※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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消えぬ炎が延々と燻り続ける氷の世界。北欧の異聞帯。

オスロ・フィヨルドの北部……。その異聞帯の王、正真正銘の神たる女王が棲む旧オスロ城。

雪と氷で出来た城にて、与えられた私室に籠ったままのクリプターが一人、オフェリア・ファムルソローネはシーツに身を包んで震えていた。

自身のサーヴァントに霊体化を命じ、姿を現す事すら許さずに。

(あれは……何――?)

クリプター7人の前に現れた恐らくカルデア最後のマスターであろう少年。

(一般枠?  マスター?魔術師? 違う、違う、そんなありふれた言葉で語れるものじゃないっ)

眼帯越しですら、()()()()()()()強烈な存在感。()()()()()()()あらゆる可能性。

あの時目にした在り方だけでなく、あの獣が辿ったかもしれない別の可能性。

――総てを全力で愛そうとする破壊的な獣。
――たった一人の愛する女性の為にありとあらゆるものを犠牲にする獣。
――万物を蕩かし、快楽に耽る淫らな獣。

オフェリアは眼が良すぎる故に見てしまった。その衝撃の大きさは錯乱して、クリプターの中でいち早く姿を消してしまった彼女の様子からよく分かる。

(恋……? 愛……? 知らない、私は――あんなものは知らない……)

「無理、無理、無理よ。勝てるわけがない、誰も勝てるわけがない、わ……」

人知れず、か細い弱音が零れる。オフェリアの心は折れかかっていた。だが、そんな彼女の最後の一線を繋ぎ止めているものがあった。

「……! マシュ……あの娘はカルデアにいる……!」

閉ざされた世界をぼんやりと眺めていた()()()()()()。初めて、友達になりたいと思った少女。

「……たす、けてあげなきゃ」

あんなのが近くにいて、無事でいる筈がない。正気でいられる筈がない。オフェリアは消えかかっていた心の灯火に喝を入れる。

「私が、たすけなきゃ……! マシュ……!」

現代の戦乙女が知っているのは無垢なるマシュ・キリエライト。そして見てしまったのは獣へと羽化した人類最後のマスター。故にこの考えを見当違いと揶揄するのは些か酷であろう。

二年という月日、男女の関係が変貌していくには十分過ぎる時間だ。









愛シールド0 後半(マシュ・キリエライト初夜回)

 性的興奮によって怒張した男性器は女性器の中に侵入し、何度も擦り、膣内で刺激を与えられ、精液を子宮の中へと吐き出します。それが正しい男女の生殖行為。

 初めて知った時は些か手間だなと印象を受けました。

 

 何故、陰茎を膨らませる必要があるのか、何故、陰門を湿らせる必要があるのか、何故、男性が挿れる側で女性が挿れられる側なのか。

 

 お互いの経験値によっても気を遣う必要があるかもしれません。どちらかが童貞・処女であるだけで上手くいかない場合もあります。ならば、未経験同士の方が上手くいくのかと聞かれれば、首を横に降るでしょう。

 

 心が通じ合っていても、体の相性が悪いだけでその関係が拗れる事だってあります。

 

 かつての私にとっては人類の繁栄と生殖行為が密接に繋がっているというのなら、セックスは不便であり欠陥であると思わずにいられませんでした。

 

 ですが、今の私ならわかります。万能じゃないからこそ、人はありとあらゆる努力(前戯)を行い、工夫(プレイ)をしていくのだと。

 

 愛を語らい、手探りで触れて、二人で気持ち良い所を積み上げていく。

 

 穴に棒を入れるのはその不便と欠陥を埋める為。

 

「んっ、ふぅ……あんぅっ、せ、んぱい……私のアソコ、変じゃないですか?」

 

「ん――、本物を見るのは初めてだし、比べようが無いからね……。ただ、俺の指でクチュクチュになって喘いでいるのを見ると滅茶苦茶興奮する。一日中、触ってても飽きないかも」

 

「そ、れは……私の体が持たないかもしれません……!んっ、ふぅっ……!ですが、いつかご期待に応えるように特訓致しますので……!あんぅっ」

 

「アソコに指を入れられながら意気込む後輩がエロ健気過ぎて辛い」

 

 ま、私と先輩の体の相性はバッチリですので杞憂でしたが!

 まだ本番までイッてないのにわかるのかって?わかりましゅよ!相性バッチリでなければ、現在進行形で先輩の指を受け入れている陰唇からこんなに愛液が出るわけないじゃないですか!

 

 ベッドで仰向けに転がっている私は隣で胡坐をかいている先輩に解されるようにじっくりと手淫をされています。

 そして、目の前には私の顔よりも長いかもしれない怒張。

 

 これは私も先輩と同じ様に目の前の性器を撫でた方がいいのですが……。

 

 うん、おっきい。

 

 いえ、別に見るのは初めてではありませんし……男性器も見た事はありますし、図解の物ですが。マシュ・キリエライトはそこまで緊張してません。ですが、これが後々、私の陰部に入るわけで……………………。

 

「あ、さらに締め付けが強くなった」

 

「考えてませんっ、い、いやらしい事とか考えてませんからっ!」

 

「そ、そっか」

 

「あっ、うぅっ……あ、あの先輩……ずっと触ってて楽しいですか?私の、アソコ、んっ、ふぅっ!」

 

 くいくいと膣内で蠢く男の人の二本指が私の腰を浮かせてくれます。指を折り曲げ、愛液を掻き乱すその手管は初めての私からも容赦なくはしたない声を出させて、その様子を見ている先輩は何だか楽しそうでした。

 

「楽しいというよりは嬉しいかな?自分の動き、一つ一つで好きな人が反応してくれるのは嬉しい。一生、傍に置いておきたいぐらいに。俺ってば案外、ドスケベだったのかもしれない」

 

「だ、大丈夫です……わ、私もドスケベ、ですかりゃあぁっ!んんぅっ、お、おそろいですぅっ……!!」

 

 水音が激しく、より生々しくなり、私の性感を高めてくれます。

 興奮が限界まで高まった私の目の前にあるのは先輩の男根。

 

 せっかく、先輩が私の性器を触ってくれているのなら、ここでお返しをするのも後輩の務め。

 

 意を決して、その男性器に手を伸ばします。

 

「あっ、ぅっ、マシュ……」

 

「も、申し訳ございません!い、痛かったでしょうか?」

 

「いや、ちょっとビックリしただけ、気持ち良かったからそのまま続けて」

 

「了解です。マシュ・キリエライト……愛撫対象を先輩のペニスへと捕捉。状態は勃起。素手での接触を開始します」

 

「わざとやってる?」

 

「……?」

 

「天然って怖いわ」

 

 触れるだけで先輩の男根がまるで意志を持っているようにビクンと震え始めました。私が握っただけでここまで反応を返してくれるとこそばゆくも嬉しくあります。ええと、男性器は繊細なので優しく、骨董品を扱うように丁重に。

 

 あ、凄い。撫でるだけで何度も震えてくれます。成程、先輩の言っていた事がわかりました。これは嬉しいですね。自分の手で好きな人が反応を返してくれるのは。

 

 あ、鈴口の所から半透明の液が零れています。何か拭く物は……ティッシュは少々遠いですので――。

 

「ちょ、マシュ……!」

 

「ふぁい?んむぅ、ちゅむぅ、ちゅぱぁっ……。ぁぁっ、これで綺麗になった。どうかしましたか?」

 

 亀頭部分に口を付けて、カウパー液を吸い上げました。少し粘っこいですが、味はあまりしませんね。あぁ、ですが先輩の亀頭に吸い付いた時は不思議な気分でした。今まで嗅いだ事もない味に匂い、しょっぱくて仄かな甘さもあるような、先輩が私の乳房に夢中になっていたのと同じ気分なのでしょうか?

