『8/27』
朝起きて、朝食を食べ、
紫さんを待つことにした。
ジャスト11時になると。
「こんにちは♪」
やっぱり空間から出てきた。
「こんにちは」
「早速行きましょうか」
「はい」
手を取られて、隙間に入った。
隙間に入ると一瞬で移動した。
「わあっすごい!」
目の前にでかい屋敷があった。
「ふふふ こっちについて来なさい」
屋敷に上がると猫みたいな女の子とモフモフしたお姉さんがいた。
「こんにちは!」
「楓殿よくいらっしゃった」
「わぁ~ 可愛い女の子みたい」
「初めてみたが、女性にしか見えないな」
また言われた……まあいいや。
「申し遅れた私は”藍”と申す」
「私は”橙”だよ! よろしくね」
「よっよろしくお願いします」
「自己紹介は終わったようね 早速だけど」
「はい」
なにするんだろう。
「藍のお手伝いをしてあげて」
「わかりました」
「それでは楓殿こちらへ」
藍さんについて行った。
「ここにある洗濯ものを外に干してもらえるかな?」
「はい! わかりました!」
――
―――
――――
とは言ってもあんまり数が無くすぐに終わってしまった。
「ふぅ~」
「どれどれ……おっもう終わったか 中々手際が良いな」
「ありがとうございます」
「じゃあ次は掃除を手伝ってもらおう」
「はい」
「屋敷の渡り廊下を雑巾掛けしてもらおうか」
「わかりました」
――
―――
――――
僕は何度も往復した。
バケツの水が真っ黒になっていた。
「う~疲れた」
「ふむ そのくらいでいいだろう」
気が付くと藍さんがいた。
「ちょっと待っててね」
バケツを持ってどこかに行ってしまった。
少し待つと帰ってきた。
「今度は お昼の手伝いをしてもらおう」
「へっ? いいですけど多分足でまといになりますよ」
「料理はあんまりか?」
「全然やったこと無いです」
「きっと手際がいい楓殿なら大丈夫!」」
「がっ頑張ってみます」
ついて行き厨房に着いた。
まずは手を洗った。
「今日は肉じゃがと焼き魚を作ろう」
「魚!? いいんですか?」
幻想郷には海が無いため、滅多に食べる事が出来ない。
「魚? そんな珍しいものでも……? ああそうか
紫様がしょっちゅうどこからか取ってくるので気にしないでくれ」
「はい」
「そういう事でまずこのジャガイモの皮を剥いて」
「はい」
「今度はこれを……」
「はい」
「切るときは手をこんな感じに……そうそう中々いい感じ」
いくつか切って藍さんの手伝いをした。
――
―――
――――
「よし完成!」
「美味しそう」
「では楓殿 持って行ってくれ」
大皿に取り分けて居間に持って行った。
居間に行くと橙ちゃんと紫さんがいた。
「「「「いただきまーす」」」」
藍さんが作ってくれた料理は美味しく頂いた。
「「「「ごちそうさまでした」」」」
お皿を洗うのを手伝った。
「次は何を手伝えばいいですか?」
「ふむ次は」
「ねえねえ楓遊ぼうよ」
橙ちゃんが話しかけてきた。
「そうだな橙の相手をしてあげてくれ」
「わかりました」
「わ~い 楓こっちこっち」
「あんまり遅くならないようにな」
「わかりました~ 藍しゃま」
橙ちゃんに手を取られて連れてかれた。
不思議な空間を駆け抜けると。
村みたいな所に着いた。
「ここは?」
「猫の里だよ」
「猫の里?」
「楓は猫好き?」
「うん! 好きだよ」
「よかった! みんな~出ておいで~」
橙ちゃんが叫ぶと。
「わっわっわっ」
いっぱい出てきた、色んな種類の
猫、ねこ、ネコ、ぬこ、が。
「可愛い~」
「でしょでしょ!」
人に慣れているのか、何匹かの猫が僕の足をスリスリしてきた。
座って手を差し出すと、ペロペロと舐めてきた。
「好きなだけ遊んでいいからね」
「うん! ありがとう」
――
―――
――――
橙ちゃんと遊んだり、数匹の猫を散々撫でまわしたりして
楽しんでいると。
「あっ! 紫しゃまが呼んでる……帰ろう楓!」
「わかった」
橙ちゃんの手を掴むと
やっぱりよくわからない空間を抜けた。
「二人ともおかえりなさい」
「ただいま紫しゃま」
「戻りました紫さん」
「お疲れ様 楓ちゃん 今日は帰りましょうね」
「はい わかりました」
「じゃ~ね~楓」
「では楓殿また明日」
「明日もお願いします」
紫さんと隙間に入ると自分の家に前に着いた。
「じゃあ明日も同じ時間に迎に行くからね」
「はい!」
家に入ると服に猫の毛が付いている事を
お母さんに指摘され、怒られると思いきや羨ましがられた。
――
―――
――――