※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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カルデアコレクションにて玄奘三蔵更新。

誤字報告、いつもありがとうやよ――。マジで助かってます。

オルトリンデは普段敬語なのに、スキルボイスとかで偶に「こんな感じかな……?」って素っぽい声を出すのがたまんねぇんだわ。






【『HBチャンネル』捕捉】
マスターの精杯によって受肉を果たしたBBはかつてムーンセルを掌握したオリジナル並のスペックを持っているが故にシミュレーション内で登場させることが出来るNPCは人間、英霊問わずほぼ再現可能(彼女がデータとして知らないという者以外は)。あくまでBBが知る範囲での再現度だが、上級AIだけあってそのレベルは高い。








――ワルキューレ達が『HBチャンネル』を使用する数分前――

「しかし感情学習の為とはいえ、私達がその……いきなり情事の段取りを全て設定するのは些かハードルが高いのでは?」

「ではでは、自分で決めるのが苦手な現代っ子のオルトリンデさんにはこんなのもありますよ~~☆」

「『性交履歴』……?」

「今までセンパイと致してきた方達とのプレイをサンプルデータとして追体験することも可能です。もちろん、オルトリンデさんがそのプレイでヤッても違和感がないよう(大きなエラーが起こらないよう)に致命的な差異はこちらで修正済みの上でダウンロード!いぇい♪」

「先達から学ぶ……。それは確かに効率的な学習方法ですね」

「まぁ、自らの性遍歴を残したいなんて、よっぽど自分のプレイに自信があるのか……あるいは只の変態か愉快犯かなので、全体数に対してサンプルデータは結構少ないんですけどね!気になるものがあったら教えてください♡」

「あの、それではこの方のを……」




戦乙女レビューアーズⅢ(オルトリンデ)

『Case2:オルトリンデ_Tytle【甘やかし介護はいい文明】』

 

 

 ──AM.6:00──

 

「Zzzzzzz……」

 

 五人姉妹の末っ子、『(セイント)カルデア』学園2年生になるオルトリンデは一人で起きることができない。

 

 目覚まし時計を10個セットしても、姉達に体を揺さぶられても、「いけない……このままではお姉様が神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの、レベル6に……」とワケの分からぬ寝言をこぼすだけで目を開けることはない。

 

 今日もフード付きの寝間着で頭を覆い隠し、ベッドの中で子猫のごとく丸まっているオルトリンデを毎日の日課として起こす為に幼馴染である男の子が彼女の自室へと入ってくる。

 

 家族である姉妹も、もう彼でしかオルトリンデの全介護を任せられないと判断した為、彼女は隣に建つ彼の家で同居している。つまり責任放棄、丸投げである。

 

 掛け布団をめくり、彼はオルトリンデの上半身を優しく抱き起こす。小さな子どもを相手にするように彼女の顎を肩にのせて、トントンと優しく背中を叩いてあげる。後はそれと一緒に頬にキスを5、6回すれば、彼女は自然と目を覚ます。

 

「朝ですよ~」

 

「うみゅ……お、はようございます」

 

「うん、おはよう」

 

 かつて家族にベッドから引きずり出されようが、部屋を光る槍で吹き飛ばされようが、決して起きようとしなかった彼女がこんなにも簡単に目を覚ました。

 初めてこの光景を見た金髪の三女は「ちょっと、現金過ぎませんか?」と青筋を浮かべていたが……あまりのオルトリンデの手のかかりっぷりに幼馴染の彼に任せることが最善手だろうと諦めた。

 

 

 ──AM.6:10──

 

 寝ぼけ(まなこ)をこすり、幼児のようにフラフラしているオルトリンデをおぶって1階まで降りる彼。一日の始まり、まずは体を清めて頭をシャキッとさせる為に浴室の前で着替えさせる。

 

「じゃあシャワー入るから脱ぎ脱ぎしますね~。バンザーイ」

 

「ばんさーい」

 

 比較的、脱がせやすいスウェットを上から脱がしていく。彼女は絶対に自分から服を脱ごうとしない。

 生まれてからこの方、誰かに服を着替えさせてもらい続けた彼女にとって身支度とは一人でやるものではないのだ。

 

 ぽんぽんと手際よく上下色が揃った黒の下着が露わになるが、もうこの工程を千回以上繰り返している彼は今更ドキマギなどしない。

 慣れた手つきでブラのホックを外し、爆乳とまではいかないが平均以上のバストがぷるんと揺れ、桜色のぽっちが外気に触れる。

 しゃがんでパンティも下ろすと精神年齢は幼児の癖に体だけは大人な陰部が目の前に現れる。何故か湿っているが彼は指摘しない。

 

 オルトリンデを全裸にして、今度は自分も服を脱ぐ。

 

「あぅ……」

 

「もう、嫌ってほど見てきたでしょ」

 

「それでも恥ずかしいものは恥ずかしいんです。あと、嫌ではありません」

 

 今更ピュアボーイよろしくドキマギはしないが、オルトリンデの体が駄目人間とは思えないほどに整っていてエロいのも事実。男の生理現象として、アソコがいきり勃ってしまうのも仕方がない。

 

 オルトリンデも脱がされるときはノーリアクションだった癖に彼のモノを目にする度に年頃の反応をするのも如何なものかと指摘されるが、それでも彼女にとっては自分の体で好きな男が興奮している様をまじまじと見せつけられるのは何回経験しようとも慣れないものらしい。