 

 あれ、先輩、どうして、そんな血走った瞳で私の事を見て――。

 

「んんむぅっっ!?」

 

「本当にイケナイ後輩だ……。そうやって無意識に先輩の劣情を煽って、もうこっちも我慢出来なくなるよ」

 

 突然、喉まで侵入してきた剛直。そして、女性器を襲う今までとは違う湿った感触。すぐに互いの性器が口に触れ合っている事に気付きました。私の何気ない行動が先輩の情欲に更なる火をつけてしまったようです。

 成程、これは……何とも合理的な体勢……。これなら効率的にお互いの性器を愛撫する事が出来ます。

 

「んんむぅっ、んぶぅっっ!」

 

「ピチャピチャと愛液たくさん零してさ、シールダーならもうちょっとここの防御もしっかりしておいた方がいいんじゃないの?じゅるぅぅぅっ……」

 

 ひ、う、あ――、脳が溶ける――。

 先輩は今、何を……あ、私の愛液を吸い出しているんですね……。なら、私もお勤めを果たさなくては……先輩のペニスからたくさん吸い出してだげなきゃ……。

 

「マシュ、マシュ……んむっ、じゅるぅ、じゅるるるぅっ!」

 

「んぶぅっ、んぐぅっ!んぁっ、しぇんぱぁいっ……あむぅっ、んじゅぅ、じゅぼぉっ」

 

 腰を浮かし、口内を行き来する肉棒を舐め回す私、腰を前後に動かし、私の陰門に舌を挿し込み回転させる先輩。

 二人は初めて見る想い人の性器を欲望のまま貪ってました。

 

 顔は見えないけど、性器の反応がまるでお互いの表情のようで、舐めて舐められている相乗効果で興奮がいやがおうにも昂ってしまいます。

 

 そうやってしばらくお互いの性器を舐め合っていると、弱い所がわかってきました。

 

「じゅぶぅっ、じゅむぅぅっ、あぁっ先輩汁がどんどん溢れてぇ……勿体ないです、んむぅぅっ……」

 

 先輩は亀頭にキスされながら、鈴口を舌で穿られるのが弱く。

 

「んぅっ――!んぁっ……!し、しぇんぱぁい、しょこだめぇぇっ、腰、ビクンってなっちゃぁっ……んぐぅぅっ!んじゅぶぅっ、じゅむぅっ……!」

 

 私は陰部の上にある陰核を舌で転がされるのが弱い。有無を言わさず、肉棒を口内に突っ込まれているせいで見えませんが、それでも私の陰核は乳首の時と同じように膨れ上がって先輩を誘っているのだろう。

 

 凄い、気持ちいい、嬉しい、楽しい、先輩とのセックス――。

 

「マシュ、マシュ……!でる、出すぞ、口の中に出すから……!」

 

「んんんぅっ!」

 

 私は自身に夢中になってくれている先輩に嬉しくなり、肉棒から口を離さず、見えていないでしょうが、首肯で返事をする。口から下品な音を加速させて、顎が外れそうになるぐらい剛直がさらに膨れ上がります。

 

 それは射精の前兆で。先輩が人に対して初めて出す精液が私なのがどこか誇らしくて――。

 

「んんんん゛ん゛ん゛むむむぅうぅっ――!!」

 

 それは性の爆発。一緒に潮を噴き出して、絶頂した私を犯し殺す精の濁流。栓の壊れた蛇口の如く、流れ込んでくる精液は私の予想を遥かに上回る物でした。男性の射精はこんなにも激しい物だとは――。

 

 苦しく、むせ返る程の雄の匂い。なのに何故か口を離したくない。魔力としてではなく、雌の本能として先輩の精を求めている肉体。

 

 先輩の腰を掴み、必死に喉をならす私は窒息してしまいそうな程の物量を持つ白濁を必死に嚥下していました。

 

「んんむぅぅっ……!んぐぅぅっ……!!んむむっ、んぶぅぅっ、んんじゅぅ、じゅむぅっ、じゅぶりゅぅぅっ……」

 

 飲むだけ妊娠してしまいそうな濃い精液がドクドクと私の胃に流れ込んでくるのをはっきりと感じます。

 目を白黒させて、ようやく全て飲み切った私は未だ萎える事のないペニスから口を離します。

 

 口の端についた残液も指で拭き取り、お残しなくそれも舐め取ります。

 

「えへへ、先輩の全部、飲んじゃいました……ご馳走様です」

 

 お腹を撫でながらそう言った私を見る先輩の瞳の熱さに子宮が疼いたような気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウチの後輩がドスケベ過ぎる件」

 

「……先輩だけです、こんなにエッチになるのは」

 

「そうやって男をくすぐらせる言葉をポンポンと吐く所なんだよなぁ……」

 

 ベッドの上で仰向けに押し倒された私は隠す物もなく、股を開き、先輩に全てを曝け出していました。

 頭から火が出るくらいに恥ずかしく、だけど先輩になら私の全てを見て欲しいと、好きな人だからこそ――と二律相反する複雑な乙女心が宿ってました。

 

 ――『恋よ、恋!マシュもオフェリアもヒナコも、女の子に産まれたなら燃えるような恋をしなさい!』

 

 なるほど、これがかつてAチームのペペさんが言っていた恋なのですか。確かに、今にも股座が熱くて、燃えてしまいそうです。

 

 お互い視線は目の前の異性の肢体に対して釘付けになっていました。

 

 こういう時に気の利いた台詞の一つでも吐ければ良かったのですが……。

 

「ひゃうっ!?」

 

 突然、ギュッと先輩に正面から抱き着かれました!も、もう挿入ですか!?い、いえ、大変バッチこいなのですが……!後ちょっとだけ心の準備をばばば……。

 

「重いって思われるかもしれないけど、一生面倒見るから――。だから、今から抱く」

 

「せ、んぱい――」

 

「ありがとう。俺はもう大丈夫だからさ――」

 

 良かった。本当に良かった。雲が完全に晴れ切った先輩の表情を見て、私は自分のした事が独りよがりの無駄な事じゃなかったと確信しました。

 性的な繋がりで他者を慰めるのは不純?いいえ、想いが通じ合った男女ならば、こんなにも美しい交わりはないと私は断言します。

 

 彼が挿入しやすいように自らを淫裂を拡げ、誘う。

 

 ですから、先輩――。

 

「まだ、誰も挿れた事のない」

 

 あなただけの――。

 

「雪花の蜜壺に先輩の愛を注ぎ込んで下さい」

 

 マシュ・キリエライトが貴方の物だと心身共にわからせるぐらいにたくさん……。

 

「大好きだよ、マシュ――」

 

「あぁぁっ……!」

 

 告白と共に襲いかかる未知の感触。痛みと共にむず痒い痺れを与えてくれます。

 

 あんなにも大きい先輩の陰茎が私の膣道に浸入して……少しでも先輩が挿入しやすいように息を吐き、力を抜きます。

 

 膣の中で何かが先輩の肉棒を遮って、それがすぐに自身の処女膜だと理解しました。

 あぁ、煩わしい。今まではどんな攻撃を前にしても破れないで欲しいという想いの元、盾を構えていましたが、これ程までに早く貫いて欲しいと思った事はありません。早く、早く、先輩に純潔を――。

