※この作品はR-18です。

幽香さんと僕   作:lime-255

18 / 34
幽香さんと旅行
幽香さんと旧地獄街道へ


「じゃあ 今日はこれで終わりだ 連休だからといって騒ぎすぎるなよ!」

 

「「はーい」」

 

本日の寺子屋が終了した。

 

「楓! いつもの駄菓子屋に行こうぜ!」

 

「うん!」

 

友達数人と駄菓子屋に行った。

 

「ふふ~ん♪」

 

きな粉餅をつまんでいると。

 

「ん?」

 

上からチラシが降ってきた、多分烏天狗さんが

撒いているのだろう。

 

なんとなく手にとってみた。

 

「なんだそれ?」

 

「楓どうした?」

 

みんな一斉に僕の取ったチラシに集まった。

なになに……色々書いてあるな……要約すると……。

 

『旧地獄街道でお祭りがあります! 旅館も安くなるので是非どうぞ!』

みたいな事が書いてあった。

 

「なんだよ! 俺達とは全く関係ないじゃん!」

 

「こんなもん放っておいて 遊びに行こうぜ」

 

「うん! そうだね!」

 

なんとなく気になりつつも、みんなに着いて行った。

 

――

―――

――――

 

散々遊んで家に帰った。

 

「ただいま~」

 

「お帰り~」

 

家の中は料理の匂いがした。

今日はなんだろうな……?

 

「うん?」

 

テーブルの上にさっきのチラシがあった。

大方ポストにでも入っていたのだろう

そんなことは、気にも留めずに、

自分の部屋がある二階にあがった。

部屋の机をみると。

 

「なぜここにもチラシが…… あれ? なんかあるぞ?」

 

なぜかチラシが置いてあって

その上にメモ書きが張ってあった。

 

『楓へ 連休中予定が無いのなら 旅行に行きませんか? 

もし行くのなら 私が上げた花の花瓶の水を目一杯入れておいてください

12時に迎えに行きます 幽香』

 

「わぁ~♪」

 

嬉しい気持ちが込み上げて来た。

待てよ……どうやって幽香さんはこの手紙を置いていったのだろう……?

考えてもまったく分からなかった。

 

まあ、いいや花瓶に水を入れるのとお母さんに言わなくっちゃ。

 

――

―――

――――

 

今日の準備をして

約束の時間まで部屋で待っていた。

 

「迎えに来ると書いてあったけど どこに来るんだろか?……ん?」

 

窓から音が鳴った。

振り向くと幽香さんが手を振っていた。

高鳴る気持ちを落ち着かせて僕は窓を開けた。

 

「こんにちは楓」

 

「こんにちは幽香さん」

 

「準備はいいかしら?」

 

「大丈夫! 僕はお母さんに言ってくるから」

 

「私は玄関で待ってるわ♪」

 

お母さんに行って来る事を伝えて

荷物を持って慌てて外に出た。

 

「行きましょうか!」

 

「うん!」

 

いつも通り軽々持ち上げられて、飛び上がった。

しばらく飛んで行くと、でかい穴があった。

 

「しっかり捕まってね」

 

「はい!」力を込めて幽香さんに抱きついた

 

お互いの髪が逆上がる程、地下に下って行った。

下って行けば行くほどなんだか楽しそうな音がしてきた。

 

「はい 到着!」

 

「わっすごい!」

 

到着すると、まだお昼ぐらいなのに

人やら妖怪やらが一杯いて屋台もたくさん出ていた。

 

「お昼はまだでしょ?」

 

「まだです」

 

「折角だから 屋台の物を食べ歩きましょ」

 

「わ~い」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。