 

 2人ほどなら余裕をもって入れる一般的なサイズの浴室で彼はまずオルトリンデの頭から洗い始めようとする。

 

「目と口を閉じて~」

 

「んっ」

 

「いや、キスじゃなくて頭洗いたいんだけど……まぁ、一回だけね」

 

「…………」

 

「自分から振っておいて何でそんな照れてんの」

 

 彼から軽く唇にキスを受けて石像のように赤面硬直するオルトリンデ。彼女に小悪魔ムーブは3千年ほど早かった。

 大人しくなるのは都合がいいかと彼はオルトリンデを小さめのバスチェアに座らせて、背後からボサボサ頭の髪を洗い始める。

 水で濡らし、シャンプーで泡立てていく中で頭から生えた羽根に手が何度も触れる度に彼女から小さく甘い声が漏れ始めた。

 

「んっ、くっ、はぁ♡」

 

 服を脱がせられた時からもう出来上がり始めているオルトリンデの興奮は女陰の濡れと胸部先端の硬直をよりはしたないものへと変えていく。

 座りながらも落ち着かない様子で内股を擦りつけていた彼女はやがて、その間に手を伸ばそうとして──。

 

「駄目だよ。オルトはオナニー下手くそでいつまで経ってもイケないんだから」

 

「んくぅ……へたくそではありません」

 

「俺が後でちゃんとしてあげるから、今は我慢ね」

 

『オルト』と、幼馴染特有の親しみある呼び方で彼に咎められてしまう。

 膨れ上がった性的欲求を収めたい気持ちはよく分かるが、弱い刺激でいつまで経っても秘裂の入り口を擦り続けるオルトリンデの拙いオナニーに任せていては()()に遅刻してしまうことはわかりきっている。

 

 幼馴染の彼には今までおはようからおやすみまで全てを介護し続けた自負がある。いわゆるオルトリンデちゃん係というやつだ。

 それにはもちろん性的奉仕も含まれている。時間をいたずらにかけず、スマートにオルトリンデを性的にスッキリさせるのは彼にしか出来ない仕事だから。

 

「お目目に入るからちゃんと瞑って──はい、ばしゃ──」

 

「ばしゃ──」

 

 言われた通り、ぎゅっと目を閉じているオルトリンデの髪を洗い終われば、今度は体へ。

 丸めた手で水と空気を上手く入れつつボディーソープを泡立ていく。彼はこれまでずっとオルトリンデの体を素手で洗ってきた。

 

 何でも彼女曰く、自分の肌は繊細でボディタオルだと痛めてしまうから嫌だと、彼の手じゃないと駄目だと断固として聞かない。

 桃色髪の四女は「どうして()()()限定なのかな?」と感情が無い目で問い質したようだが、オルトリンデは譲ることはなかったようだ。

 

 そして泡立てた手でオルトリンデの体を洗っていく彼の手捌きはもはや熟練の域に達していた。

 首、肩、腕、脇、胸、腹、太股、足、尻とRTA走者よろしく無駄なく効率的に、そして手足の指の間、爪という末端の部分も洗い残しなく、完璧に自身の腕で彼女の裸体を隅々、洗い尽していく。

 

 艶めかしくオルトリンデの肌の上を這いずり回る逞しいの腕。どう見てもソーププレイにしか見えないが、彼からすればこれは介護と変わらず清らかな奉仕の気持ちで行っているものらしい。

 

「んぁっ……あぁっ、きもちぃぃいっ♡」

 

 当然、この裸体キレイキレイPARTではオルトリンデの性的興奮をしっかりと治めるノルマもこなさなければならないが、数多に繰り返された介護の中で彼の指達は本人が意識するまでもなく、彼女が最も気持ち良い動きを自動的に行う。

 

 まさに無念無想の境地──『洗術無双・健全逝如』なり。

 

「ふぁっ、あぁっ、そこっ、だめっ♡」

 

 彼女のシミ一つない白い肌の上をさらに白い泡が塗りたくり、マッサージの如く胸の膨らみを揉み洗う。

 彼の指全てがまるで意思を持ったかのように巧みに動いて、乳輪を円状になぞり、硬直した乳頭を指先が小さくかつ細かく連続で弾く。

 

「あっ、やっ♡んあぁっ……ちく、び、すごっ♡はぁっっ──!!」

 

 まずは胸で一回イかせる。

 だが、オルトリンデの欲求不満はこれだけでは完全には収まらない。

 彼の泡手が唯一洗い残していた秘部へと伸びる。

 

「んぉっ──♡」

 

 わしゃわしゃぐちゅぐちゅとそれはボディーソープの音か、はたまた別の液体の音かはもう区別がつかなかった。仰け反って椅子から転げ落ちそうになるオルトリンデを慌てることなく背中から抱きとめた彼は空いた右手で女陰を弄り洗い続ける。

 

「あっ、あぁっ♡だめっですっ♡……ひぁっ、これ、すぐイッちゃぁっ──……」

 

 鏡に映った彼女の股間は泡で隠され、彼の指にどのように弄られているのかは視覚では分からない。

 もはや触覚と快感でしか、彼の指が自分の秘口あるいは膣内をどのように触れているのか判断がつかない状況にオルトリンデの感度はより一層鋭くなっていく。

 

