幽香の憂鬱
『8/26』
いつものように楓と遊び人里まで送った。
「バイバイ幽香さん」
私は笑顔で手を振って返した。
夕飯は何を食べようかしら? とそんな事を考えながら
自分の家に戻った。
汗をかいていたのでシャワー浴びて
夕飯の準備をする事にした。
「なにを作ろうかしら♪」
結局その日の夕飯は、お昼に作ってあげた、
ハンバーグの残りを味を変えて食べることにした。
「我ながらよく出来てるわ」
自画自賛しながら食べた。
「明日がまた楽しみね♪」
――
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『8/27』
「ふぅ~」
いい朝ね。
軽く朝食を食べて、いつものように向日葵畑の様子を見に外に出た。
早くも妖精がチョロチョロ飛びまわっていた。
「ようし今日も元気に咲いているわね」
ちゃちゃっと手入れをした。
「夏休みも もう終わりね」
私にはあんまり関係ないけど、
楓も頻繁に来れなくなってしまうわね……。
「う~ん 適当に理由つけて寺子屋に入り浸たろうかしら?」
……無いわね……うん。
「我ながらアホな事考えたものね…… 切り替えましょ」
さてと他の花の様子でも見ますかね。
「ふんふんふん♪」
鼻歌交じりに手入れをした。
「そろそろ楓がくる時間ね」
手を洗い、楓を撫でまわせるように用意した……。
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「ってあれ? こない」
いつもの時間になっても来なかった。
「まあ たまにはこんな日もあるわよね」
夏休み中に何度か来ない日もあった。
多分寺子屋の友達とでも遊んでいるのだろう。
この日は妖精達の話を聞きながら過ごすことにした。
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『8/28』
いつもどおりに起き、花の手入れをして
楓を待つことにした。
が……。
来ない……。
「まあ二日ぐらい来ない日もあるわよね」
妖精にちょっかいを出しながら過ごすことにした。
明日はきっと来てくれるはずよね?
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『8/29』
願い空しくこの日も、いつもの時間になっても来なかった。
「なんで? なんでなの?」
机の上をコツコツと叩く時間が増えた。
気のせいか妖精の数も減った気がする
どうしてだろうか?
向日葵を見てみるけど、全然落ち着かなかった。
イライラしながら過ごすことになった。
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『8/30』
来ない 来ない 来ない 来ない
来ない 来ない 来ない 来ない!!!!
机の上をコツコツと叩く時間がさらに増えた。
外にいる妖精の数もさらに減った。
私の機嫌が悪いせいかしら?
あいつら雑魚共はそういうのに敏感だからね。
向日葵もなぜだか、暗くなっている気がする。
「ああっ!! もう!!」
なんで!? なんでなの!!?
「人里に行ってみようかしら?」
でも……。
「もし避けられたら……どうしよう?」
そうなったら立ち直れないかも……。
「楓……」
私何かしたかしら?
明日で夏休みも終わり……。
このまま来なかったら一生会えないがする……。
「会いたい……会いたい……」
誰かを思ってこんな気持ちになったのは初めてだった。
思っている以上に楓に依存している自分に驚いている。
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