 

「んむぅっ!?んぁっ、せん、ぱい……れぁっ」

 

 逸る私の心を落ち着かせるように唇を包み込む柔らかい感触。

 最初に交わしたキスよりも深く大人なキス。

 

「ぇぁ、んちゅ、しぇんぱいぁい……んちゅぅ、はぁむぅ……」

 

 舌をたどたどしく動かす私をリードする形でお互いの唾液を接種し合います。

 精液といい、先輩の体から分泌される体液はどうして私を夢中にさせてくれるのでしょうか。センパニウムを接種し過ぎて中毒患者になりそうです。

 

「んんぅっ……!!」

 

 先輩とのディープキスを貪っている間に迸った鋭い痛み。ようやく先輩に処女を捧げる事が出来たと私は歓喜の涙を流していました。

 

 それを痛みのせいだと勘違いしたのか、一旦、キスを中止し、心配そうな顔で涙を拭った先輩が私に問い掛けてくれます。

 

「……ごめん、痛かった?もっとうまく出来れば良かったんだけど……」

 

「い、いえ……そんな!?とても気持ち良かったです……。むしろ先輩に貫かれた痛みが心地良かったというか……!えぇ、はい、先輩になら何度でも処女膜を破られても無問題です!」

 

「お、おう。そっか……」

 

 色々ととんでもない事を口走ってしまった気もしますが、男女の情事において深い事を考えては負けなのです。それでも先輩の性器が私の中に入ってるのは感慨深いものがあります。

 

「先輩は……その、どうですか?」

 

「どう、とは?」

 

「気持ち良いですか?」

 

「うん。マシュの肉襞が絡み付いてどんどん絞ってくる。このままレイシフトして、特異点修復出来そうなぐらいに気持ち良い」

 

「そ、それは少し考え直して欲しいです……」

 

 普通に恥ずかしいですし、繋がった状態のままだと上手く戦えません。個人的な士気は急上昇するかもしれませんが。

 

「冗談だよ。じゃ、ちょっとずつ動くよマシュ」

 

「あ、あああぁっ……は、はいぃ、好きに動いて、くださ、いぃっっ」

 

 膣の中にある肉棒が前後する度に情けなく上擦った声があがってしまう。ですが、そんな様子の私を嬉しそうに見てる先輩を見てると恥ずかしいけど、もっともっといやらしい反応を上げたくなって――。

 

「んぅぁっ……!せ、せんぱい、何ですかぁっ、これぇ……!せっくすって……こんなに気持ち良いものなんですかぁぁっ!」

 

 でも、そんな事を意識しなくても先輩のストロークが始まっただけで私の口からは卑猥な声が自然に吐き出されていく。何度も何度も腰を叩き付ける肉と水音の衝撃が処女だった私の肉体を先輩専用へと開発していくようで――。

 

「あっ、ああぁっ、先輩のカリがぁ、何度も、何度も、ナカァえぐって……あぁっ!駄目、駄目ですぅっ、先輩、こんなの、は、ひっ、溺れちゃう……先輩とのセックスに溺れちゃぅうっっ……!」

 

「いいよっ。溺れてっ、ほら……!、人工呼吸してあげるから――」

 

「んむぅっ、ちゅ、ちむぅっ、んぁっ、しぇんぱい、しぇんぱぁい……れろぉっ……」

 

 言葉も情欲の赴くまま、理性を投げ出して、自分でも何を言っているのかわからないまま、お互いの体に喰い付く。下腹部を行き来する先輩の男根も。口内を淫靡に絡み合う舌も、そして――。

 

「んむぅ、マシュ……手を握って……絶対に、絶対に離さないから――!」

 

「ふぁい、んむぅ、ちゅ、しぇんぱぁい、ちゅ、ちゅむぅっ……」

 

 正常位で指を絡め、握り合い、唇を重ねて、お互いの腰を打ち付け合う。

 私の乳房が先輩の胸板の上で潰れて乳首が擦れるのが心地良い。口内を蠢く唾液が美味しい。不安気に絡められる指が愛おしい。子宮口を突く先輩の肉棒が気持ち良い。

 

「んむぅっ、んあぁっ、あむぅっ、ちゅ、ちゅ、ちぅむぅっ、ああぁっ……!」

 

 もっと手を握って、もっと抱き締めて、もっとキスをして、もっと腰を振って、もっと犯して。

 

 人というのはこうも我が儘になるのか。死ぬしかないと思っていたあの中で最期に手を握られるぐらいで良いと思っていたのに。今はさらに強い欲望を求めてしまう。

 

「んじゅぅっ!じゅぷぅぅっ!んあぁっ!あむぅっ!れろぉっ……!しぇんぱぁい、しぇんぱぁっ……!」

 

 狂ったように舌を絡め、肉棒を膣で咥え込み、先輩に呼びかける。

 

 気づけば、対面座位の体勢になってより深く男根が私の奥に入り込んでいました。先走りと愛液が混ざり合ってグチュグチュと泡立てています。

 手も唇も肉棒も握り合ったまま。先輩のアソコは再び、精液を吐き出す前兆として膨れ上がり始めました。膣の中でそれを如実に感じた私の子宮も子種を求めるように降りていっています。

 

「んぁむぅっ、ちゅむぅぅっ……んぱぁぁっ……独りにしませんから……。必ずぅ……ああああぁっ……」

 

 汗と愛液が性交の熱で蒸発し、霧となって二人を包み込む。これが性交の熱さ。愛する人とのセックス。私の世界は何と狭かったのでしょうか。こんな喜びを今まで知らなかったなんて。

 

「先輩……あっ、あんぅっ!らしてぇ、いいですよぉ……初めての膣内射精を私にしてぇ……私を先輩だけの女にしてくださぁい……んひぃぁっ!」

 

「マシュ、マシュ、マシュ、マシュ……あぁ、出る、出るぞ……マシュ……!二度と離れないように君の胎に精液を注ぎ込むぞ……!」

 

「はい、はひぃっ……デミサーヴァントの空っぽの子宮に熱い精液をらしてくだひゃい……!孕ませる勢いでぇぇっ……!んぅっ、ちゅぅぅぅむぅっ……」

 

 歯がぶつかりそうなぐらい強い勢いで再びキス。お互い初めてとは思えない程にセックスに没頭する。まだ終わりたくない。けど出して欲しい。出して楽になって欲しい。私を絶頂へと導いて欲しい。

 

 自身を女と痛感させる願望がどんどん湧き出て、先輩の射精を促す。

 

「んんんぅぅぅっ――!!!んんんっぁうっ……!!んああああぁっ……!!」

 

 口淫をした時とは比べ物にはならないレベルの射精量。驚きのあまり、キスを中断し、嬌声の悲鳴をあげてしまう。これが射精される感覚。子宮に子種を流し込まれる感覚。そして、それを堪能しながら、絶頂する悦び。

 

「やばっ、止まらない……マシュ……あぁっ、まだ出る……」

 

「あひぃっ……!あっ、あああぁっ……!んくあぁぅっ……!感じますぅ……!先輩の熱いのが、まだたくさん、ピュー、ピューって……んぅぅっ!あぁぁっ……!」

 

 子供が出来る肉体ではないけど、それでも叶うなら、先輩との子を孕んでみたい。

 私の年齢でそう考えるのは異常かもしれないが、抜かれる事なく、膣内出しをされ続けている私はその事で頭がいっぱいになっていた。

 

「あっ、ああぁっ……まだ終わらないんですね、こんなに出して……んぁっ、気持ち良かったですか……?」

 

 でももし、先輩との間に子供が出来れば、先輩と家族になれれば、もう二度とあんな悲しい瞳をさせる事はない。先輩を寂しくさせる事はない。先輩に()()()()()()()()()()()――。

 

「あぁ、最高だったよ。あっ、ん――っ……」

 

「まだ、治まりがつかないですか?」

 

「面目ない……けど、マシュがしんどいなら」

 

「何を言っているんですか。これでも耐久力に定評のあるデミサーヴァントですよ?先輩にも負けません」

 

 ぎゅっと力こぶを作り、二回戦を所望する。決して、虚勢というわけではない。確かに初めてのセックスに処女卒業と疲労感がありますが、膣内射精をされた後に不思議と力が湧いてきてるも事実なのです。魔術師の体液は魔力になりますが……これはそういう理由ではなそうです。先輩だから、先輩の精液だから?