 オルトリンデはGスポの所をトントンとしつこく突かれるのがお気に入りであるのは既に把握済み。

 怪我をしないように細心の注意を払いつつ、彼女を抱きとめたまま挿入した指二本で卑猥な音を響かせれば、もう蕩けた瞳で天井を仰ぎ見ることしか出来ない彼女の限界はすぐ傍まで来ていることが分かった。

 

「はぁっ、あっっ♡んあぁっ、あぁっ♡い、く、イッちゃいますっ♡あっ、あっ、あっ♡イく、イく、イッっぁぁぁあああっ──♡」

 

 大きくピンと伸ばされた両脚の間から液体が連続で噴き出される痴態はオルトリンデが盛大に絶頂を迎えたことを如実に語っている。彼の胸板を背もたれにぐったりした彼女はゆっくりと呼吸を整えていた。

 

 これが毎朝の彼の日課である。中学生の頃から2千回近く行われたルーチンワーク。

 だが、介護疲れの悲壮感もどうしようもない幼馴染に対する怒りもまるで無かった。

 

 そこにあるのは使命感。そして──それだけではない。(よわい)十七にして、この生活をオルトリンデの生ある限り続けること、絶対に彼女を残して死なないという覚悟。まさしく自らの生涯を彼女へと捧げるというあまりにも重い愛とも言えた。

 

 オルトリンデは彼がいなければ生きてはいけないだろうし、彼もオルトリンデには自分がいないと駄目だということは骨の髄まで染みている。

 

 余人が見れば、その共依存っぷりにいい顔はしないだろうが……それでも──。

 

「んっ、あっっ、あっ♡」

 

 未だ絶頂の余韻が抜け落ちず、洗い落としているシャワーが敏感な部分に当たって悶えるオルトリンデとその様子を微笑ましそうに眺める彼は誰かの介入の余地がないほどに幸せで完結していた。

 だから、彼ら2人からすればまるで問題ないのだ。お互い愛し合って幸せなら、他に何を望むというのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──AM.7:10──

 

 スウェットすら脱げないオルトリンデが制服なんて複雑な(彼女にとって)衣服を着れるわけもなく……彼女の髪を乾かし、軽めの化粧、そして下着から紺色のスカートにシャツとクリーム色のセーラージャケットと全ての身支度を彼が完遂すれば、後は朝食の時間。

 

 ふりかけをかけた白米。から揚げに野菜スティック。鮭は骨が危ないのであらかじめ彼が全ての骨を取って一口サイズに分けてある。オルトリンデを起こす前から彼が仕込みを終えていた朝食がすぐに食卓に並んでいる。

 

「オルト、あ──ん」

 

「あ──ん」

 

 至極当たり前の如く、食事も全て彼が食べさせている。

 食卓テ―ブルに座り、悠々自適に指一本動かすことなく三大欲求を満たしているオルトリンデ。

 彼女がつけているハート型の前掛けには嫌そうなジャンヌ・オルタの顔がプリントされている。敬愛すべき姉でもある次女から贈られたものを嫌がることなく使い続けているのが何とも彼女らしいというべきか。とりあえず非常にシュールな光景ではある。

 

「ちゃんと三十回噛んで──」

 

「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ」

 

「はい、ごっくん」

 

「っぐん……」

 

「よぉし、えらいぞぉ。じゃあ次はマヨネーズをつけた野菜スティックだ」

 

 マヨネーズは隠語ではないし、ぶっとい野菜スティックだよぉ……など卑猥なプレイには走らない。彼が手に持った野菜スティックを端からサクサクと食べ進んでいく。

 うさぎに餌をやる飼育員ってこんな気分なのかな……と思いつつ、嬉しそうに頭の羽根をぴこぴこ動かしながら食事をするオルトリンデにほっこりしている彼であった。

 

「んちゅ、ちゅぷっ、はむはむっ」

 

「はっはっはっ、こらこら、俺の指は食べ物じゃないんだぞぉ」

 

 人の指を唾液塗れにしても、彼は決して怒らない。

 育児・介護の基本。ちょっとした悪戯程度で頭ごなしに怒らない。むしろどんな些細なことでもよく褒めて伸ばすのが彼のスタンス。

 現にただ口に入れられたものを食べていただけに過ぎないオルトリンデにも──。

 

「今日も残さず朝食を全部食べれてえらい! オルトは食事を無駄にしないイイ子だねぇ、もう天使だよマジで」

 

「そんな……褒めすぎです。私、大したことしてませんから……」

 

 謙遜ではなく、ほんとに大したことはしていない。むしろ自分でご飯を食べられないのだから平均以下、幼児レベルの高校生である。

 

「では、その……頑張ったご褒美に……いつものを」

 

 にも関わらず、このバカが冠位(グランド)レベルでオルトリンデを甘やかし続けてしまったおかげで他人がくれたご飯を食べられただけで見返りを要求する駄目女と化してしまった。

 

「んっ、ちゅっ……♡」

 

 というわけで先ほど浴室で軽く終わってしまったキスの続きをオルトリンデはねだった。

 

 椅子に座っている彼女の顎に優しく手を添えて、唇が隙間なく重なる。

 先ほど食べた朝食の味が彼の唾液にどんどん上書きされるように二人の舌が深くねっとりと絡み合った。

 口蓋や歯茎の裏を彼の舌先が滑らかに這いずり回れば、オルトリンデの全身に耐え難い官能の痺れが襲う。

 

