『8/30』
迎に来てもらい幽々子さんの所に着いた。
「今日もお願いします」
「よし 今日は部屋の模様替えを手伝ってもらおうかな」
「はい」
広い屋敷の一部の部屋の模様替えを手伝った。
模様替えが終わるとお昼の手伝いだ。
「今回は楓殿にもっと色々教えてあげよう」
「はい!」
今日は妖夢さんに教えて貰いながらだけど。
いくつか料理を作った。
「聞いた通り中々手際が良いな」
「ありがとうございます」
「ふふ 素直で可愛いな」
妖夢さんに頭を撫でられた。
認めれた感じがして嬉しかった。
幽々子さんが待つ居間へ持って行った。
「待ってました~」
いきなり食べようとしていた。
「こら幽々子様 まだ我慢してください!」
「だって~」
「あはは」
お昼を食べた後は、昨日と同じく素振りをした。
――
―――
――――
「はひ~疲れた~」
「楓ちゃん」
幽々子さんが横に来た。
「はい」
「こっち来て~」
「わかりました」
幽々子さんについて行くと部屋に着いた。
「疲れているところ悪いんだけど」
「なんでしょうか?」
「肩を揉んで♪」
「わかりました」
紫さんといいどうしたんだろう?
まあいっか。
紫さんにやったように肩を揉んだ……
そして最後に肩をポンポンと叩いて。
「はい 終わり」
「紫に聞いた通りうまいのね 気持ちよかったわ」
「えへへ」
「今度は私の番」
「え?」
「こっちへいらっしゃい」
幽々子さんは膝を叩いていた。
「いんですか?」
「いいわよ~」
幽々子さんの膝に頭を乗せ、膝枕をしてもらった。
「可愛い」
サラサラと頭を撫でで貰った。
「あら? 楓ちゃん耳のお手入れが行き届いて無いわね」
「ん? そうですか?」
ちゃんと洗ってるけどな。
「耳掃除してあげる♪」
最初からそのつもりだったらしく、既に用意されていた。
「あっお願いします」
ウェットテッシュで耳の窪みや裏側を
丁寧に拭き取ってもらった。
これだけでも気持ちいい……。
角度を調整するために耳を引っ張られて
耳掃除が始まった。
耳の形に沿って耳かきを動かしていった。
ツーカサカサ
ツーカサカサ
カリカリ
カリカリ
結構溜まっているみたいで何度も
広げたテッシュに落としていた。
眠くなってきた……。
うとうとしていたら、耳に違和感があった。
「動かないでね~」
どうやらすごい奥をやっているみたいで
音がすごい近い感じが……。
カサカサ
カサカサ
バリバリ
バリバリ
ペリペリペリ
鼓膜から剥がされている感じがした。
でかい獲物を落とさないようにゆっくり
引きあげて行った。
「わ~お これはすごい」
「見たいみたい」
「こんなのが入ってました♪」
「うっうわ」
米粒ぐらいの獲物が取れていた。
耳の中が大きくなった気が……。
綿棒で掃除してもらい。
「仕上げに」
右手の人さし指を耳に入れて、左手で指の根元を叩き始めた。
緊張していた耳が揉みほぐされた感じがした。
「フゥ~」
耳に息を吹きつけて。
「はい終わり 今度は逆♪」
「は……はい」
意識が朦朧とした中で返事をし体の向きを変えた。
――
―――
――――
「かえ……」
んん。
「ちゃ……ん」
うんん。
「楓ちゃん 起きて」
「うう……んんっ!」
どうやら寝てしまったようだ。
「ごっごめんなさい」
「いいのよ~」
「あっやっと起きた」
紫さんもいた。
「幽々子の膝が随分気にいったみたいね」
「……はい……気持ちよかったです……」
「気にいってもらえて よかったわ♪」
「ふふふ それはそうとお疲れ様 今日で終わりよ」
「あっそうか ありがとうございました」
「こちらこそ~ 妖夢もだいぶ助かったって言ってたわよ~」
「こっちも藍と橙が楽しかったって♪」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
「じゃあ名残惜しいけど」
「……はい」
「また今度ね~ 楓ちゃん~」
「はい! また!」
紫さんに送ってもらった。
「楓ちゃん はい! 給料! いいもの買ってあげてね あっ一応幽香には内緒ね!」
「色々ありがとうございます 楽しかったです」
「私もよ♪ またね~」
「はいっ!」
紫さんは隙間に消えて行った。
「なに買おうかな」
もらった封筒をみてみると。
「えっ! こっこんなに!! いいのかな~」
明日すぐに幽香さんに会いたいから……。
「店が閉まる前にダッシュで買いに行こう!」
こうして僕の初めての『アルバイト?』が終わった