 

 やはり、愛あるセックスは凄いです。

 

「うぅ……ウチの愛らしい後輩がこんなにエッチに夢中になるいやらしい娘になっちゃうなんて……」

 

「なっ!せ、先輩のせいですよ!こうなったのは……!」

 

「けど、ほら、ここの女性器とか抜いた後に白濁がどっぷり漏れてどえろい事になってるよ」

 

「出したの先輩じゃないですかぁ!」

 

「でも出させたのは後輩だもん。俺はマシュのドスケベボディに喰らい付かれた哀れな被害者なんだよ、このけだもの!」

 

「ヒドイ責任転嫁を見ました!?」

 

「というわけでマシュも大丈夫と言ってくれたのでリベンジマッチといきましょう」

 

「最初から最後まで私が防戦一方だったと思うのですが……」

 

「私を犯した責任、とってもらうんだから」

 

「それはむしろこっちの台詞では……!?」

 

 こうやって他愛の無い会話を交わす事が出来るぐらいに回復してくれたのは性療治をした甲斐があったもです。うん、やっぱり先輩落ち込んでいるよりも奇天烈な言動をして、破天荒な行動をしてる方が似合ってます。

 

 それでも――。

 

「辛い時は甘えてください。苛立った時は私の体で発散してもいいです。先輩には楽しく生きて欲しいです」

 

 また悲しい事があったら何度でも私が慰めてあげますから――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……」

 

「何度目のため息だい?ありとあらゆる幸せが君の元から去ってしまうよ、ロマン」

 

「いいさ、それで他の人達に幸せがいくのなら、僕は何度でもため息を吐くよ」

 

「これは重傷だ。あんなに勇ましく宣言しておきながら、気に病んでいるのかい?」

 

 管制室で二人の男女?がいた。ロマニ・アーキマンとレオナルド・ダ・ヴィンチ。ロマニの鬱屈とした顔を見て、ダ・ヴィンチは呆れながら笑っていた。

 

「そもそも人理修復はAチームという最精鋭の魔術師達を中心に48人のマスター達で万全のバックアップの元、行う物だったのに……それを僕は年端もいかない少年少女に押し付けて……あぁぁぁ~~……」

 

「今の状況でそれが最善なのだから仕方ないだろう。絶世の美女を前にあんまり鬱陶しいものを吐き出さないで欲しいな」

 

「仕方ないと納得しているんだから。こうやって泣き言を言うぐらいは許して欲しいよ、レオナルド……」

 

「君の悲観主義は今に始まった事ではないけど。私はそこまで不安には思ってないんだよ。マシュだってその身に宿っている英霊の力を十分に扱っている。そして、そのマスター君だって一般枠とは思えない程に肝が据わってて頼りになるじゃないか……。いや、ホント、色んな意味で」

 

 自身から少し離れた席でどこか遠い目をする天才にロマニもそれ以上は何も言わなかった。泣き言を言おうが言うまいが、すべき事は変わらないのだから。

 

「なんであれ、初々しい少年少女が一蓮托生で進んでいくんだ。その浪漫ある軌跡をこれから眺める事が出来る幸運を喜ぼうじゃないか。ロマニ」

 

「出歯亀は感心しないよ、レオナルド」

 

 嬉々として、カルデア中の監視モニターが映っているパネルを技術開発部部長特権で弄るダ・ヴィンチを見て、彼女?が何をするのか察したロマニが釘を刺す。

 

「芸術的取材と呼び給え!今日はマシュがあの子の部屋に遊びに行っていると聞いた。どこまで進展したか気にならないのかい、ドクター・ロマン。手は繋いだか、告白はしたのか、あるいはキスだって実はもう済ませているのかも!」

 

「あの二人はまだそういう仲じゃないだろ。気にならないと言えばウソになるけど。マシュに対してそういう不義理は……」

 

「面倒臭い親心というやつなのかね。じゃあ、いいよ!私だけで見るもんね!!」

 

 自分だけ楽しもうとヘッドセットを付け、ピピッとモニターをマスターのマイルームへと繋げる。ここに召喚されてから、男女の青春模様とは無縁な灰色の景色ばっかり、やれ、資源が足りない。やれ、戦闘訓練だ。やれ、メディカルチェックだ……と潤いが本当に足りないとダ・ヴィンチちゃんは憂いていた。

 

(私の予想ではマスター君の方がリードする側だ。ベッドの上で手を繋ぐぐらいはしていてもおかしくないかな?うひひ、さてさて、どうなってることやら――)

 

 

『あひぃっ……!!しぇんぱぁぃ、しぇんぱぁっい……そんにゃ、二つの穴、同時ににゃんてぇぇっ!んぉぉぁっ!あぁっ、ひやあああぁっ!!』

 

『ん――?どこの穴か具体的に言ってくれないとなー。どんな風に責められているのか、懇切丁寧にさぁ。俺の後輩は賢い娘だから言えるよねぇ?』

 

『ひゃい、しぇんぱいのお、おちんちんが私のアナルに挿入ってぇぇ……んあぁぁっ、おまんこの穴ぁ、指で穿られてぇぇ……あ、あぁぁっ!おっぱい揉まれながら、乳首を指で挟まれてぇぇぇっ……!んぉぉあああっ!』

 

『はい、良く出来た後輩にご褒美』

 

『んほぁあああぁっ!!出てるぅぅっ!しぇんぱいのドロドロ精液ぃ……私の特異点にレイシフトしてましゅぅっっ……!!あっ、んっ、ちゅ、ちゅむぅっ、んぅ、しゅきぃ、射精されながら、キスするの好きで』

 

「 」

 

 ほんの数秒、思考が真っ白になった天才芸術家は無意識の内にモニターを切っていた。ヘッドセットを付けて、音が漏れないようにした少し前の自分を褒め称えたくなった。

 

「ん、何だい?結局、真面目に仕事をする気になってくれたのかな?」

 

 ロマニの問いには答えず、息を吐き、背もたれに深くよりかかるダ・ヴィンチちゃん。

 

「はやすぎなぁい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ▲▲▲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 王城から出た私と先輩はモスクワの街並みを楽しみながら二人で並んで歩いていました。カドックさんとのお茶会も突如として客室に乱入した異聞帯のアナスタシアさんが――。

 

 

 ――お、お化けだぞ――!べ、べぇっ――!

 

 ――……………………。

 

 ――べ、べぇっ……!

 

 ――い、いや、君は皇帝だろう?

 

 ――ッ!カドックの馬鹿!もう知らない!こういうのが好きって言ってたのに!ファッキン童貞!!うわーん!