 卑猥な水音と椅子が軋む音を響かせてされるがまま──脱力し、自分の舌も差し出してここでも自ら動くつもりのない彼女は彼から与えられる快楽を黙って受け入れるニートと化している。

 

「れぇぁっ、ちゅぁっ♡……んむっ、ちゅぁっ……っぷふぁっ♡」

 

 実は1日だけ、彼の介護の様子を彼女の実家でも披露したことがある。

 当然、食事の最中にこのご褒美キッスも炸裂したわけで、五姉妹の長女も「困ります……」とお決まりの文句も言えずに口と目を見開いて絶句していた。

 

「んれぇぇっ♡んっぷふぁぁっ……!」

 

 10分ほど経っただろうか。

 最後の仕上げとして脱力した彼女の舌を強めに吸い上げ、絶頂させてから彼の唇が離れていく、二人を繋ぐ銀の糸がやけに艶めかしく途切れて、ようやくディープキスは終わりを告げた。

 

「んはぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ──♡」

 

 蕩けた瞳で呼吸を荒げたままぼっ──としているオルトリンデが正気に戻るまでに、彼は彼女の口の周りをハンカチで拭うと、手早く食卓の上にある食器を全て片付け、食器洗浄機へ。毎朝5時起きの彼はオルトリンデを起こす前に朝食も含めてほとんどの身支度を終えている。子持ちのお母さんかな? 

 

 未だ意識をヴァルハラへ(いざな)われているオルトリンデの元に洗面器と水の入ったコップを持ってきたら、だらしなく開いた口へ歯ブラシを突っ込む。

 

「おごっっ」

 

 時間の有効活用。

 お互い学生の身である為、朝にそこまで悠長にしている時間があるわけでもない。

 彼は洗い残しが無いように歯科医さながらの歯ブラシ捌きで彼女の口内を磨き上げ始めた。

 

「おっ、ぉっ♡ぁっ♡ぇっあぁっ♡」

 

 先ほどのキスの絶頂で敏感になっている所への追い打ちの如く、歯ブラシによる毛先タッチ。シャカシャカと歯茎に擦れる度に彼女の体がはしたない声と共に痙攣する。朝起きてから、ここまでいったいオルトリンデは何回イクのか。

 

「お口に水入れて、くちゅくちゅー」

 

「くちゅくちゅ」

 

「洗面器にぺっ」

 

「ぺっ」

 

「はい、よく出来ました。オルトはイイ子、イイ子」

 

 5分ほどで歯磨きは終了。オルトリンデが賢者モードに浸っている間にぐっしょりと湿ってしまった下着を脱がせてようやく朝の準備が終わる。

 

 

 

 

 

 ──AM.8:05──

 

「じゃあ、行ってくるね」

 

「はい」

 

 オルトリンデにお昼のお弁当を渡せば、彼はこれから学生の本分を全うする為に学校へ行く。

 

 さて、今のオルトリンデの現状を見た方々ならとてもじゃないが真っ当な学校生活が送れるレベルではないと思っただろう。

 

 だがそれは世界に名高い『(セイント)カルデア学園』。通信教育、オンライン授業の設備も完璧。学校に通わずともオルトリンデのような特殊な生徒も卒業できる教育制度は整っているのだ。

 

 なのでこれから学園に行く彼とオルトリンデはここで一旦お別れ。

 授業である以上、通信教育だろうと制服は義務の為、例えオルトリンデが登校しなくとも制服は彼が毎日着替えさせる必要がある。

 

 介護必須の惨状を知らなければ、正統派制服美少女に見えるオルトリンデは2階にある彼の部屋のパソコンの前に座っている。ここからオンライン授業を受けているわけだ。ちなみにここまで当たり前のようにお姫様抱っこで連れてきてもらっている。ノーパンのお尻が腕に触れて、恍惚とした表情を浮かべていたそうな。

 

「インターホンが鳴っても?」

 

「印鑑の押し方がわからないので、出ません」

 

 

「知らない電話番号からは」

 

「怖いので、出ません」

 

 

「オンライン授業が繋がっている時は?」

 

「今、ノーパンなので立ち上がりません」

 

 

「何かあった時は?」

 

「携帯ですぐにあなたを呼びます」

 

「うん。30秒で飛んでくるから」

 

 毎朝、絶対に下着を駄目にしているのでそもそも朝シャンの後に下着を穿く必要はあるのかと問われれば、オルトリンデは断固として「YES!」と答える。

 好きな男手ずから下着を穿かせてもらうのは、その後濡れた下着の始末をしてもらうのもプラスして背徳感がヤバくて興奮がラグナロクらしい。大神(オーディン)さん、おたくの商品壊れちゃってるよ。クーリングオフは出来ないらしい。

 

「じゃあ行ってくるから、授業頑張ってね。いや……疲れたら、少しはサボってもいいよ。オルトはいつも頑張ってるから偶に休んでもバチは当たらないもんね」

 

「はい、無理しない程度に頑張ります」

 

 お前はもうちょい頑張った方がいいと思う要介護認定のオルトリンデを心配そうにチラチラ見ながら部屋からと出ようとする彼。

 オルトリンデも頑張りますと口では言うけれども彼が離れていく度に不安気に追いすがるように何度も手を差し出そうとしている。

 

 まるで飼い主が外出するのを悲しげに見送るペットのような様子に耐えきれなくなった彼は戻ってきてオルトリンデを強く抱き締める。

 

