※この作品はR-18です。

幽香さんと僕   作:lime-255

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幽香の憂鬱の保管部分です。


楓の頑張り

『8/26』

 

「ばいばい幽香さん!」

 

「ばいばい楓♪」

 

僕は、いつものように幽香さんの所へ行き、

妖精さんや妖怪さんと会い

ヘトヘトになるまで遊び

幽香さんに送ってもらい家に帰った。

 

――

―――

――――

 

夕飯を食べて入浴を済ました。

月明かりが照らすような時間になっていた。

僕は机に寝そべって考え事をしていた。

 

あ~あ、夏休みは、もう終わりか……。

今年は特に楽しかったから、いつもより悲しくなってしまった……。

 

楽しかった理由は……そう……幽香さんだ……。

 

「幽香さんには なにかお礼をしたいな……色々お世話になったし……」

 

幽香さんから貰った、お花を水に浮かべて、

それを、つんつんと突っつきながら、そんな事をつぶやいた。

 

「うーん どうしよう……何かいいものないかな……」

 

いくら考えても何も、いいものが思いつかない。

 

「う~ん」

 

「その願いを叶えてあげましょう♪」

 

「えっ!?」

 

どこからか女の人の声がした。

 

「??? どっどこから??」

 

「こっちよ~♪」

 

背後から声がしたので、席を立ち振りかえって見ると。

 

「……だっ誰もいない 聞き間違いかな?」

 

安心したのも束の間……

今度は……机の中がガタガタと鳴った。

 

「なっなんだろう……」

 

勇気を出して机に近づいてみた……その瞬間。

 

「ばっー!!!!」

 

「わぁー!!!!」

 

ヴァーッン!!!と机の引き出しから人が出てきた。

 

「あわわわわわ」

 

「驚かせちゃってごめんね~」

 

金髪のお姉さんがいた。

 

「おっお姉さんだれ!!??」

 

「私は "八雲 紫" よろしくね♪」

 

「はははっはひ」

 

「本当に少女みたいね……可愛い♪」

 

「あわわっ」

 

ビックリし過ぎてまともに声が出ない、

心臓のドキドキが全然止まりそうになかった。

 

「そんなことより楓ちゃん♪」

 

「はははっい」

 

「幽香にお礼がしたいんでしょ?」

 

「はっはい」

 

「そしたら お金が必要ね」

 

だんだん落ち着いてきた。

 

「はい」

 

「私の所でお手伝いしない? ちゃんとお小遣い上げるから」

 

「えっ? いんですか?」

 

「もちろんよ……その代わりしばらく幽香には会えなくなるけど」

 

「う~ん……」

 

それは結構困る……。

 

「大丈夫! 最終日にはちゃんと会わせてあげるから……ね?」

 

「じゃあ……お願いします!」

 

「ふふ 決まりね 明日の11時に ここに迎えに来るわ」

 

「わかりました!」

 

「いい子ね……今日は遅いからお休みなさい♪」

 

「はい! 紫さんもいい夢を」

 

「ありがとう♪」

 

そう言って、隙間の中に消えてしまった。

どういう原理なんだろう……。

 

「まっいっか……なにするかわからないけど 明日から頑張ろう!」

 

僕も明日に備えて布団の中に入った。

 

――

―――

――――

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