 

 ――それをどこでっ!?て聞くまでもないがっ……!待ってくれ、アナスタシア!せめてもう一度チャンスを!

 

 

 泣きながら、逃げるアナスタシアさんを追うカドックさん。なし崩し的にお茶会は中止となりました。ヤガの子供達が楽しそうに雪道に足跡をつけていくのを目にしながら、私はふと懐かしい思い出に浸っていました。カドックさんが私達の馴れ初めを聞いたからでしょうか?初めて、先輩とまぐわったあの日を。

 

 あれから、何度も何度も様々な形で私達は体を重ね合いました。

 

 夏には海辺の岩陰で水着ずらし挿入プレイを。ハロウィンの仮装に身を包んで首輪をつけながら、深夜のカルデア散歩プレイを。お正月には振袖脱衣羽根突き勝負プレイを。バレンタインにはチョコ鎧女体舐めビッフェプレイを。そして時には、ギャラハッドさんなりきりくっころ凌辱プレイを。

 

 艶やかで温かく、とても輝かしい日々。

 

 今となっては無用な心配だったかもしれません。しかし……ある時、ふと私は不安に駆られました。

 

 私は人工的に造られたデザインベビー、デミサーヴァントになった影響もあって普通の人より寿命は短い。

 

 先輩を独りしないと大口を叩いておきながら、胸中は憂惧に染まっていました。もしも、私が所長のように先輩の元から去ってしまったら?あぁ――己惚れるつもりはないが、きっと先輩の心は壊れてしまう。

 

 だから、たくさんの『大切』をつくろうと思ったのです。

 

 所長を失った先輩の痛みを私が癒せたように。もしも、どこかで私がいなくなっても寂しくならないように先輩の『愛』を見つけようと。先輩が独りぼっちにならない為に家族をいっぱいつくろうと。私がその手伝いを出来ればと――。

 

 

 

『ふむ、まぁ……随分と早い再会になったが、これも運命だろう。あの特異点で聖剣の余波に恐れる事なく突貫する勇気は評価しよう。長い付き合いになるといいな』

 

 ――冷徹無慈悲な黒き騎士王、アルトリア・オルタを。

 

 

『あり得ねぇ……。普通、ベッドの中であんな好き放題するか?マジでケダモノ過ぎんだろ、お前、ちょ、待て……また、押し付けんなぁぁっ……♡』

 

 ――円卓の騎士が一人、アーサー王を終わらせた叛逆の騎士モードレッドを。

 

 

『マスターは私にとって、父親であり、息子であり、幼馴染であり、恋人であり、夫でもある。何もおかしい所はない』

 

 ――ギリシャ神話における純潔の狩人、アタランテを。

 

 

『うおぇぇぇっ……すまない、本当にすまない。吐瀉物を君にぶちまけるなんて……その後始末もさせてしまうとは……従者失格で……んっ、んむぅ……だ、駄目だ、今、吐いたばかりで口の中で……んじゅむぅっ、そんな構わないなんて……んじゅるぅぅっ』

 

 ――傍若無人の語源となった義侠の暗殺人、荊軻を。

 

 

『帽子と軍服を脱ぐと只の正統派美少女にしか見えない?喋ると台無しだけど?是非も無いよネ!ふむ、まぁ、貴様と二人っきりの時だけに魔王の殻を脱いでみるのも一興かもしれんがのぉ?ふふ、どうじゃ、どうじゃ、ギャップ萌えじゃろ?じゃろ?え、やっぱ台無し?のぶー……』

 

 ――日ノ本で最も有名な偉人の一人、第六天魔王、織田信長を。

 

 

『最近、色々とアグレッシブに行動し過ぎた気がする。よって私はあのキャラ被りの危機を感じている姫に負けないぐらいの引き籠りをかますぞぉー。さぁ、マスターも私の虜となり、めくるめくる怠惰ワールドへ…………。あの何故マルスバイブを片手ににじり寄って……もうそのテンプレもいい加減飽きて、んぉおぁぁっ♡』

 

 ――文明に毒された文明の破壊者。破壊の大王、アルテラを。

 

 

『あひぃ♡ あぁっ♡ もうしわけぇ……もうしわ御座いましぇんぅっ♡ 姉様方ぁぁっ……もう隠れてぇ、姉様方のコスプレでマスターと致しませんからぁっ……!ひぁああっ……!!マスターも……腰、とめてぇぇっ♡』

 

 ――ゴルゴン三姉妹の末妹、女怪メドゥーサを。

 

 

『はぁ――もう、最っ低。新宿の衣装でラブホでパコりたいとか頭おかしいんじゃないの?つーか、あの時のドレスまで持ってきてるし……。は?「嫌なの?」って?。……ここまで来てる時点で察しなさいよ、馬鹿』

 

 ――憤怒の贋作、竜の魔女、造られた聖女。ジャンヌ・ダルク・オルタを。

 

 

『もう、また痕が付いてるわ。傑作ね……血の伯爵夫人が吸血されるのに嵌ってしまうなんて……。貴方だけよ、こんなに弱い私を見せるのは。捕食されるだけの生娘みたいな私を襲って……んぁっ』

 

 ――暗黒面のエリザベート・バートリー。吸血夫人、カーミラを。

 

 

『怪我をしたら、私の名前を呼びなさい。体調を崩したら、私の手を取りなさい。無理をしそうになったら、私の顔を思い出しなさい。性交をしたくなったら、私を求めなさい。未来永劫、貴方のありとあらゆる病を治す為に私がいる事を自覚して下さい』

 

 ――クリミアの天使、鋼鉄の看護師。ナイチンゲールを。

 

 

『ダイエットも兼ねてのスパーリング?やらないっての!アンタの攻撃ずるいんだもの……卍固めであんな所触ってくるなんて反則よ反則!神罰ものよ!もう、癖になったらどうしてくれるのよ……』

 

 ――拳と祈りで悪竜を鎮めた聖女マルタを。

 

 

『すき!スキ!S・U・K・I!好き!好☆き!好き(挨拶)!好き(迫真)!好き(この世の真理)!好き(宇宙開闢即ち旦那様LOVE)!』

 

 ――恋に狂う、執念の竜乙女。清姫を。

 

 

『マスター君♪6Pもいいけどー、そろそろ8Pもいいかなーって』『とぼけなくてもいいわ、私達がどこか親近感を得ているあの幼子達……』『自身の母親と同じ顔をした女達と乱交パーティ……背徳的過ぎるわね』『疑似親子丼とか、それどんなエロゲ!?けど、マスター君の存在自体がエロゲみたいなものだし、アイタ!?』『ククク、オリジナルがどんな顔をするか見ものよのぉ……』

 

 ――意思を持った小聖杯の欠片達。四元素と黒きアイリスフィールを。

 

 

『被虐趣味ではありませんよ。痛いのは勿論、嫌いです。マスターからされるのが好きなだけです。ふふ、一度経験してみてもいいかもしれませんよ、マスターに首をキュッと絞められるとそれと連動して、私の膣もあの人の肉棒を締め付けるんです。あぁ、今、私達は繋がりあってるんだなって女の悦びを……どうかされましたか?顔色が悪いですよ、師匠?』

 

 ――アーサー王のif。芽吹いたばかりの純白の騎士姫。アルトリア・リリィを。

 

 

『貴方と私の関係?そうね、マスターとサーヴァントで、食堂で見かければ、それとなく隣に座って、愉快な催し事があれば一緒に悪ノリして、一週間に二日分ぐらいの時間を取って、体を貪り合う程度の関係。でしょ?それとも貴方が前に見た夢のような関係の方がお望み?』