「絶対に、絶対に君の元に帰ってくるからっ!!」

 

「はいっ! はいっ……!」

 

 彼は外出する前に必ずこの茶番を3回ほど挟む。感極まったように抱き締め返しているオルトリンデもとっくに手遅れなので誰も止める人はいない。さっさと登校しろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──PM.12:30──

 

 

 

『アカシックレコード』

 

「マハトマ」

 

『インド』

 

「マハトマ」

 

『アトランティス』

 

「マハトマ」

 

『ハイアラキ! (素晴らしいの意)』

 

 世界史の講師が軽快な音楽に合わせて4つの小型UFOと共に首を動かしてparty parrotしていると授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。

 

『今日はここまでっ! 次回は一万四千年周期で現れる巨大彗星の話をするわね』

 

 ピッと可愛らしく敬礼した小柄な教師がモニターからいなくなるとオルトリンデもタブを一度閉じて、一息つく。

 

 ──ぐぅっ~~。

 

 両腕を大きく伸ばしているとお腹の鳴る音が聞こえた。この部屋には他に誰もいない以上、音の発生源は自分以外にいない。4限目も終わり、学生は皆、お昼休み。時間的には小腹が空く頃だろう。

 

 彼から渡されているお弁当をデスクの上に置く。女性が食べるには平均的なサイズ。既にもういい匂いが彼女の食欲を刺激する。

 だがオルトリンデは自分のお腹を擦り続けるだけで、お弁当箱のふたを開けるわけでも、何かしら口に運ぶこともなかった。

 

 30秒ほどしてから、下の階からドアの音とドタバタ何かが近づいてくる気配がするとさっきまでへたっていたオルトリンデの耳が分かりやすいぐらいにピンッと立った。

 

「お待たせ、じゃあお昼にしよっか!」

 

 ドアを勢い良く開けて彼が帰ってきた。貴重なお昼休みをオルトリンデにお弁当を食べさせてあげる為だけに学校からわざわざ戻ってきたのだった。その右手には購買部であまりの上手さにあらゆる味覚を破壊すると噂のデザート、三色のデコレーションが可愛らしいフルーツケーキ、その名もマルスイーツ(軍神の甘味)が。

 

「おっ、今日はちゃんと自分でお弁当を出せたんだね。えらいぞ、よしよし」

 

「えへへへへへへへへ」

 

 もはやそれすら出来ないと馬鹿にさえされているような発言とも思えるが、もうズブズブと彼に甘やかされ続けた温室育ちの引きこもりは単純な褒め言葉と頭ナデナデだけで耳をパタパタといとも簡単に喜んでしまう。

 彼が頭を撫でる度に彼女のキャラと神性が溶けていっているような気もするが。

 

 

 ご飯を食べさせたこの後、午後の予鈴が鳴るギリギリまで二人で抱き合いながら滅茶苦茶イチャイチャした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──PM.4:50──

 

「ウワサ通りいい勇士です。私の島に連れていきましょう!」

 

 授業が終わったオルトリンデは自室に戻ることなく、幼馴染のベッドの上に寝転んでいる。

 島の住民をプレイヤーの采配で追い出したり、略奪したりするスローライフなゲームをしながら、ご機嫌な様子だ。

 時折、彼の枕に顔を埋めて深呼吸するのも、腰が怪しく擦り付けるように動いているのも、ここでは見慣れた光景だった。

 

 無遠慮に動くものだから、スカートの中のまっさらな下半身が何度も覗かれてしまう。

 

「着替えてからじゃないと、制服シワになっちゃうよ」

 

 学校から帰ってきた彼はオルトリンデのサービスシーンに苦言を呈しながらも、寝転んだままの彼女の制服を手際よく脱がしていく。毎日こうして制服を洗濯したり、アイロンにかけたりするのも彼がこなしてきた日課であった。

 

 ベッドの上で服を脱がしているというのに、何とも色気がない。

 

「いやー、犯される──」

 

「ほら、寒いでしょ。着替えないと風邪ひいちゃうよ」

 

 軽口を叩きつつもオルトリンデは抵抗は一切しない。ブラジャーだけ残して、真っ白で男なら思わずむしゃぶりつきたくなるような裸が露わになる。黒いブラとのコントラストがより一層興奮を煽るような光景。

 それでも彼女はゲームから手を離さず、うつ伏せのままであった。

 

「それなら暖めてください。私は今、島中の魚を釣りつくすのに忙しいので」

 

 脱がせた制服をハンガーにかけていた彼に向けてオルトリンデはおしりを上げて挑発していた。

 丸く整ったお尻。汁で光沢ががっている陰部。彼女が言う暖める方法とやらが何を指しているかは一目瞭然であった。

 

「いつも良くしてくれているあなたに私が出来ることはこれぐらいですから。どうぞ、オナホのようにお好きに使ってくれて構いません。まぁ、私はゲームに忙しいのでマグロでも良ければですが」

 

 言葉だけなら、私は別にエッチとか全然したくないんだけどなぁ──と冷めたものだったが、足を開き愛液まみれた陰唇を見せびらかしてチラチラとこちらの様子を紅潮した顔で窺っているとまるで説得力がない。

 

 そもそも彼の匂いが充満している部屋にいてムラムラしっぱなしだったオルトリンデ。オンライン授業中もずっと股を擦り合わせ続けていたのだから、もう我慢の限界だったのだろう。

