夜は知ってますか?」
輝「多分ですが、一千ぐらいでしょうか」
狼「んー、数なら」
「申し訳ございません、狼姫様。その大役私に任せては頂けないでしょうか?」
狼「『緋箭』(ひや)頼めますか?」
緋「必ずやご期待に添える働きを」
狼「分かりました。此度の防衛守護の防衛は緋箭に任せます。守護は私が勤めましょう。意見のある者は」
麟「儂は何をすれば良いのじゃ?」
狼「麟は私と行動して下さい」
麟「了解したよ」
狼(誰かに見られている⁈)
狼「すみません、少し席を外します」
麟「了解した、早めに戻ってくるんじゃぞ」
狼(麟が顔で合図してきた…わかってたんですね…)
外にでる。
狼「見られているのは分かっています。出てきなさい」
「あら、バレてたのね」
狼「分かりますよで、貴方は?」
「私は『八雲 紫」よ」
狼「私は狼姫です。宜しくお願いします」
紫「こちらこそ、宜しく」
狼「で、私に何ようですか?」
紫「いえ、唯この国の姫様を見に来ただけよ」
狼「本当ですか?」
紫「ええ、本当よ」
狼「貴方の連れは?」
紫「⁈ど、どういうことかしら」
狼「私はね、『全てのものの記憶を壊し見る』事が出来るんですよ」
紫「そういう事でしたのね」
狼「まぁ、記憶を見ましたけど、特に問題はありませんでしたので壊す必要はありませんよ」
紫「それは、助かるわ」
狼「そうそう、貴方の能力は境界を操る事が出来るらしいですね、頼みたい事があります」
紫「頼みたいこと?」
狼「そうです、先の会議に輝夜と言うものがいます、それを明日の夜に誰も知らない場所に連れいって欲しいのです」
紫「それならば、お安い御用ですわ」
狼「ありがとうございます」
紫「私はこれで」
狼「はい」
そして、紫は境界の中に消えた。
この事は皆にも説明した。
みんな納得してくれた。
そして、次の日の夜…
「北口から数千の月人確認!」
緋「各隊に分かれて応戦せよ!」
「狼姫様!報告です!北門に現れました!」
狼「分かりました。北門に集中させて下さい」
「了解しました」
輝「大丈夫でしょうか?」
狼「心配しないで下さい」
輝「分かりました!」
狼(このまま終わればいいんですけど)
「伝令!」
狼「なんですか?」
「南門より月人が数万接近!」
狼(やはり)
狼「北門からは?」
「北門も手一杯のようで」
狼「やむ終えません、私が行きます」
「ですが!」
狼「大丈夫です、では」
麟「儂も行くぞ」
狼「貴方は輝夜を頼みます」
麟「じゃが」
狼「貴方が今守らずにいつ誰が守るというのですか!」
麟「…わかった…」
狼「すいません、怒鳴って…では」
南門に移動中…
南門にて…
狼「ここから先は通しません!」
「悪いけど通してもらうわ」
狼「えっ?」
ヤ「えっ⁉︎」
「貴方は⁉︎」
ヤ「永琳…?」
永「ええ、貴方は何故ここに?」
ヤ「俺は、唯ここを輝夜がここに残ると言っただからここは通すわけには行かない!」
永「姫様が…」
ヤ「そうだ!」
永「ははははっ!いいわ、貴方側につきましょう!もとより姫様を守るのが、仕事ですから」
ヤ「そうか」
「永琳が裏切ったぞ!殺せ!」
ヤ「んじゃ永琳行け、ここは俺が…」
狼「私が止めます!」
永「姿が…!」
狼「この事は後で説明します!急いで!」
永「えぇ…分ったわ」
狼「貴方方の相手は私です!」
「まず、奴を殺せぇ!」
狼「狼姫戦技:フェンリル」
「ひるむなぁー殺せぇー!」
○
永「姫様!はぁ…はぁ…」
輝「永琳⁉︎」
麟「お主…お主は敵か?」
輝「いえ、味方です」
麟「それで、南門から来たみたいじゃが…狼姫はどうしたのじゃ?」
永「一人で残って…」
麟「あの馬鹿め!」
南門にて…
麟「おい、狼姫!」
そして、麟が見た光景は凄まじいものだった…
何万という死体…
夥しい量の血
すると、真ん中にポツンと建つ影があった。
麟「狼姫!」
狼「麟で…すか?」
バダッ!
麟「おい!狼姫!起きるんじゃ!腹に穴が空いとるじゃ無いか!」
狼(あぁ…目の前が…私はここで…)
この戦いは狼姫側が勝利したが、唯一のけが人が狼姫であった…
永「この傷は…⁉︎」
輝「永琳!この傷治せないの⁉︎ねぇ!」
永「この傷では、私でも…」
麟「何じゃと!」
黎「狼姫様!」
永「彼女の回復力を信じるしか…」
紫「どうも…って、そんな空気では無いようね…いったい何が…」
麟「此奴が一人で何万という兵を相手にしたのじゃ…」
紫「そう…輝夜さん貴方を誰にも見つからない場所にへとお連れします。此方へ」
輝「狼姫…帰ってきてね……では、永琳…」
永「分かりました、姫様」
そして、境界の中に3人は消えた
緋「申し訳ありません!私の失態です!」
麟「今はそういう事態では無いのじゃ!」
緋「はい、すいません」
すると、扉が勢いよく開き。
疾「ヤ、ヤムー?お、起きてよ…寝てないで」
麟は迷った…でも、その前に、この場に居合わせた誰よりも疾瑪に言いたい事があった。
麟「疾瑪…すまん…」
疾「う、うぁぁぁー!」
疾瑪は我慢していたものが波のように流れた…
ふぁ⁈投稿遅れましたぁー!すいません!
これからもぼちぼち投稿スペースがこんな感じになるかと思いますので、ご了承お願い申し上げます。