『あー、マスターいい?虚月館……だったかしら?あんまりその夢の話を(ステンノ)にしないで欲しいの。(ステンノ)あれで、嵌りやすいタイプなのよ?この間も「キャンパスライフね……そういうモブっぽい女が好みなのかしら、あの人は」とかブツブツ呟いていたし。…………もしかしなくても手遅れなのかしら、これ?』

 

 ――男を誑かす偶像の女神達。ゴルゴン三姉妹の上姉妹、ステンノとエウリュアレを。

 

 

『う――ん……。マスターに抱かれる度に体の調子が良くなるのはいいのですが、看病してもらうチャンスが少なくなるのを惜しんでしまうというどこか不謹慎な事を考えてしまう乙女心。座薬?なななななにをおっしゃっているのでしょうかかかかか!?そんな特殊プレイに嵌るわけないじゃないですか――』

 

 ――幕末における天才剣士の一人。新選組一番隊隊長、沖田総司を。

 

 

『んあぁっ!んぉっ……!た、宝は使ってナンボだけどぉぉっ!やっぱり花嫁衣装で、抱かれるのはぁ……アタシのタイプじゃにゃあああぁっ!?や、やめぇっ♡ 鏡に映すなぁぁっ!んぉぁっ♡』

 

 ――イギリス艦隊司令官。太陽を落とした女、フランシス・ドレイクを。

 

 

『シャドウボーダー……。鋼鉄の馬も悪くありませんが、せっかく漂白の大地を走るのなら犬そりとかどうでしょうか主殿!玉座に座る主殿を引っ張りながら四足で走る私を筆頭とした雌犬同盟!敵も怯む事間違い無しですよ!さすがに却下?そうですか……くぅーん』

 

 ――天賦の才に愛された源氏の女剣士。源義経……またの名を牛若丸を。

 

 

『うふふ、いっぱい出したわねマスター。お腹がタプタプよ。まるで妊娠してるみたい♪子供……?そうね、4……4人欲しいわ。う――んと愛情を込めて幸せにしてあげるの!!』

 

 ――革命に倒れる前、フランス国民に愛された王妃。マリー・アントワネットを。

 

 

『なんやろねぇ……。ちびっと前までは旦那はんを鬼にせんと躍起になっとったのに。びぃすと、やったけ?いつの間にかひとでなしになっとるし。ホンマ飽きないねぇ……旦那はんといると。このまま死ぬまで一生楽しめるかもしれへんわぁ……』

 

 ――酒気と共に淫気を吐く生粋の『鬼』。酒呑童子を。

 

 

『ふっ!貴様に吐く情報など何一つ無い!これ以上、辱めても何も得る物はない、んおぉぉあああぁっ!?あ、主殿ぉ……♡ いきなり、挿入はぁっ……は、反則ぅ、んひやあぁっ♡』

 

 ――百貌のハサンの一人格。マスターの精液によって一個人としての存在を得た通称アサ子さんを。

 

 

『マスター!リーグマッチしましょう!見込みのある新メンバーが加入したんです!ドレイク船長?いいえ、違いますよ。誘ったのですが、ゲーム自体にトラウマを持っている様子で……。「武器がカメラだけとか心細過ぎるっての。あぁ、映したくない……けど撮らなきゃ殺される……」とか何とかブツブツと』

『知ってる知ってる確か泣きながら実況動画上げてたし。マスターがやらせたの?あの汚物が「解釈違いっぽいけど、これはこれでアリィ!!」って気色悪い動きで発狂してたから。それで新メンバーってのは水着になると若干テンションが高くなる金髪の騎士王様だよ。空気が読めないぐらい敵を殲滅しそうな所がグッドだよね。あとアンと声が似ている気がする』

 

 ――比翼連理の女海賊コンビ、アン・ボニーとメアリー・リードを。

 

 

『まぁ、元祖アルトリア顔セイバーが来ようが、やたらと衣装が優遇されている赤いセイバーが来ようが、何か相棒面している恋愛糞雑魚うどん侍が来ようが、私がマスターにとってのNo1セイバーだという事は揺るぎないのです。最近の悩み?弟子(リリィ)がしんどい』

 

 ――サーヴァントユニヴァース界からの異邦者。セイバーを殺すセイバー(自称)、謎のヒロインXを。

 

 

『マスター、蠱毒という言葉は知っていますか?えぇ、入れ物の中に大量の生き物を閉じ込めて最後の一匹まで殺し合わせるというものです。直接的に関係ないとしても毒とつく以上、毒のスペシャリストとして私も無反応とは……え?まずは「俺の着替えが入っている洗濯籠から出てきて欲しい」?そうですか……。このままマスターの匂いに包まれながら洗濯機で回転させられるも良かったのですが……』

 

 静寂の暗殺者。毒と女を司るハサン・サッバーハの一人、静謐のハサンを。

 

 

『ふふん!いつもは子イヌにあひん♡ あひん♡ ってされてるから偶には私が攻め側になるわ!というわけで人海戦術でハロエリ!ブレエリ!と自力で人数を増やす事に成功!まさにプラナリザベート!3人に勝てるわけないでしょ!』

 

 ――吸血鬼カーミラの幼き姿。恋し歌うドラクル、エリザベート・バートリーを。

 

 

『いえいえ、何も問題はありませんとも。マスターは魂が震える程にイケメン。ぷるぷる、ぼくはわるいビーストじゃないよう。というやつです。遠い未来、私の本体と怪獣大決戦とかおっ始めなければ、大丈夫ですとも。おほほほほ』

 

 ――自称良妻狐耳巫女呪術師。別名タマモシャーク。白面金毛九尾の一尾、玉藻の前を。

 

 

『うむ。正直な所、第1次正妻戦争に関しては少々やり過ぎたと思っているすまなんだ。しかし、事態を収拾する為とはいえ、お前もヤリ過ぎだと思うがな。「膣に挿入した」という結果をつくりだしてから「肉棒を取り出す」という原因をもたらす……フフ、まさに必殺の魔槍。お前だけのゲイ・ボルクというわけか』

 

 ――世界の外側に弾き出された紅槍使い。影の国の女王、スカサハを。

 

 

『私もあんまりアタランテの事、言えなくなっちゃったかなぁ。うん、正直に言うと子供になった君を甘やかしたり、獣みたく背徳的に犯されるのに嵌っちゃってる。私も変態さんだったみたい。……ありがと、そう言ってくれる君が大好きだよ』

 

 ――古代ブリタニアの母。勝利の女王、ブーディカを。

 

 

『せっかくの休み日といってもそこまで甲斐甲斐しく私のお世話なんてしなくてもいいのよ?確かに私は働いているけど、あなただって毎日のように家事をしているじゃない。え?今日は「朝から夜まで食事はぜーんぶあーん&お風呂は湯上り後のマッサージ付き全介護&二度寝昼寝就寝は全て膝枕or添い寝コース」?駄目よ!そんな事されたら、私二度とキャリアウーマンにはなれないわっ!あ、あ、あ、堕落の音~~……』

 

 ――世界で最も有名な女スパイ、陽の眼を持つ女。マタ・ハリを。

 

 

『私もそのぉ……トナカイさんの子供が欲しいと言ったら迷惑でしょうか?日に日に大きくなってくアリスのお腹を見て、羨ましくなったという気持ちもあります。私のここの袋の中にトナカイさんのプレゼントを頂けたらなって……えへへ、サンタ失格ですよね、こんなの』