 それなら、彼の部屋ではなく自分の部屋で授業を受けた方が集中力的な面で良いのではと思われそうだが、単純に彼以外の部屋で勉学に励むやる気が出ないとのこと。それでテストでは学年トップクラスの結果を出しているのだから誰も文句は言えなかった。

 エロはモチベーションの大きな燃料となる。

 

「あなたはきっと、幼馴染のあられもない反応を期待しているようですが、それに応えることはできません」

 

 お尻をフリフリして頭の沸いたことを(のたま)っているオルトリンデを見て、彼は"あぁ、今日はそういう感じなんだな"と手慣れた反応だった。

 

 放課後は絶対に性欲が猿並に溜まっているオルトリンデは毎日のように家に帰ってきた彼をあの手この手で誘っている。

 ストレートに甘えてきたり、全裸で寝たフリをしている睡姦プレイだったり、いきなり襲いかかってくる逆レ展開だったり、彼が部屋に入ってきた段階で自らの全身を拘束具とバイブやローターで辱めているハードプレイだったり、普段は何も出来ない引きこもりの癖してエロに関しては大分積極的に動いてくれるのだ。

 

 今回は言うなれば、クールでマグロな幼馴染が好き放題ザーメンを扱き捨ててあげる的コンセプト。

 

「どうしました。興奮できませんか? 演技でもいいなら、喘ぎ声を出してあげますがぁあんおぁぁっ──♡ちょっと……いきなりぃぃぁぁっ♡」

 

 しかしそのプレイをするにはオルトリンデはあまりにも糞雑魚ワルキューレだった。

 

 躊躇なく挿入される彼の逸物。いつの間にか彼も生まれたままの姿になっていた。逞しい剛直をバックから受け入れた彼女は情けない声を上げて背筋を震わせた。高く上がっていたお尻は彼女の挑発を窘めるように抑え付けられ、ベッドを軋ませる。

 授業中もずっと妄想していた男根が膣内に侵入し、悦びに打ち震える肉襞達が絶対に離さないように蠢き始める。

 

「ん、ゲームの手、止まってるけど止めた方がいい? 後にする?」

 

「んぁっ♡い、いえ……それには全く、及びませんんんんんっっ♡全然、ゲームをするのには支障なんてこれっぽちもぉぉおおっ♡あひまへんかりゃぁぁっ♡」

 

 浅く細かく腰を動かして彼女の愛液を掻き出す彼。ぱちゅっ、ぱちゅっ、と水音と肉を叩きつける音がリズミカルに鳴る。

 ゲームのプレイには支障は無いとアピールするオルトリンデだったが、ゲーム内の彼女のアバターは挙動不審に動いたり、メニュー画面を何度も開いたり閉じたりするばかり。

 

「あぁ──あ、また魚に逃げられちゃったね。もしかしてオルト、ゲーム下手になってない?」

 

「んぅっ、んふっ♡そんなことはっ、ありませっんぅっ!? んんっ♡──♡んっんっんぅぅぅっ♡」

 

 寝バックの姿勢で後ろからゲーム画面を覗いていた彼のからかいに反論しかけたオルトリンデだったが、うなじを指先で文字を書くようにくすぐられ、挿入とはまた別種の快感を与えられるとそれ以上言葉を紡ぐことも出来ない。

 

「んんんっ♡んぅっ……んふっ、んんっ♡ん゛ん゛んっっ♡」

 

 もはやゲーム画面を見ることすらできなくなった。くすぐるついでにブラは簡単に外され、剝き出しになった背中をいやらしい手付きで縦横無尽になぞられていく。依然として腰のストロークは止まることなく、オルトリンデは枕に顔を埋め、必死に喘ぎ声を押し殺していた。

 

 だがその抵抗もより一層彼の情欲を燃え上がらせ、抽送を早めさせただけに過ぎなかった。何せ外見麗しい幼馴染がベッドの上で自らのペニスに突かれ、くぐもった嬌声をあげている。これでいきり勃たないのは男ではない。

 

(あっ、やばっ、彼の匂いに包まれて、頭がっ♡おかしくなりそっ♡)

 

 彼の枕に顔を埋めたのは悪手だった。何せ彼がいない常日頃から、このベッドでオナニーに耽ているオルトリンデ。そんなものの匂いを至近距離で濃厚に吸い込んでしまえば媚薬に犯された淫売の如く、条件反射で彼女が潮を連続で噴いてシーツを汚してしまうのは自明の理。

 

「オルトはオナホのように使えって言ったけどやっぱり大事な幼馴染だからさ──」

 

 毎日ベッドのシーツを変えている彼からは叱咤の言葉は飛んでこない。そもそも彼がオルトリンデにかける言葉は全てが甘く慈しみに満ちた声。少しでも気をやってしまえば逆らえない沼。

 

「やっぱり顔を見ながら、エッチしたいな。今こっち向いてくれれば、朝よりも凄いキスたくさんしちゃうけど」

 

 耳を舐められながら、ASMRよろしく囁かれてしまえばオルトリンデが逆らえるワケがなかった。

 背中から犯されたまま、振り向いて涙と涎でぐじゅぐじゅになった雌の顔を彼へと向ける。口からはみ出ている舌と荒い呼吸、マグロなんてとんでもない立派な発情猫が出来上がっていた。

 

「きしゅ、いっぱい、して────んんっ、ちゅっ♡」

 

 いつもの敬語ではなく、砕けた言葉で懇願される。様々なプレイを彼女なりに考えるが結局いつもイチャラブセックスになってしまうのだ。彼が触れるだけでAlwaysグングニル受け入れOK状態になってしまうオルトリンデは心配になるレベルでチョロい。

 

「れろっ、ちゅ、ちゅむっ♡んぅっ♡ちゅっ♡じゅるるっ……れぁっ♡んむっ♡」

 

 オルトリンデの駄目人間っぷりに彼が奴隷のように介護しているような関係だが、彼がオルトリンデを自分がいなければ生きていけないように調教しているという見方も出来るかもしれない。より支配している方が相手を愛しているというのなら、主導権は恐らく彼が握っている。

 

 首を後ろに回して、朝の時とは異なり今度は自ら貪欲に舌を動かしているオルトリンデ。互いの舌が艶めかしく動きながら、男の腰の動きはどんどん加速している。うっとりとした瞳で嬌声と吐息と唾液を漏らし続ける。もうゲームからは手が離れてしまっていた……。

 

「らしてっ……♡もう、耐え切れないからぁっ、んちゅっ、私のアソコにぃっ……らしてぇっ♡」

 

 パンパンパンパンッと彼女の懇願に応えるべくストロークがラストスパートを迎える。男根だけではなく、連続で尻肉に叩き付けられる下腹部にも快感を得ている彼女はいつもオカズに使っていた彼の枕を思いっきり抱き締める。

 

「あぁっ♡あっんあぁっ♡あぁっ、あぁっ♡しゅごっ、これっ……はげしすぎっ♡はぁっ、んぁっ、んぉっ、きしゅっもできなぁぁっ♡んひやあぁっ♡」

 

 素早く打ち付けられるペニスに全身の神経が焼き切れているような感覚に陥ったオルトリンデはもう顔を上げてられなかった。頭がおかしくなってしまわないように枕を顔を埋めているが、それはさっきのようにより自分を追い詰める愚策でしかなく、キスをする必要がなくなった彼は無防備になった耳に甘く嚙みつく。膣内だけではない、鼻と耳からもオルトリンデをイキ殺す快楽が送り込まれる。

 

「んんんんんッッッ────♡」

 

 嗅覚、聴覚、触覚、彼の汗が染み込んだ枕に嚙みついているから味覚もあるかもしれない。閉ざされた視覚以外の敏感になった四感全てで犯されているオルトリンデは言葉にならない悲鳴を上げ続けている。

 

(ぴちゃぴちゃって耳が凄くてっ、息を吸えば彼の匂いがいっぱいでっ、枕に嚙みつくのも止まらなくて、でも一番はっ彼にアソコで……! あぁっ──っ、もうすごすぎて馬鹿になるっ──♡あっ、あっ、イクッッ──!!)

 

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ふぅっ────っ♡」

 

 組み伏せられたまま、精液が吐き出された。子宮口に熱烈なキスをしたままドロドロの欲望が子袋の中へと流れ込んでいく。重なり合った二人の熱は上昇し、寒さなど感じるはずも無い。オルトリンデの体は中も外も情欲の熱で燃え上がり、汗が浮かんだ彼女の肢体は白濁液が注入される度にビクビクッとイキのいい魚の如く跳ね続けていた。

 

「んぁぁあああっ~~♡」

 

 ずるずるっと竿を抜けば、乱れ狂った雌猫の鳴き声が部屋に響き渡る。

 綺麗なピンク色の具を覗かせていた割れ目は滾った白い欲望に汚され、滝のように零れていた。絶頂の余韻から抜け出せないのか、潮と一緒に精液をプシュップシュッと噴き続けている光景は淫靡極まりない。

 

「少しは暖まった?」

 

「は……はひっ……♡あの続きは……」

 

「ん──……。まずはお風呂に入ろっか。夕飯の準備もしなくちゃだし」

 

「きゃっ♡」

 

 脱力した彼女を抱いて、朝と同じく浴室へ。体を洗うだけでは終わらないことは百も承知。明日は週末で学校も休みなので気兼ねなく、肉欲に溺れることができる。汗だくの全裸で彼の腕にいるオルトリンデは心底幸せそうだった。

 

 

 

 

 ──PM.5:40──

 

「運動不足だと体が鈍っちゃうよ。偶には自分から動かないと、ほら、がんばれ♪ がんばれ♪」

 

「こっれ♡奥、深くてぇっ……あひっ、ひにぁやっ♡う、まく動けなぁぁっ♡」

 

 浴室で頭と体を綺麗さっぱり洗えば、膣内の洗浄も行わなければならない。

 マットに寝そべった彼の上に跨り、肉のお掃除棒で一生懸命膣をゴシゴシするオルトリンデ。

 洗い残しがないように亀頭から根元まで全てを使ってたっぷり洗う。腰を上下にヘコヘコと動かしているオルトリンデを応援する彼。

 

「んあぁっ♡あああぁっ♡はっ、はっ、ああああぁっ──♡ま、た出てるぅっ♡」

 

 膣内にびっしり注がれた精液を洗い流す目的だったが、不思議なことに何回やっても白濁が彼女のナカから無くなることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 ──PM.8:00──

 

「あっ♡はぁぁっ♡おっぱい、もっと……揉んでくださいっ♡んっ、ちゅっ……♡」

 