 

 ――うたかたの夢。聖女の贋作の幼き姿。サンタを夢見るifのif。ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィを。

 

 

『あっ、マスター。今、私のお腹の中を蹴ったわ。ふふ、妊娠って現実的な事なのに、私の中では物語の話以上に現実離れした事よ。私には縁が無い話だと思ってたもの。だからありがとう、アリスを愛してくれて、ありすを産ませてくれて』

 

 ――多くの子供達に愛された絵本。鏡の国のアリス。ナーサリー・ライムを。

 

 

『ジャックにアリス、バニヤンにアビィとイリヤとクロエとアナ、それにわたしたち皆でおかあさんにおかあさんにされるの!とぉっても楽しみ!ん?アタランテのお姉さん、どうしたの?』

 

 ――水子の魂の集合体、シリアルキラー『切り裂きジャック』。ジャック・ザ・リッパーを。

 

 

『んぉあああっ♡ あひっ♡ あひぃっ♡ そんな、そんなぁっ!風紀紊乱はいけませんのにぃっ♡ マスターの金剛杵で私の御禁制が御禁制されてますぅっ♡ んんんぁあぁああっ♡ 母なのにぃっ♡ 風紀委員長なのにぃ♡』

 

 ――牛頭天王の血を司る平安時代の都を守護した母たる武士。源頼光を。

 

 

『王妃の時といい、アストルフォの時といい、君と二人っきりの時といい……毎回、何故私ばかり苛められる側になるのだ……。受け担当?何の話かな?……はぁ、最近はラーマ殿と話が合うよ』

 

 ――女であり、男、男であり女。フランス王家を支える為に活躍した騎士にしてスパイ。シュヴァリエ・デオンを。

 

 

『魔力供給青姦プレイ……魔法少女凌辱プレイ……姉弟おねショタプレイ……マリーを混ぜてのヴィヴ・ラ・セックス……。あ、マスターですか。えぇ、大丈夫です。今、頭の中で響いている煩悩と戦っている所ですから』

 

 ――主の導きの元にフランスを救った聖女。ジャンヌ・ダルクを。

 

 

『ほむほむ、はふはふ。甘い物もいいが粉物も悪くない……。祭りというのはやはり良いなマスター!むぐぐ、口元ぐらい自分で拭けるぞ!子供扱いするでないわ!』

 

 ――大江山の鬼の首領、享楽(甘味)に耽る鬼の童。茨木童子を。

 

 

『全く貴様は。この私の膝の上に躊躇いも無く乗ってくるとは……。魔獣たる私を椅子扱いか。もういい、貴様の性癖が逸脱しているのはとうに承知している。あぁ、同じ獣らしく躰を貪り合うとしよう』

 

 ――メドゥーサの別側面。魔獣の女王、ゴルゴーンを。

 

 

『不思議な気持ちです。きっと泡沫の如く、短い間だけ見れる夢だと思ってたからです。二度と会えないと思ってた姉様方。そしてマスター、大好きな人達とこうして家族みたいに過ごせるなんて思ってもいなかった。未来の私(メドゥーサ)怪物になった私(ゴルゴーン)も同じ事を思っていますよ。……ありがとうございます、本当に…………本当にありがとうございます……マスター、大好き』

 

 ――偶像となったメドゥーサ。幼き女神の可能性、メドゥーサ・リリィ、通称アナを。

 

 

『チョコラミスさん?でしたっけ、何でもマスターさんにパコられる前は体がチョコで出来ていたとか。そうですね、餡子でしたら私も危なかったです。マスターさん一筋の所を浮気していたかもしれません。はむ、はむぅ、じゅるぅぅっ……っはぁ、うん、やっぱりマスターさんの体はあまぁいです』

 

 ――サーヴァントユニヴァース界からの来訪者。甘味中毒、暗黒のヴィラン。謎のヒロインXオルタを。

 

 

『嬉しいです。はい、アリスさんが身籠った事ですよ?こうして、マスターの家族が……。私達の家族が増えるんです。嬉しくないわけないじゃないですか。ここからたくさん私達の家族をつくりましょうマスター。マスターがもう二度と寂しくならないようにたくさん、ね。異聞帯とか、クリプターとか、異星の神とか、邪魔な物があれば全部私がパンケーキにしてあげますから』

 

 ――コルキスの王女、裏切りを知らず、魔女となる前の可憐な少女。メディア・リリィを。

 

 

『そう、ビーストになったのね。何よ、月並みな言葉だけど貴方は貴方。朽ちかけのプリマドンナを拾った愚かで優しい貴方のまま。何も変わらないわ。愛しい愛しいアルブレヒト、どうか最後まで踊らせてくださいな。心だけじゃなくて躰も繋げられた私は貴方から飛び立てなくなってしまったのですから』

 

 ――電脳空間でマスターと出会ったプリマドンナ。快楽のアルターエゴ、メルトリリスを。

 

 

『マスターにお仕置きされるの期待して、喧嘩をするとか同じ女としてどうかと思うんです。まわりくどくて見てられないというか……。やって欲しいなら、素直にそう言えばいいのにそんな度胸も無いのかなって。あんな痴女みたいな格好している癖に。え?マスターの国の鬼の人と武者さんの事ですけど?』

 

 ――二つの凶悪な武器を抱える少女。愛憎のアルターエゴ、パッションリップを。

 

 

『余計なお世話だったんでしょうか。リップとメルトを押しかけて性的にセンパイを堕とそうとしたのも、残酷な未来を目にしなくてもいいようにセンパイを閉じ込める空間を作ったのも……もうこれ以上、戦わなくてもいいと思ったのも。…………なぁーんて、殊勝な事をこのBBちゃんが言うと思いましたかぁ?』

 

 ――月の頭脳が生み出した超級AI。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。ムーンキャンサー、BBを。

 

 

『父ショタ?わけのわからぬ事を言うな。そうだ、もうあれはせぬ……。だから、モードレッドとナイチンゲールを誘わなくともよいと。純潔の狩人も呼ばなくていい。もう一度、あのプレイを味わったら、余は、こほん、私は戻れなくなってしまいそうな気がしてな』

 

 ――聖剣ではなく聖槍を持ち黒化した騎士王。嵐の王、ランサー・アルトリア・オルタを。

 

 

『えぇ、マタ・ハリとペンテシレイアにマスター専業主夫同盟に誘われたのですが、丁重にお断りしました。いえ、仕事から帰った自宅にいつでもマスターがいるのは心が惹かれますが……はい、やっぱり旦那様よりも首輪をつけて私を舐め回してくれるペットなマスターの方がいいな……と』

 

 ――獅子の如き鎧に身を包む騎士王。聖槍を持ち、女神に近付いたアルトリア・ランサーを。

 

 

『やぁ、メディアっ…………て。そろそろこの語り口から始まるテンプレもどうかと思うんだ。まるで私の持ち芸が妹弟子がいないと出来ない半端な物だと思われてしまうからね。というかこれ、まるで私がお前以外に碌に話相手がいない寂しい女みたいでちょいと印象がよろしくない。そろそろ、姪離れをする時が来たと思うんだ。そもそも私は単体でも十分成り立つヒロイン力を持っていると思うんだ。だってほら、大魔女だぞ?キュケオーンだぞ?という事で勝ちヒロインになる為にお前にはこの場から一回去って欲しいんだ。「別にそんな事言われなくても、これから用事があるからいなくなるつもりだった」?そうかいそうかい、それは結構。うん、うん、マスターとシミュレーションに籠って魔術とフィギュア作りの授業ね……しかも二人っきり。あっちの時間で一日ぐらいか、それは長丁場だ、いってらっしゃい!…………………………え?』