 夕飯の時間、今度は背面座位の体勢で食べさせてもらったオルトリンデ。女性器に入っている硬い感触にムズムズしながらも完食。食事が終われば、今度は時間もたっぷりあるので本格的に彼の腰が動き始める。寝間着の下のおっぱいをいやらしく揉みしだくと自然と彼女のストロークも彼の動きに合わせて早くなっていった。

 椅子の上で跳ねながら彼の唇を貪るオルトリンデに今度は下の口からたっぷりとできたてホクホクのご馳走を食べさせられている。

 

「あああああぁぁっ……♡はああぁっ──……んあぁっ、もう、お腹いっぱい♡」

 

 食欲と性欲を同時に満たした彼女は満足気に自分のお腹を撫でていた。

 

 

 

 

 ──PM.11:00──

 

 次の日が学校が休みなら、二人とも一緒のベッドで寝るのが長年の決まりごとだった。

 掛布団の中でイチャつきながら互いの性器を触りっこ。今日一日で10発近く出した彼のペニスも未だ萎えることなく臨戦態勢。彼女の女陰も指で撫で上げれば、面白いぐらいに蜜が溢れていやらしい反応が返ってくる。

 

「もう、挿れたいですか?」

 

「オルトも挿れて欲しいんじゃないの」

 

「私はもういいかなって感じです。スケベな幼馴染を持つと苦労します、体が持ちません」

 

「ふ────ん」

 

「まぁ、あなたがどうしてもと言うのならぁっあああああぁんぅっ♡」

 

 お約束。

 何かが入り込むような水音の後に、ギシギシと軋む音と甲高い声が吐息交じりに聞こえてくる。

 二人を包んだベッドの膨らみは上下に揺れ続け、朝陽が昇り始めるまで止まることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 ──AM.8:00──

 

 柔らかくかつ良い匂いがして、心地良い感触の中で彼は目覚める。オルトリンデという肉布団に抱き締められ、竿も湿って温かい膣襞に包まれている。繋がりあったまま眠りについたのだろう、美女の裸に包まれながらという最高の起床を決めた彼はオルトリンデのおでこに小さく口付けをする。

 

「んふふふふふ……」

 

 彼女はまだ夢の中か、とても幸せそうな顔だった。手の平を顔の近くにもっていけば無自覚か頬をすりすりとしてくる。

 炊事、洗濯、お掃除、買い物、セックス。休日だろうとオルトリンデちゃん係として彼がやるべきことは盛りだくさん。

 それでも──手のかかる幼馴染の顔を見るだけで無限に活力が湧いてくるのだから、チョロいのはもしかしたら自分なのかもしれないと彼はクスリと笑うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 Tytle【甘やかし介護はいい文明】

 レビュアー:オルトリンデ

『私達の性質とは正反対のプレイを』
 大神に鋳造された我々ワルキューレの役目には神に仕え、勇士をヴァルハラへと連れていき、奉仕するという面もあります。
ですので、私達が知り得ない感情を学ぶにあたってワルキューレとは正反対の方向性を求める必要がありました。
 そこで『性交履歴』にあった「アルテラ」という方が何故か他人とは思えず心惹かれてしまったので彼女のプレイを参考に今回は臨ませて頂きました。
 感想としては彼女のプレイを選択した私の目に狂いは無かったと。怠惰、堕落、退廃の集大成。全てを男――マスターに委ね、ありとあらゆる事を彼に行ってもらう。私が仕えられる側だというのは非常に新鮮でした。
 あまりに心地良過ぎる時間だったので、逆に私の防衛本能が危険信号を上げるほどでした、これ以上このプレイを行うと戻れなくなるぞ――と。
 もう少し甘やかされていたら、ワルキューレとしてのアイデンティティも失われていたのかもしれません。
 感情即ち愛。その危険過ぎる心地良さを学ぶ良い勉強になりました。
それでカルデアではマスターが起こしにきたり、ご飯を食べさせてくれるのでしょうか?





【他アルテラの『性交履歴』の参考者の声】

レビュアー:マタ・ハリ
 やばい。マジでやばいわ。
 あれは女として駄目になるわね。一応女スパイとしての矜持はあるし、駄目よと思いつつも気付けばフラフラってこのプレイを選んでしまうのよね。依存症の人達の気持ちが分かったわ。だってあんな優しそうな顔で何でもしてくれるし、甘やかしてくれるのよ!あぁ、駄目駄目! 彼という男に溺れてしまうわ。いや、もうとっくのとうに溺れていたわね。


レビュアー:刑部姫
 姫は微妙にコンセプトが違ってマーちゃんをアシスタントに同人してるって感じ?スキャンとかトーン貼りとかペン入れとか、姫いる? ってレベルで滅茶苦茶手伝ってくれるし、夜食とかもそうだし、身の周りの掃除もしてくれて、後はまぁ……オナニーとかしたくなった時も手伝ってくれて、アダルティな漫画に出てくる執事を侍らせてるみたいで非常に滾りましたハイ。
しかもだよ、姫が一日でちょっとしかページを進めることしかできなくても「さすがだぞ!昨日よりも白紙の部分をこんなに減らすことができたんだな!」って曇りなき瞳で褒めてくれるから、自己肯定感がドバドバよ! 駄目になりたい姫が逆に罪悪感を抱く甘やかしっぷりだったわ!


レビュアー:アタランテ
わたし、ますたぁのこどもになるぅ!



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