 

 ――アイアイエー島の神話に名高き魔女。恋に翻弄される乙女、キルケーを。

 

 

『ひぅぁぁっ♡ あぁっ♡ んぁああぁっ♡ あぁ、すごぉい♡ マスターのハイマラキが私のレムリアにドジアンアンってぇえっ♡ こんなのぉ、私のレムリアが射精同調しちゃうぅぅっ♡ くるぅ♡ マハトマきちゃぅう♡』

 

 ――神智学の祖。高次元の存在マハトマを求めた天才魔術師、エレナ・ブラヴァツキーを。

 

 

『どうです、ラーマ様気持ち良いですか?私から生えたマスター型のディルドとマスターの本物ペニス。ラーマ様の可愛い雌ちんちんをこうやってマスターの偽物チンポと本物のチンポで挟めてシコシコチンズリされるのはどんな気分ですか?あはぁっ♡ またいっぱい出てきましたね♡ じゅるゅぅ……』

『あっひぃっ!あっ♡ あっ♡ それ、そりぇ、もう止めてぇ……♡ 出ない、もうミルクでにゃいからぁっ♡ ああああぁっ!!シコシコ止めてぇぇっ……!シータぁ♡ マスターぁ♡』

 

 ――コサラの王と王妃。離別の呪いをかけられた悲劇の夫婦。ラーマとシータを。

 

 

『そうですね。もしあの時、アマゾネス達がマスターの思惑通り動かなくて、イースを攻めてきても私は躊躇いなく都を沈めていたでしょう。本当に欲しい宝は手に入りましたから……貴方という悪魔にならいくらでも騙されて、いくらでも水の底に沈めましょう』

 

 ――退廃の都イースの海賊公女、ダユーを。

 

 

『さぁて、今日も今日とてぱーふぇくとな女帝目指して精進じゃ。というわけで我が夫様。幽霊克服の為にちょびっとシミュレーションに籠ってくるぞ!なぁに心配はいらぬ。ダユーと顔がそっくりな女海賊を連れていく事にしたからの!色狂いのあれと違ってこっちは報酬を与えれば動いてくれるらしいからの、にゃはは』

 

 ――傲岸不遜、中国史上唯一の女帝。聖神皇帝、則天武后、またの名を武則天を。

 

 

『どうだ。この宝石のような摩天楼を見下ろすのは気持ちが良いだろう?何、ドレス?あぁ、お前の為にこしらえたものだ。……さて、この私の姿を見てお前の正しい感想をここでフィックスして欲しいな。――――――正解。他の者なら絶対に許さない……マスターだけの答えだ』

 

 ――熾烈にして高潔。アマゾネスを束ねる激昂の女王、ペンテシレイアを。

 

 

『黄泉路は私が付き合います、我が王。貴方の最期を看取る為に私は生き続けます。どんな手段を使おうとも、どんな禁忌に触れようとも、貴方が寂しくならない物語を紡いでいきましょう』

 

 ――死の脅威に晒され、忌避し続けた褐色の美女。『千夜一夜物語』の語り手、シェヘラザードを。

 

 

『はっ、ハッピーバレンタイン♡ な、何だその顔はっ、チョコだチョコ!結局、ちゃんとしたチョコはあげていなかっただろう?お、愚か者!わ、我を食べたのはノーカンだっ!あれは別物だろう!あぁ、ホワイトデーは期待しているぞ我がマスター』

 

 ――世界最古の毒殺者でありアッシリアの女帝を模した、意思を持ったチョコ。チョコラミス……いいえ、セミラミスを。

 

 

『べぇ――、ふふどうかしら、私のキングテレサ姫のコスプレは?おっきしたかしらダーリン?あんっ、情熱的なアプローチ。やっぱり効果は抜群ね。照れ顔の女の子は男の大好物でしょ?んぁあっ♡ 私のアソコがマスターのをオバキュームしてるわ♡ ひぁああぁっ♡』

 

 ――赤き妖精?を操る絶対零度の純白の皇女、アナスタシアを。

 

 

『ねぇ――、マーちゃんも、もう異聞帯レイプとか止めて姫と引き籠ろうよぉ……。ツイッターで炎上している垢にさらなる燃料投下したり、炬燵でゴロゴロしながら社畜辛いツイートをニートの優越感でニヤニヤしながら拝見したり、タイムラインでひたすら尊い絵にいいねし続けるだけの自堕落な生活を送ろうよぉ――』

 

 ――姫路城の天守閣に棲み付いた妖怪。城化物、地主神、引き籠り。刑部姫を。

 

 

 

 

 もっと、もっと先輩の大好きを作りましょう。惚れやすくて、重い先輩がもう二度と悲しい顔をしなくても済むように潰れないようにする為に。

 

 心と体の二つで先輩を包み込みましょう。沢山の愛で先輩が寂しくならないようなお城を作りましょう。

 

 抱いて犯して愛を囁いて、子供を作って――。皆と家族になりましょう。

 

「先輩」

 

「ん?」

 

「大好きです」

 

「俺の方こそ」

 

「いいえ、私の方が大好きです」

 

「なにおう、俺なんてこれぐらい大好きだぞ」

 

 手を大きく拡げて丸をつくる先輩に負けじと手を拡げながら走り回って大きな大きな丸を表現します。

 

「私はこれぐらいっ!これぐらぁ~~いっ大好きです!」

 

「じゃあ、俺はこれぐらぁ――――――――いっ大好きだ!」

 

「あ、先輩!『白式官能』を使うのはずるっこです!」

 

 雪ふる白銀の街でヤガの子供達の「あっ、バカップルだ」「本当だ、バカップルだ」という言葉も気にせず、私達は童心に帰ったようにはしゃいでいました。

 

 やがて疲れたように二人で人気が無くなった雪原に並んで転がり、笑い合います。

 

「先輩、次は私が産みます。先輩との子供」

 

「そっか。男の子かな?女の子かな?」

 

「先輩との子なら」

「マシュとの子なら」

 

「「どっちでも可愛いですね」」

 

 自然とそうあるべきと言うように手を握り合う。あの時のままの先輩の温もり。

 あぁ、そうだ――私にとっての世界はここだったんだ。

 

 先輩のいる世界、先輩の世界にいるこの一秒一瞬が愛おしい。

 

 赤 青 藍 水 虹 空 色――。

 

 どうか、蒼空のようなこの人の瞳に映る色彩が数え切れないぐらいの程に色で鮮やかになりますように。

 

 

 

 

 

 

 




◇スキル
一交一生(ワンライフ・ワンセックス):EX
情を交わし、体を重ねた者に対して彼は一生を添い遂げる事を誓う。故に彼の寿命と生命力は関係をもった人数分だけ延びていく。決して不老不死というわけではない。伴侶がどこまで増えようとも彼はその一人一人に平等に一生を捧げる。





マシュ「むっふーん! (勝利の正妻メインヒロイン面ドスケベ後輩わがままボディデンジャラスビースト先輩の童貞強奪ドヤ顔ダブルピース)」















まるで総集編みたいだぁ……。

これからの予定としてはメインのエロ回一人分挟んで、英霊編行って、アポ編行って、第二部二章入る感じです。あくまで予定ですけど。遠いなぁ。

感想、評価、誤字報告、いつもありがとうございます。おいしいです。


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